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2007年12月31日 (月)

来年への期待

「今年購入したカメラ その五」は当然ニコン D3 にするつもりだったのですが、今更・・・という事を感じまして「その四」で終わりにする事に致しました。
今日は 2007年度最後の日になりますので、本ブログのタイトル通り「自由気まま」にカメラメーカーさんに日頃感じている事を書いてみたいと思います。

ニコンさんへ、
D3 でとうとうフルサイズの撮像素子を採用したデジタル一眼レフが登場し、期待以上の出来栄えに大変感動致しました。デジタルにフルサイズは必要ない、という意見をお持ちの方も沢山いらっしゃると思いますが、現在の各メーカーのレンズ資産を考えるとフルサイズが正解だと私は思っています。そういう意味でニッコールレンズの膨大な資産を生かすにはやはりフルサイズが必要なのです。APS-C に特化したレンズが私には少な過ぎると感じています。取り敢えずこれでニコンさんのデジ一眼は撮像素子が二種類になったわけですから、ユーザーは必要な方を選べば良いのだと思います。ニコンさんへの希望はただひとつ、早急に AF-S による単焦点レンズを出して頂く事、これに尽きます。

キヤノンさんへ、
今年最後の大物、EOS 1Ds Mark III が約 2100万画素で登場しました。さすがです。これだけの画素のカメラを手持ちで使うには手振れに相当神経を使うと思いますので、やはりスタジオユースのカメラなのでしょう。戸外では三脚必須のカメラだと思います。私も資金があれば所有してみたいと思っていますが、さすがにあの価格では・・・。キヤノンさんへの要望は次期 5D 後継機にはピン山が掴みやすいファインダーにして頂きたいという事。これは EOS 全般に言える事なんですが、キヤノンさんのファインダーは素通しのように明るいのですが、スクリーンの見た目の被写界深度が深い為ピン山が掴み難いのです。オートフォーカスカメラなんだからオートフォーカスを使え、と言われればそれまでなんですが・・・。(笑)

ソニーさんへ、
今、私が気に掛かるカメラが α-700 なんです。ミノルタさんのレンズ資産を継承しているわけなので、定評のある 100mm のマクロレンズを使いたいのです。しかし現在のソニーさんのレンズ、ミノルタ時代を継承しているからでしょうか、相変わらずジージー音を立てるオートフォーカスレンズはさすがに古いのではないでしょうか。超音波モーター内蔵レンズは確かサンニッパと 70-200mm/f2.8 だけではなかったかと。いくらカール・ツァイスレンズです・・・と言われても、ジージー言う旧態依然のレンズでは魅力半減です。これがソニーさんのカメラに手を出せない理由です。ソニーさん、考えて下さいね。

オリンパスさんへ、
E-3 のファインダーは良く出来ています。素晴らしいと思います。レンズについても同時に超音波モーター内蔵で出ましたし、これからはこの方式を取って行くものと思ってます。ただやはり撮像素子の大きさを考えるとボディもレンズも大き過ぎると思っております。私の気持ちとしてはボディもレンズもあの大きさなら APS-C のカメラを選んだ方が・・・と思ってしまいます。それと出てくるレンズがズームばかりで、単焦点が手薄です。この点をもっとオリンパスさんには考えて頂きたいです。

ペンタックスさんへ、
自分としてはボディの作りに相変わらず不満があります。先ず第一にブラックアウトが長過ぎる事ですね。これについては気にならない方は全く気にしないのでしょうが、私はダメで、使っているとストレスが溜まって来ます。第二に赤く点灯する測距点が中心から外れているというバラつきが多く、良くあれで市場へ出すものだと呆れています。他社だったら考えられない事だと思います。これはデジタルになってからの *ist D から K10D まで連綿と続いています。試しに大手量販店に行ってペンタックスさんの現行品、K10D、K100D のファインダーを覗いてみて頂ければ直ぐ分かります。最近発売されるレンズもトキナーさん、タムロンさんの OEM ばかりになってしまい、オリジナルティに欠けるようになってしまいました。嘗ては素晴らしいレンズを出していたメーカーです、なんとか奮起して頂きたいです。ボディがもう少し良ければ今でも使ってみたいレンズは何本か有るのですが、店頭でカメラを操作するとめげてしまうのが現状です。

以上、国内主要各社への思いと要望を勝手気ままに書かせて頂きました。来年も素晴らしいカメラ、レンズが登場するのを楽しみにしています。
本ブログを読んで頂いている皆様、どうか良いお年をお迎え下さいませ。有難う御座いました。

2007年12月30日 (日)

今年購入したカメラ その四

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今年三月に発売されたニコン D40x です。しかしながら早々生産完了したそうで、ニコンさんの web で正式なアナウンスが表示されています。兄弟機 D40 は何のアナウンスもありませんが、恐らく在庫が掃けたところで同様のアナウンスがあるのではないかと思います。ライフサイクルが短いデジタルカメラとはいえ、コンパクトタイプと違って一眼レフタイプは過去のモデルを見ていますと一年半くらいはモデルチェンジはなかったのですが、驚く短命でした。

しかしながらキヤノンさんの Kiss digital X を脅かすほどの売れ行きだったようで、刺客としての役目は十二分に果たしたのではないかと・・・。年明けくらいに D80 と共にモデルチェンジの発表があるのでしょうか・・・? D40 系は超音波モーター等のレンズ内モーターでないとオートフォーカスが出来ないという割り切ったスタイルのデジタルカメラ。上記写真のようなボディ駆動レンズではピントはマニュアルになってしまいます。こういうところがコストダウンに結びついているのかもしれません。

D40_05

これがセットで販売されている AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G II ED で、見た目はプラスティッキーで何ともチープな作りのレンズなんですが、そこは天下のニッコールレンズ、ハチャメチャに良く写るのです。太陽をまともに入れて撮影しても破綻する事なく写すのにはビックリします。こんな安いレンズ(当然レンズメーカーの OEM でしょうけど)にもレンズコーティングに手は抜かないのですね、ニコンさんは。さすがです。

D40_04

背面の液晶を壁紙モードにするとこんな表示に出来ます。普段はこんな表示にはしていませんけど。

D40_02

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どちらもテレ側 55mm での撮影ですが、二枚目は開放でシャッターは 1/25秒、ピント位置は無限遠ですが、やや手振れ気味ですのでご容赦。

D40x の後継機がどういうふうに登場するのか興味を惹かれます。仮に背面の液晶が 3インチになった場合、ボディサイズが少し大きくなる事も考えられます。それとセットレンズが手振れ防止機能付きにモデルチェンジされてますので(米国で発売)、そのレンズとセットになるのでしょうね。ちなみに D80 は D90・・・・?。Kiss digital X も来春にはモデルチェンジでしょうが、私は 5D Mark II に期待しています。

DATA : NIKON D40x + AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G II ED、WB 晴天、JPEG撮影、一枚目 F6.3、二枚目 開放

2007年12月29日 (土)

今年購入したカメラ その三

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三回目は自分にとって初めての大判になる、タチハラフィルスタンド。デジタルが主流になっている現在、今頃大判・・・? と自分自身も疑問符が浮かんでしまったくらいで、改めて今、よく購入したなぁ・・・と思っております。

大判を購入する前、「さて、購入したら一体何を撮ったらいいのかなぁ・・・?」と変な悩みを抱えてしまった。(笑) やはりフォーマットの大きいフィルムですから、直ぐ浮かぶのは風景写真。しかし風景だけが写真ではないし、都市風景を大判で撮っても面白いのではないか、と考えた次第。とは言いながら、この年末年始に時間が取れたら久しぶりに富士山でも撮りに行こうか・・・と考えたりしたのですが、富士山も当たり前の場所で撮影しても多くの先達が撮ったものと同じような写真になってしまうし・・・。

さて実際に連休に入った現在、何だかんだで雑用が多いのと、天候もイマイチと来ているのでまだタチハラは持ち出す事が出来ていない。まぁ、焦る事もないのでじっくり行きたいですね。デジタルカメラと違って大判は「さぁ・・・、撮りに行くぞ!」と気合が入らないとなかなか持ち出す勇気が起きないのです。デジカメのように散歩しながらパチパチ、というわけに行きませんからね、大判は。ただ一枚撮るのに時間が掛かる分、撮影に対する満足感は一番ありますね。

