
来月下旬に発売予定のEOS Kiss X2を弄り倒して来ました。上級機40Dを超える1220万画素のデジ一眼入門機。その上級機40Dと現行のKiss Digital Xとの三台で比較してみました。外装に関しては現行のKiss Digital Xより高級感が出ています。上級機と同じくシボ皮を思わせるゴムがグリップに付き、握り心地と高級感アップに一役買っている。
私がデジタル、銀塩に拘らず一眼レフで一番気にするのがファインダーとブラックアウトの時間。ファインダー倍率はKiss Digital Xよりカタログ値でやや大きくなっているので両手に二台を持って何度もファインダーを覗き比べてみた。やはり少しですが大きくなっていますね。それではと40Dとも比べてみましたが、さすがにカタログ値通り40Dの方が少し大きいです。
ではマニュアルフォーカス時のピントの掴みやすさはどうかとチェック。もっともこういった入門機は素直にオートフォーカスで使うのが順当な使い方は百も承知の上です。ですが私みたいなひねくれ者はマウントアダプターを使って純正レンズ以外を使う事を考えているのです。5Dを持っていた時も純正レンズで使うよりアダプターを介してライカやコンタックスのレンズを使う事の方が多かったので・・・。(笑) 私の場合、EOS Digital はマウントアダプターで使う事を中心に考えていますので、純粋なるEOSファンには叱られるかもしれませんね。どうかご容赦を。ぺこり、ぺこり。
さて、そのピン山の掴みやすさですが、Digital Xより幾らか掴みやすさが増した感じがすると言えばそういう気もしますが、変わらないと言えば変わらない気もします。ええい・・・どっちなんだい! って、まぁ劇的には変わっていないという感想が正直なところです。もちろん自分の眼に合わせて視度調整しています。では40Dとはどうなのかと、X2と比較してみました。これは倍率の高い40Dの方が掴みやすいですね。まぁ、当たり前の結果ですが。
ブラックアウトに関しては現行のDigital Xも入門機としては充分短いので、X2になってもこれは引き継いでいるので問題ありません。というより、X2は僅かですがコマ速が上がっていますので価格を考えると充分な性能だと思っています。Kiss シリーズはボディ単体では握った時に小指が余ってしまうのですが、縦位置グリップを装着すると大変使いやすくなりますね。今回のX2も専用のグリップが同時発売されますから購入する方は合わせて購入されると良いかと思います。あ、私は宣伝マンではありません。(笑)

背面液晶も当然3インチにアップ。3インチに慣れちゃうとこれ以下のサイズだと物足りなさが出て仕方ないですね。ちなみに我がライカ DMRは2インチですぅ。
レンズキットについては今回から手ブレ軽減機能付きのEF-S 18-55mm/f3.5-5.6 ISになったものの、超音波モーターのUSMはコストの関係でしょう、外されています。で、オートフォーカスのスピードに関してはどうなのかとチェックしてみますと、やはりUSM搭載の前レンズより速度は落ちています。オートフォーカスのスピードを取るか、手ブレを防止する方を取るかと言えば後者でしょうね。尚、レンズの設計も少々弄っているという事なので、描写についてはどちらが良いのかは分かりません。まぁ、どちらにしろ普通に撮っている分には問題のない描写だと思いますので・・・。
販売価格はというと、某量販店ではレンズキットが99,800のポイント還元。実売、9万円くらいというところでしょうか。ライバルのニコン D60のレンズキットが89,800円のポイント還元ですから差は約1万円。D40とD40xが爆発的に売れてKiss Digital Xを脅かしたわけですが、ほとんどモデルチェンジらしさを感じさせないD60の方が普通に考えれば今度は分が悪いですね。ふたを開けてみなければ実際のところは分かりませんが・・・。
Kiss X2が発表された時には「あ、欲しい!」と思ったのですが、実際に弄ってみたら気持ちはやや萎えてしまいました。X2を買うなら実売が随分と下がって来た40Dの方に魅力を感じます。両者、実売で二万数千円しか違わないわけですから、それを考えると40Dのコストパフォーマンスは抜群と言わざるを得ないでしょうね。でも、私が今EOS Digitalで欲しいカメラと言えば、1Ds Mark IIIくらいですねぇ・・・・。これが結論。
※注....欲しい・・・というのは、「買う・・・」と同意語ではないので誤解のないように・・・念のため。(笑)
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