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2008年2月12日 (火)

007/クォンタム・オブ・ソラス

Bond_2

007シリーズの最新第22作が現在撮影中だそうです。原題は「007/Quntum of Solace」に決まったようで、原作者イアン・フレミングの短編集「For Your Eyes Only(邦題 薔薇と拳銃)」の中からの一編「Quntum of Solace(邦題 ナッソーの夜)」からタイトルを取ったようです。ストーリーは前作「007/カジノ・ロワイヤル」の続きで、ボンド役は引き続きダニエル・クレイグが演じる。注目のボンドガールにオルガ・キュレリンコ(ウクライナ出身)とジェマ・アータートン(英国出身)という二人だそうですが、私はまったく知らない女優さんです。米英では11月、日本では来年1月公開との事。

前作のエンディング・シーンからストーリーが始まるらしく、こういう続き方は長いシリーズでも初めての事ですね。初代ボンド役、ショーン・コネリー時代は第1作から第7作(第3作は除く)まで国際的犯罪組織スペクターが相手なので、大局的な意味で続きもの・・・と言えば続きものかもしれませんが、ストーリーそのものは各作で完結していた。そういう意味で二作品にまたがる続きものは初めてになるわけですね。前作「カジノ・ロワイヤル」の終わり方が「え?・・・え?・・・」と、何か消化不良というか、中途半端な終わり方をしたので疑問を感じてしまったのですが、その後の情報で次回作に話しが続く事を知り、納得した次第。

保守的007・ファンの私としては、007シリーズと言えば・・・ボンド=ショーン・コネリー、M=バーナード・リー、Mの秘書 マネー・ペニー=ロイス・マックスウェル、Q=デスモンド・リュウェリン、脚本=リチャード・メイボーム、メインタイトル・デザイン=モーリス・ビンダー、音楽=ジョン・バリーというイメージが出来ており、このイメージから現在まで脱却出来ないので、その後の007シリーズはどうしても若干物足りなさが残ってしまう。

誤解のないよう申し添えておきますが、ショーン・コネリー以降の007シリーズが面白くない、と言っているのではないのです。今でも娯楽映画として最高峰の作品と思っているのですが、007シリーズに入れあげている私としてはより高いレベルの作品作りを期待してしまうのですねぇ。

映画の冒頭はジェイムズ・ボンドのテーマに乗って例のガンバレル・シークエンスから始まってもらわないと困るのですが(笑)、前作「カジノ・ロワイヤル」では冒頭、初めてガンバレル・シークエンスがカットされていたので著しく物足りなかった。もっとも凝った作りと言えば凝った作りで、メインタイトル前にそのガンバレル・シークエンスが登場する。しかしデザインはすっかり変わってしまった。映画に必要不可欠の音楽もジョン・バリーが退いてから担当している方々も健闘していますが、ジョン・バリーの作り出す音楽が余りにも映画の各シーンを盛り上げるスコアを書いていましたから、その後のシリーズはその点でちょっぴり寂しいですね。

最新作が見られるのは日本ではほぼ一年後になるわけですが、どういう作品になるのでしょうか。今回の製作発表の席でのプロデューサーによるとアクションは前作の二倍などと申しているそうですが、それだけに余計普通のアクション映画に変貌しつつあるのを感じて、がっかりしているのは私だけなのでしょうか・・・?
さて日本公開時の邦題ですが、原題のタイトルをただカタカナ表記しているだけという、極めて策のないタイトルに終始している最近の007シリーズですが、もう少し洒落た邦題を考えられないものでしょうかねぇ・・・。以上、クレイジーな 007ファンより

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コメント

KONDOHさん、おはようございます。私は、ショーンコネリーの大ファンでして、ハーブリッツという写真家が撮影したコネリーおじさんのポートレイトのオリジナルプリントを本気で欲しい!と常々思ってます。
多分買えないですけど(;_;)
007は、やはり初期の作品が好きですね。何をするにもマンパワーで手間ひまがきちんとかけてありますから、いつ観ても気持がよいです。

スカルピアさん、こんにちは。
ショーン・コネリーのオリジナルプリントですか・・・。素敵でしょうね。私も欲しいです。素晴らしい俳優さんになりましたしね。
007シリーズはハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ両名がプロデュースしていた頃の作品がやはり良かったように思います。おっしゃるように手間ひまかけて作ってありましたね。

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