2007年12月28日 (金)

今年購入したカメラ その二

T2

本年の仕事も一昨日ですべて終了し、昨日から年末年始の休みに入りました。改めて一年の早さを感じています。年々早く感じるのは歳のせい?(笑)

さて、今日はコンタックス T2 です。12年も前に発売されたカメラなので当然新品で手に入るわけはなく、中古で購入したものです。タイトルを考えると出来るだけ新品で記事を書きたいのですが、私は案外新品でカメラを購入する事が少ないのでご容赦。で、今年新品で購入したカメラを思い出してみたら、なんと僅か四台しかありませんでした。もっともカメラに興味のない一般の方からしたら、四台でも多いと思われるかもしれませんね。(笑)

実はこのコンタックス T2 は以前も書いていますが、時々コメントを頂いているスカルピアさんの影響で購入したものです。所謂高級コンパクトカメラのブームを作ったカメラであるのはカメラ好きの方なら皆さんご存知の通りですね。レンズは Sonnar T* 38mm/f2.8 で、35mm よりほんの少し望遠寄りという珍しい焦点距離。富士にもクラッセというコンパクトカメラが同じ焦点距離で出ていますね。

T2 に搭載されている  Sonnar T* 38mm/f2.8 はホントいいレンズです。後継の T3 に搭載された Sonnar T* 35mm/f2.8 は一段とコントラストが高く現代的な写りになっておりますが、フィルムらしい階調描写は T2 搭載の Sonnar の方がいいように感じるのですが・・・。しかしカメラデザインについては、より洗練された T3 の方が圧倒的に好きなんです。ちなみに発売元の京セラさんは T2 に関してのサポートは今月で終了するようです。購入以来かなりフィルムは通しましたが、 故障する事なく今迄来ております。このまま数年使える事を念じて使い続けて行きたいと思います。

2007年12月27日 (木)

今年購入したカメラ その一

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本日のブログは写友 ritomo さんの昨日の記事をパクッたものであります。ritomoさん、ご容赦。間もなく今年も終わりを告げようとしていますので、自分もカメラ機材の回顧録(と言うほど大袈裟ではないですが)をと思った次第です。

第一回目の本日はライカのデジタルバック、DMRです。DMR とは DIGITAL-MODUL-R の略です。何だ、最初からカメラではないじゃないか・・・と、突込みが入りそうですが、カメラ機材(笑)としてどうかご容赦を。この DMR、日本では一昨年夏の発売でしたが、初回ロットの生産のみで完了していたのか、昨年暮れには生産完了のアナウンスが出てしまった。

その昨年暮れ、私は M8 を発売と同時に手に入れ、来年(今年の事ですね)は DMR を手に入れる段取りを講じるつもりであった。ところが M8 を購入した直後に DMR ディスコンを聞き、「しまった! 先に DMR を手に入れてから M8 にすれば良かった!」と、地団太を踏んでも後の祭り。何たって M8 は発売されたばかりです、順番から言えば DMR → M8 が自然の成り行き(ライカファンとしては)。流通在庫が有っても手に入れられる余裕はもうないので、後悔しきり。嘗て EOS 5D を購入したのもライカ R のレンズをアダプター経由で使うのが目的でした。しかしその 5D も M8 購入資金の一部として売却してしまったので、DMR ディスコンには正直ガックリ。

それから三ヶ月経った或る日、某社から発売されたばかりで大変な評判のホームシアター用プロジェクターの画質を観る為、東京・秋葉原に出掛けた。本格的スクリーン(120インチ)を用意しているショップに行く前、ヨドバシカメラ秋葉原店に冷やかし半分で寄ってみた。しかしこれが不幸の始まり(笑)。カメラ売り場で私は店員さんに、「もう、ライカ DMR なんて在庫無いですよね?」と尋ねてみると、私が尋ねた若い店員さんに代わりご年配の方が出て来て、「ボディ付きならまだ二台残っています。ブラックの方は女性のお客様で予約が入っていますが、アンスラサイトなら販売出来ます」との返事。

有るわけ無い! と高をくくって質問したのに、なんとボディ付きなら有るとの事。その時点で私はボディについては R8、R9 と持っていたので、DMR 単体が欲しかった。ディスコンになって数ヶ月が過ぎているというのにボディとのセットなら手に入る。私は猛烈に悩んでしまったのですね。参考までに販売価格(ホントは価格を知っていました)を尋ねると、件の店員さんが出した価格は本来の売価より 10万円強値引きした上に、10% のポイント還元をするとの事。その売価は事実上 R9 ボディが何と 10万円もしない価格で買える事になる。益々私は悩む事に。(笑)

しかしアンスラサイトの R9 はすでに所有していたのでブラックタイプで欲しい。予約が入っているブラックなら・・・と思い、店員さんにその旨を伝えると明日までに予約者に確認をしてくれるとの事。もしキャンセルなら私が・・・という事でアンスラサイトは私の名前で取り敢えず予約を入れておいた。この事を ritomoさんにメールで告げると即お電話が入り、これは絶対買うべき! との強いお達し。(笑)

背中を押された事によって翌日私は手持ち機材の大リストラを敢行。そのリストラは購入金額の約半分を作るというもので、それまで大切にしていた機材(主に中判)を泣く泣く手放した。まぁ、それらの機材はいつか余裕が出来て欲しくなったらまた再購入出来るけど、DMR は今でなければ手に入れられない・・・と自分に言い聞かし、秋葉原へ。残念ながらブラックの予約者はまだ置いといて欲しいとの返事だそうで、止む無くアンスラサイトのセットを購入した。結果ボディの R9 についてはアンスラサイトが二台になってしまった。私みたいなビンボー人がライカに惚れるとどうなるか・・・、これが DMR 購入の顛末です。

でも DMR、素晴らしい画質ですよ。ニコン D3 も最新ハイテク・デジタルカメラとして大変素晴らしい出来ですが、ライカ DMR も捨てたもんではないですよ。背面の液晶サイズは今時笑われる 2インチサイズですが・・・。

Dmr

2007年12月26日 (水)

空港へ行くと・・・

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先日、久しぶりに飛行機撮影に行った際、羽田空港の展望デッキにも行ってみました。空港駐車場から連絡橋を渡って行くとそこは出発ロビー。しかしいつも此処へ来ると思わず切符を買って飛行機に乗りたくなる衝動に駆られてしまう。(笑)

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この日は結構閑散としていましたが、後数日もしたら年末恒例の帰省客でごった返すのですね。昨年12月は沖縄に旅行しましたが、今年は月初に新幹線で京都へ行っただけでした。そういえば沖縄は12月でも暖かかったですねぇ・・・、それに引き換え横浜は寒い・・・。今年もあっという間の一年でした。(笑)

DATA : NIKON D40X + AF-S DX Zoom Nikkor 18-55mm/f3.5-5.6G II ED

2007年12月25日 (火)

メリー・クリスマス!

クリスマス・イヴ、「横浜・みなとみらい」から「赤レンガ倉庫」までをスナップして来ました。とにかく凄い人の数に驚きました。警察官が多数出て、車道には臨時歩道を作って歩行者をそれぞれ一方通行にするくらいなのです。歩いている人たちは・・・、当然カップルばかりです。(笑)

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日本丸もご覧の通りのイルミネーション。

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僕ちゃんもトナカイにメリー・クリスマス!

