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2007年6月20日 (水)

ゼンザブロニカ S2

和製ハッセルブラッドとも言うべき・・・・(かな?)、ゼンザブロニカ S2 です。1965年の発売だそうですから、すでに 40年以上の歳月が過ぎている事になる。デジタルカメラだったら絶対 40年も使えないですねぇ・・・。こういうところが機械式カメラの強み。1965年と言えば、ベンチャーズが 4人のオリジナルメンバーで初来日し、日本に一大エレキギターブームを巻き起こした記念すべき年ですねぇ・・・。ところでこのカメラ、フォーカルプレーンを採用しているのですが、ミラーの動きは通常のアップダウンではなく、レンズ下側へ滑り込むように沈む方式なのである。面白い方式のカメラですねぇ・・・。
しかしシャッターを切った時の音とショックはかなり大きく、この点はハッセルより少々劣る部分かなぁ・・・。後にゼンザノンブランドのレンズを使っているようですが、当初は日本光学・・・そうですね・・・あのニッコール・レンズが使われているのです。
これが本体写真。
S2_01
フロントレンズキャップはねじ込み式の凝ったもの。しかしねじ込み式は体裁はいいですが、案外使い勝手は良くないですね。
S2_02
これが標準レンズのニッコールP 75mm/f2.8 である。「Nippon Kogaku」銘が如何にも時代を感じさせる。開放からとてもシャープな描写で、やや固めの表現はこの時代のニッコールを象徴しているように思う。しかしカラーで撮ってもまったく問題ない写りですよ。
S2_03
これが右サイド。少々、ズングリムックリのスタイルで、スマートさには欠ける。レンズ交換は通常ヘリコイド部分を残してレンズエレメントのみを交換するという、ちょっと珍しい方式。また、レンズが奥まった位置に入るので、見た目はパンケーキレンズのように見えますね。フィルムバックの左上、12 と 24 をレバーで切り替える事によって 120 と 220 のフィルムを同一のフィルムバックで使えるのは便利。
S2_04
これが左サイド。マガジンスライドの取っ手が大きいので使いやすい。
S2_05
ウエストレベルファインダーの「Z」とボディヘッドのゼンザブロニカ銘が結構目立ちますね。
S2_06
これが巻き上げクランク。金属製のしっかりした作りである。
S2_07
そしてシャッターダイアル部分。最高速 1/1000秒。この点はフォーカルプレーンの強み。ただ前述したようにシャッターショック、ミラーショックが大きいので撮影時、ブレに注意しないといけない。ハッセルのようにミラーアップ機能がないので、仮に三脚に据えて撮影しても、スローシャッターでは如何にもブレそうである。重さも 1.8kg 弱あるので、ライバルのハッセルより重い。まさに金属の塊という感じで、私好み。(笑)
いつ壊れるか・・・という心配をしながらも画角が 6x6 という事もあり、このカメラも手放せないなぁ・・・・。

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コメント

KONDOHさん、お帰りなさい。
 そして、S2の登場。このカメラ、高校生の時に私が初めて買ったカメラでした。6×4.5のフィルムバックとプリズムファインダー、それにPanasonicのストロボを加えて、満足しておりました。
 そして、強烈な思い出が押し込められています。

 シャッター音とミラーショック、そして持ったときの重さは、ハッセルブラッドとは天と地ほどの差がありました。
 とても懐かしいです。
 何年か前、懐かしさのあまり、ETR-Ei(あってますかね)を購入したことがありました。

いや~・・・、初めて購入されたカメラがブロニカ S2 ですか。強い印象が残っていると思います。現役時は国産の中では高級カメラでしたから、中判から入られる方はあまりいらっしゃらないかと・・・。良い経験をされたのですね。

 KONDOHさん、おはようございます。良い経験ならば良かったのですが、苦い経験でした。
 当時、写真を撮ることよりも機材を持つことに満足感があったので、購入した時点ですべては終わりでした。
 当時のNikkorのレンズ、持つ喜びに浸っておりました。

 現在は、この見てくれというか、理論だけから脱却できるよう、ひたすら撮っております。そして、持つから撮る喜びへ方向転換です。

今のところ私の場合カメラをコレクションの対象にはしていないので、購入したカメラ機材はすべて撮影に使っています。半年使わないでいるカメラはその後も使わないだろう・・・という解釈で下取り、或いは買取に出していたりします。
やはり撮影してナンボですもんね。

S2はミラー降下式なのですよね。独特です。
私はこの数年まるで使っていないですね。
その意味ではKONDOHさんの言う売却対象かも。
Nikkor-Q 105mm F3.5 LSがレンズ・シャッターになります。3群4枚のテッサー・タイプですね。
これはシンクロも1/500secまで同調できますが、まあシンクロしませんし・・・
pyosida様。ETR-Siですね。私は6×4.5判ですとアイ・レベルが苦手なのでマミヤかブロニカになります。

S2 はハッセルをお手本としていますが、独自の機構を取り入れたりして凝った作りをしていますね。
デザインもなんか時代を感じさせてくれますし、クラシックなカメラです、私には・・・。

 クッチさん、初めまして。確かに、ETR-Siでした。お店に行き見つけ、フィルムの入れ方をまず聞き、露出計が付属しているファインダーに驚き、次の瞬間には買っておりました。6×6か6×4.5かさえも確かめない状態でした。
 その後、ウェストレベルファインダーF、フィルムバック、135、MC50mmf2.8、そしてETRまで加えたのですが、長続きはしませんでした。
 やはり、中版は宝の持ち腐れで、使いこなせないようです。

今にして思ふとゼンザブロニカはエピソードの多いカメラだったなあ。吉野善三郎氏のカメラだからゼンザブロニカとはライツのカメラだからライカの真似なのかな。

プアマンズハッセルとか。ハッセルのレンズは最初はコダックのエクターでそのあとなぜかツアイスに。ボディは善三郎でレンズはニッコール。態々日本光学に依頼したとか。

66判はつひに絶滅しましたね。デジカメでコンデジで正方形のフォーマットが新鮮だとか。

ゼンザブロニカには縁が無かったけれども、決して無視できない存在ですね。

印刷原稿だと 6x6 は使いづらいようですね。私の場合は趣味の写真ですから、好きなカメラで撮影を楽しんでおります。
中判銀塩、マミヤ、ペンタックス、富士・・・、どうなるのでしょうねぇ・・・。

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