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2008年6月29日 (日)

ユリ

Fe150mm_25

被写体として花を良く撮るくせに、名前を知らない・・・というより知っている方が少ないので、撮影してから名前を調べたりする事がある。今日のユリも種類が多いですねぇ。個人的にはヤマユリが好きです。オニユリも形に特徴があるので直ぐ分かりますが、漢字で書くと鬼百合ですから字だけ見るとあまり印象は良くないですねぇ。綺麗な花なんですけど。あ、もちろんこの写真はオニユリではないですが。

Fe110mm_22

ユリを撮影する時に気を付けなければいけないのは花粉。衣服に付くとなかなか取れないので、リリーパークなどには警告の看板等が立てられている事が多い。シラユリ(白百合)というと何か清純なイメージを抱くかもしれませんが(笑)、ヤマユリなどもシラユリと言われるそうです。この花はピークを過ぎていて、やや痛み始めています。

Fe150mm_28

ユリは花そのものが大きいので、特にマクロレンズを用意しなくてもそれなりには撮影出来ます。今日の写真も中判の標準と中望遠レンズでの撮影ですから。余談ですが、以前キヤノン EF サンニッパ開放でヤマユリを撮った事があるのですが、自分でも驚くくらい良く撮れたので、さすがメーカーの看板レンズと感心した事があります。しかし、今はない。(笑)

DATA : HASSELBLAD 203FE + Planar T* FE 110mm/f2 + Sonnar T* FE 150mm/f2.8, Fuji RVP 100

2008年6月 6日 (金)

10インチLPレコード

10inch_03
(1) BETHLEHEM BCP 1001

「音の書斎」をご紹介したからというわけではないのですが、昨夜久しぶりに10インチLPを引っ張り出して聴いたら、此処で採り上げたい気持ちになってしまったのでレコードがお好きな方、少々お付き合い下さい。ジャケットの撮影が安直ですがご容赦。

10インチLPレコード、クラシックファンは「トーインチ」と呼び、ジャズファンは「テンインチ」と呼ぶようですが、所謂30センチLPレコードが世に出る前に登場した25センチLPレコードです。上のジャケット写真は白人ジャズヴォーカリスト、クリス・コナーの有名盤「バードランドの子守唄」です。ジャケットデザインが素晴らしいですね!

昔、ジャズのオリジナル盤(基本的に初出盤)に入れ揚げていた時期があった事は此処で書きました。クラシックにしろジャズにしろ、30センチLPの中には25センチLPで出ていたモノを編集仕直して発売されたモノがあり、そうすると25センチLPの方がオリジナルという事になります。で、周りのジャズファンの友人の影響を受け、私も時々購入していたのです。

10inch_02
(2) VANGUARD VRS-8002

このレコードは俳優の故藤岡琢也さんが何かの雑誌で愛聴盤(30センチ二枚組盤)として採り上げていたのを読んでいまして、同じジャケットの10インチ盤をオリジナル盤中心の中古ショップで見掛け、思わず購入してみたのですが、大変素晴らしい演奏ですっかり気に入ってしまい、私自身も愛聴盤となりました。ご覧のようにジャケットをテープで補修してあるくらい状態はそれほど良くない代わりに、嘘みたいに安かったですねぇ。トロンボーンの名演奏者ヴィック・ディッケンソンのセプテットによる演奏。

10inch_01

ちなみに10インチLPをターンテーブルに載せるとこんな感じです。見た眼、可愛いLPレコードでしょう?(笑) ターンテーブルは直径30センチですから、ふた周りくらい小さいですね。。

10inch_04
(3) PACIFIC JAZZ PJLP-6

二枚目で甘いマスクのトランぺッター、チェット・ベイカーのリーダーアルバム。ウィリアム・クラクストン撮影によるジャケット写真の素晴らしい事。このジャケット写真だけでこのレコードを持つ価値があると言っても過言でないかもしれません。(笑) これはジャケット、盤質とも状態がいいので高かった事を未だに忘れません。お恥ずかしい。

10inch_05
(4) BLUE NOTE LP 5003

この時代のブルーノート 10インチ盤はイラストによるジャケットデザインに秀逸なものが多かったですね。私の好きなピアニスト、バド・パウエルのブルーノート初期の録音ですが、これは国内盤です。

