2021年11月30日 (火)

モーツァルトのピアノ協奏曲(2)

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453

録音 : 1967年8月

英EMI ASD 2357(初出)

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450

ダニエル・バレンボイム(ピアノと指揮)

イギリス室内管弦楽団

録音 : 1968年3月、1月

英EMI ASD 2434(初出)

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日は若き日のバレンボイムのレコードを二枚ご紹介します。バレンボイムは指揮も兼ねていますので、所謂弾き振りですね。

昨日ご紹介したピリスとブレンデルも第14番が入っていましたが、バレンボイム盤も第14番が入っています。バレンボイムは平均的にやや早めのテンポを取っており、実にスッキリした印象を与える演奏です。

第17番は大好きな作品ですが、第一楽章などもう少し情感を込めて演奏して欲しいなぁ・・・と、初めて聴いた時はちょっぴり不満を感じたりもしましたが、若さの勢いでしょうか。多分、今ならもっと落ち着いた演奏になるのではないかと思います。

ですが、繰り返し聴き続けて来た現在はこういう解釈もありかな、と少し心変わりしております。(笑)

第15番も好きな作品ですが、こちらの演奏は当初からお気に入りです。英EMIへモーツァルトのピアノ協奏曲とソナタ、交響曲、クレンペラーの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲等を録音した後、バレンボイムの演奏活動はピアニストとしてより指揮者としての活動がメインになっている事はクラシック音楽ファンならご存知ですね。

コロナ禍でコンサートが開けなくなった事が発端だそうですが、昨年ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を独グラモフォンに再録音しております。久しぶりにピアニストとして大きな仕事をされたようで、何よりです。

今日はバレンボイムのデビュー間もない頃の録音をご紹介させて頂きました。

2021年11月29日 (月)

モーツァルトのピアノ協奏曲(1)

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449

マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

テオドール・グシュルバウアー 指揮
リスボン・グルベンキアン財団室内管弦楽団

録音 : 1973年7月

仏ERATO STU 70764

日常、モーツァルトのピアノ協奏曲は欠かせない楽曲ですが、数ある作品の中では第27番をもっとも愛好しています。以前、私の愛聴盤 第20回で採り上げたように第27番についてはバックハウスとベームによる不滅の名演が存在しております。

ですが、他の番号にも素敵な作品(名演)がありますので、今日はそうした演奏をご紹介します。

先ずはピアノ・ソナタで楽しんでいるマリア・ジョアン・ピリスの協奏曲演奏です。このレコードではA面に第23番、B面に第14番が収められていますが、私は地味目の楽曲ですが第14番の方を第23番よりここでは愛好しています。と言って第23番の演奏がダメという事ではないです。どちらの演奏を取るか、と問われればという事です。

繊細で、時にはダイナミズムに溢れたピリスのピアノはモーツァルトにピッタリですね。仏ERATO盤は若き日のピリスを楽しめ、独グラモフォンでは円熟を迎えた演奏を聴く事が出来ますが、仏ERATOでの若々しいモーツァルト演奏も良いですね。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

ネヴィル・マリナー 指揮
アカデミー室内管弦楽団

録音 : 1978年6月

蘭PHILIPS 9500 565

ブレンデルのモーツァルトも良いですね。第14番はピリスの演奏と重なりますが、ブレンデルの方は何となく大人の味わいとでも申しましょうか、どちらも私は好きな演奏です。

第13番も第14番もコンサートで演奏される機会の少ない協奏曲ですが、華やかな第20番や第23番などに比べたら人気の点で劣るとは思います。しかし、そこはモーツァルトの作品ですからまったく退屈する事なく演奏を楽しめますよ。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」
ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための)※

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
イモージェン・クーパー(ピアノ)※

ネヴィル・マリナー 指揮
アカデミー室内管弦楽団

録音 : 1978年7月

蘭PHILIPS 9500 408

第9番は「ジュノーム」という副題が付いているからか、比較的人気のある協奏曲ですね。明るく華やかな楽曲でもありますし。ここでもブレンデルは軽快な解釈で弾いており、楽想を十二分に表現しています。

思いの外(失礼)楽しめるのが第10番の2台のピアノのための協奏曲です。このレコードでは第10番の方を楽しむ機会の方が多いのです、実は。

イモージェン・クーパーとブレンデルは競うような、或いは息ピッタリと、何とも絶妙な演奏で聴き惚れています。クーパーはブレンデルの愛弟子ですから息ピッタリは当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、本当に楽しめる演奏です。

