« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月30日 (木)

日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」

Isezaki_04

このトラック横に、日本のジャズ喫茶として一番古いと言われていた「ちぐさ」が在った。その昔、穐吉敏子さんや日野皓正さんが此処でレコードを聴きながら勉強をしていた場所。名物オヤジさんも数年前亡くなり、後を妹さんが継いで細々とやっていたようですが、再開発の為とうとう店を閉めた。

拙宅から近いので昔はよく通った。オヤジさんからもいろいろと話を聞いたりしながら会社帰り、週二回くらいは行っていたと思う。狭い室内で、客が十人も入ればいっぱいという所で、常連さんが多かった。私もお手伝いでカウンターの中に入った事が数回有る。クラシック音楽オンリーの私がふとした事からモダンジャズに興味を持ち、当時はまだあちらこちらに存在していたジャズ喫茶を幾つか周ってみたが、一番落ち着く場所が「ちぐさ」であった。ちなみに「ちぐさ」の在った場所は横浜市中区の野毛商店街。

知らない方(いないと思いますが)の為に説明しますと「ちぐさ」のようなジャズ喫茶とは、店自慢のオーディオ装置でジャズのレコードを聴かせてくれる喫茶店と思って下さい。コーヒー一杯で自分の聴きたいレコードを在庫リストから選択し、リクエストして聴かせてもらいます。通い始めて顔馴染みになってからは、他にお客がいないとオヤジさんから「自分の好きなもの聴きな」と言われ、私の聴きたいものを聴かせてもらった事も何度かあります。此処で試聴して気に入ると自分でレコードを買ってたわけです。

「ちぐさ」の閉店については一般紙にも取り上げられていた。まぁ、今時レコードを聴きにわざわざ出向かなくても、誰でも CD が買える時代ですから、ここ十年くらいで多くのジャズ喫茶が閉店しているようです。私はタバコを吸いませんが、多くのジャズ喫茶の薄暗い室内にタバコの煙が揺らめいている所で、大音響のジャズを聴いていたのが懐かしい。しかし「ちぐさ」だけは外光を取り入れた明るい室内なので、それも私は気に入っていた。

薄暗い部屋でタバコを吸いながらジャズを聴いている人たちって、興味の無い人から見たら「ネクラ」って思われていたのかもしれませんねぇ・・・・(笑)。
そうそう、岩手県一関市の「ベイシー」だけは一度行ってみたいと思っているのですが・・・。

DATA : NIKON New FM2 + Zeiss Planar T* 50mm/f1.4 ZF  Fuji PRESTO 400

2007年8月28日 (火)

富士山

Fuji

今朝、ダイヤモンド富士を撮影しに行こうと思っていたものの、怠け癖が出て結局行かなかった。ダイヤモンド富士は散々撮影されているし、今更自分が撮りに行っても・・・・という気持ちも出てしまい、中止した。

富士山ほど多くの写真家、アマチュアに撮られている被写体は他に無いだろう。私も嘗て随分足繁く通って撮っていた。真冬の寒さもいいシーンに当たれば・・・・という期待で何時間も凍えながら待っていたりしたものだ。昨年11月、深夜の山中湖で撮影して以来出掛けていない事になる。まぁ、秋以降、空気が澄むようになったら出掛けてみたいと思う。

2007年8月27日 (月)

新千歳空港

北海道の玄関口を担う新千歳空港。一般には新千歳空港は札幌に在ると思われているようですが、実際は千歳市と苫小牧市にまたがっている。先日の北海道旅行は新千歳空港に降り立ったわけですが、この空港へ降り立つのは一昨年11月以来の事。今回の旅行で新千歳空港にランディングする際、滑走路の方角を示す「19L」のペイントが見えた時、「おお、久しぶりの新千歳だ・・・」と軽い感動を覚えた。そして帰りはまた「19L」からのテイクオフであり、「おお、往き帰り19Lだ・・・」と一般の人にとってはどうでもいいような事にも、飛行機好きの私は感動してしまう。北海道旅日記にも書きましたが、往き帰りとも同じ機材(B747-400D、JA8090)というおまけ付きでもあるし・・・。

