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2007年8月17日 (金)

ニコン 35Ti

35ti

コンタックス T2 の発売に端を発した高級コンパクトカメラ・ブーム、ニコンから発売されたのがこの 35Ti である。発売年は 1993年12月。翌 1994年9月には 28Ti が発売されている。それぞれの定価は 35Ti が 125,000円、28Ti が 135,000円という、今の貨幣価値で考えても結構なお値段だと思う。バブル時代の申し子か・・・。ボディはコンタックス T2 と同じくチタン製。

数字がレンズの焦点距離を表しているわけですが、表題の 35Ti が某所に定価の二割強で棚に陳列してあり、次ぎ来た時にまだ置かれてあったら自分が手に入れようか・・・と思い、その日は帰りました。で、十日ほど経ってからまたそのお店を再び訪れてみたら売れてないのですねぇ・・・。可哀想になり、私が養子として迎え入れる事に致しました。

当初購入を迷ったのは十年くらい前に新品で購入したものの、その後手放していたからで、また中古で買い直すのはなぁ・・・と躊躇してしまったわけである。余談であるが、当時新品で購入した際、純正クラシックタイプの皮ケース(別売)を購入しており、カメラを手放したもののケースは売れないだろうと未だ持っていたので、暫く振りに使う事が出来る。このケースを使うと、カメラを首からぶら下げる事が出来るのです。

ところで最近コンタックス T2 やこの 35Ti を使って感じるのは、銀塩 35ミリ判はコンパクトカメラで充分なのではないか・・・という事。銀塩は中判をメインにし(最近、4x5 にも興味を持っているし)、35ミリ判は基本的にはデジタルに置き換えてもいいかなぁ・・・と。で、フィルムサイズの小さい 35ミリ判を使うくらいで F4s や F5 のような大きなカメラを使う必要性が有るのかなぁ・・・と、あれこれ考えてしまうわけである。35ミリ判はコンパクトカメラと M型ライカで充分・・・とか迷いながらも先天的メカ好きの私はニコンの巨艦カメラを手放せないんですねぇ・・・(笑)。

さてこの 35Ti、レンズ名に「ニッコール」と命名するだけあって優秀なレンズである。付いている 35mm/f2.8 のレンズは、シャープで発色も良く、私が気にする歪曲も良く補正されている。コンタックス T2 を使っている時も思うのであるが、同一焦点距離だったらわざわざ一眼レフを使う必要が無いのでは・・・と思ってしまう。もっとも一眼レフは微妙なピント位置を調整出来るメリットがありますが。
しかし銀塩時代はこういったコンパクトタイプでも所有する事に喜びを感じましたが、現在のコンパクトタイプのデジタルカメラに対し、所有する事に満足感を得られないのは自分だけであろうか・・・?
う~む・・・(謎)。

35ti_02

35ti_03

DATA : NIKON 35Ti  Fuji  ISO 400 ネガ

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コメント

KONDOHさん、高級コンパクトタイプの銀塩カメラ、いい感じですね。
 私はAPS-CサイズのCCDかCMOS付のコンパクトデジタルカメラを希望しています。願わくば、2-3種類のレンズ交換が出来たら、120パーセント購入してしまいます。

 散歩写真の時、コンパクトカメラは撮る方にも撮られる方にも、負担が無くて優しい感じがします。

APS-Cサイズのコンパクトデジカメ、シグマさんから発売予告されているものの、なかなか発売に至りませんですね。苦戦しているのでしょうか・・・。
いつも一眼レフを持って歩けませんので、コンパクトカメラはその点いいですね。

KONDOHさん、おはようございます。
いやー、特殊な撮影以外T2や35Ti だけで十分ですね。この二台、レンズの味が異なり使い分けが楽しいです。35の方は、ビオゴンを参考にしたレンズらしいですよ。
とかなんとか、使うと感触最高で幸せなF5や出戻りのAXなんて重いカメラも手放せないのは、KONDOHさんと同じ。ライカもレンズの魅力が一杯で無いと困るし…
でもこのところ4X5の影響か、やたらにシャッターを切らなくなったような気がしてます。

スカルピアさん、こんにちは。
私がコンパクトカメラに嵌ったのはスカルピアさんの影響が大きいのですが、コンパクトを見直すいいきっかけを作って頂いたと思ってます。
35Tiのレンズ、ビオゴンを参考にしてたのですか。それで歪曲がほとんど感じられないのですね。こういうレンズ、大好きです。昔も気に入ってたのですが、何か大きな買い物の時に下取りに出したのです。う~む・・・シノゴ・・・・(意味不明・・・)

KONDOHさん、こんにちは。
ニコンフリークと言いながら、コンパクト機はTiシリーズに手は出さず、ミニルックス/CMに行ってしまいました(^^;)

ritomoさん、こんにちは。
35TiもT2もいいですよ・・・。ボン村上さんご愛用のTC-1もいいらしいです。
CMのズマリットもいいみたいですし、いずれは・・・(謎)。

KONDOHさん、おはようございます。
とうとう4X5を逝く決心をされたんですね☆\バキッ

38mm、35mmとお持ちですから次はTC-1の28mmを逝ってくださいませ(^_^)b
構成枚数が少ないというのもあるのでしょうが、抜けの良い写りでありますよ。
細かいことを言えば、周辺の光量がグググッと落ちる(^_^;)、開放では極々周辺がちょっと流れる(^_^;)、と言ったこともあります。
でも、周辺光量不足はそれを逆手にとって作画できればこんな面白いレンズは少ないですし、周辺の流れも一段絞ればわかんなくなりますしね。
歪曲ですが、私にはまったく感じられません、優秀だと思いますよ。

もうこの手のカメラは出ないでしょう...
辛うじてフジがクラッセを2種出しておりますが、これはフィルムメーカーとしての義務感からでしょうか。

ボン村上さん、こんにちは。
時々中古店でTC-1を見掛けますが、新品売価より高いので驚いています。これでは手が出ません。そういう意味ではT2や35Tiはいいカメラでありながらリーズナブルな価格で買えますので、有り難いです。
富士のクラッセはデザインで損をしているような気がします。レンズはいいらしいですが・・・。

TC-1はまだお高いようですね。
確かに私が新品で買ったときより高い...ですね(^_^;)

私、結構フジノン好きであります。
今使っているフジノンは、
 1.TIARAの28mm/f3.5…クラッセと同じテッサータイプ。
     周辺は流れますが、非常にシャープ、逆光に強い。
 2.XPANの45mm…今持っている標準系ではもっともシャープ。
     逆光に強い、フジのEBCはスゴイと思います。
 3.XPANの90mm…あまり使っていませんでしたが、去年の紅葉の時に使って見直しました。
     絞り値によっての性能変化が少ない。

この3本ぐらいしか使っておりませんが、どのレンズもコントラストが高く、その割にはシャドゥの階調もちゃんと表現してくれます。
たぶん...フジのEBCコーティングの性能が良いためではないでしょうか。
残りの大判レンズをフジノンでと思っているのもこれらのレンズの影響が大きいです。
クラッセの38mmはティアラと同じテッサータイプですが、周辺まで収差を抑えているとすれば、素晴らしいレンズでしょうね。
それとフラッシュのコントロールが上手いのもフジの特徴でしょうか。

ボン村上さん、実はTIARAは昔使っていたのです。値段のわりにはいいレンズでした。あと富士ではGA645も使いましたが、優秀なレンズでした。ハッセルブラッドが見初めるくらいですから、やはりいいレンズが多いですね。

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