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赤レンガ倉庫前です。いや~、凄かったです。

以上の写真は例によってニコン D3 の ISO 感度を 6400 にして手持ち撮影です。ホワイトバランスはフィルムライクな色合いにしたいので、「晴天」にしています。RAW + JPEG 撮影し、JPEG 撮影分をリサイズしただけです。

DATA : NIKON D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm/f2.8G ED、WB 晴天、ISO 6400、JPEG

2007年12月24日 (月)

AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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ズームレンズ嫌いの私が珍しく購買意欲が湧いたレンズがこの AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED です。第一にフルサイズデジタルを想定した設計、第二にスリムなデザイン、第三にナノクリスタルコートが採用されている事。これらが購入理由・・・と、敢えて理由付けをしましたが、一目惚れですね。(笑)

このズームレンズを焦点距離別に 24mm、28mm、35mm、50mm としたものと、旧来のニッコール単焦点 AF レンズと比較撮影したら、多分このズームレンズの方が性能は上ではないかと思います。もっとも 35mm、50mm は単焦点の方が明るいわけですから、厳密な意味での比較は無理でしょうが、そのくらいこのズームレンズの描写には驚いています。現在品薄で予約をしないと手に入れられない状況がよく分かります。

来年、自分の期待と希望は AF-S 35mm F1.4G ED、AF-S 50mm F1.2G or F1.4G、AF-S 85mm F1.4G ED、といったレンズですね。ニコンさん、お願いします。

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これを見て、やはりアオリの利く大判で撮りたくなりました。(笑)

DATA : NIKON D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm/f2.8G ED、WB 晴天、ISO 2500(一枚目)、ISO 3200(二枚目) 手持ち撮影

2007年12月23日 (日)

ナノクリスタルコート その二

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昨日「デジタルマガジン 1月号」を久々に購入した。「新生NIKKORレンズの実力」という特集が目に付いたからです。今回発売された AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR の三本を旧タイプと比較撮影しています。その後に掲載されていたニコン開発本部設計部のメンバー五人へのインタビューが興味深かったです。

ナノクリスタルコートについてのインタビューを読んでみると、色調を整えるのではなく、反射を少なくするのが第一目的との事。あらゆる波長の光がどのような角度で入って来ても反射が少ないようです。特に斜めの光に弱い撮像素子には大変有効なコーティングなんでしょうね。驚くのがレンズ設計シミュレーション時にゴーストやフレアの原因になる部分を特定出来るそうで、そこにナノクリスタルコートを投入するそうです。ナノクリスタルコートは専用設備で専任の作業者によってコートを行う必要があり、現状では上位レンズの一面にしか使用出来ない状況らしく、やはりコストが掛かるのでしょうね。私の次の目標は上記写真のレンズ、AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED かなぁ・・・。

さて、キヤノンさんの EF 14mm F2.8L II USM に触れると、AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED の方が勝っていると自負しています。これは相当な自信ですね。このレンズの成功には「ガラスモールド非球面レンズ」の製造方法の確立、量産化が大きく貢献しているとの事。なんでもこういった非球面レンズを量産出来るのはニコンさんだけだそうで、研削非球面レンズより高精度なレンズらしいのですが、光学的な事にほとんど無知の私は「へぇ・・・、そうなんだぁ・・・」と思うだけであります。ニコンさん曰く、世界に誇れる非球面レンズだそうです。

その他 AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G に手ブレ防止機能を搭載しなかった理由もインタビューで答えています。何より一番興味深い事は今回の二本により 14mm から 200mm まで F2.8 通しのズームレンズで見事に揃う事なんですが、AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (IF) だけナノクリスタルコートが採用されていない事について触れ、2008年に新レンズが登場するのですか? との問いに「いえません(笑)」との答え。これが出ないとズーム新大三元(広角、標準、望遠)にならないのでは? と更に突っ込むと、「そうですね(笑)」という返事。私の勘ですが、これは間違いなくナノクリスタルコートを採用した新 AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR (IF) が出るでしょうね。

ニコンさんはこれまで DX フォーマット用のさまざまなレンズを出して来ましたが、DX レンズに関してはしばらくお休みとの事。その理由は、D3 が FX フォーマットで約 9コマ/秒の連写スピード、ISO 感度も最高で 25600 相当といった低輝度にも対応出来るカメラなので、レンズ側も期待に応えようと考えています、との返事。どうやら新設計による単焦点レンズも期待出来そうですね。楽しみ楽しみ・・・。

2007年12月22日 (土)

ニコン D3のサブ機

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D3 で撮影に出る時、今のところサブとして D40X をバッグに入れて行く事が多い。理想は同型機を二台持参する事なのかもしれませんが、さすがに D3 を二台とは・・・。キヤノンさんの Kiss Digital X や、この D40X にセットで売られているレンズ、どちらも 18-55mm/f3.5-5.6 という暗いズームレンズで、見た目はかなりチープだし、おまけにマウントまでプラスティックという何とも頼りない作り。しかし写してみると良く写るんですねぇ・・・。

デジタルカメラ黎明期、たかだか 100万画素を超える程度のデジ一眼レフが数百万円もしていたなんて嘘みたいですね。この D40X でも 1000万画素あるのですから。つくづくデジタルカメラの進化の早さには驚かされます。これから十年先、デジタルカメラはどういうスタイルになっているのでしょうかねぇ・・・?

以下の写真は D40X で JPEG 撮影、リサイズしただけの所謂撮って出しの状態です。入門機、或いは家庭用として考えられているからでしょうか、ハイコントラストで彩度も高いですね。

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DATA : NIKON D40X + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm/f3.5-5.6G II、WB オート、JPEG撮影

2007年12月21日 (金)

カラヤン生誕100年

Karajan

オーストリアが生んだ世界的大指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)が来年4月5日、生誕100年を迎える。これを記念してレコード会社各社が生誕100年を記念する特別企画のCDを発売し始めているようである。一番大掛かりなセットがドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディングと銘を打ったCD 240枚組みで、価格は300,000円。こんなコンプリートものはこういう機会でなければ手に入りませんので、お金さえあったら欲しいですね。

カラヤンほど好き嫌いの分かれる指揮者はいないのではないかと思います。私は好きな指揮者の一人です。ただモーツァルトだけは癖のある解釈があまり好きではないのですが、晩年録音したモーツァルトには味わい深いものがあり、好きなものがあります。若き日から壮年時代に指揮したベートーヴェンは速いテンポによるスタイリッシュな演奏が特徴的でしたが、これも最晩年にベルリン・フィルと共に来日した時の演奏は、およそカラヤンとは思えないゆったりとしたテンポで、ビックリした事を忘れない。

カラヤンがフルトヴェングラー亡き後ベルリン・フィルの終身音楽監督に就いた際、否が応でもフルトヴェングラーと比較されるわけで、敢えてフルトヴェングラー的解釈を否定するところから始めたのではないかと私は勝手に解釈している。一番特徴的なのがベートーヴェンの交響曲で、フルトヴェングラーとは180度正反対の解釈。言わばトスカニーニの延長線上の解釈だと思います。それが最晩年、「演技」する事無く、ようやく本来持っている自分流のベートーヴェンを指揮する事が出来たのではないかと。最後の日本公演で指揮した交響曲第4番など、クラシック音楽好きの方にブラインドで聴かせたら、絶対カラヤンだと言い当てる人は皆無に近いのではないかと思う。

先日、行き付けの外資系CDショップに行った際、上記写真のCDとDVDを求めて来た。いずれも生誕100年を記念して発売されたもので、CDは壮年期にウィーン・フィルを指揮した一連の英デッカに録音したものの再発売CDで、一枚税込み1,000円である。レコードでも持っているものなんですが、記念の意味で(安いし)CDを購入しました。DVDの方は今回の生誕100年を記念した初リリースで、ベルリン・フィルを指揮したチャイコフスキーの後期三大交響曲の演奏会をライヴ収録した映像です。私はカラヤンのチャイコフスキーが大好きでして、特に4番は素晴らしい! その昔、NHKホールが完成した際の杮落とし公演で聴いたベルリン・フィルとの4番が、超絶的名演だった事を今でも忘れない。

しかし最近は好き嫌いを別にしても、大向こうを唸らせる指揮者が居なくなって来たのは愛好家として残念な気がします。指揮者もソリストも、テクニックはあるのだけど個性が・・・。

2007年12月20日 (木)