ご存知かと思いますが、此処はターミナルビルを挟んで千歳飛行場が在る。千歳飛行場は今更言うまでもなく航空自衛隊の基地である。したがって新千歳空港の展望デッキで飛行機ウォッチングをしていると、後ろの千歳飛行場から爆音を響かせて飛び立つ自衛隊機を見る事が出来る。雪が舞い散る冬のシーズンに飛行機撮影に行ってみたい・・・と思っているのですが、いつも思うだけで・・・(笑)。

Sapporo_01_2

Sapporo_02_2

地元のエアライン、AIR DO です。

Sapporo_03_2

DATA : Canon EOS 5D + EF 24-105mm/f4L IS USM

2007年8月25日 (土)

プッチーニ/歌劇「トスカ」

オリンピック、フィギュアスケート大会で金メダルを獲得した荒川静香さん、演技の曲として選んだのがイタリアの作曲家、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」であったのは記憶に新しい。以来、「トゥーランドット」はすっかり有名になりましたが、プッチーニの歌劇で私が一番好きな曲が「トスカ」である。

プッチーニの歌劇と言えば「蝶々夫人」がもっとも有名ですが、私はこの「蝶々夫人」、結構退屈しちゃうんですよねぇ・・・。他では「ラ・ボエーム」もわりと好きですが、なんといっても「トスカ」が大好きである。この曲を初めて聴いたのは随分昔で、まだ十代だった頃に行き付けのレコード店「ヤマハ(横浜駅西口)」が定期的に開催していた「輸入レコード、バーゲンセール」で格安で入手した米RCA盤、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮のレコードであった。今はもう手元に残っていないが、主役トスカにはジンカ・ミラノフという往年のソプラノ歌手が歌っていた。輸入盤であるから歌詞対訳なんてものは当然無く、ちんぷんかんぷんのイタリア語でありながらまったく退屈する事なく最後まで聴き切った事を覚えている。それ以来、すっかり「トスカ」が好きになってしまったのである。

実際のステージでは大分昔、NHKが招聘した「イタリア歌劇団」で「トスカ」が上演された際、主役トスカをライナ・カバイヴァンスカという容姿端麗のソプラノ歌手が歌い、ステージが非常に華やかだった事を忘れない。レコードでも名演盤が数多く残されていて、私も何組か購入している。

Tosca_01

Tosca_02

このレコードはオペラ好きなら知らぬ人はいないと思いますが、マリア・カラスが歌った「トスカ」の全曲盤。所謂チョー~・・・有名(笑)なレコードです。トスカの恋人、カヴァラドッシにジュセッペ・ディ・ステファーノ、敵役スカルピア男爵にはティト・ゴッビという、録音時(1953年)のドリーム・キャストである。もちろん私はこの人たちの現役を聴いているわけではないのですが(年齢的に当たり前です)、レコードで声だけを聴いている分には「すっげぇ~・・・!」と大感動してしまうわけなのです。ここでスカルピア男爵を歌っているティト・ゴッビには脱帽ものである。もうとにかく凄い・・・の一語。ティト・ゴッビがリゴレット(ヴェルディの歌劇)を歌っているレコードも持っていますが、この人はホント凄い歌手です。この「リゴレット」ではヒロインのジルダをこれまたマリア・カラスが歌っているのですが、名盤です。

この「トスカ」のレコード、ビクトール・デ・サバータがミラノ・スカラ座管弦楽団を指揮しているのですが、ダイナミックな部分とメロディを歌わせる部分との対比が大変上手く、歌手、指揮者、オーケストラ、と三拍子揃った名演盤である。

