チューリップ(2)
昨日のチューリップの続きです。
昨日のレンズはライカのApo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8でしたが、今日の写真はニッコールのAF-S Micro NIKKOR 60mm/f2.8Gで撮影したものです。VR 105mm/f2.8に続くナノクリスタルコートによるマイクロレンズ(ニッコールのマクロレンズ)第2弾で、最近発売されたばかり。
ライカ AMEと一緒に使っていますと画角の違い(当然ですね)に少々戸惑ったりしましたが、標準域の60mmも撮影しているとそれなりに面白さを感じました。
AMEはそのままですと1/2倍までしか寄れないのですが、ニッコールの60mmは等倍まで寄れます。何故か絞り開放だと周辺光量が落ち気味ですが、普通の被写体を撮っている分にはそれほど目立たないようです。
しかし今回撮影していて一番感じたのはD3のスクリーンは素晴らしい!・・・という事。ピントの山がまるでカミソリの切れ味みたいにエッジが立って非常にピン山が掴みやすかった。対するライカ DMRに付属しているスクリーンはピン山が掴みにくいんですよねぇ・・・。このスクリーンはM型のブライトフレームのように撮影範囲を示すラインが入っているのですが、真ん中のプリズムがまた私にとっては邪魔なんです。ただM8のブライトフレームは結構いい加減ですが、DMRの撮影ラインはかなり正確です。この点は褒められていいと思います。しかしまぁ、ニコン製品と比較しては可愛そうですね。
DATA : NIKON D3 + AF-S Micro NIKKOR 60mm/f2.8G、RAW、Capture NX
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この新タイプのマクロは持っていませんがその前のマクロはMF時代からのものも含めてあります。
設計も新たになっているので以前とりあげられたものも注意して見ていました。
実際にどれほど違うのでしょうかね・・・ WEBでのインプレをことさら注意していません。
AMEもそうですがエッジのキレと合焦部のすぐ後ろのボケが今回は印象に残りました。いつもは背景のボケばかりイメージして撮っていましたね。
投稿: cucchi3141 | 2008年4月17日 (木) 08時11分
いろいろな機材のお話、参考になります。
これくらい寄って撮るのはやっぱり一眼がベストなんでしょうね。
そういえばうちにもデジイチがあったんだっけ…忘れてた。
投稿: YO | 2008年4月17日 (木) 10時47分
cucchi3141さん、こんばんは。
一つ前のバージョンは10年くらい前に使っておりました。さすがにニュータイプとの違いまではもう分かりませんが、前バージョンも優れたマクロレンズだと思います。
以前のニッコールはよくボケが汚い・・・という方が多かったですが、最近設計されたレンズはシャープネスとボケとのバランスが良く、大分変わって来たと思います。
YOさん、こんばんは。
寄れるのは一眼レフ用レンズの大きなメリットだと思います。もっとも寄るだけがマクロレンズの使い方ではないと思いますが・・・。
投稿: KONDOH | 2008年4月17日 (木) 19時03分
こんにちは。
DMRを最新のD3と比較するのは酷すぎますよ。D3の方が良くて当たり前ですから。
接写の場合は、中央にスプリットイメージやマイクロプリズムがない方がいいですね。特にスプリットイメージは邪魔でしかないです。なのでスクリーンの出来さえよければAF一眼レフの方が撮りやすいです。当然D3なら文句ないでしょう。
投稿: ビワ | 2008年4月17日 (木) 21時58分
まったくおっしゃる通りです。多少の不満はありますが、DMRは手放せません。スプリットイメージの無いスクリーン(DMR用で)も用意してくれていたら良かったのですけど・・・。
投稿: KONDOH | 2008年4月17日 (木) 23時42分