正直、購入時は第10番ではなく他の番号(2台のピアノのためではなく)で録音してくれたら良かったのに、と思ったものでしたが、今は第10番の2台のピアノのための協奏曲の方を楽しんでいるという・・・(^^)

モーツァルトのピアノ協奏曲、素敵な作品が多いです。第17番や第19番なども好きな作品であります。

2021年11月28日 (日)

下北沢散歩(2)

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中には入りませんでした。

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しもきたと言えば、このシアターですね。

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良い塩梅に影が出来ていました。

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下北沢でのお気軽お散歩写真でした。

2021年11月27日 (土)

下北沢散歩

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自分にとって初めて訪れた東京・下北沢です。

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「しもきた」などと呼ばれていますが、

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私のような若者(笑)の街ですね。

電線のごちゃごちゃ感に惹かれて古着屋さんとセットで一枚。

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ただ、ぶらぶらするために訪れたわけではありません。目的があって初の下北沢です。

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渋谷から井の頭線に乗ったのですが、井の頭線に乗るのは今回が二回目。

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若者の街だけあって、とにかく古着屋さんが多いですね。

2021年11月26日 (金)

バックハウスの初期盤

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バックハウスのショパン

SIDE 1
バラード第1番 ト短調

SIDE 2
マズルカ第17番 変ロ短調
マズルカ第20番 変ニ長調
マズルカ第24番 イ長調

ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

録音 : 1952年頃

英DECCA LW 5026(10インチ フラット盤)

ドイツ出身でピアノの巨匠とも言うべきピアニスト、ウィルヘルム・バックハウスのLP初期盤は僅か二枚しか持っておりません。で、その二枚を今日はご紹介。

バックハウスが弾く音楽と言えばドイツ音楽というイメージなのですが、この10インチ盤は何とショパンを弾いているのです。私はエサ箱で見た時「へぇ〜・・・」と思い、興味津々で購入したものでした。

聴いて絶大な感動を覚えたかと問われれば必ずしも・・・ですが、「鍵盤の獅子王」とも呼ばれる巨匠の資料的価値として貴重なレコードではないかと思っています。

レーベルの文字は白抜きではなく、いつも通り銀文字です。イコライザーカーブは当然の事ながらDECCA ffrrですから、RIAAで聴くと高域不足で低域が膨らんだもがもがの音になってしまいます。

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ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集

SIDE 1
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調

SIDE 2
ピアノ・ソナタ第16番 ト長調

ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

録音 : 1969年4月

米LONDON CD 6639(英DECCAプレス ED4相当)

嘗て、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集はCDで持っていたのですが、今手元にはありません。したがって現在バックハウスによるピアノ・ソナタはこのレコードとスーパーアナログディスク(キング)での第30番、第32番のみとなります。ベートーヴェンのソナタを聴きたくなった時はケンプの演奏で楽しんで来ています。

しかし、バックハウスが弾くベートーヴェンのピアノ・ソナタがこれだけというのは寂しい限りですから、中古で初期盤を見つけたら購入する事にしたいと思っています。でも、人気曲の収録盤は高いかな?

このレコードは米LONDONレーベルですがプレスは英DECCAが行っており、マトリックスは両面とも 1W でした。録音年代を考慮すると、もしかしたら初版になるのかもしれません。

演奏については今更私が・・・という事ですから触れませんが、このレコードでは第16番を繰り返し聴いております。

2021年11月25日 (木)

モーツァルト/ホルン協奏曲

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モーツァルト/ホルン協奏曲集(全4曲)

デニス・ブレイン(ホルン)

ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

録音 : 1953年11月、キングズウェイ・ホール

英COLUMBIA 33CX1140(フラット厚盤太溝 オリジナル)

今日はモーツァルトのホルン協奏曲の私的名盤をご紹介。録音の新しいカール・ベーム盤は大分前にご紹介済みなので、今日は少々録音の古い演奏になります。

このカラヤン盤でホルンを吹いているデニス・ブレインは1957年、愛車を運転中にハンドル操作を誤って樹木に衝突し、亡くなられています。ブレインは大変な車好きだったそうで、同じく車好きだったカラヤンとは録音の合間、車談義で盛り上がっていた事が知られています。二人ともかなりのスピード狂だったようですよ。

しかし、ホルン奏者としてはオケの主席奏者に留まらず、ソロ活動も出来るほどの腕前だったそうで、それは今日ご紹介の録音からも窺えます。

私はモーツァルトの管楽器のための協奏曲が大好きで、日頃からいろいろな演奏で楽しんでおりますが、中でもホルン協奏曲は特に愛好している作品です。

聴きたくなった時はその日の気分で演奏を選んでおりますが、モノラル録音ながらデニス・ブレイン盤も比較的取り出す事が多いレコードです。カラヤンのサポートも上手いです。