Tosca_03

Tosca_04

こちらは対照的にやや叙情的な解釈の「トスカ」で、晩年のヘルベルト・フォン・カラヤンが指揮した独グラモフォン盤。主役トスカを歌っているのは発売当時「えっ!」と思ってしまったカーティア・リッチャレッリ。マリア・カラスとは声質が全然違い、嫉妬深くて気の強い性格のトスカを演じるには少々可愛過ぎるのでは・・・と思わせるリッチャレッリ。カラヤンは概して従来の慣習(オペラ界での)を破る声質の歌手を起用する事があり、このレコードもそういった感じである。その代わり、カラヤンが指揮するイタリア・オペラに関し、オーケストラの部分では駄演が無く、いつも素晴らしい演奏を繰り広げてくれる。カラヤンのイタリア・オペラ、「トスカ」以外にも「ラ・ボエーム」「アイーダ」「オテロ」「ドン・カルロ」「仮面舞踏会」etc....枚挙に暇が無いほど名演が残されている。「トスカ」もステレオ録音初期、英デッカにレオンタイン・プライスを起用して名演を残しているので、このレコードは自身二度目の録音になる。

最近、久しぶりにアナログ・レコードを引っ張り出し、「トスカ」を聴いて感動してしまった。「星は光りぬ」他、トスカやカヴァラドッシのアリアの数々を聴いて、やはりオペラはいいなぁ・・・と、しばらく忘れていた感動を呼び起こしてくれた。

2007年8月16日 (木)

北海道旅日記 その四(最終回)

気象庁の今年の夏予想、当初は気温の高い暑い夏を予想していたものの、途中で冷夏の予想に切り替えていたはず。しかし最近の日本列島(北海道を除き)は猛暑続き。昨日、群馬県では40℃を超えたという。北海道に三日間旅行していた時、結構汗を掻いて蒸し暑さを感じていたものの、宿でテレビの天気予報を見ていると滞在地は25℃から28℃くらいで、充分我慢出来る夏を過ごしていた。やはり夏は北国がいいですねぇ・・・。

その北海道、バスガイドさんによると九州の2.5倍の広さがあるという。NHKなどの天気予報で見る日本地図はバランス良く見せる為、北海道だけ縮小しているとの事。世界地図か地球儀を見て確認して下さいと言ってたのですが、たまたまこちらに帰って来てから偶然街中で地球儀を見る機会があり、日本を見ると成る程北海道は九州より遥かに大きいです。その広大な北海道、観光時間より移動時間の方が長く、バスで揺られている時間がほとんどでした。初日の美瑛、富良野に向かう間、車窓から見る麦、玉葱、とうもろこしなどの畑、そして鮮やかなひまわり畑を見ていた時は心洗われる思いであった。

Hokkaido_26_2

この写真は美瑛に行く途中の「空知川」という河川で、テレビドラマ「北の国から」で夏の筏下りのシーンで使われた川との事。この日は生憎ご覧のように濁っていた。

Hokkaido_28

「リリーパーク」に到着する前は雨が降っていたのですが、現地に到着と同時に雨も上がり傘をささずに園内を周る事が出来た。ただ、早咲きが大分枯れていて綺麗なものが少なかったのが残念。

Hokkaido_21

初めて見るオホーツク海には感動した。そのオホーツク海を左に見ながら「その二」で紹介したオシンコシンの滝を見てから知床五湖へ行ったわけですが、アクシデントについては前述した通り。

Hokkaido_22

本来はこの地図に見る「一湖」と「二湖」を散策する予定であった。ところがこの一湖と二湖の間の散策路でツアー客の一人(73歳男性)が行方不明になったのである。考えてみればもともと野生動物が安住している場所に我々人間が押し入っているわけであるから動物たちにしたらいい迷惑であろう。

Hokkaido_23

少々分かりづらいかもしれませんが、写真真ん中に見える湖が一湖である。こういう大自然の中にヒグマ、鹿、キタキツネなどが居るのですが、此処で散策すればヒグマを見るのも当然でしょうね。

Hokkaido_24

これは層雲峡に向かう途中、上川町「流星の滝」。隣の「銀河の滝」とを合わせて「夫婦滝」と呼んでいるそうで、石狩川の源流になっている場所である。もちろんこの知識はガイドさんからの受け売りである。(笑) 撮影時、雨中という事もあって左下の白い杭に気が付かなかったのは迂闊でした。