ニコン D3 で飛行機撮影

連写の速いカメラとなると、やはり動きモノを撮りたくなります。D3 の場合、フルサイズで約 9コマ/秒、DX モードで約 11コマ/秒。これを試したくて少しの時間、久しぶりに飛行機撮影をしてみました。しかし生憎の曇天、やはり飛行機は抜けるような青空の下で撮影したいですね。背景がただの白色では面白くないので、撮影は早々に切り上げてしまった。

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最近、自分が休みに限って雨だったり、曇天だったりで、巡り合わせが悪く残念です。

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ポケモンジェットのお腹です。

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お隣韓国のアシアナ航空 A-330-300 HL7747。どうやら特別塗装機のようですね。最近、飛行機撮影をご無沙汰してから、この手の情報に疎くなっております。背景をご覧頂くとお分かりのように、こういう曇天では白っぽい塗装が多い旅客機では撮影も気が乗らず、直ぐ帰宅する事に。

これらの写真、一、二枚目はフルサイズ、三、四枚目は DX モードで撮影しております。ブラックアウトが極限までと言って良いほど短く、常に被写体を確認しながら連写モードで撮影出来るのは気持ちが良いです。

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ritomoさんのブログでもご紹介があったように、とにかく D3 は省エネですね。この写真に装着してあるバッテリーは D2H 時代に使っていたスペアバッテリーで、二年数か月放電したまま放置してあったものです。今回久しぶりに充電して使ってみたのですが、ご覧の枚数撮れています。もちろんこの間に液晶(滅茶苦茶綺麗です)で何度も撮影したものを見ていますので、ただ単に撮影だけに費やしていればもっと撮影枚数は増えているわけですね。ちなみに D3 に付属のバッテリー容量は 2500mAh で、D2H 時代の容量は 1900mAh です。スペアバッテリーは必要ないくらい撮影出来ます。

DATA : NIKON D3 + AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm/f4.5-5.6G(IF)、WB オート、JPEG撮影

2007年12月19日 (水)

ナノクリスタルコート

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ニコンさんから D3 と一緒に発表、発売されたレンズ群すべてに「ナノクリスタルコート」なるコーティングが施されている。(一部、既出のレンズにも施されています) ニコンさんの web でどういうコーティングなのか調べてみたら、光学的な難しいお話が延々と続いていましたが、最後の方に分かり易い以下のような説明書きがあった。

「ナノクリスタルコートは、反射防止多層膜に比べて反射率をさらに低く抑えるとともに、より広い波長域、角度範囲での反射防止を可能としました」とあり、フレアーやゴーストの低減に非常に効果的です、との事。

ニコンさんは数年前から、「スーパーインテグレーテッドコーティング」というレンズ・コーティングを施しているのはご存知の通りで、古くから発売されているマニュアル・ニッコールの Ai レンズにも途中からこのコーティングに変えている。多分、ニコンさんにしても自信のレンズ・コーティングなのでしょう。そしてさらに「ナノクリスタルコート」である。ニコンさんのショールームで「コーティング無し」「マルチコート」「ナノクリスタルコート」の三枚のレンズが並べて置いてあるのを見た時、成る程「ナノクリスタルコート」の透過率は半端じゃないなぁ・・・と、感じたものである。

ただかなりのコスト高になるようで、今のところは高級レンズといって良いものだけに「ナノクリスタルコート」が施されているようである。僅か一面だけにしか施されていないようであるが、ニコンさんの弁によると一面だけでもかなりの効果が有るとの事。で、私が持っているレンズで「ナノクリスタルコート」が施されているのは上記写真の AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED の一本。そういえば今回発表されたレンズから表記方法が変わっていますが皆さんは気が付いたでしょうか? 例えばこのレンズも従来の表記方法だと、AF-S Zoom Nikkor ED 24-70mm F2.8G となるはず。今回から「Zoom」の表記が消えた他、ニッコールのアルファベットが大文字になり、ED や VR が一番最後に表記されるようになりました。

何度か書いていますが私はズームレンズ嫌いで、嫌いだった原因はレンズが大きい事、歪曲が目立つ事、明るいものでも F2.8 が限度という三つの事柄によるものでした。今迄私が購入した F2.8 通しのズームレンズで購入の経験があるのはニコン、キヤノン両社の 70-200mm ズームレンズだけという珍しい人間です。しかしこの二本も描写に不満が出て直ぐ手放してしまいました。多分、こういう事を書くと猛反発をされる方もいらっしゃると思いますが、莫迦の戯言とお聞き流し下さいませ。

しかし今回発売された AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED は結構気に入りました。結構・・・というより大分気に入ってしまいました。歪曲は例によって広角側で多少目立ちますが、ズームという事で許せる範囲です「おお、偉そうに・・・(笑)」。やはりフルサイズ・デジタルで使う事を念頭に於いて設計されているだけあると思います。レンズ鏡胴もスリムでなかなか良いです。今度、フィルムで使ってみようと思いますが、コシナツァイス ZF と同じくフィルムだとカリカリになるかもしれませんね。

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これはテレ側 70mm の開放で、ピントは真ん中のカモメに合わせて有ります。画面が少々傾いているのはご容赦。

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この二枚は共にワイド側 24mm での撮影です。絞りも共に F4.5 であります。

DATA : NIKON D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED、WB 太陽光、Capture NX

2007年12月18日 (火)

イルミネーション その二

イルミネーションのその二です。今回は横浜・みなとみらい 21地区で撮影してみました。今回もすべて手持ちで撮影しています。ISO 感度は 1600~4000 での撮影。

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観覧車の下にクリスマスツリーを模したイルミネーションがありました。後一週間でクリスマスですね。広角レンズを仰角で使うと上すぼみになるのが・・・。

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今回も使用しているカメラはニコン D3 ですが、撮影していてとにかく感触の良さは筆舌に尽くし難い。シャッターを押した時の感触がとても切れが良く、こういう感動を覚えたのは銀塩フラッグシップ機 F5 以来です。F5 は未だに銀塩カメラの最高峰として愛着があり、デジタルと銀塩でこの二台を超えるものが有るの? と申したいくらい素晴らしいカメラであります。(あくまで個人的感想ですが)

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最後はランドマークタワーの中に入っての撮影。これまたクリスマスツリーを模したシャンデリア。豪華ですねぇ・・・。夜間の撮影がこんなに楽しく出来るのは D3 のお陰です。夜に外へ出るのが億劫で嫌いだったのに・・・。(笑)

DATA : NIKON D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm/f2.8G ED、ISO 1600~4000

2007年12月17日 (月)

京都紅葉撮影 その六

京都での紅葉撮影、コダクロームで撮影したものが上がって来ました。冷蔵庫に残っていた最後のコダクロームです。長い年月、多くのプロ、アマチュアを魅了して来たコダクロームも終焉を迎えようとしています。一抹の寂しさを感じますね。取り敢えず、少しスキャンしてみました。

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この写真は安楽寺。標準 50mm での撮影。5日付けでご紹介したように雨が上がった後の撮影です。散り紅葉も雨に濡れ、観光客に繰り返し踏みつけられた後の寂しさを感じさせるシーンでした。風景写真に良く使われる富士のベルビアなんかと違って、コダクロームらしい、やや渋めの発色ですね。

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こちらは雨中の東福寺。かなりテカッていますね。PL フィルターを使えば反射を抑えられますが、反 PL 派の私は持参していません。しかし PL を多少効かせていればもう少し綺麗に見えたかもしれませんですね・・・。

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こちらも東福寺ですが、上の写真とはレンズを換えていますし、場所も違います。東福寺に居る時が一番雨が強い時で、観光客の数も半端ではなかったですね。撮影に大分苦労した事を思い出します。まぁ・・・しかし、デジタルで撮って、35ミリフィルムで撮って、更に中判でも撮ってと、つくづく欲張った今回の京都撮影でした。次回はもっと軽装で行く事に致します。

DATA : LEICA R9 + Summicron-R 50mm/f2(type II) + Apo-Summicron-R 90mm/f2 ASPH. + Apo-Telyt-R 180mm/f3.4、Kodak PKR

2007年12月16日 (日)