尚、カラヤンは1968年夏(避暑中のサンモリッツ)、独グラモフォンにベルリン・フィルの首席奏者(ゲルト・ザイフェルト)を独奏に再録音しております。

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モーツァルト/ホルン協奏曲集(全4曲)

アラン・シヴィル(ホルン)

オットー・クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

録音 : 1960年

英COLUMBIA SAX 2406(初期盤)

こちらはアラン・シヴィルの独奏による演奏で、指揮者はクレンペラーです。オケはカラヤン盤と同じくフィルハーモニア管弦楽団。

アラン・シヴィルはデニス・ブレインの父にホルンを学び、ブレインの死後、フィルハーモニア管弦楽団のホルン首席奏者に就いています。このクレンペラーとの演奏も名演ですが、シヴィルは何とビートルズのアルバムにも参加しているそうですよ。

ブレインもシヴィルもベーム盤のウィンナホルン(独奏はギュンター・ヘーグナー)の響きとは違いますが、二人ともテクニシャンですから聴き惚れています。

モーツァルトのホルン協奏曲全4曲の中では第3番が人気ですが、第1番も良いです。モーツァルト作品、交響曲やオペラだけでなく管楽器のための協奏曲も素敵な作品なので、私は聴く機会が多いです。クラシックは堅苦しいから嫌だ、とおっしゃる方々に是非ホルン協奏曲のような作品をお聴き頂きたいものです。

という事で、今日はホルン協奏曲の私的名演盤二枚をご紹介させて頂きました。

2021年11月24日 (水)

素晴らしき歌姫(6)

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HELEN MERRILL with CLIFFORD BROWN

DON'T EXPLAIN
YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
WHAT'S NEW
'S WONDERFUL
他 全8曲

ヘレン・メリル(ヴォーカル)

演奏 : クリフォード・ブラウン(tp)、ジミー・ジョーンズ(p)、ミルト・ヒントン(b)、オシー・ジョンソン(ds)他

JAZZ IMAGES 37039

今日はジャズ系の歌姫です。大分前に採り上げたレコード中心ですが、一人一枚で五人をご紹介します。

最初はヘレン・メリルです。このレコードは、ユードゥビーソーナイストゥーカムホームトゥー♪の歌ですっかりお馴染み。テレビの製品CMでもBGMとして使われているくらいで、歌手や曲名を知らなくてもテレビを見ているうちに知らず知らず聞いているはずです。

このジャケット写真はオリジナル盤とは違い、フランスのカメラマンがヘレン・メリルを自身のスタジオで撮影した写真をジャケットに使っています。私はこのジャケット写真も良いなぁと思っております。

ヘレン・メリルのハスキー・ヴォイスに酔いしれていると、見事なハイトーンで入って来るクリフォード・ブラウンのペットにこれまた酔いしれてしまいます。

クリフォード・ブラウンの素晴らしさについては過去多くの方たちが書き記しておりますので、今更私がここで蘊蓄を述べる必要はまったくありません。このレコードはヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンをただ楽しめば良いのです。

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RENDEZVOUS WITH PEGGY LEE

WHY DON'T YOU DO RIGHT
THEM THERE EYE'S
'DEED I DO
I DON'T KNOW ENOUGH ABOUT YOU
IT'S A GOOD DAY
GOLDEN EARRINGS
他 全12曲

ペギー・リー (ヴォーカル)

米Capitol T-151(オリジナル盤)

ペギー・リーの名盤と言えば米DECCAに録音した「ブラック・コーヒー」というアルバムでしょうが、私にとってのペギー・リーはこの「ペギー・リーとランデブー」とタイトルが付けられている米キャピトル盤なのです。

冒頭の「WHY DON'T YOU DO RIGHT」は一体何十回聴いている事か。他の曲の歌唱も楽しく聴けるのですが、この一曲だけを聴くためにレコードを引っ張り出す事が何度もあるのです。少し鼻にかかったようなペギー・リーの声と歌い方がこの曲にどんぴしゃり。

10インチ盤が先に発売されているので厳密には10インチ盤がオリジナルになるかもしれませんが、こちらは12インチ盤のオリジナルです。10インチ盤に曲目が少し足されています。

今はもう在りませんが、店主自身が日本で一番高いオリジナル廃盤専門店と称していたお店で購入しています。「これ良いよ」と言って聞かせてくれたのが運の尽き。冒頭の一曲で私はノックアウト。即私は「買います」でした。(笑)

