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2008年6月 4日 (水)

コレクター道

Record_01

先日押し入れを整理していたら上記の本が出て来た。自分でも持っていた事をすっかり忘れていました。音楽之友社から1996年発刊された「音の書斎 あなたのレコード棚見せてください」と1997年発刊「音の書斎 II あなたのレコード棚もっと見せてください」という二冊で、いろいろな音楽ジャンルのレコードコレクターのお部屋を紹介しているという極めて単純な雑誌です。「I」では26人、「II」では29人登場していますが、改めて見てみると凄い人たちばかりです。

Record_02

この写真はジャズファンなら良くご存知の東京・吉祥寺のジャズ喫茶オーナー、寺島靖国氏のリスニングルーム。「私は書斎に殺される」というエッセイを掲載しています。部屋中がレコード、CD、書籍で埋め尽くされています。レコードの上には一本数万円のケーブルが乗っていたりしてます。次のページには大阪の呉服商で世界的なジョン・コルトレーン蒐集家、藤岡靖洋氏のお部屋。JBLのパラゴンが大きく目立ちます。

ローリング・ストーンズを蒐集している或る方はストーンズのレコード代に毎月30万円。モデラーでもあるのでプラモデルに毎月30万円を費やしているそうです。蒐集したプラモデル(未製作)の数はご本人も分からず、5千から1万箱の間だと言う。この雑誌が発刊されてから10年以上経っていますので、現在はもっと増えているのでしょうね。

Record_03

こちらはサラリーマン(すでに定年)にしてジャズ評論家でもある佐藤秀樹氏のお部屋。氏はバド・パウエルのコレクターとしても有名で、この時点ですでに95パーセントを蒐集していたそうです。ちなみに私がジャズに興味を持つ切っ掛けを作ってくれたのがバド・パウエルのピアノでした。
いやはや、皆さんコレクターの鏡ですね。

Record_04

こちらはテレビ、ラジオでお馴染みのピーター・バラカン氏です。ロック系のコレクションですが、私はロックには疎いのです。ビートルズ以前はシャドウズを聴いていたとの事。この二冊には歌謡曲からクラシックまで、とにかくヘビーコレクターが登場していますが、皆さんのコレクションを拝見すると私なんか足下にも及びません。

登場している55人のコレクターの方々のオーディオ装置を見ていると、ほとんどの人があまりお金を掛けていないようです。多分、オーディオ装置に大枚を注ぎ込むのなら、ほどほどにして余ったお金でレコード、CDを買った方が良い、という考えなのでしょうね。寺島靖国さんや藤岡靖洋さんのようにオーディオ装置もレコード、CDのコレクションも凄いという例外も一部にいらっしゃいますが。

部屋からレコード、CDが溢れ出して、階段の壁側に下から上までギッシリ埋め尽くされている家も有りますし、オペラのCDばかりコレクションしている方、いや〜・・・とにかく凄いです。でも、あれだけの枚数、聴く時間が有るのでしょうかねぇ? あ、自分もあまり人の事をとやかく言えた義理ではないのですが。(笑)

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コメント

KONDOHさん、私もレコード・コレクターでしたがいまの家には一切持ち込みませんでした。書籍もです。あるところに置かしてもらっているのですが、そこのオーナーの蔵書は私が知る限り個人では日本有数だと思います。下手な区立中央図書館などは目ではありません。私はそこのほんの2パレット分ほど貸してもらっています(高さを稼げるのでそれなりの量が置けます)。それでもそこのオーナーに較べれば綿ぼこり以下の量です。
その昔、故植草甚一さんのJAZZコレクションはタモリさんがそっくり受け継いだように記憶しています。亡くなると遺族が大変ですよね。価値が判らない方々も多いでしょうし。

cucchi3141さん、お早う御座います。
う〜ん、区立図書館より蔵書数が多いとは・・・、大変な量ですね。植草甚一さんのコレクションはおっしゃるようにタモリさんが引き取ったようですね。
カメラをコレクションしている方も多いですが、本人が亡くなると後の整理で遺族は大変かもしれません。この雑誌に登場している方々、ページをめくって行くととにかく凄い方たちばかりです。

コレクター道、があるのかどうか「凄い!」と思いつつ「良くわからない?」と思うのも正直な所。まあ、本人が楽しめればよいのですが。カメラコレクションもあれば嬉しいですが、家族は価値を理解してないので、使うものだけ手元に置くようにしないといけない、と思います。ぽっくり逝ったら使ってもらえないですからね。

いやー寝た子が起きるような事を見てしまいました。
私もコレクターというものとは大部はなれていますが、LPレコードを持っています。レコードもカメラも私がころっといったらみな捨てられますね多分。
私のところの豚児共はその気がぜんぜん有りませんし、しょうがないです。
ところで高価なケーブルの話ですがその道の信奉者とネット上でいろいろ言い合ったことか思い出されますがあまりの馬鹿さ加減に呆れてやめました。
でもなつかしいです。しかし、まだやっている人がいますよ。

スカルピアさん、こんばんは。
本を見ながら「凄いなぁ〜」とは思うものの、真似しようとは思わないのですね。まぁ、真似しようにも自分にはそういう事が出来る財力がありませんのでハナから無理なんですが。
私もカメラは実用に使うものしか置いておりません。以前からすれば随分淘汰しました。

tetuさん、こんばんは。
ケーブルの件ですが、ピンケーブル一本十数万円もするのがあるのですね。私なんかどうぞご勝手に・・・という気持ちです。(笑)
寺島さんがケーブルについて蘊蓄を語っているのを何かの本で読みましたが、う〜ん・・・という感じです。そういえば何処かの出版社から一冊丸ごとケーブル特集の本が出ていた事がありましたね。オーディオも此処まで来たか・・・と呆れております。

ケーブルの話ですね、ちょっと一言。
私の師匠曰く、銅線の高価なケーブル程ばからしいものは無い。銅はさびて導体から不導体に変わり、音質が劣化する。いくら高価なものでも同じ。止めときなさい。と数年前相談した時に諭されました。
私は銀線を低温処理したものをオーディオと楽器に使ってますが、ケーブル自体に癖がなく素直で良いですよ。ピンケーブル数十万なんてのは、ほんと勝手にやってくれ!ですね。呆れます。

わははは・・・、スカルピアさんも同意見で心強いです。銀線は友人に使っている人がおりました。
私の装置では一番高いピンケーブルで数千円でした。これでも結構購入する時は悩んでますので、私はとてもオーディオマニアにはなれません。

僕もジャズにハマった(といっても半可通ですが)最初はバド・パウエルでした。
今でもピアニストとしては一番好きです。

おお、yo-scherzoさんもバド・パウエルがお好きでしたか。晩年の頃の録音がリラックスして聴けるので自分の好みです。後は自分が年齢を経てからビル・エヴァンスが好きになりました。

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