Nikkor AF 50mm/f1.8D

ニッコールの AF 用標準レンズにはご存知のように f1.4 と f1.8 の二種類がある。明るいレンズ大好き人間の私としては当然 f1.4 を愛好すべきなんですが、何故か標準 50mm は昔から f1.8 の方が好きなんです。これはかつて両者の撮り比べをポジで撮影し、スライドで投射して比べた結果、自分は f1.8 の方が好きになってしまったのである。価格も数段安いし、いい標準レンズだと思います。

50mm_01

D3 が来てからはピッタリの標準レンズで、明るさも f1.8 あれば高感度撮影に強いボディと合わせて大変使い勝手が良い。敢えて不満を述べればジージーいいながら回転するピントリングくらいですね。早く AF-S による単焦点レンズをラインナップして欲しい。

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ボディは少々大きく重いですが、レンズ一本装着してお出掛け・・・という時に重宝するレンズです。

DATA : NIKON D3 + AF 50mm/f1.8D、Capture NX

2007年12月15日 (土)

超高感度撮影

昨日は午後から横浜・山下町でずっと会議。会議終了後、中華街に移動して忘年会でした。それならとニコン D3 を持参。歩いて中華街に移動する際に高感度撮影を試みた。以下の写真はすべて ISO 感度 12800 で撮影しています。

Iso12800_04

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Iso12800_02

さすがにノイズは乗って来るものの、それでも鑑賞に堪えられる絵が出来ていると思う。やや立体感にも欠ける感じはするものの、D3 の作り出す絵は驚異的だと思います。今まで ISO 12800 でまともに見られるデジタルカメラが果たして有ったのかどうか・・・。ただただニコンさんに脱帽。

Iso12800_03

+2/3 補正して撮っていますが、やや白飛びが出ていますので補正し過ぎだったかな・・・と反省。ただお店の照明と裏壁の絵との明暗差はかなりありましたので、プラス補正を掛けないと裏壁の顔が暗くなるしと・・・、まぁ、ご容赦下さい。改めて D3 が高感度に強いという事を実感したテスト撮影でした。

DATA : NIKON D3 + AF 50mm/f1.8D、ISO 12800、14bit RAW、Capture NX

2007年12月14日 (金)

京都紅葉撮影 その五

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京都で撮影したハッセルでのフィルム撮影、五本の上がりを先日貰って来たので取り敢えず二本だけスキャンしてみました。改めて中判の被写界深度の浅い事を再確認。PowerShot G7 やライカ R によるデジタル写真を見ていたせいか、不思議な印象を感じてしまいました。上の写真、f11 での撮影ですがピント面は薄いですねぇ。レンズの絞りが f16 までなのでそれほど絞り込む事も出来ず、ましてこれだけの近距離で撮影しているので止むを得ないのかな、という感じです。場所は安楽寺。

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以上、三枚は龍安寺。下二枚は三脚使用禁止のため手持ちで撮影しています。手持ち撮影の絞りは f2.8 か f2半だったと思います。記録していないので記憶が曖昧です。一度ハッセルだけで京都をじっくり廻ってみたいなぁ・・・と、フィルムの上がりを見て思ってしまいました。大判だけ・・・なんてもっと潔くていいかな・・・。

DATA : HASSELBLAD 203FE + Planar T* FE 110mm/f2、Fuji RVP100

2007年12月13日 (木)

ニコン D3 迷想曲

D3

電話連絡が来たのは先月28日の事。仕事中の夕刻、私の携帯が鳴るので取ってみると行き付けの量販店から。「ご予約のニコン D3 が入荷しました。明日からお渡し出来ます。」との連絡。正直「あ~・・・とうとう来ちゃった・・・、さてどうしよう~・・・」と悩んでしまったのは私の偽ざる気持ち。思えば8月末、「キャンセルしても構いませんので、予約だけ入れておいたら?」との誘いに乗ってふらふらと予約だけなら・・・のつもりでポイントカードを出した。発売までに日があるし、その間にじっくりと考えたり D3 貯金をすればいいだろう・・・と、当初は結構安易に考えていた。

ニコンさんから D300 と共に発表され、暫くした後 web に D3 の高感度撮影によるとんでもなく素晴らしい作例写真が掲載された。それまで高 ISO 感度撮影によるノイズの少ない画像はキヤノンさんの独壇場だった。ニコンさんのカメラが出す画像も素晴らしいものの、高 ISO 感度での写真はキヤノンさんに適わなかった。しかし萬を辞して発売されるフラッグシップはなんとニコンさん初のフルサイズ。出す以上は中途半端なモデルは出したくない(私の勝手な予想)、というニコンさんらしい質実剛健なモデルとして登場した D3。気楽な気持ちで量販店に予約を入れた私も途中から、「これはなんとしても手に入れなければ・・・」という強い気持ちが沸々と湧いて来た。

とは言うものの、皆さんご存知の大変高価なカメラ。本音はニコンさん得意の発売延期があればいいなぁ・・・と考えていた(懐の問題で)。ですから電話連絡が来た時、「う~ん・・・残念、延期はなかったか・・・」と思ったのです。しかしそれならキャンセルして準備が出来たら購入すれば良いのでは? とお思いになるのでしょうけど、いざ来たとなると欲しくなるのが人情。(笑) そこで今必要なのか一週間くらい冷静に考え直す時間と、更には今購入する場合、足りない資金をどうするか・・・を考える事にしました。この間に二日間の京都行きもある事だし・・・。

ところが早々入手された去るお方から出る言葉は D3 を絶賛する事ばかり。結局京都で紅葉の撮影をしながら出した結論が、「帰ったらお店に行って引き取って来よう・・・」でした。京都から帰って来た翌5日、仕事帰りに量販店に寄ってとうとう D3 を入手した。帰宅後、D2H 時代に使っていた予備バッテリーが二年以上も放電したまま部屋に転がっていたので、まずそれを充電してみる事に。果たして使えるのか気掛かりだったので。その間に付属しているバッテリーは少し電池が入っているので D3 に装填し、空シャッターなどを切っていた。で、実際に使ったのは10日、ブログでご紹介したように鎌倉でした。

さて、このハイテクカメラ。ニコンさんはマウント変更をしなかったお陰で古いレンズをも D3 で使える。私は Nikkor Auto H 50mm/f2 という古いレンズを持っているので、これを D3 で使うとどういう写真になるのか興味があった。今日はこのレンズでテスト撮影したものを掲載してみます。

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D3 はカメラ内部で収差補正をしているせいか、相当古いこのレンズでも特に問題のない描写を見せてくれるようである。

DATA : NIKON D3 + Auto H 50mm/f2、ISO 400、SILKYPIX 3.0

2007年12月12日 (水)

イルミネーション その一

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暮れも徐々に押し迫って、あちらこちらの街並みもいろいろなイルミネーションを見るようになって来ました。毎年、そういうものを見る度に撮影してみよう・・・と思うのですが、以前書いたように思うだけでなかなか実行していませんでした。どうも夜出掛けるのが億劫になってしまうのですね。今年こそ・・・と思い、第一弾を掲載してみます。今回の場所は南新宿です。

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三脚を使うのが嫌いなのですべて手持ちで撮影していますが、お陰であまり絞り込んで撮影していません。被写界深度は結構狭いと思います。標準レンズ一本を装着した夜間用カメラ(笑)、ニコン D3 での撮影。ISO も 3200 から 4000 という高感度ですが、それでもシャッターが遅い箇所もあり、手ブレっぽい写真はご容赦下さい。

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電飾に飾られたアーケードという感じですね。

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カップルで歩くのに最適なところですね。気温はやや肌寒くなっていて、薄着で出掛けた私はもう一枚何か着てくれば良かったと後悔しきり。

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今年も残すところ三週間とないんですね。早いですねぇ・・・。カメラ業界はデジタル一眼レフの普及が進んだ一年ではないでしょうか。ニコンさんからは待望のフルサイズ・デジ一眼が発売され、ようやくキヤノンさんに並んだわけですが、これから両雄のマッチレースは来年以降どういうふうに進んで行くのか興味津々であります。

「イルミネーション その一」とタイトルを付けましたが、「その二」が続けられるよう努力致します。(笑)