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JO+JAZZ

JUST SQUEEZE ME
FOR YOU
MIDNIGHT SUN
YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO
THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL
I DIDN’T KNOW ABOUT YOU
他 全12曲

ジョー・スタッフォード(ヴォーカル)

演奏 : レイ・ナンス(tp)、コンテ・カンドリ(tp)、ジョニー・ホッジス(as)、ベン・ウェブスター(ts)、ハリー・カーネイ(bs)、ラス・フリーマン(cele)、ジミー・ロウルズ(p)、ボヴ・ギボンズ(g)、ジョー・モンドラゴン(b)、メル・ルイス(ds)他
ジョニー・マンデル(編曲、指揮)

1960年7月、8月 ロスアンジェルスにて録音

CBS SONY 20AP 1450(廃盤)

このレコードも数え切れないほど聴いています。もう昔ですが、ジャズサークルで知り合ったジャズファンと確か物々交換で手元に来たレコードです。私の放出品はクラシックのレコードですが。彼はオリジナル盤を持っていたので、この国内盤は必要なかったわけです。

そのオリジナル盤ですが、中古店で二、三回出遭った事があるのですが、いずれもジャケット、盤とも傷みが激しかったので見送って来ました。ジャケットは多少傷んでいても(年代物ですから)盤がそこそこなら購入しても良いのですが、残念ながらでしたので。

ジャケットの写真、後ろから強いフラッシュを当てて、見事なポートレートですね。

このCBS SONY盤とオリジナル盤、どのくらい音に違いがあるのでしょうね?
ですが、聴くのは音楽ですからこのまま国内盤で楽しんでいきます。

ジョー・スタッフォードは元々はポピュラー系のシンガーのようですが、このレコードはバックが錚々たるメンバーが演奏しており、まさにジャズヴォーカルを堪能出来る録音です。私はA面が特にお気に入りで、このレコードも何十回と聴いて来ました。オススメします。

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DAY BY DAY

THE SONG IS YOU
BUT NOT FOR ME
I REMEMBER YOU
BUT BEAUTIFUL
AUTUMN LEAVES
THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
GONE WITH THE WIND
DAY BY DAY
他 全12曲

ドリス・デイ(ヴォーカル)

演奏 : ポール・ウェストンと彼のオーケストラ

録音 : 1956年

米COLUMBIA CL 942(オリジナル盤)

「ケ・セラ・セラ」の大ヒットで有名なドリス・デイ、ヒッチコックの映画「知りすぎていた男」でその「ケ・セラ・セラ」 を歌うシーンがありますね。ついこの間もNHKで放送がありましたが、また見てしまいました。

もちろん大ヒットしていた時代を私は知る由もないのですが、そういう私ですら知っているという事は長い間あちこちで流れていたのだと思います。

如何にもアメリカ人的な女性歌手という感じがしますが、美人で歌も上手ければ人気になるのも分かります。「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースも同じですね。

このレコードはドリス・デイがストリングスをバックにスタンダードを歌っていて楽しめます。

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SARAH VAUGHAN : DUKE ELLINGTON

Song Book One

IN A SENTIMENTAL MOOD
I'M JUST A LUCKY SO AND SO
SOLITUDE
IN A MELLOW TONE
DAY DREAM
他 全10曲

サラ・ヴォーン(ヴォーカル)

演奏 : ウェイモン・リード(tp)、J.J.ジョンソン(tb)、フランク・フォスター(ts)、ズート・シムズ(ts)、ジミー・ロウルズ(p)、ジョー・パス(g)、アンディ・シンプキンス(b)、グラディ・テイト(ds)他

録音 : 1979年8月15、16日(ハリウッド)、1979年9月12、13日(ニューヨーク)

米PABLO 2312-111(オリジナル盤)

説明不要の大御所さんです。このレコードは一昨年、ファクトリーシールされたままの未開封盤を中古店で購入(700円)しました。パブロというレーベルは嘗てVerveレーベルを興したノーマン・グランツが改めて始めたレーベルで、ジャズレコード界ではそれほど重要視されていないと思います。

しかし、この録音でもJ.J.ジョンソン、ズート・シムズ等、なかなかのメンバーが演奏に参加しています。

ジャズを聴き始めた当初、ジャズヴォーカルはまったく受け付けなかったです。しかし、白人女性歌手に少しずつ馴染み、そのうち黒人女性歌手も聴けるようになったのですが、そこまでには結構時間が掛かったものです。独特な発声に馴染めなかったようで。

サラ・ヴォーン、この録音時は全盛期を少し過ぎていたのかもしれませんが、それでもバックの良さとも相まって楽しめるレコードです。「IN A MELLOW TONE」が最高。

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