Hokkaido_25

北海道でお世話になった観光バスです。今回三日間ガイドをして頂いたバスガイドさんは若い綺麗な方でしたが、非常に勉強されているようで大変知識豊富な方でした。流暢に喋りながらもところどころユーモアを交えた話しぶりには退屈する事がなかった。時々北海道訛りが聞こえるところも微笑ましかったです。そうそう、未だ「新幹線」を生で見た事がないとおっしゃってました。

食べ物について何も書いていませんでしたが、ジンギスカン、富良野メロン、カニ、とうもろこし等を食しましたが、富良野メロンが大変甘くて美味しかったですねぇ・・・。とうもろこしも大変甘かったです。こちらではあんなに甘いとうもろこしは食べた事がないですね。とうもろこしは捥ぎ取った後、時間の経過と共にどんどん糖度が落ちるそうで、捥ぎ取たてを食するのが一番だとか。
あっという間の三日間。また機会があれば行ってみたいですね。

DATA : Canon PowerShot G7

2007年8月15日 (水)

セミの羽化

毎日暑い・・・。うだるような暑さ・・・。夏が嫌いな私にはホント堪える・・・。しかしこういう時期にしか撮れない被写体もあります。夏と言えば昆虫。まぁ、別に夏に限らず昆虫はいるのですが、夏に煩いくらい鳴いているセミ。セミの羽化を撮影してみました。

Semi_01

幼虫の殻が割れて中からよっこらしょっとセミが出て来ました。

Semi_02

ゆっくり、ゆっくりと・・・、足が出て来ました。

Semi_03

おっ! オリンピック金メダリスト、荒川静香さん顔負けのイナバウアーです!

Semi_04

イナバウアーのあとは腹筋のトレーニングか・・・? いえ、上半身を出したあと今度は下半身を出す為の作業です。

Semi_05

ようやく体全体が出て来ましたが、殻が割れてここまで来るのに一時間近く掛かっています。透き通るような羽根が綺麗ですね。

Semi_06

しばらく殻に掴まったままじっとしていると羽根がそれらしい形になって少しずつ固まって来ます。

Semi_07

ゆっくりと殻から移動しています。

Semi_08

しばらく時間が経つと更に羽根が伸びて如何にもセミらしい姿になりましたが、この時点ではミンミンゼミなのかアブラゼミなのか私には分かりませんでした。

Semi_09

時間の経過と共に体全体に色が乗って来ました。どうやらアブラゼミのようです。

Semi_10

アブラゼミの色にどんどん変わって来ました。

Semi_11

ようやくアブラゼミの成虫になりました。このあと十数分して「チッ!」という鳴き声と共に飛んで行きました。殻が割れてから飛び立つまでおよそ三時間半、地中に何年も潜り、そして地上に出てから生命を全うするまで僅か数週間。生命の不思議さを感じます。

DATA : LEICA R9 + Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8 + DMR、但し一枚目と八枚目のみ Canon PowerShot G7

2007年8月14日 (火)

北海道旅日記 その三(旭山動物園)

Jal_747

今回の北海道旅行の際、新千歳空港まで搭乗したJALのB747-400Dです。搭乗前に待合室から撮影。ところが驚いた事に最終日、新千歳空港から羽田まで搭乗した飛行機もこの機だったのです。レジナンバーはJA8090。いや~・・・、今迄飛行機旅行は何度もしていますが、往き帰りで同じ機に乗ったのは初めての事でした。

さて、最終日のお目当ては最近すっかり有名になっている旭山動物園。年甲斐もなく動物園?・・・とは言わないで下さい。(笑) その前にキタキツネ村と層雲峡へ。キタキツネは人間に餌付けされているのと、冬毛がすっかり抜け落ちていて、あまりいい印象を持てなかった。

Hokkaido_10

何とも不気味な顔付きである。我々が一般的に知るキタキツネは冬毛で見ており、正直言って毛が抜け落ちたキタキツネは可愛らしさがあまり感じられず、私は早々と此処を出て来てしまった。で、前に咲いていたコスモスに見慣れない虫が・・・。

Hokkaido_11

花の上に止まっている虫。初めて見る虫である。もしご存知の方がおられたら、是非お教え下さい。子供の頃は昆虫少年でしたので、興味があります。蛾の一種でしょうかねぇ・・・?