DATA : NIKON D3 + AF 50mm/f1.8D、ISO 3200 ~ 4000、 Capture NX

2007年12月11日 (火)

鎌倉・円覚寺スナップ

鎌倉に紅葉を求めて行ってみましたが、さすがに遅過ぎたようです。北鎌倉で横須賀線を下車し、円覚寺、明月院、建長寺、八幡宮へと歩きながら撮影して来ました。紅葉は或る程度予想したとおりの結果で残念ですが、今回はカメラのテストの意味もありましたので、天気も良くブラブラと歩きながらの撮影には最適でした。先ずは北鎌倉駅前の円覚寺から入ってみた。

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鎌倉の紅葉名所、円覚寺もすでに終焉を迎えており、どす黒く濁って枯れ落ちる寸前でした。先週くらいが良かったのかもしれませんが、京都へ行っていたので仕方ないですね。しかしカメラの性能には感嘆するばかり。ファインダーの切れも良く、ピントの山も掴みやすい。ミラーショックは少ないし、像消失時間も極限まで短く、恐らく一眼レフカメラとして世界最高の性能ではないかと感じております(メカニズムに関して)。

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境内では絵を描いている方も多かった。紅葉のピークは過ぎ、尚且つ平日という事もあり、観光客も比較的少なかったので落ち着いて描く事が出来たのではないでしょうか。そういえば円覚寺を訪れたのはいつ以来だったか・・・、忘れてしまうくらい行ってなかった。自宅最寄り駅から僅か 20分程で行ける場所なのに。来年はピーク時に行ってみたいですね。

DATA : NIKON D3 + AF-S VR NIKKOR 70-300mm/f4.5-5.6G、SILKYPIX 3.0

2007年12月10日 (月)

撮像素子の価格

最近、大手量販店でデジタルカメラの価格を見ていると、所謂家庭用、或いは初心者用として一般的には考えられている一眼レフタイプが信じられないくらいの価格下落を見せている。ニコンさんで言えば D40、D40X の二機種、キヤノンさんは誰でも知っているベストセラーモデルの Kiss Digital X、その他ペンタックスさんでは K100D系、ソニーさんの α-100、オリンパスさんの E-410、E-510 などなど。

例えば最近モデルチェンジされたリコーさんのコンパクトデジカメ GR DIGITAL の方が下手すると一部上記一眼レフのレンズセットより高いくらいなのである。事実、此処へ来てボーナス商戦という事もあるのか、一眼レフタイプが通常より更に安くなっている。昨日たまたま小物の買い物に行きつけの量販店へ行ったら、今年発売されたニコンさんの D40X レンズセットは GR DIGITAL より売価で 15,000円も安いのです。どうなってんの・・・? と私は眼を白黒。(笑)

デジタルカメラは撮像素子の製造コストが高い為、永年親しまれて来た銀塩カメラより数段高い販売価格からスタートしている。フルサイズ撮像素子を持ち出さないまでも APS-C サイズやフォーサーズサイズが登場した時は銀塩ボディに比べるとかなりの高価格で、購入するにはそれなりに敷居の高いものでした。単純に考えると APS-C サイズの D40X が、コンパクトタイプのデジカメより製造単価が安いという事は考えられないわけですが、現実に販売価格に於いて逆転現象が起きてしまっている。

実際のところ、デジタルカメラの心臓部である撮像素子の製造単価・・・というか、自社で製造をしていないメーカーさんは各撮像素子を一体幾らくらいで仕入れているものなのでしょうかねぇ・・・。工業製品は価格だけで図れないものがあるのは充分承知しているつもりですが、撮像素子だけではなくペンタプリズム等、一眼レフタイプはコンパクトタイプより各パーツでもそれなりにコストが掛かっていると思うのですが、最近の逆転現象にデジタルカメラの売価に不信感を抱くようになっている私です。特に今回例に挙げた GR DIGITAL の売価には「・・・・?」となってしまう。

2007年12月 9日 (日)

旅カメラ再考 その二

8月21日付けで「旅カメラ再考」という記事を書かせて頂いた。北海道旅行のツアーに参加した際、ライカ一眼レフデジタルにレンズ五本という重装備で出掛けたものの、結局ほとんどコンパクトデジカメしか使わなかった。帰って来てからつくづく感じたのは、遠方への旅行、若しくは撮影旅行にボディ一台にレンズ一本で出掛けたらどんなに楽だろう、と。その一本も高倍率ズームレンズが有れば、すべて事足りるのではないかと思うのです。しかしズームレンズがあまり好きでないため、持っているレンズが単焦点ばかりになり、必然と持って出る装備は多くなってしまうわけです。

今回の京都紅葉撮影は夏の旅行より更に重装備。ハッセル一台にレンズ二本。ライカ一眼レフ二台にレンズ五本。そしてコンパクトデジカメに三脚という、一泊二日の撮影旅行とは思えない装備で出掛けてしまった。雨続きで傘を差しながらの撮影もあったりで、こういう時手ブレ補正機能付きズームレンズを装着したデジタル一眼が便利でいいなぁ、と思ってしまうのですね。更に防塵防滴のカメラ、レンズなら傘を差さずに撮影出来るし・・・と。

貧乏性なもので、早々行けないところだからあれで撮りたい、これでも撮りたいと、ついつい色々持って行きたくなってしまうのですね。ホテルに入ってから雨に濡らしたボディやレンズを乾かそうとザックから全部出してテーブルに並べたのですが、その時「よくこんなに持って来たなぁ・・・、これでは重いわけだ」と自嘲してしまった。私は三脚があまり好きではないのですが、今回のような撮影は必須のものなので仕方なく持って行きました。重いザックに三脚を持って傘を差しながらの徒歩。笑っちゃいますねぇ・・・。

ただ・・・ただですねぇ・・・、軽いボディにレンズ一本で出掛けたいという願望はあるものの、いざそうした場合に現地で「あぁ、あれを持ってくれば良かった・・・」と後悔するのが怖くていろいろ持って行ってしまうのですね。多分、こういう気持ちがご理解頂ける方もいらっしゃるのではないかと思うのです。いや、やはりこんな事考えるのは私だけかな・・・?

2007年12月 8日 (土)

京都紅葉撮影 その四

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以上、二枚は哲学の道で撮影しております。今年、京都へは四回撮影に訪れておりますが、哲学の道は二回目。新緑の頃で素晴らしかったです。そういえばその時も雨が降っており、傘を差しながらの散策でした。「哲学」なんて、もっとも私に相応しくない名前が付いておりますが、初夏は新緑、秋は紅葉と、眼の保養をするには最適のところですね。

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哲学の道を散策しながらの目的地が安楽寺。雨上がりの散り紅葉がとても雰囲気を醸し出しており、紅葉の美しさは眼上だけではないという事ですね。此処の撮影は欲張りまして、ハッセルでのフィルム撮影、ライカ一眼レフでフィルムとデジタル、そして今日のコンパクトデジカメと、持参したカメラを全部使っております。

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こちらは龍安寺。ピークは過ぎているようでしたが、落ちている赤や黄色の色合いが安楽寺に負けじと、これまた演出しています。一年に一回の紅葉撮影ではとてもとても廻り切れません。昨年、今年と、いずれも東山地区ばかりでしたので、来年はまた違うところで撮影してみたいです。

DATA : Canon PowerShot G7

2007年12月 7日 (金)

京都紅葉撮影 その三

二日間、ライカ一眼レフのデジタル写真で今回の京都での紅葉をご覧頂きました。今日はコンパクトデジカメで撮影した写真を数枚ご覧頂きます。今回の京都では下車する駅を間違えたり、目指す道を間違えたりしたドジ話を前二日で書きましたが、実は他にもやっております。初日、ハッセルブラッドで撮影しようとボディにレンズを装着してからフードを・・・とザックから出して付けようとしたら、何とサイズ違いのフードを持って来ていたのである。今回持参したレンズはフィルター径が Φ70 なのに、ザックに入れていたフードは Φ60 のフードが入れてあった。更に、デジタル用のスペアメモリも持って来ていなかった。あぁ・・・情けなや・・・。更にダメ押しで京都滞在中にザックのファスナーが壊れるし、三脚を倒した時(カメラは装着していません)にパン棒の取っ手部分のキャップが外れたので付け直したものの、いつの間にか紛失している。悪夢の二日間であった。(笑)

