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2007年8月30日 (木)

日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」

Isezaki_04

このトラック横に、日本のジャズ喫茶として一番古いと言われていた「ちぐさ」が在った。その昔、穐吉敏子さんや日野皓正さんが此処でレコードを聴きながら勉強をしていた場所。名物オヤジさんも数年前亡くなり、後を妹さんが継いで細々とやっていたようですが、再開発の為とうとう店を閉めた。

拙宅から近いので昔はよく通った。オヤジさんからもいろいろと話を聞いたりしながら会社帰り、週二回くらいは行っていたと思う。狭い室内で、客が十人も入ればいっぱいという所で、常連さんが多かった。私もお手伝いでカウンターの中に入った事が数回有る。クラシック音楽オンリーの私がふとした事からモダンジャズに興味を持ち、当時はまだあちらこちらに存在していたジャズ喫茶を幾つか周ってみたが、一番落ち着く場所が「ちぐさ」であった。ちなみに「ちぐさ」の在った場所は横浜市中区の野毛商店街。

知らない方(いないと思いますが)の為に説明しますと「ちぐさ」のようなジャズ喫茶とは、店自慢のオーディオ装置でジャズのレコードを聴かせてくれる喫茶店と思って下さい。コーヒー一杯で自分の聴きたいレコードを在庫リストから選択し、リクエストして聴かせてもらいます。通い始めて顔馴染みになってからは、他にお客がいないとオヤジさんから「自分の好きなもの聴きな」と言われ、私の聴きたいものを聴かせてもらった事も何度かあります。此処で試聴して気に入ると自分でレコードを買ってたわけです。

「ちぐさ」の閉店については一般紙にも取り上げられていた。まぁ、今時レコードを聴きにわざわざ出向かなくても、誰でも CD が買える時代ですから、ここ十年くらいで多くのジャズ喫茶が閉店しているようです。私はタバコを吸いませんが、多くのジャズ喫茶の薄暗い室内にタバコの煙が揺らめいている所で、大音響のジャズを聴いていたのが懐かしい。しかし「ちぐさ」だけは外光を取り入れた明るい室内なので、それも私は気に入っていた。

薄暗い部屋でタバコを吸いながらジャズを聴いている人たちって、興味の無い人から見たら「ネクラ」って思われていたのかもしれませんねぇ・・・・(笑)。
そうそう、岩手県一関市の「ベイシー」だけは一度行ってみたいと思っているのですが・・・。

DATA : NIKON New FM2 + Zeiss Planar T* 50mm/f1.4 ZF  Fuji PRESTO 400

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コメント

こんにちは。プラナー、デジタルみたいに写りますねえ。ぼくも使っているんですが現像は薄めに上げます。でないと硬くって・・・ 集散光式の引き伸ばし機とあいまって、このレンズ、良いんですけど手を焼いています。余談ですが、仙台に「カウント」というジャズ喫茶があります。

ヒロさん、こんばんは。
ZF プラナー、描写がヤシコン・プラナーより硬い感じがします。多分、デジタルを意識してマイナーな変更があるのだと思います。銀塩ではヤシコンの方が良かったと再認識しているんです。
「カウント」って、確か「ベイシー」の兄弟分(笑)のような関係のジャズ喫茶ではなかったかと思います。一度機会を作って東北詣でをしたいです。

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