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(5) BLUE NOTE LP 5036

これまた私の大愛聴盤で、アービー・グリーンの10インチ盤。しかし今思い起こしてみると、何故このレコードを買ったのか覚えていないのです。多分、友人宅か行きつけの中古レコードショップで聴いて気に入ってしまい、たまたま見つけた時に購入したのではないかと思います。このレコードを購入した頃はゴリゴリのハードバップばかり聴いていた時で、モダンジャズではないこのレコードが気に入ったのですから不思議です。でも、今聴き直しても大変素晴らしい演奏のレコードですし、この頃のブルーノート盤は盤そのものが分厚く重いので、マニア心をそそります。(笑)

10inch_07
(6) DECCA LX 3084

最後は私のご贔屓指揮者、カール・シューリヒト指揮、ウィーン・フィルによるベートーヴェン/交響曲第1番。この演奏は第2番との組み合わせで30センチLPとしてその後発売されています。国内でもキングレコードから30センチLPが発売されていますので、大方のクラシック音楽ファンなら良くご存知のレコードですね。

昔購入したオリジナル盤は、その後カメラ機材購入の為にどんどん手元から離れて行ってしまいました。今残っているのはほんの一握りだけになってしまいましたが、10インチLPだけは手放さずに持っています。今日はその中から極一部だけをご紹介させて頂きましたが、考えてみるとこういったLPレコードは文化遺産とも言えるのではないでしょうか。

2008年6月 4日 (水)

コレクター道

Record_01

先日押し入れを整理していたら上記の本が出て来た。自分でも持っていた事をすっかり忘れていました。音楽之友社から1996年発刊された「音の書斎 あなたのレコード棚見せてください」と1997年発刊「音の書斎 II あなたのレコード棚もっと見せてください」という二冊で、いろいろな音楽ジャンルのレコードコレクターのお部屋を紹介しているという極めて単純な雑誌です。「I」では26人、「II」では29人登場していますが、改めて見てみると凄い人たちばかりです。

Record_02

この写真はジャズファンなら良くご存知の東京・吉祥寺のジャズ喫茶オーナー、寺島靖国氏のリスニングルーム。「私は書斎に殺される」というエッセイを掲載しています。部屋中がレコード、CD、書籍で埋め尽くされています。レコードの上には一本数万円のケーブルが乗っていたりしてます。次のページには大阪の呉服商で世界的なジョン・コルトレーン蒐集家、藤岡靖洋氏のお部屋。JBLのパラゴンが大きく目立ちます。

ローリング・ストーンズを蒐集している或る方はストーンズのレコード代に毎月30万円。モデラーでもあるのでプラモデルに毎月30万円を費やしているそうです。蒐集したプラモデル(未製作)の数はご本人も分からず、5千から1万箱の間だと言う。この雑誌が発刊されてから10年以上経っていますので、現在はもっと増えているのでしょうね。

Record_03

こちらはサラリーマン(すでに定年)にしてジャズ評論家でもある佐藤秀樹氏のお部屋。氏はバド・パウエルのコレクターとしても有名で、この時点ですでに95パーセントを蒐集していたそうです。ちなみに私がジャズに興味を持つ切っ掛けを作ってくれたのがバド・パウエルのピアノでした。
いやはや、皆さんコレクターの鏡ですね。

Record_04

こちらはテレビ、ラジオでお馴染みのピーター・バラカン氏です。ロック系のコレクションですが、私はロックには疎いのです。ビートルズ以前はシャドウズを聴いていたとの事。この二冊には歌謡曲からクラシックまで、とにかくヘビーコレクターが登場していますが、皆さんのコレクションを拝見すると私なんか足下にも及びません。

登場している55人のコレクターの方々のオーディオ装置を見ていると、ほとんどの人があまりお金を掛けていないようです。多分、オーディオ装置に大枚を注ぎ込むのなら、ほどほどにして余ったお金でレコード、CDを買った方が良い、という考えなのでしょうね。寺島靖国さんや藤岡靖洋さんのようにオーディオ装置もレコード、CDのコレクションも凄いという例外も一部にいらっしゃいますが。

部屋からレコード、CDが溢れ出して、階段の壁側に下から上までギッシリ埋め尽くされている家も有りますし、オペラのCDばかりコレクションしている方、いや〜・・・とにかく凄いです。でも、あれだけの枚数、聴く時間が有るのでしょうかねぇ? あ、自分もあまり人の事をとやかく言えた義理ではないのですが。(笑)

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