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2008年1月 8日 (火)

フルサイズは必要か・・・その二

昨年11月26日付けで「フルサイズは必要か・・・」という雑文を書かせて頂きましたが、その続きみたいな雑文をまた・・・。昨日、たまたま某掲示板を読んでいたら(掲示板に一度も書き込みはした事ないのですが)、ソニーさんのフルサイズ機「α-900、2100万画素機」の事がカメラ本体の写真紹介入りで話題になっていた。どうもそのツァイスレンズ付きの写真は偽物っぽいのですが、いずれソニーさんからも今年中にフルサイズ機が発売されるのではないかと予想しています。そうそう、α-200が発表されましたね。

今年はその前にキヤノンさんから5D Mark IIが発売されるでしょうが、ニコンさん、キヤノンさんの両雄以外にソニーさんからもフルサイズ機が発売されれば面白い展開になりそうな気がします。発売されているソニー製ツァイスレンズがフルサイズ対応ですから、当然の事ながらフルサイズ機が発売される可能性は高いでしょう。

私にとってデジタル一眼レフのフルサイズ機は現在使っているニコン D3が二台目となる。最初はキヤノン 5Dで、使ってみて感じたのはファインダーが大きくていいなぁ・・・と思った事。別にフィルム一眼レフより大きくなったわけではないのですが、APS-Cに慣れていた眼にはやはり大きく感じました。それと当然の事ながら50mmレンズがそのまま50mmの画角で使える事の有り難さ。各社のレンズカタログのように35ミリ換算で・・・何ミリ・・・なんて画角計算も要らない。こんな愚にもつかない計算をする必要がないのですね。

中判、大判の世界では35ミリ換算何ミリ、なんて計算をほとんどしないのに(全くというわけではないですけど)、何故デジタルではいちいち換算しなければいけないのでしょうかねぇ・・・。本気で各メーカーさんがAPS-Cサイズでデジタルを続けたければ、35ミリ換算の数値を表示するのはやめた方が良いのではないかと思うのですが、如何なものでしょうか? 本気ならAPS-Cでの画角をユーザーに知らしめる為に、APS-C専用レンズでの焦点距離(画角)を覚えて貰うようにするべきではないかと・・・。どうなんでしょうかねぇ・・・、私の考え方が少々極端過ぎるのか、或いは突拍子も無い意見なのでしょうか? ニコンさんはD300をAPS-Cのフラッグシップとして出して来ましたので、この撮像素子に対する思い入れはそれほど中途半端ではないような気がしますが、それでも現行の専用レンズのラインナップは充分とは思えません。キヤノンさんに至ってはかなり不十分だと思うのですが。まぁ、両雄の不十分さを各レンズメーカーさんが補ってはいますが・・・。

さて、正月読んだカメラ雑誌にキヤノンさんのお話しが載っていましたが、それによると近々サプライズがあるとの事。ニコンさんがD3を価格的に大きな違いを出さずにキヤノンさんの1D Mark IIIへぶつけたように、今度はフルサイズ 5D Mark IIをD300と同じような販売価格で出して来たらまさにサプライズですね。キヤノンさんは春までに二機種発売するという情報もありますし、カメラ好きにとっては昨秋以降興味深いカメラ業界であります。フルサイズ派としましては、安価に新製品が出るのは大歓迎です。

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コメント

フルサイズの必要性については今のところ二つの答えを持っています。
技術の進歩によって、我々が必要とする程度の写真ならば、既にフォーサーズでも充分な画質があります。今後は更に高画質化してくるのは明らかですから、撮像素子のサイズは小さくなっていくでしょう。そうなれば、フルサイズは不要だというのが一つの考えです。
一方、やっとD3でフルサイズフォーマットを経験した今、最初の考えは認めつつも、やっぱり慣れ親しんだ焦点距離と画角の関係は快適であると言うことです。
恐らくこれから写真を始める方々にはフォーマット論争というのは無いだろうと想像します。