Hokkaido_12

こちらのトンボは層雲峡へ行く手前、銀河、流星の滝を見物した際、雨の中そこで撮影したもの。そういえば前日知床で、久しぶりにオニヤンマを見て感動してしまった。私の住んでいる横浜ではもう滅多に見られなくなった大振りのトンボなので・・・。残念ながら撮影は出来なかった。
この後層雲峡へと行き、ロープウェーで上がったものの、一気に強い雨に見舞われ展望台からの景色は摩周湖と同じく真っ白で何も見えなかった。せっかく来たのだからと居直って展望台に上がったものの、靴からズボンまでびしょ濡れになってしまった。残念!

最後昼食の為「あさひかわラーメン村」を訪れラーメンを食したが、味については割愛する。ご想像あれ。そして最終の楽しみだった旭山動物園。此処はホッキョクグマを見るのが目的。いろいろテレビ、雑誌で見ていたが、水中シーンを見られるのが一番の楽しみであった。なんか童心に帰ってしまって・・・(笑)。

Hokkaido_13

Hokkaido_14

Hokkaido_15

並ばないと見られない人気ぶりで、私も列に並んだ。こんな事は大昔、上野動物園でパンダを見た時以来かな・・・? このホッキョクグマの水中シーンで旭山動物園は有名になったようなものだと思う。園内は思ったほど広くはなく、動物の数もそれ程多くはない。他にはアザラシとトラ、ライオンを見て戻った。一応、ホッキョクグマの水中シーンを見たので今回の北海道旅行はまぁまぁでした。知床のアクシデントは少々残念だったが・・・。

DATA : Canon PowerShot G7

2007年8月13日 (月)

ニコン F4S

F4s

「北海道旅日記 その三」、今日はお休みします。

修理に出していたニコン F4Sが昨日完了して手元に返って来た。不具合の内容は撮影中、突然セルフタイマーになってしまうのである。或る時、シャッターが切れないので「あれ?バッテリー切れか・・・」と思ったものの、なんとセルフタイマーのランプが点滅しているではないか。で、見ているとシャッターが切れた。「・・・???」と訳が分からず今一度被写体に向かってシャッターボタンを押すと、またまたセルフタイマーに。もちろんドライヴスイッチはセルフタイマーではなく単写モード。

で、ドライヴスイッチを連写にしても単写に戻してもセルフタイマーしか動かない。パソコンと一緒でフリーズしたか・・・と思い、一度電源を切って再度撮影開始。しばらくは何事も無かったように正常に動いていたものの、またまたセルフタイマーモードに突入。(笑) ニコンでもこんな事が起こるのですねぇ・・・。さすが電気カメラ。

修理伝票を見ると、交換部品代が200円。後は修理工賃。原因はファインダー接点の接触不具合とある。F4Sもディスコンになってから年月が経っているのでやむを得ないですね。受領後、暫くぶりにそのまま撮影に使ってみたのですが、妙にカメラが重く感じた。F5の方が軽い印象があるのは多分グリップの問題であろう。今日のような暑い日にF4Sを使うとプラスティック製のグリップは手の裏に汗を掻くせいか、握り心地が悪くすべりそうな感じを受ける。F5のようにグリップにラバーが貼ってあると握り心地がいいので、軽く感じるのではないかと思う。F一桁台のボディでは唯一のプラスティック製。外観で損をしているカメラであるが、露出は正確だし、カメラとしての機能については文句が無い。オートフォーカスについては同時期のEOS 1には適わなかったものの、マニュアルフォーカス・カメラとして使うと測光もマルチパターンが使えて実に便利なF一桁である。ファインダーもF6には適わないもののピン山も掴みやすく、優れたファインダーだと思う。総合点ではさすがニコン F一桁である。

2007年8月12日 (日)

北海道旅日記 その二(知床)

二日目は摩周湖から。昔ヒットした歌に「霧の摩周湖」というのがあったが、当日はまさに霧の摩周湖で、おまけに雨も降っており展望台から湖はまったく見る事が出来なかった。ガイドさんによると湖の一番深いところで212mもあるそうで、湖畔には下りられず、展望台から湖を眺める事しか出来ない場所であるらしい。仕方ないので証拠写真だけ撮った。(笑)