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先ず最初の一枚目は東福寺に入る前で、降りしきる雨が道に落ちたモミジを濡らす。駅からは次々と観光客が歩いて来ます。

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東福寺での撮影ですが、雨に濡れて少々テカッていますね。お隣で妙齢のご婦人が EOS で撮影しながら「PL が無きゃダメだぁ! テカッて写真にならない!」とおっしゃっていました。竹内敏信さんの影響でしょうか、風景写真というと即 PL フィルター という方程式になっている昨今ですが、私はアンチ PL フィルター派でして、PL をめいっぱい効かした絵画のような写真があまり好きでないんです。

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龍吟庵方丈の西庭で撮影しています。ようやく雨も小降りに・・・。雨の影響で昼過ぎまで東福寺に滞在していましたが気温も結構低く、昼という事もあってお腹は減るし体は冷え切っているしで、境内の売店で暖かそうな「ぜんざい」を食しました。栗入りで結構美味しかったです。そうこうしているうちにようやく雨も上がったので京都駅へ戻り、電車を乗り継いで南禅寺へと向かった。

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以上二枚は南禅寺で撮影。一枚目は左からの斜光線でフレアが出ていますが、フードの無いコンパクトデジカメでは仕方ないですね。ピークは過ぎているものの、此処も結構観光客は多かった。昨年、素晴らしい紅葉を見ていたので思い出深い場所である。そろそろ重いザックが肩に堪えて来た頃であった。ふう~・・・。
コンパクトデジカメの項、続く・・・。

DATA : Canon PowerShot G7

2007年12月 6日 (木)

京都紅葉撮影 その二

初日の夜はホテルで北京オリンピックのアジア代表を決める野球を見ていました。お風呂から上がって来たら丁度日本が逆転されるところ。悔しくなってそのままテレビに噛り付いていたら、あっという間の再逆転。あぁ、これで大丈夫だなぁ・・・と思ったら急に睡魔が・・・。翌朝六時半くらいまでぐっすりと睡眠。ホントは早起きして出掛ける予定が少々遅くなってしまった。朝食をさっと済ませて電車を乗り継いで龍安寺へと向かう。

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空は雲が多いものの幾らか青空も覗いているので今日は雨は大丈夫かな・・・と思いながら龍安寺到着。此処も散り紅葉を見ながら境内へと入ったら・・・、なんとまたまた雨が・・・。しかしめげずにカメラ、レンズを多少濡らしながら撮影。こういう時は防塵防滴のカメラ、レンズが欲しくなりますねぇ・・・。おしどり池とも呼ばれる鏡容池の周りもいい雰囲気でした。しかし雨が少々強くなったので諦めて石庭を鑑賞する事に。

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なかなか落ち着いた雰囲気を味わい、心が洗われる気持ちとなる。此処で腰掛けながらゆっくりと撮影させて頂いている間に雨も小降りとなった。外国の観光客が多い場所ですね。

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お庭を鑑賞した後に再び外に出てみるとパラパラ程度の小雨。散り紅葉の見事さに眼を奪われながら歩く。するとほんの僅かな時間、雲間から日が差し、モミジのトンネルが太陽光を浴びて輝くような色に。近くを歩いていた女性たちから「わ~・・・、綺麗・・・!」と感嘆の声が上がる。その見事さに見とれていた私は慌ててカメラを構えるも、あっという間に日差しは雲に隠れてしまった。上の写真ではその感動をお見せする事が出来ませんが、或る程度ご想像頂くという事でご容赦を。

この後またまた雨が気持ち強くなったので池の周りを歩いて龍安寺を後にした。そして今度は歩いて仁和寺へと向かう。龍安寺を出て歩き始めると雨は完全に止んでくれたので、もう大丈夫だろうと思い歩を進めました。ところがですねぇ・・・、自分は仁和寺へ歩いていたつもりだったのですが、途中の道路脇に略地図の看板が立っていたのでそれを見ると、あいや~・・・、なんと逆に歩いていたではないですか。ホントにドジですねぇ・・・。方向音痴もいいところ。(笑) 前日、ホテルへ向かった時も下りる駅を勘違いしちゃったし・・・。

で、その地図を見ると自分の歩いて行く方向に有名な金閣寺の絵が描いてある。道行く人の中で地元の方と思しき人に金閣寺までの時間を尋ねると、「此処からなら 10分くらいでしょう」との事。ええい、こうなったら中学の修学旅行で一回見ただけの金閣寺を、記念写真として撮って来ようと思い、そのまま金閣寺へと向かう事にした。到着して拝観料を払って中へ。入ると此処も終焉を迎えていましたがかなりのモミジがあるのにビックリ。京都の仏閣は何処も見事ですねぇ。そのまま金閣寺へ歩いて行くと、またまた雨が降って来たのです。

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さぁ、誰でも知っている金閣寺です。定番のアングル。京都撮影旅行の記念写真として、こういう写真が一枚や二枚あってもいいでしょう。雨は強くなって来るので早々に一周して外へ出ると一気に雨が上がって、今度は見事な青空が顔を出して来たんですねぇ・・・。金閣寺前のバス停で路線を確認すると仁和寺前を通るバスがあるのでしばしベンチで休憩。やがてバスが来たので乗って一路仁和寺へ。仁和寺前で下車して境内の中へ。入った途端、またまた雨が・・・。(笑) ホントなんですよ、龍安寺も金閣寺も私が境内へ入ると雨、外へ出ると雨が止むのです。仁和寺へ入る前はまったく雨は降っていなかったのですが、境内へ入った途端の雨。お天道様は私をずっと見ていたのでしょうか?(笑)
続く・・・。

DATA : LEICA R9 + Apo-Summicron-R 90mm/f2 ASPH. (1.3枚目)、Elmarit-R 28mm/f2.8 (2枚目)、Summicron-R 50mm/f2 (4枚目) + DMR、SILKYPIX 3.0 (前日分も)

2007年12月 5日 (水)

京都紅葉撮影 その一

三日から四日に掛けて、昨年に引き続き京都へ紅葉の撮影に行って来ました。持参した機材は欲張ってボディが三台。ライカ R9 + DMR、R9 + winder、ハッセル 203FE と重いものばかり。更にレンズも欲張ってライカ用が、19mm/f2.8、28mm/f2.8、50mm/f2、90mm/f2 、180mm/f3.4 の五本。ハッセル用として Planar T* 110mm/f2、Sonnar T* FE 150mm/f2.8 の二本。当初 Distagon T* FE 50mm/f2.8 も持参しようとしたのですが、さすがに大きく重過ぎる・・・という事で置いて行きました。以上に三脚も当然持参。いや~・・・、ザックは重かったです。二日間、かなり歩いたので足の筋肉は少々痛みがありますが、重いザックを背負っていたので肩まで軽い筋肉痛が・・・。(笑)

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今回消費したフィルムはハッセルで 120 を五本。ライカ R でコダクロームを三本撮影しています。現像に時間が掛かるので、今日はデジタルで撮影した写真から数枚です。

初日は清水寺を予定していたのですが写友、ボン村上さんから携帯メールを頂き、かなりの混雑で入るにも時間が掛かるようだとの事で、アドバイス頂いた東福寺から。結構強い雨が降っており、ご覧のように僅かな距離でも雨で煙っております。前日の写真と同じですが、こちらはライカ Summicron-R 50mm/f2 で撮影したもの。PowerShot G7 もいいデジカメですが、極小 CCD によるダイナミックレンジの狭さがこういう悪条件では分が悪かったようです。臥雲橋から通天橋を見る、所謂極々普通のアングルです。通天橋はご覧のような人。こちらの臥雲橋も同じです。