・・今年はフルサイズがのほうがよさそうです。

ritomoさん、こんばんは。
二つのご意見とも納得です。デジタルから写真を始められた方がもう・・・相当数いらっしゃると思います。また、その方たちにとっては35ミリフルサイズの必要性はまったく無いと思います。
私の場合はritomoさんのご意見、後者の方でして、どうしても慣れ親しんだ焦点距離と画角で写真を楽しみたいという極めて保守的な人間なんです。それと私がカメラを使う時に一番気にするのがファインダーなんですね。やはり大きなファインダーでストレス無く写真を撮りたい、という気持ちが強いわけです。

画質的にはおっしゃるようにフォーサーズでも充分な画質がありますし、これからも更なる画質向上があるでしょうね。要するにファインダーサイズに拘るのが少々異常なのかもしれません、私の場合は・・・。(笑)

フルサイズに拘るのはずっと写真を撮られていたからだと思いますよ。
長く単焦点で撮っていると、好きな画角が出来たり、目の前の風景を見たときに「ぱっ」とレンズ交換したりすることがありますものね。

私もフルサイズが欲しいのは山々ですが、一番小さいフォーサーズにしちゃいました。
画質は...やはりD3でしょう(^o^)

ちょっと写真を撮るぐらいの方でしたら、レンズの焦点距離なんて...特に最近はズームですから関係ないでしょうね。
ファインダー覗いて見えるがままに撮りますから。
嫁はんもレンズが何ミリなんてまったく関係ないですよ。

ボン村上さん、こんばんは。
そうなんですよねぇ・・・。ふた昔前くらいはカメラとセットになるレンズは標準50mmの単焦点でしたが、今はズームレンズがセットですからねぇ・・・。立ち止まったままズーミングして撮影されている方を多く見掛けます。おっしゃるように焦点距離なんて意識されていないでしょうね、きっと。ズーミングしながらファインダーを見て、「あ、ここ・・・」と思ってシャッターを押す。あまり難しく考える必要ないですね。
どうも小言幸兵衛になりそうで・・・、少し気を付けないといけませんね、自分。

フルサイズはもちろんのこと、もっと大きいサイズの画像素子の可能性に期待しているのですが・・・
ハッセルで自然風景を撮影したブローニーのポジには、1000万画素越えのデジタルでもかなわないと自分では思っています。細部の描写とトーンの豊富さで。
ですから1Dsmk3の画像、はたまたハッセルH2Dの3900万画素の画像に期待なのです。もしかしたら写友が購入するかも・・・って。

harasawaさん、こんばんは。
確かにブローニーで撮影したフィルムのトーンの豊富さは凄いですよね。ハッセル H2D、一度これで撮影したプリントを見てみたいです。

こんにちは。
ファインダーだけの問題であれば、倍率が1.5倍とか1.6倍になればいいわけです。その代り、ファインダーがでっかくなるのは仕方ないです。
レンズの焦点距離は慣れの問題です。メーカーが35mm換算を記述するのは、慣れていない人用でしょう。レンズ自身には実際の値しか書かれていないし。
価格はセンサーサイズの小さい方が確実に安いですから、フルサイズのみというのはユーザーに不利益ですね。

ビワさん、こんばんは。
現実問題として1.5倍、1.6倍といった倍率のファインダーを持ったカメラが出て来るとは思えません。おっしゃるとおり頭でっかちのなんともスタイルの悪い様子になるでしょうね。センサーサイズが小さいカメラの方が価格的にも我々ユーザーにメリットがあります。ただ安かろう・・・悪かろう・・・でも困りますので、その点の価格的バランスがまだデジタルの場合は取れていないように感じます。これも年数が経つにしたがって徐々に改善(センサーのコスト面等)されるのではないかと期待しています。