Hokkaido_03

この後は斜里に在る「ゆりの郷こしみずリリーパーク」でゆりの鑑賞をした。先日行ったユネスコ村「ゆり園」ほどではないが、そこそこ広い地に110品種700万株のゆりが7月中旬から9月中旬まで咲き誇るそうです(パンフレットから)。

Hokkaido_04

この日一番の目的は知床。途中、オシンコシンの滝・・・アイヌ語でオシュンク・ウシ「そこにエゾ松の群生する所の意味」・・・を見てから知床五湖へ。

Hokkaido_05

知床五湖では「一湖」と「二湖」を散策する予定であった。ところがここでアクシデント。二日前にツアー客の一人が一湖と二湖の間の道で行方不明になったとの事で、散策路は全面閉鎖となってしまっている。前日、警察の捜査で本人の帽子が見つかったが、肝心の行方不明者は未だ不明。我々が行った日からは自衛隊が総動員され、捜査が始まっていた。バスで現地に向かう途中、凄い数の自衛隊員が一列棒状になって山の中へ入って行くところに遭遇し、我々は随分と驚いたものである。

ご存知のように知床は野生のヒグマが生息しており、新たに作られた木道の周りは電気柵も設けられているくらいである。実際、観光客がヒグマと遭遇する事もあるそうで、ガイドさんも一度ヒグマを見た事があるとおっしゃっていた。

Hokkaido_06_2

Hokkaido_07

駐車場はご覧のような物々しさである。

Hokkaido_08

結局散策はこの短い木道を往復するだけになってしまった。行方不明者が出ているのだから仕方ない事であるが、今回のような事は未曾有の出来事らしい。ちなみにこの木道からもヒグマを見る事もあるそうですが、途中鹿は見る事が出来た。写真背景の山は羅臼岳。

そしてこの日一番の楽しみだった知床遊覧船に乗るためウトロ港へ行き、大自然が作り上げた知床岬を一時間半の遊覧で楽しんだ。遊覧船「オーロラ号」はもともと砕氷船だそうで、厳寒期は流氷遊覧船で活躍するらしい。砕氷船はちょっとした波にも弱く、肉眼では小さな波に見えても遊覧が欠航する事があるそうです。
テレビで見たことのある知床岬の断崖は迫力満点であった。波で浸食された部分の凄さには大自然の神秘を感じた。今回の旅行の最大の目的と楽しみはこの遊覧であったので、天気(前の晩から当日朝まで雨でした)が心配されたが幸い遊覧船は出てくれたので満足満足・・・。写真は遊覧船から撮影したかもめ。

Hokkaido_09

DATA : LEICA R9 + Apo-Telyt-R 180mm/f3.4 + DMR その他はすべて Canon PowerShot G7

2007年8月11日 (土)

北海道旅日記 その一(美瑛、富良野)

8日から10日まで、北海道を旅行して来た。初日、新千歳空港へ降り立ち観光バスに乗り美瑛、富良野~阿寒湖畔温泉で宿泊。二日目は摩周湖から知床五湖~知床遊覧船、ゆりの郷小清水「リリーパーク」~網走湖畔で宿泊。三日目は層雲峡(ロープウェイで黒岳へ)、あさひかわラーメン村~旭山動物園~新千歳空港・・・と、途中細々と寄りましたが、こんなコースで周って来ました。知床五湖では思わぬ事件に遭遇した。この件は明日書きます。

さて、一言で言うと北海道はやはり広い!・・・これに尽きますね。道路がほとんど直線ばかり。知床の帰り、網走へ向かう途中で延々16キロという長い直線道路を通って来た。東京、横浜では考えられない道路である。おまけに信号が無い!交差点でも見通しが良いのと車の通行が少ないせいか、とにかく信号が無いから走りづめ。その代わり高速道路も無い。新千歳空港から少しの間道央自動車道という高速を走っただけ。雄大なところである。