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臥雲端から俯瞰撮影してみました。紅葉撮影というと普通はほぼ見上げる写真が多いのですが、此処は俯瞰撮影が出来ます。しかし観光バスで来たと思しき団体、そして観光客が押し合いへし合い来るのでおちおち撮影も出来ない状態。いや~、京都紅葉見物でも有名な場所だけあって凄い人の数です。数日前の朝、テレビでも此処は紹介されていましたしね・・・。午前中はずっと雨が降っていたのですが、お昼過ぎからようやく上がったので、京都駅へ戻って地下鉄烏丸線から東西線を乗り継いで蹴上駅へ。昨年感動した南禅寺へ行くも、ピークは過ぎていて一週間くらい遅かったような感じでした。で、哲学の道へ・・・。

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哲学の道を撮影しながら歩いてみたのですが、どんよりと厚い雲に覆われて光線状態はイマイチ。しかしそのまま安楽寺へと行ってみる事に。ボン村上さんからメールを頂いていましたが、いや~、散り紅葉が見事でした。雨上がりで濡れていますが、これも一興。近くで撮影者が「朝一番で来ると落ちたモミジが踏まれていないのでもっといいんだよねぇ・・・」と話しており、確かにそうかもしれません。この写真だけ見るとひっそりと静まり返っているように見えますが、実は観光客がひっきりなしに上がり下りしており、僅かなチャンスで撮影したもの。此処でいろいろアングルを変えて撮影した後、宿に向かう為再び哲学の道へ。

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哲学の道を蹴上駅へ向かって歩いていると、ほんの僅かな時間ですが日が差して来たのです。安楽寺へ向かう時にも此処は撮影していたのですが、その時は曇り空で紅葉も濁っていてイマイチでした。しかし日が差すとご覧のような見事な赤色が映えたのです。これはレタッチで作ったのではなく、ホント見事な赤色でした。感動モノです。哲学の道は赤や黄色で彩りの素晴らしいところ。梅雨時に通った時は見事な新緑で、これが秋には綺麗に色付くのだろうなぁ・・・と思っていたのですが、その通り。ただ、やはり全体的には遅かったようである。

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南禅寺の前を通り掛ったら丁度斜光線で散り紅葉が見事に照らされているではありませんか。私が住んでいる横浜ではもう薄暗くなって来る時間帯ですが、さすが西日本ですね、幸いこういう良い場面に出くわしました。

この後蹴上駅へ戻って予約してあるホテルへ向かうわけですが、梅雨時以来二度目のホテルなのに何故か駅を間違えて下りてしまった。地下鉄烏丸線で京都駅の一つ先という頭でいたのですが、地上へ出てみたら景色が違う。慣れない土地は困りもの。京都駅の一つ先ではなく、一つ手前だったのですね。で、今一度地下鉄に乗って戻る事になったのです。まったく冴えないですねぇ・・・。(笑)
続く・・・。

DATA : LEICA R9 + Summicron-R 50mm/f2 (1.2.3枚目)、Elmarit-R 28mm/f2.8 (4.5枚目) + DMR

2007年12月 4日 (火)

京都から帰りました

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京都から帰りました。二日間、雨に祟られた今回の上洛です。雨男を自称しなければいけません。(笑)

詳しい事は改めて・・・。写真は雨に煙る東福寺内で撮影したものです。

DATA : Canon PowerShot G7

2007年12月 3日 (月)

京都へ・・・

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京都へ行って参ります。天気はあまり良くないようですが・・・。

写真は昨年の天授庵です。

2007年12月 2日 (日)

キヤノン L レンズ

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キヤノンさんの一眼レフ用交換レンズに「L レンズ」なるものが有るのは、カメラ好きなら皆さんご存知だと思います。この「L」の意味は「Luxury」の「L」だそうである。カタログに記載されている文章を以下に抜粋してみる。

プロ品質と呼ぶに相応しい、画期的な描写性能と優れた操作性、耐環境性・堅牢性を備えたキヤノン EF レンズ L シリーズ。「L」。それは、人工結晶の蛍石、研削非球面レンズ、UD、スーパー UD レンズなどの特殊光学材料を採用した超高性能レンズだけに許された誇り高き称号である。

以上のような事が書いてある。要するに「L」が付くと付かないとでは描写に差がある、という事ですね。多くのキヤノンファンの方は俗に言う「白レンズと L レンズ」に憧れのようなものがあると思う。私もご他聞に漏れず昔、白レンズを使ってみたい・・・という願望を強く持っていた時代があった。で、初めて私が入手した白レンズは EF 70-200mm/f2.8L USM (IS の前の初代)でした。白レンズの中でも特に有名なレンズですね。このレンズが発売されて間もない頃で、なにか非常に興奮していたのを今でも覚えている。

このレンズの初陣は秋の裏磐梯での紅葉撮影でした。カメラは 1NHS。早朝、靄の中、半逆光で撮影したポジフィルムをライトボックスで見てビックリ。盛大なフレアとゴーストがフィルムの半分くらいを占めているのです。その頃自分のメインはニコン F3 二台に Ai レンズだったのですが、それまで逆光で撮影してもこんな描写にはなった経験が無く、価格の高い L レンズでもこの程度か・・・と、当時思ったものです(逆光耐性に関して)。

その後、写友の大キヤノンファンの方に尋ねてみたら、EF 70-200mm/F2.8L USM はキヤノンさんのレンズ群の中でも特に逆光に弱いレンズとの事。レンズにもよりますが、ニコンさんのレンズは平均的に逆光に強かったので、高価なレンズであるのにガッカリした事を今も忘れない。

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これらの写真はキヤノンさんの「L レンズ」オンリーの新旧、二冊のカタログです。私はそれ程 EF レンズを使って来たわけではないのですが、これは凄い・・・と思ったレンズが二本あります。EF 85mm/f1.2L USM と EF 300mm/f2.8L USM です。この二本はホント素晴らしいです。

キヤノンさんはニコンさんとは違ってプロ用とアマチュア用(といって良いかどうか)の差をハッキリ分けるメーカーですから、「1系」とそれ以外のボディ、「L レンズ」とその他のレンズという感じで、性能差を付けています。特にキヤノンさんのフルサイズデジタル(1Ds 系、5D)では、やはり L レンズでこそ性能を発揮出来るデジ一眼になっていると思います。キヤノンさんのフルサイズデジ一眼では 5D の後継機に期待大ですね。あ、1Ds Mark III はとても手が出ませんので・・・。

2007年12月 1日 (土)

ファインダー倍率について

カメラを選ぶにあたって私はファインダーを重視する事はこちらで何回かコメントして来ました。先月号だったか雑誌「CAPA」の中でカメラマンの馬場さんがデジ一眼のファインダーについて書いておりました。そこでキヤノン 40D とソニー α700 のファインダーに関して 40D の 0.95倍が α700 の 0.9倍より小さいのはおかしい、と書いておりました。残念ながら各社のファインダー倍率は結構サバを読んでいる事が多いですね。有名なところではコンタックス RTS III の 0.8倍が AX の 0.7倍より小さかったり・・・とか。(笑)

各社デジタル一眼のカタログでファインダー視野率/倍率を見ると、どのカタログも 50mm レンズ無限遠での計測になっています。これはおかしいのではないかと思うのです。銀塩一眼レフなら標準レンズ 50mm(対角 45mm) で計測するのは分かるのですが、APS-C デジ一眼を 50mmレンズで計測するのは如何なものかと。APS-C だけでなく、更に小さい撮像素子のフォーサーズも 50mmレンズで計測しています。

私は光学上の計算(数式)についてはまったく知識に乏しいのですが、計測レンズを銀塩 50mm に照らし合わせればフォーサーズだったら 25mmレンズで計測すべきではないのでしょうか? フォーサーズはフルサイズの 2倍に相当する画角になるわけですから、倍率 1.15倍の E-3 は実際のところは 0.575倍の倍率になるのでは。40D の 0.95倍は 0.63倍に。この辺は知識に詳しい方にお教え頂きたいところです。そうした場合、倍率は各撮像素子で違いが出て来るのでは・・・。何か数字のマジックに騙されているような気がするのですが・・・。

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