みなさま色々なご意見があると思います。
ただ、フルサイズについて少々私なりのしょ~もないこだわりなんかもありまして・・・。

プラナー、ディスタゴン、ズミルクス、ズミクロン、エルマリートなどなど過去の一眼用のレンズ資産、特に銘玉と呼ばれるレンズたちへの憧れはやはりその画角であることが絶対なわけでして、ただ、その恩恵に与れるのは今のところEOSしかないのでマイナーな意見なんですが、これだけはロマンというかなんというか・・・。

そんなモチベーションでフルサイズをチョイスというのが本音なんです。仕事は限られたレンズを使わなければならないのでこれも仕方なくなんです。ですから、こころの奥では今日も懲りずに銘玉たちを追いかけたりしています。次のRレンズは何にしようかな?なんていう次第です。(笑)

itamuraさん、お早う御座います。
私にとってD3最大の欠点は以前申した通りヤシコンやライカRのレンズが使えない事です。(笑)
せっかくのフルサイズ、上記のレンズ群をそのままの画角で使いたいですね。以前、5Dを持っていた時はEFレンズで使うよりアダプターを介して上記レンズを使う事が多かったのです。
ですから私がフルサイズに拘るのは itamuraさんとかなりの部分、同じ感想で重なります。ファインダーに拘るのもマニュアルフォーカスで使う事が多いので。(笑)

やはりフルサイズ用レンズ(特に古いヤツ)はフィルムで撮るのが一番だと思いますよ。そんなことは分かっているとおっしゃるでしょうが、フィルム用に作られたレンズはフィルムカメラで使ってこそ真価を発揮すると思います。僕もデジタル一眼レフはときどき使いますが、週に一度はフィルムカメラで写真を撮るようにしています。そうしていかないとフィルムが消えていきそうで。MFのカメラならファインダーの見えも最高ですよね。

ビワさん、こんばんは。
おっしゃるとおり古いレンズはフィルムで撮るのが一番なのですが、デジタルでも遊んでみたいという気持ちも強くて・・・。

1Ds、1DsMark2、5Dとフルサイズで昔のレンズを使ってきましたが・・はて?真価が発揮できないということは特に感じませんでしたね。もちろんMark3もまだ使いはじめですがそういう印象はないですね。アタシが鈍いのかな?(笑)

むしろそういうことよりも昔のレンズは思い入れを持って楽しめるかどうかが大事だと思いますが・・遊び感覚でも楽しめればそれでいいんじゃないかと思いますよ。EOSのアダプター遊びはとにかく楽しいですよね~。(笑)

itamuraさん、ビワさん、お早う御座います。
厳密な意味でテストチャートなどを撮影して重箱の隅を突くような見方(モニターで等倍とか)を古いレンズでした場合、微妙に周辺などの描写に欠点(と言えるかどうか)などを発見出来るかもしれませんが、それも「味」と考えるとヤシコンのレンズなどは非常に楽しめます。
ただ私自身はEOS 5Dにヤシコン、ライカR、時には古いニッコールも付けましたが、フルサイズでこれはダメだ・・・という経験は一度もありませんでした。それより従来の銀塩用レンズもフルサイズで楽しめる利点をホントに享受していました。

ビワさんがおっしゃるフィルムが一番、というご意見もフィルム大好きの私は否定しませんが、デジタルで使ってもフィルムと同じように楽しいですね。フルサイズ(この場合は35ミルフィルム)で設計されたレンズを、その画角で写真を楽しめないのは残念です(あくまで私の場合)。

きっと所有しているレンズの違いでしょうね。僕はレンズの数も少ないですが、名玉と呼ばれるようなレンズはほとんど無いので、あえてデジタルで使ってみたいとは思わないです。フィルムで使っても「味」とも呼べないアラが見えるようなレンズをわざわざデジタルで使いたいとも思わないということです。逆にKONDOHさんはデジタルでも使ってみたいと思えるレンズをお持ちだからこそ、フルサイズへのこだわりもあるわけですね。僕も資産があればKONDOHさんと同じように思ったでしょう。

多分、フィルムで良いレンズは、デジタルで使ってもやはり良いレンズなのだと思います。

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