初日のメインは美瑛と富良野。なんと言っても前田真三さんの写真とテレビドラマ「北の国から」ですっかり有名になっていますね。私も以前から行ってみたかった所で、ようやく念願が適った。前田さんの塔のある風景写真で見ている塔も現物を見る事が出来た。車窓から遠くに見えた時、「あぁ、あれは写真集で見ていた塔だな!」と内心感動してしまった。時期的にラベンダーは終わりを告げて色褪せていたが、来年改めて行ってみたいと思っている。

Hokkaido_01

Hokkaido_02

DATA : Canon PowerShot G7

2007年8月 8日 (水)

ライカ M6

M6

昨日、レンズ(35ミリ判)についてはライカ贔屓だと書きました。で、レンジファインダー機についてはライカM型贔屓であります。極々自然な事ではあると思うのですが、M8が発売された事によって銀塩M型ライカの世界も変わりつつある。と言いたいところですが、一眼レフの世界ほど銀塩M型ライカはM8に脅かされてはいないと思う。まだまだフィルム使いのM型ライカファンの方が圧倒的に多いはずである。

古くからのファンはM型ライカはM4まで・・・と言う方がいらっしゃるそうで、そういう方はM6以降を敬遠なさるらしい。そういえば十数年前、M6のシャッターの調子を診てもらおうと東京・日暮里の某有名ライカ修理人のところへ行った事がある。少々入りづらかったお店に入り、「すいません・・・、シャッターの調子を診て頂きたいのですが・・・」と恐る恐る言ってM6をバッグから出すと、その有名な方は一言・・・「なんだ、M6か!」ですって・・・(笑)。ホントの話しです。

ライカ初心者の私は参りました。挙句の果てには「ライカ使うんだったらM3、M4を使いなさい!」とまで言われ、正直大きなお世話だ・・・と内心思いました。こういう偏屈なライカ関係者(ユーザー)は私は御免蒙りたい。M6も良いカメラだと思うし、やはり真正のライカM型カメラだと私は思っている。

※ 明日と明後日、都合によりブログをお休みさせて頂きます。

2007年8月 7日 (火)

ニコン New FM2

Nfm2

私、カメラボディに関してはハッキリ言って「ニコン党」であります。ニコンのボディの作りは世界一と思っています。もっとも中判は出していないので、あくまでも35ミリ判ボディに関しては・・・という事ですが。

写真をやるようになってニコン製品で最初に入手したカメラがNew FM2である。このカメラがすっかり気に入ってしまい、以後F3、F4、F5、F6、遡ってF、F2と入手する羽目になる。更にはFE、F100と・・・。もちろん今もこれらすべて所持しているわけではないが、そのどれもが期待を裏切る事無く、感動と満足感を与えてくれた。ですから大のニコン党と言って憚らないわけなんですね・・・。

ところが写真を撮る上で肝心のレンズについてはニコン党と言えないところが矛盾しているのである。(笑) と言ってライバルのキヤノン党かというと、そうでもない。レンズについては大のライカ贔屓なのであるから始末が悪い。

まぁ、レンズの事はともかくとして、表題のニコン New FM2。後にFM3Aという絞り優先オートが使えるカメラが発売され、このカメラはディスコンとなる。そういえば写真学校の生徒が使うカメラとして有名でしたが、ニコンらしいマニュアルカメラなので一般ユーザーからも人気があったと思う。機械式シャッターで最高速1/4000秒はプロ用カメラF3をもスペックで上回り、極めてコストパフォーマンスの良いカメラだ。デジタル時代になって銀塩のこういった良いカメラが消えて行くのは一抹の寂しさを感じるのは私だけではないでしょう。

2007年8月 6日 (月)

伊丹空港

大阪、伊丹空港。此処は飛行機ウォッチングとして有名な場所に千里川の土手がある。ランウェイのエンド付近に位置するこの場所は、ランディングして来る(風向きで変わりますが)旅客機のお腹を眼前で見る事が出来る。広角レンズでないと飛行機全体がファインダーに入らないくらいである。私も初めて訪れた時は興奮したものです。

伊丹空港は言わば街中に在るため騒音公害を起こしており、現在は大型機の離発着は出来なくなっていて、4発のB747などは飛来していないようである。伊丹へランディングの際窓から見ていると、まさに市街の上を降りて来るので止むを得ない措置だと思う。
その伊丹空港、もう三年ほど行っていない事になる。

Itami_01

Itami_02

Itami_03

DATA : NIKON D2H + AF VR ED 80-400mm/f4.5-5.6D

2007年8月 5日 (日)

Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8

Ame

ライカ一眼レフ用レンズの中望遠マクロ。アポレンズを採用した贅沢な設計によるマクロレンズで、このレンズを入手する前は開放値が一段暗い Macro-Elmar-R 100mm/f4 を使っていた(本ブログで紹介済み)。もちろん 100mm/f4 の方にも文句はない。

前に同じ焦点距離で開放値が更に明るい Zeiss Makro-Planar T* 100mm/f2 ZF を紹介しました。良く写るんですが(当たり前ですね)何かイマイチ琴線に触れるものが感じられなかった。たまたま自分が入手したレンズが「ハズレ」だったのか、単純に好みに合わなかったのかは分からないが、自分はやはり表題のレンズ(AME)が好きである。開放付近の滲むようなボケが好きなんですねぇ・・・。AME があれば中望遠マクロレンズは他に必要を感じません、と言っても良いくらいのお気に入りです。まぁ、多少言い過ぎのきらいはありますが・・・(笑)。

Ame_01

Ame_02

※ 注・・・Macro と Makro は、それぞれのレンズ表記(英語と独語)に従っています。

2007年8月 3日 (金)

昆虫写真

夏と来れば昆虫の季節ですが、昆虫写真ではなんと言っても海野さんが有名ですね。図鑑写真として撮影されていた昆虫を被写体にして、ひとつの写真分野を築いた人、と言っても過言ではないでしょう。フィッシュアイレンズを使っての写真は初めて見た時にはとても新鮮だった。

私が子供の頃はご多分に漏れず、捕虫網を持ってセミやトンボを駆けずり回って追いかけていたものです。トンボは俗に言う赤トンボやシオカラトンボ、ムギワラトンボなどは普通に捕まえられるが、なかなか捕まえられなかったのがギンヤンマ、オニヤンマというやや大きめの種類。これらを捕まえると同じ仲間に自慢出来たものである。

私が子供の頃でも住んでいる周辺ではなかなかカブトムシ、クワガタを見つけるのは至難で、縁日で買ったりしていた。夏はまさに昆虫少年であったわけである。
写真を趣味にするようになってからは、トンボやセミを被写体にして撮影する事を時々している。ただ最初から昆虫を目的として撮影に出掛けるわけではなく、散歩時に見つけた時に撮影する程度である。何しろ私が住んでいる横浜の街中では昆虫といってもトンボやセミ、蝶々くらいなので、なかなか昆虫写真と言っていいような写真は撮っていない。散歩時のお遊び程度である。

Semi_01

Semi_02

Semi_03

三枚目の写真はクマゼミであるが、私の住んでいる横浜では見られない種類であり、この写真は昨年夏、北九州を訪れた際に撮影したもの。先月、京都で蓮の写真を撮影していた時に随分と鳴き声が聞こえて来たなぁ・・・。

2007年8月 1日 (水)

関西国際空港

今日は関西国際空港。関空最大の話題はなんと言っても明日オープンする第2滑走路についてであろう。長さ4,000メートルで完全24時間運用との事。国際空港が今迄一本の滑走路で運用していたわけであるから、朝夕の離着陸は大変忙しいものであったと思う。私も展望ホールから見学を兼ねた撮影をやっていた際、離陸予定の機が行列を作っているのを見ている。

さて、その第2滑走路の話題ですが、国内空港としては初の試みとして誘導灯に従来のハロゲンランプに変えて、発光ダイオードを採用している。省エネで地球環境にやさしいとの宣伝文句である。飛行機好きの私としては、いずれ訪れなければ・・・と思っているのですが・・・。

Kansai_01

Kansai_02

DATA : NIKON D2H + AF VR ED 80-400mm/f4.5-5.6D

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »