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2008年7月31日 (木)

カヴァレリア・ルスティカーナ/間奏曲

Mascagni

カラヤン/オペラ管弦楽名曲集

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック UCCG-5033

イタリアの作曲家、マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」をご存知でしょうか? と言ってもこの曲、有名と言えば有名だし、マイナーと言えばマイナーとも言えるし、少々微妙な知名度の歌劇だと思います。クラシック音楽に興味のない方にとっては先ずご存じないかと思います。

ヴェリズモ(日本では「現実主義」と言われている)・オペラの代表作としてクラシックファン、オペラファンに親しまれているのですが、オペラのストーリーとしてはヴェリズモの名に相応しく、非常に毒々しいストーリーで最後は殺人まで起きる現実的なオペラです。同じくヴェリズモを代表するルッジェーロ・レオンカヴァルロの歌劇「道化師」と一緒に上演される事が多い。共に一時間少々の長さなので、アナログレコード時代は二曲をカップリングして三枚組でほとんど発売されていました。

舞台はシチリア島のある村。男女の三角関係による血なまぐさい話しで、主役の一人トゥリッドゥが最後には殺されて幕になるというオペラ。オペラ好きの私としても決して愛好しているオペラではないのですが、ストーリーの中程で演奏される「間奏曲」がとても美しい曲で、初めてこの曲を知ってからは、もう何度聴いている事か。

一幕もののオペラなので幕間はないのですが、最後の悲劇を暗示させるような弦楽器の出から始まり、ハープや物悲しい木管楽器による音楽はこの上なく美しい。もう、この間奏曲だけは何十回と聴いていますが、まったく飽きないですね。今日紹介している演奏はカラヤン指揮、ベルリン・フィルによる「オペラ管弦楽名曲集」というCDですが、この他、ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団(RCA)による演奏も大変素晴らしいです。

演奏時間、僅か三分半程の短い曲ですが、特にクラシック音楽に興味を持っていない方でも、音楽がお好きな方には是非お聴き頂きたい名曲です。ヴェルディの歌劇「椿姫」の第一幕への前奏曲も最後の悲劇を暗示させるような物寂しい響きの弦楽器で曲が始まりますが、この「カヴァレリア・ルスティカーナ/間奏曲」も前述したように同じように弦楽器から静かに曲が始まるとはいえ、こちらの方が数段美しいです。騙されたと思って一度お聴きになってみて下さい。

今日のCDは税込み 1,000円です!

2008年7月30日 (水)

お茶の水

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お茶の水といえば「鉄腕アトム」でアトムを作ったお茶の水博士の事ですね。(*_*)☆\(-_-;)
嘗てはお茶の水から神田神保町へ掛けては学生の街と言われていましたが、今はどうなのでしょうかねぇ? 最近の学生は本を読まないと云われて久しいですが、今時神田の古本屋街なんて歩きませんかね。

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昨日は久しぶりにお茶の水駅で下車しました。しかし駅周辺はあまり変化がないような気がしたのですが、どうなのでしょうか?

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神田神保町へ行く時には大体お茶の水駅で下りるか、水道橋駅で下りるかのどちらかですが、私はお茶の水駅で下りる事がほとんどでした。

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「川のある風景」で紹介しました川も、私が子供の頃はこういった引き舟を良く見る事が出来ました。大体川底のヘドロを掬って後ろに繋がれているような船に載せていましたが、この写真の船は普段何を積んでいるのでしょうか?

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この「ディスク ユニオン」には昔良く来ましたので懐かしくなってシャッターを押してみました。今はハードロック、ヘヴィメタルのショップのようですが、以前はクラシック音楽を扱っていまして、その後モダンジャズのショップに代わっていたのですが。ディスク ユニオンは各ジャンルで店分けをしていますので、明大方向へ歩いて行くとまだお店がありますから、クラシックやジャズはそちらに移っているのでしょう。

久しぶりのお茶の水、なんか懐かしく感じましたねぇ・・・。しかし昨日も暑かった。こればっか。(笑)

DATA : Canon EOS 40D + Distagon T* 28mm/f2.8, Canon DPP

2008年7月29日 (火)

鉄道写真

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ホームでスナップしたものですが、さすがに暑い今年の夏、ホーム上で日傘をさしている方がいらっしゃいますね。午後の一番日差しの強い時間帯ですからねぇ。

鉄道写真という分野が有りますが、あれこれいろいろと撮っている私も、鉄道そのものを追いかけた写真というのは撮っていないですねぇ。鉄道に関する知識がほとんどないので、車輛の横に表示してあるカタカナの意味も知らないのです。鉄道ファン同士の会話をちょこっと横で聞いていた事があるのですが、チンプンカンプンでした。(笑)

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私が撮る鉄道写真といったらこの程度。(笑)
私は航空写真(主に旅客機)が好きでよく撮影しますし、ホームページでもかなりの数の写真を披露していますが、興味のない方からみれば皆同じ飛行機にしか見えないのでしょうね。事実同型機の塗装違いばかりですし。ですから私が鉄道関係の雑誌を書店でパラパラとめくって立ち読みしてもよく分からないのと一緒。

神奈川県の横須賀線逗子駅付近で時々踏み切りや線路際でカメラを構えている人たちを見掛ける事があるのですが、多分臨時列車か何かを撮影に来ているのでしょうね。いろいろな情報に詳しいなぁ・・・といつも感心しています。

それでも風景を絡めた鉄道写真は好きですね。雑誌のフォトコンなどでもよく見ますが、あぁいう写真なら自分も撮ってみたいなとは思います。このブログをお読み頂いている方の中に鉄道ファンの方っていらっしゃるのでしょうかねぇ・・・?

DATA : NIKON F5 + Ai Nikkor 28mm/f2.8S, 50mm/f1.2S, Kodak EBX

2008年7月28日 (月)

銀塩の凋落

C80mm_4

カメラ機材、私は結構・・・というよりほとんど中古ばかり買っているのですが、最近中古ショップの棚を見ていて思うのは銀塩関係の需要が大分少なくなっているようで、新品価格から比較すると可哀想なくらい中古の市場は安くなっていますね。特に眼を覆うばかりなのは中判以上。

最近大判のリンホフテヒニカが7万5千円で並んでいるのを見た時には驚きました。幾ら使い込まれているとはいえ、あのリンホフが7万5千円ですよぉ〜。価格の事を云々するのは出来るだけ避けたいのですが、現行品のヨドバシ価格は100万円を超えているわけですからほとんど捨て値と言ってもよいのでは。中判では昔、憧れのカメラだったハッセルブラッドも手に入れやすくなりました。ライカもハッセルブラッドもユーロ高の影響で新品価格は鰻上りのように上がってしまいましたが、逆にハッセルの中古は下がる一方。

今から中判カメラをやってみようと思う人はそうそう居ないとは思いますが、もしそうなら銀塩中判は程度の良いものがホント安く手に入りますから狙い目かもしれません。そういえば先日、某ショップでそれなりの量の銀塩機材を売却している現場に当たり、店員さんが出した買い取り金額も耳に入って来たのですが、その金額は僅か5千円!でした。ちなみに一眼レフのボディが三台に、レンズが6、7本あったでしょうか。そのメーカーは光学部門から撤退して某有名メーカーに身売りしたところですが、売りに来たお客さんは思わず「え!? これだけ出して僅か5千円ですか?」と言ってましたが、そう言いたくもなりますよね。

デジタルが主流になってしまった現在、やむを得ないと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、これが現実なのですね。ニコン、キヤノン両社のフラッグシップ機でさえ信じられない中古価格ですからねぇ。私も愛用しているニコン F5の中古市場なんて現在は4万円台ですから。程度が良くて5万円台。あのスーパー名機が4、5万円ですから悲しくなりますね。F5よりFM-3Aの方が高いのだから嫌になります。(笑)

しかしデジタルも旧型になると一気に市場価格が下落しますので、銀塩以上に寿命が短いですね。二社でデジタルカメラの市場シェア75%と言われるニコン、キヤノン両社の製品ですら旧型は見るも無惨な価格ですから、この二社以外の旧型機はもっと悲惨です。

デジタルは新しいものを追っていると幾らお金が有っても足りません。それを考えると私の場合は大好きなライカとハッセルでスローな写真ライフを楽しむ事が一番だと感じます。今日の写真を撮ったハッセル、ボディとレンズとを合わせても $500しなかった(2年前の事)のですからハッセルは今お薦めです。

DATA : HASSELBLAD 500C + Planar C 80mm/f2.8, Kodak Tri-X 400

2008年7月27日 (日)

川のある風景

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実はこの川沿いで私は子供の頃育ったのです。もちろん当時は右に見えるマンションなどはなく、普通の住宅があっただけ。たまに遊んでいた子がこの川に落ちちゃって、近所の大人が大慌てで飛び込んで助けた、なんて事もあったのです。

わたしにとってこの川の一番の思い出は台風が来た後、川が増水すると何処から流れて来るのか分かりませんが、金魚、フナ、メダカ、ザリガニ、亀などが現れるのです。そうすると近所の仲のいい子供たちと一緒にそういう魚を網で掬うのが楽しみだったわけです。セミやトンボを捕る捕虫網を使うのですが、捕虫網の柄では短いので、物干竿のような長い棒に捕虫網を縛り付けて金魚、メダカをせっせと掬っていた。子供たちだけでなく、大人も結構やっていました。

台風が接近すると両親たちは家の周りなどを心配しているのに、私はというと台風が去った後の魚掬いが楽しみだったわけである。(笑)

しかし今思うと何故台風の後に金魚その他が流れて来るのか? もしかしたら当時の上流には金魚等の養魚場があったのかもしれない。それが激しい雨で流されて来たのかも・・・。しかし子供の頃は真夏と言えどもこの川で金魚掬いをし、近くの山に行ってはトンボ、セミなどを追いかけながら汗を掻き掻き飛んで遊び回っていたというのに、今の私はエアコンの効いた涼しい部屋でナマケモノよろしく動かないのはどういう事だ。(笑)

DATA : NIKON F5 + Ai Nikkor 50mm/f1.2s, Kodak BW400CN

2008年7月26日 (土)

ねずみ

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「ねずみ」という古典落語をご存知でしょうか? 日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎が仙台へ旅をして小さな旅籠「ねずみ屋」に泊まります。ねずみ屋の主人はもともと道を挟んだ正面にある大きな旅籠「とら屋」の主人でしたが、後妻共々とら屋を手代にまんまと取られてしまっていて、思わぬ事故から今では腰も立たない日陰の身分。小さな一人息子と共に貧乏な生活を営んでいます。

事情を知った甚五郎は板の端切れを使って見事なねずみを彫り、たらいにそのねずみを入れ、「このねずみを見たる者は必ずねずみ屋に泊まるべし、左甚五郎」と書き置きして宿を去るのです。この甚五郎作のねずみが庶民に話題になり、ねずみ屋に次々と泊まり客が増えて大繁盛。なんとこのねずみは泊まり客の見る前で動く事から話題になったのである。地団駄踏んだのが正面のとら屋の主人。元はねずみ屋の主人に使われていた身。にも拘らず自分も彫物師に大きな「虎」を彫ってもらい旅籠の正面に飾ると、それまで大繁盛していたねずみ屋の客足がパタッと止まってしまう。

困ったねずみ屋の主人が江戸に居る甚五郎に助けを求めると、早速甚五郎が再びねずみ屋を訪れる。とら屋の「虎」を見て甚五郎は大した彫り物でもないのに、それを見て震えている自作のねずみに理由を訊いてみる事に。

甚五郎「おい、ねずみ。何故あんな出来の悪い虎ごときを怖がるのだ!」

すると、たらいの中のねずみがびっくりした表情で答える。

ねずみ「え? あれは虎なんですか? 私はてっきり猫だと思った!」

というオチの落語です。この「ねずみ」のお話し、病気のため現役をすでに引退している三遊亭円楽師匠が上手くて、好きでしたねぇ。落語に凝った時期があって良く聞きました。落語ってお年寄りの聞くものかと思っていたのですが。(笑)

さて今日の写真、向こう側の子供が手にしているのはねずみの屍骸。手前の子がしきりに「おい、帰ったら手を洗えよ!」と繰り返していました。いや〜、参りましたね。私はねずみの屍骸なんて持つ事は出来ません。ミッキーマウスは可愛いですが、ホントのねずみはパスです。(笑)

DATA : NIKON F5 + Ai Nikkor 50mm/f1.2s, Kodak EBX

2008年7月25日 (金)

盛夏!

28mm_02

皆様、暑中お見舞い申し上げます。
灼熱の毎日が続いておりますが、健康には充分ご注意下さいませ。一昨年夏北九州を訪れた時、これが九州の蒸し暑さかぁ、という経験をして来ましたので、横浜の暑さはまだまだ涼しい方かもしれません。いや、やはり暑いです。(笑)

横浜では普通なかなか見る事が出来ない「クマゼミ」を初めて見たのも北九州ででした。もちろん写真を撮って来ましたが、日本で一番大きなセミですからなかなか堂々とした姿でした。横浜ではアブラゼミとミンミンゼミが主流ですから昆虫少年だった私としては結構興奮したものでした。

ところで一昨日カメラを肩からぶら下げながら歩いていた時、此処で一枚・・・と思ってカメラを手にすると「暖かい!」という感触が。黒の金属カメラですからかなり熱を吸収していたのでしょうね。そのうち「アッチッチ〜・・・!」と手を火傷したりして。ちとオーバーですね。(笑)

DATA : NIKON F5 + Ai Nikkor 28mm/f2.8s, Kodak BW400CN

2008年7月24日 (木)

郷愁

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「もしもし・・・」

毎日人と会う度「暑いですねぇ・・・」とお互い同じ言葉を返すようになりました。昨日も暑かったですねぇ・・・。(笑)
そんな暑い中、私が小学校五年生まで育ったところへ行って写真を撮って来ました。昨日持参したカメラはニコン F5とAi 28mm/f2.8s、Ai 50mm/f1.2sのMFレンズ二本。実は数年前よりディスコンにならないうちに買っておこうと思っていたニッコール Ai 50mm/f1.2sを入手したので、早速使ってみようと思った事が重いF5を持ち出した一番の理由。

新品で購入する予定でしたが、某ショップの中古棚に件のレンズがメーカー保証書付きのAランクで並んでいるのを発見。見せてもらうと某量販店新宿本店の印鑑が保証書に押され、日付は08年5月となっている。なんと二ヶ月前に販売されたばかりの新同品でした。売価は嘘みたいに安いし、レンズ自体も新品同様ですからこれなら敢えて新品を購入する必要なしと思い、購入する事に。最近のニコン Ai レンズの中古価格の凋落ぶりは眼を覆いたいくらいですね。如何に銀塩の人気が落ちているか。

子供時代のいろいろな思い出がある懐かしい場所へ足を運んでみましたが、当然の事ながらすっかり様変わりしていました。自分が住んでいた家は今はなく、現在そこは駐車場になっていました。懐かしさと寂しい思いとが交錯して複雑な気持ちになってしまった。それでも炎天下、記念にと周辺の写真を撮ってみました。当時ご近所に住んでいた人たちも今は他へ移っているようで、家々の表札を見ると知らない名前ばかり。時代が変わったのだという思いを強くした時間でした。

写真は一昨日の銀座で撮影したもの。

DATA : CONTAX T2 / Sonnar T* 38mm/f2.8, Kodak EBX

2008年7月23日 (水)

夏、夏、夏・・・

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CONTAX T2 / Sonnar T* 38mm/f2.8, Kodak EBX

梅雨明け後、毎日強烈な暑さですね。日差しが肌に突き刺さる感じを受けます。昨日はライカジャパン銀座に預けていたレンズを引き取りに行ったのですが、少々嫌な気分にさせられました。まぁ、その事は置いときまして、その後少々銀ブラをしながら久々にコンタックス T2で写真を撮りました。

ハンカチで汗を拭いながら歩き、あまりの暑さに耐えかねて水の中に入って撮ったのが上の写真です。(*_*)☆\(-_-;)
もちろん冗談ですがこういう時期、魚が羨ましくなりますねぇ。私、少々寒いのは我慢出来るのですが、暑いのは大の苦手。この時期、いつも写欲が落ちて来ます。エアコンの効いた涼しい部屋でごろんと寝転んで本や雑誌を読んでいるのが一番。あぁ、怠け者ですねぇ。(笑)

28mm
LEICA M8 + Summicron-M 28mm/f2 ASPH., UV/IR filter, 6bit

こちらは6bit改造を終えたレンズで撮影したもの。魚たち、涼しげに泳いでいますねぇ・・・。夏本番は始まったばかり、どうぞ皆様もご自愛下さい。

2008年7月22日 (火)

横浜みなとみらい今昔

35mm_01
OLYMPUS OM-4Ti + Zuiko 35mm/f2

マウントされている昔のフィルムの整理については数日前に書いておりますが、その中から横浜みなとみらい21地区の風景が出て来た。上の写真は最近入手したキヤノン EOS 40Dのテストで撮影した場所と同じところから撮影したものです。撮影日は1998年12月25日、丁度10年前のクリスマスの日に撮影していたのですね。昨年のクリスマスイブに歩いた時には派手派手のイルミネーションに飾られ、大勢の人でごった返していた。上の写真を見るとなにか静かな感じを受けます。ランドマークタワー下の日本丸も特に派手なイルミネーションは見えませんし。

Minato
Canon EOS 40D + EF 17-40mm/f4L USM

こちらの写真は以前にも紹介しましたが、今月2日に撮影したもの。二枚の写真の間には10年という月日が流れています。この10年の間に「よこはまコスモワールド」という遊園地が次々に乗り物を増やして来ましたので、家族連れの見物客が随分と増えた事でしょう。更に赤レンガ倉庫にショッピングモールもどきが入り、山下公園から赤レンガ倉庫、みなとみらいへと人の流れが続くようになりましたので、観光客が一気に増えた。

10年前にみなとみらいを撮影したカメラは当然銀塩(フィルム)でした。そして10年を経た今年撮影に使ったカメラはデジタルカメラ。10年前、自分が将来デジタルカメラを使って写真を撮るとは、恐らく露程にも思っていなかったのではないかと。そう考えるとこれから10年先、どういったカメラを使っているのか大変興味深い。今の撮像素子より遥かに高性能な撮像素子になっているのは当然として、現在はフォーサーズだ、やれAPS-Cだ、いやフルサイズだ・・・なんて言ってますが、どういうフォーマットで写真が撮られているのでしょうかねぇ? フィルムはどうなっているのか?

2008年7月21日 (月)

ライカ vs ツァイス

しょうもない遊びをやってみました。ライカのR 50mm/f1.4とヤシコンのプラナー 50mm/f1.4を比べてみようというお遊びです。今日のタイトルも少々大袈裟ですね。ご容赦。

キヤノン EOS 40Dに両レンズを装着して絞り開放から f4 までの三段階で比べてみました。当然レンズ情報がボディに伝わりませんので、露出が各絞りで微妙に乱れます。その点を考慮してご覧下さい。尚、ホワイトバランスはオート、画像はRAWで撮影していますが一切のレタッチを施す事なく、リサイズのみ行っています。

被写体は木彫りのカワセミ。撮影方法は三脚にカメラを固定し、自分にとって初めて背面液晶を見ながらのライブビュー撮影です。液晶に映る被写体を10倍に拡大してピント合わせを行いました。しかし40Dの液晶は3インチと大きいにも拘らず、ニコン D3やD300のような高精細液晶ではないので、10倍にすると画像が荒くなって逆にピントがやや掴みにくくなるという弊害が有る事を知る事になりました。改めてD3の背面液晶の美しさを知るはめに・・・。

能書きはこれくらいにしてレンズの紹介を。
ライカはSummilux-R 50mm/f1.4ですが、私のは最初期のバージョン。俗に言うおちょぼ口のタイプ。対するヤシコンは誰でもご存知のPlanar T* 50mm/f1.4 MMJです。ピントはカワセミの眼に合わせてあります。先ずは絞り開放から。

R50mm14_f14
Summilux-R 50mm/f1.4 絞り開放

P50mm_f14
Planar T* 50mm/f1.4 MMJ 絞り開放

リサイズしたこの画像だけでは分かりにくいかもしれませんが、オリジナルで見るとピント面のシャープネスはズミルックスの方が若干あるようです。

R50mm14_f2
Summilux-R 50mm/f1.4 絞り f2

P50mm_f2
Planar T* 50mm/f1.4 MMJ 絞り f2

開放から両者ともカワセミの嘴に付いている糸ゴミを写し込んでいますし(笑)、この f2 での描写については1/3程の露出差を除けばほぼ同じような描写でしょうか。

R50mm14_f28
Summilux-R 50mm/f1.4 絞り f2.8

P50mm_f28
Planar T* 50mm/f1.4 MMJ 絞り f2.8

結論はどちらも良いレンズだと思います。(笑)
ただ撮り比べて分かったのはズミルックスの方が焦点距離がやや長いという事です。カワセミがほんの僅か大きく写っていますので。ライカ標準レンズの実焦点距離は55mmくらいあったのではないかと思います。

こんな小さな被写体で比べても大きな違いは出ないのでしょうね。太陽光の下でもっと現実的な被写体で撮り比べなければそれほどの違いは出ないのかもしれません。この二本以外にもニッコール オート50mm/f2とズミクロン 50mm/f2も比べているのですが、両者とも最短距離が長いので被写体が小さくなり過ぎて面白みに欠けるようです。
以上、タイトルほどの内容ではなくて、申し訳ありません。

DATA : EOS 40D + Summilux-R 50mm/f1.4 + Planar T* 50mm/f1.4 MMJ, Canon DPP

2008年7月20日 (日)

古い写真ですが・・・(3)

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古い写真が三日続きで恐縮です。夏と来れば花火大会ですね。今年も横浜・山下公園前、海上からの打ち上げ花火大会が今日開催されます。今日の写真はその花火大会を1997年7月20日に撮影したものです。ホント古いですね〜。(笑)

Hanabi_01

毎年相当な数の見物客が訪れる横浜の花火大会。綺麗な花火を見ているうちはいいのですが、最後まで見て帰る時が大変な労力を必要とされるのです。ほとんどの見物客が地下鉄やJR根岸線石川町駅、関内駅に集中し、乗車するまでにかなりの時間を要します。この写真を撮った時はおよそ3kmくらい歩いて乗客の少ない駅で乗車した。疲れます。(笑)

Hanabi_02

三枚目は少し引いたアングルで。最近は帰りの労力が嫌なので花火撮影はすっかりご無沙汰している。カメラ機材、三脚を持たずにただ単に鑑賞だけだったら何でもないのですが、写真好きとしてはそれだけでは面白くないですからね・・・。

DATA : EOS 1N HS + EF 28-105mm/f3.5-4.5 USM, Fuji RVP

2008年7月19日 (土)

古い写真ですが・・・(2)

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昨日の続きです。マウントされているフィルムの整理であれこれフィルムを見ていたのですが、富士山を結構撮りに行ってた時期だったようで、ちらほら出て来ました。上の写真は神奈川県乙女峠から撮影した一枚。撮影日は1999年1月5日。確かこの当時、乙女峠から何度か狙っていたのです。夕暮れ時に行ったり、昼間に撮影したり。この写真は昼間の撮影ですね。生憎時間まで記録してありませんでした。

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これは山梨県側の四合目から撮影したもの。雲海の遠くにアルプスの峰々を見る事が出来ます。この写真を見て思い出したのですが、この日は今は亡き父を連れて来ていまして、父はこの見事な雲海を見て笑いながら、「雲の上を歩けそうじゃないか・・・」なんて言ってたのでした。この頃はまだ元気だったんだなぁ、と父を思い出してしまいました。

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こちらは本栖湖での撮影。上の写真を撮った後、五合目まで車で上がってから本栖湖に向かい、夕陽に染まる富士山を狙ったのですが、残念ながらそれほど色づかなかった。それが上の写真。我ながら良く覚えてるなぁ・・・。(笑)

写真の整理とは言いながら、実際はフィルムを見ている時間の方が長いので、整理の方は全然進みません。まぁ、思い出しながら見るのも楽しみのひとつですね。

DATA : OLYMPUS OM-4Ti + Zuiko 100mm/f2.8 + Tokina 28-105mm/f3.5-4.5, Fuji TREBI 100c

2008年7月18日 (金)

古い写真ですが・・・

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ゴールデンウィーク時、撮影したままの未整理フィルムが数年分溜まっていたので整理し、大部分のフィルムを廃棄した事は記事として書きました。一時期リバーサル現像時にはすべてマウントして貰っていた。その理由は自宅のスライドで見る為で、自分でマウントするより現像時にお願いしちゃった方が手間が掛かりませんからね。ちなみにスライドプロジェクターもライカです。(笑)でも、もう何年も箱に入れたまま使っていません。まだ動くかなぁ。

で、当時マウントして貰っていたものをまた整理し始めたのですが、その中から懐かしい写真が出て来たのでスキャニングしてみました。それが今日の二枚。撮影機材は懐かしいオリンパスのOM-4Tiです。撮影日は1999年1月31日となっていますから、9年半前ですね。撮影場所は神奈川県横須賀の荒崎。

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写真のいいところは一枚の写真を見るだけで当時の記憶が一気に思い出される事ではないでしょうか。撮影していた事を忘れていても、写真さえ見れば直ぐいろいろな事が蘇って来ます。こうしてみると、あぁ・・・写真をやっていて良かったなぁ〜・・・と思うんですよね。皆さんもそうではないでしょうか?

DATA : OLYMPUS OM-4Ti + Zuiko 100mm/f2.8, Fuji TREBI 100c

2008年7月17日 (木)

カメラバッグ

写真が趣味で本ブログをご覧頂いている方々はどういうカメラバッグを愛用していらっしゃるのでしょうか? と言いますのも私は大中小、合計で8個のカメラバッグを持っているのですが、ひとつとしてこれはいい! というバッグを持っていないのです。買う時はこれならいいかも、と思って買ってみるのですが、実際に使ってみるといろいろと不満が出てしまうのですね。

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ホワイトバランスが崩れて紺色に写っていますが、実際は黒です。これは「ApeX」とワッペンが付いていますが、最近はこれにカメラ一台、レンズ二本くらいを入れて散歩写真をする事が多い。ポケットが四つあるので iPod touchや文庫本、その他小物を入れるのに便利。写真だと中仕切りが二つですが、もう二つあります。普段は上記写真のスタイルで使っています。このバッグ、ショルダーベルトしかないのですが、手でも持てるようにバッグ上部に取手が付いていると良いのですが、残念ながら有りません。買う時に無くてもいいか・・・と思って買ってみたものの、やはり有ればちょっと手で持ちたい時に便利だったと後悔しています。

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お馴染み「tamrac」のバッグ。ボディ二台を持って出たい時に使いますが、私が選んだのはそれほど大きいタイプではないので、ニコン F5やEOS 1V HSのような大型カメラを入れる時には結構窮屈なんですね。レンズも鏡胴の太いタイプだと二本が精一杯。中仕切りは十字型なので細いレンズなら四本入ります。しかしバッグの大きさ自体が自分には中途半端でした。

もう一回り大きいショルダー型も持ってはいるのですが、さすがに車で撮影に行く時以外は使っていません。ザックタイプは大と小、ふたつ有りますが、街歩きの撮影ではショルダー型を使いたいのです。で、私が今一番欲しいカメラバッグはハッセルブラッドを使う時に効率良く収納出来るものなんです。現在私が持っているものはいずれも帯に短し、襷に長しなんですね。フィルムバックを付けたボディ一台にレンズ二本くらい、そして予備のフィルムバックを上手く収納出来るバッグが欲しいです。もしいいものが有りましたらお教え頂きたいです。

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私が永年、一番愛用していたのがこのバッグです。もう結構ヨレヨレになっていますが、昔ニコン F5が発売された時にカメラ店でおまけとして付けてくれたのがこのニコンブランドの小さなバッグ。New FM2のようなコンパクトなMFカメラを使う時、或いはM型ライカで出掛ける時などは必ずこのバッグを使っていました。ほぼ同じ大きさで昔銀座レモン社で出していたライカ用のバッグも持っているのですが、断然このニコンバッグの方が使いやすいです。

結局私のカメラバッグ、おまけで貰ったバッグが一番活用されていたという、情けないお話しです今日は。(笑)

2008年7月16日 (水)

DMRが・・・

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一昨日、井の頭公園でライカ R9+DMRで写真を撮っていたのですが、背面モードダイヤルの真ん中にある「SETボタン」の調子がイマイチ良くない。ボタンを押すとそのままの状態。ダイヤルを回すとボタンは元に戻るものの、今度はどのモードにしても反応しない。パソコンのフリーズ状態と一緒。以前から時々不具合が生じていたのですが、保証期間内(DMRは二年)のうちに修理に出そうと思い、昨日ライカジャパンに持って行った。

結果はというと、ドイツに送っての修理となってしまった。見込み納期は三ヶ月との事。参りましたねぇ・・・。見込み通り三ヶ月という事になると、返って来るのは初秋の時期。しばらくライカRを楽しむにはフィルムのみとなる。仕方ないのでゆっくり気長に待つ事にしましょう。
昨日はついでにSummicron-M 28mm/f2 ASPH. の6bit改造もお願いして来た。こちらの納期は今月30日の予定。多分、もっと早く完了するものと思う。

DATA : LEICA M8 + Summicron-M 35mm/f2, UV/IR Filter, 6bit, RAW, Adobe Lightroom

2008年7月15日 (火)

井の頭公園

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一昨年のGWに訪れて以来、久しぶりに井の頭公園を歩いてみた。曇っていたものの、蒸し暑かったですねぇ。GWの時にはいろいろと催し物などが開催されていて結構賑やかでしたが、さすがに昨日は平日という事もあり、静かでした。参考までに一昨年の様子はこちらに。

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こういう公園では写真を撮る人、絵を描く人、やはり結構見掛けますね。

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公園内のベンチでの忘れ物らしく、少々風変わりなデザインの眼鏡が掛けてあったのでパチリと。井の頭恩賜公園、武蔵野市と三鷹市にまたがる380,000㎡の公園。吉祥寺の駅を出てマルイの脇を少し歩けば公園入り口。

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いせやさん、見るも無惨な落書き。嘗ては何度も訪れた事のある井の頭公園、いせやさんの焼き鳥も何回か食した事があります。懐かしいです。

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公園への往き帰りに軽くスナップなどを。「駐輪禁止」の横に自転車が。(笑)

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面白い貯金箱が売られていたので一枚。私も貯金箱を買って少し貯金をした方がいいかも。(笑)

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面白い売り方をしていますね。野菜不足の方は是非どうぞ。しかし蒸し暑い中歩くにはデジタル R ライカは重過ぎました。オーバーホールが終了したAMEを試す意味もあったのですが、使うような被写体があまりなく、重石をバッグに入れて歩いているようなものでした。(笑)

DATA : LEICA R9 + Summicron-R 35mm/f2 + Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8 + DMR, RAW, Adobe Lightroom

2008年7月14日 (月)

ダーティハリー

Harry

昨晩、というか実際は今日(午前零時過ぎ)帰って来たのですが、仕事上お世話になった方と久しぶりに居酒屋に行きまして、私は例の如くウーロン茶で談話して来ました。(笑) 気の合う人と話すのは楽しくていいですね。

さて、珍しく二日続いて映画の話しです。昨日のラブ・ストーリーとは打って変わり、今日ははみ出し刑事(デカ)を主役とした、ご存知クリント・イーストウッドの「ダーティハリー」シリーズ。ブルーレイ・ディスクで全五作のBOXセットが発売されたので、早速購入しておいた。上の写真がそのBOXセットの中身。クリント・イーストウッドは大好きな俳優さんで、作品はかなり観ております。

俳優として知名度の低かったクリント・イーストウッドが大ブレイクしたのはイタリアで作られた西部劇に出演してからの事。日本では「マカロニウエスタン」としてブームになった事もあるくらいで、黒澤明監督の人気作「用心棒」を完全にパクった「荒野の用心棒」が大ヒットして一躍有名になったようである。更に「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と立て続けに製作されていますね。

お陰で本国アメリカでもすっかり有名になったイーストウッドはドン・シーゲル監督と名コンビで映画を製作し続けた後、この「ダーティハリー」でイーストウッドと言えばダーティハリー、というくらい強烈なイメージを作りました。主人公ハリー・キャラハンはサンフランシスコ警察の刑事。この映画で彼が使う拳銃、マグナム弾を使用するスミス&ウェッソンがすっかり有名になり、その後に作られたアクション映画に大きな影響を与えたようですね。

イーストウッド作品は恥ずかしながらテレビ放送で観た作品が多く、実を言いますと劇場で観ているのはそれほど数多くありません。ご贔屓俳優になってからは市販ディスクで初めて観る、というものも多く、あまり自慢げに紹介文などは書けた義理ではありません。(笑)

近年は俳優としてより監督として有名ですね。日本語吹き替えのテレビ放送では必ずといってもよいほど山田康雄さんが担当していましたが、山田康雄さんほどイーストウッドのキャラクターにピッタリの声優さんは他にいませんね。もちろんオリジナルのイーストウッドの肉声で聞く方がいいですが、山田康雄さんの吹き替えで聞く映画もまったく違和感を感じません。

ダーティハリーの第一作で本編のストーリーとは関係ないエピソードに、ハリー・キャラハンのキャラクターを知らしめる有名なアクションシーンがある。町でホットドッグを頬張っていると銀行強盗に直面。犯人が乗る車がハリーに向かって突っ込んで来ると、愛用のマグナムで車の運転手を狙い撃ち。車は消火栓にぶつかって横転。犯人の一人に銃口を向け、あと弾は何発残っているか考えさせるシーンが笑えます。そばに落ちている拳銃に手を掛けようとするも、諦める犯人。ハリーが引き金を引くと弾は残っていなかった。悔し紛れに暴言を吐く犯人。このシーン、最高です。人を食ったようなキャラクターが見事に描かれていますが、実はこのやり取りがラストへの大事な伏線になっているのです。

またハリーが犯人に銃口を向けながら吐く言葉としてすっかり有名になったのが後の作品ですが、「Go ahead. Make my day.」でしょうね。なんたってカッコいいのです。(笑)

全五作、過去に繰り返し観ている作品ですが、画質向上品が出ると買いたくなってしまうのです。今回はハイビジョン仕様のブルーレイ・ディスク。音声も5.1chにリミックス仕直しておりますので(オリジナルはモノラル)、更に楽しむ事が出来る。映画ファンには嬉しい仕様です。第一作から順に楽しみたいと思います。

2008年7月13日 (日)

ノッティングヒルの恋人

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ジュリア・ロバーツという女優さんをご存知でしょうか? 映画ファンなら先ず知らない方はいらっしゃらないと思いますが、私の好きな女優さんのひとりで、何本か映画を観ています。初めて彼女の映画を観たのはもう大分前、大ヒット作「プリティウーマン」でした。「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー主演女優賞を受賞。笑顔の可愛い女優さんですね。今日は久しぶりに映画の紹介。この映画の主題歌も素敵ですよ。

「ノッティングヒルの恋人」は1999年製作で、ヒュー・グラントと共演したラブ・ストーリー。ロンドンの西の街、ノッティングヒルで旅行書専門の売れない本屋を営んでいる少々頼りない普通の男がヒュー・グラント演じるウィリアム。もう、ピッタリの役所ですね。その本屋にジュリア・ロバーツ演じるハリウッドの大女優アナ・スコットが訪れるところから物語は始まる。

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まさか自分の店に大女優が来店するとは思っていなかったウィリアムは動揺しながらも一冊の本を販売する。信じられない思いのウィリアム。その後ウィリアムは街で買ったジュースのカップを持ちながら余所見をして歩いていると若い女性とぶつかり、持っていたジュースがその女性の体に掛かってしまう。大慌てで相手の女性に謝ると、なんとその女性がアナ・スコット。普通は考えられない出来事ですが、そこは映画です。こうしないとストーリーは進みません。(笑)

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雑誌社の記者と偽ったウィリアムはホテルでアナ・スコットにインタビュー。そこで思いも掛けない事に彼女は自分の妹の誕生パーティに来てくれるとの事。そうして繰り返し会う度にお互いは少しずつ惹かれ合う。

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大女優も悩みはあるもの。傷心のアナ・スコットはウィリアムの家で過ごすが、ウィリアムの同居人のポカからマスコミに知れる事になり、興奮したアナ・スコットは切れまくってウィリアムを責め、家を飛び出して行ってしまう。気の弱いウィリアムは意気消沈し、失恋の痛手を被りながらまた以前のように売れない本屋を営む普通の生活に戻る事になる。

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ウィリアムの周りの友人の励ましをを受けながら時は流れて行くが、その友人の一人からアナ・スコットがまたロンドンへ映画のロケの為来ている事を教えられる。勇気を出してその撮影現場へ行ってみると、なんとアナ・スコットから話したい事があるから待ってて、という思いもかけない言葉。離れたところでヘッドホンを借りてアナと共演者の会話を聞いていると、共演者がアナに「さっき話してた男は誰なんだ?」との問い掛けに、プレイボーイとして名高い共演者に本音を悟られない為「過去の人よ。何しに来たのか分からないわ」と答える。しかしそのままの意味で解釈し、愕然とするウィリアム。またまた意気消沈してその場を立ち去ってしまう。

ところがところが、その後ウィリアムの店へ極普通の洋服を着たアナが訪れ、「帰っちゃったのね」と話し掛けて来る。なんと彼女はウィリアムに精一杯のプレゼントを持って自分の気持ちを打ち明けに来たのである。「私は今日帰国するけど、もし英国に残るなら・・・私と付き合ってくれるかしら? 出来れば本気で・・・」

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と、演技ではなく、本心から訴え掛けるアナ。しかし気の弱いウィリアムは本気になっては何度も傷つけられ、すっかり後ろ向きになり、「ノー」と答えてしまう。無理して作り笑いをしながらアナは、「分かったわ。でも私もひとりの女よ。好きな人の前に立ち、愛してほしいと願ってるの・・・さよなら」と言いおき、後ろ髪惹かれる思いで店を立ち去るアナ。

しかし周りの友人たちの励ましと力を借り、アナの帰国前に開かれているホテルでの記者会見場にウィリアムは飛んで行く。会場に着いてみると記者インタビューの真っ最中。或る記者が「アナ、英国滞在はいつまで?」と質問するとアナは、「今夜、発ちます」と。上手く紛れ込んだウィリアムが手を挙げる。ウィリアムを見て動揺するアナ。

ウィリアム「噂になった英国人と友達以上になる可能性は?」
アナ「そうなる事を望みましたが・・・ムリです」
ウィリアム「でも、もし・・・」
アナ「でも、もし?」
ウィリアム「よく考えた末、その人物が・・・やっと気づいたら? 自分はトンマで大バカと。そしてひざまづいて・・・

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・・・やり直しますか?」・・・しばしの沈黙の後・・・

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アナは隣に居るマネージャーに耳打ちし、先ほどの記者に今一度同じ質問をするように促す。

マネージャー「ドミニク、さっきの質問をもう一度」
記者「アナ、英国滞在はいつまで?」

ウィリアムを見ながらアナは微笑んで・・・「永遠に・・・」

2008年7月12日 (土)

ライカ M2

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昨日頂いたコメントの中でライカの事が出ておりましたので、久しぶりに手持ちのライカについて書いてみます。私のライカ機材の中で一番長く愛用しているのが本日のM2。もう何年になるのか、円高の頃(1$ 90円前後)にニューヨークのショップから購入したもので、以来手放さずに愛用している。その後、ライカジャパンさんが設立される前の正規代理店、日本シーベルヘグナーさんでオーバーホールをしてもらい、現在まですこぶる快調に動作している。ちなみに私のM2は1960年製。

レンジファインダーのM型ライカはご存知のように装着レンズの画角を示すブライトフレームがファインダー内に表示されるわけですが、ほとんどのライカM型は二つのブライトフレームが表示される。ところが唯一M2だけは装着したレンズのフレームしか表示されないので、非常にスッキリとしているのです。といっても内蔵しているフレームは35mm、50mm、90mmの三つだけなのですが、35mmレンズを装着すれば50mmと90mmのフレームは表示されないわけです。人気のM3、M4その他はこうはいかない。この点がM2を気に入っている一番のところ。

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ただM3の廉価版的意味合いで出されたせいか、フィルムカウンターは手動セットになっている。他のカメラのようにスプールを抜き取ると同時にカウンターがリセットされないので、この点は少々面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ私はこういうところも楽しんでいます。雲形定規を思わす巻き上げレバーも洒落たカーブで気に入っています。

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M2を使う時に一番使用頻度の高いレンズがこのSummicron-M 35mm/f2で、非球面を使った現行のひとつ前の世代。コンパクトで軽いレンズですが、写りについては世評通りまったく不満はありません。また、この時代のクロームメッキの仕上がりは大変素晴らしい。ライツ社良き時代の名品だと思います。デザインも含め、機械工芸品として大変素晴らしいですね。デジタルのM8では工芸品として、ここまでの良さは感じられませんから。時代が違うから・・・と言ってしまえばそれまでなんですが。

2008年7月11日 (金)

積読(つんどく)

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積読(つんどく)・・・買っても読みもしないで机の上などにただ積んでいるだけの本や雑誌の事をいい、「積んでおく」と「読書」を掛け合わせた造語だという事は皆さんよくご存知だと思います。私が本を一番夢中になって読んでいた時期は十代後半から社会人になってからの二十代後半の頃迄ですね。

しょっちゅう本屋さんに行ってはまとめ買いして、それを手当たり次第読んでおりました。その頃夢中になった作家が北杜夫氏。本名、斎藤宗吉。父は歌人、斎藤茂吉である事はあまりにも有名。その北杜夫氏は精神科医でもあったわけですが、兄、斎藤茂太氏の病院で医師として働きながら小説を書き、「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞し本格的に執筆活動に入った人。

高校在学の頃、最初に読んだ「どくとるマンボウ航海記」が、およそ日本の作家とは思えないユーモア溢れるエッセイで、すっかり魅了されてしまった。これは水産庁のマグロ調査船に船医として乗船した際の出来事をエッセイとして一冊の本にまとめたもので、「ホントかなぁ〜・・・?」と思わせるエピソードが面白可笑しく書かれている。

以来、すっかり北杜夫ファンになり、氏の著作は片っ端から買い求め、読み漁る事になるのです。更にその後発売される本はすべて購入するようになってしまった。単行本の初版を買いながら、数年後文庫本になるとこれまた買い求める始末。私はレコード、CDも同じで、気に入ったアーティストは発売されるもの全部を買い求める癖があり、こういう習性の発端は北杜夫氏の書籍から始まっている。

大分前に新潮社から「北杜夫全集 全15巻」が毎月一冊ずつ発売される事になった時、軽装の一般書籍店販売ものではなく、予約した人だけが購入出来る箱入り愛蔵版(店頭販売は無し)をわざわざ予約購入するくらい熱を入れていた。全集に入っている小説やエッセイはほとんど単行本で持っているにも拘らず。上の写真は個人的に北杜夫氏の魅力を伝える三冊の本として選んだもの。「楡家の人びと」は純文学の、「怪盗ジバコ」はユーモア小説としての、「どくとるマンボウ航海記」はエッセイとしての傑作として大好きな本なのである。

この頃並行して読み漁っていたのが星新一氏のショートショート。ブラックユーモア溢れる氏のショートショートも発売されると買っていましたね。また北杜夫氏の友人、狐狸庵先生こと遠藤周作氏との対談も結構面白かったです。しかしここ数年は北杜夫氏もお歳を召されたせいか著作物も少なくなりました。発売された本を見掛けると買ったりするのですが、忙しさを言い訳として積読(つんどく)状態になったままの本も出て来ているのが現状です。いかんなぁ・・・。(笑)

2008年7月10日 (木)

都会の夕暮れ

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夕焼け、或いは夕暮れ時、例えば富士山を撮りに行っての夕暮れ時はそれこそ感嘆しながらシャッターを切るわけです。ところが都会の夕暮れ時は何故か物悲しく感じるのですねぇ。こんな事感じるのは私だけ?

もっともこういう時間帯、都会人は忙しく動き回っている時でしょうから感傷的になっている暇がないですね。(笑)

DATA : LEICA M2 + NOKTON 35mm/f1.2

2008年7月 9日 (水)

やはりフィルム

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最近デジタル一眼について好き勝手書いておりますが、デジタル一眼を追っていると幾らお金があっても足りません。結構私もお陰で散財しております。デジタルも便利でいいですけど、やはりフィルムで撮る写真が何故かホッとします。

撮影後帰宅してから即フィルム現像・・・直ぐにやらない事の方が多いのですが(笑)・・・定着が終わり、更に水洗を終えてリールを回しながらフィルムをクリッブにぶら下げ、「おお、写ってる写ってる!」という時の感動。やはりいいですねぇ・・・。

デジタルは撮影直後液晶で結果を確認出来ますが、フィルムは現像してみるまでは結果が分かりません。これもフィルムを使った際の楽しみのひとつかもしれません。拙ブログをご覧頂いている方の中にもフィルム撮影を楽しんでおられる方が多いと思いますので、気持ちは分かって頂けると思います。

さて今日の写真、明るい時間に撮っているわけですが、裏通りのネオン街を昼間に撮るのって結構好きなんです。祭りの後のような一抹の寂しさを感じたりするものですから。夜撮ってみたいとも思うのですが、カメラなんか構えていると怪しい男と思われかねないので夜はほとんど撮影していません。

私自身は体質的にアルコールを受け付けないものですからたまに同僚と居酒屋に行ってもウーロン茶を飲んでいるだけ。アルコールはダメ、煙草も吸わない、よく人からお金が貯まるでしょう、と言われるのですが、カメラに散財しているのでお金にはまったく縁がないですねぇ。(笑)少しくらい飲めれば人生が変わっていたのかもしれませんが・・・。

DATA : HASSELBLAD 503CW + Planar T* CFE 80mm/f2.8, Kodak T-MAX400

2008年7月 8日 (火)

ニコン D700(2)

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蓮の花が開く季節が参りました。ブログ仲間Kazuさんのブログを拝見して、「あぁ、そうだなぁ・・・」と思い起こしたのでした。上の写真は昨年、京都・天龍寺境内で撮影した蓮です。今年も京都へ・・・と思っていたのですが、時間が取れそうもないので来年チャレンジです。

昨日は午後から表題のニコン D700を弄りに行って来ました。嘗て銀塩F5が出た際、性能は素晴らしいものの、重いという理由からモードラ部分を切り取った軽いボディが要求された。そこでF5ジュニアのニックネームと共にF100が発売され、大ベストセラーとなった事はカメラファンならよくご存知。25日に発売予定のD700はまさにD3ジュニアとも言うべきカメラで、これまたベストセラー間違いないでしょう。

ボディそのものはD300とそっくり。しかしファインダーを覗いてみるとさすがにフルサイズ、D300より大きいです。スクリーンはD3と同じで実にクリアで見やすい。シャッターを切ってみるとやや甲高い音で、銀塩F6のシャッター音に似ていますが、D700の方がさらに甲高い。ブラックアウト時間も短いので非常に気持ちが良い。対するD3は音楽でいうところのスタッカートのように歯切れがいい音。両者まったく違う感触です。

連写モードでシャッターを切ってみると「あれ? 5コマ/秒って、こんなに遅かったっけ?」という感想を持ったのですが、これはD3の「9コマ/秒」に慣れてしまった弊害です。しかし普通は5コマ/秒あれば充分でしょう。D3には付いていなかった液晶カバーがD700には付いています。D3にも液晶カバー用と思われる穴らしきものは有るのですが、何故かカバーが省かれていた。

D3発売から僅か八ヶ月でD700が発売されるとはニコンユーザーも予想していなかったのではないかと思います。視野率95%をどう捉えるかですが、フィルムよりデジタルの方が視野率の差は大きいと思う。しかし今、私が初めてニコンフルサイズ機を購入すると仮定したら、問題なくD700を選ぶと思います。D3に比較して軽いD700、それでもバッテリーを装着した状態では1kgを超える重さがありますから、言われるほど軽くはないですよ。

最後に下世話な話しで申し訳ないのですが、D3発売時、某量販店の価格は578,000円、対するD700は328,000円です(共にポイント還元は考慮せず)。実に25万円もの開きが有ります。如何にD700の価格設定が戦略的かが分かりますね。さぁ、どうするキヤノンさん?

DATA : Canon EOS Kiss Digital X + EF 300mm/f4L IS USM, JPEG

2008年7月 7日 (月)

プラットホーム

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少し前に撮影した写真ですが、駅のホームで電車を待つ姿って当たり前ですが人それぞれですね。最近はご覧のように携帯電話で電話する人、電話をしないまでもメール中の人、本や雑誌を読んでいる人。携帯ミュージックプレイヤーで音楽を聴いている人。様々ですね。

翻って自分はというと、文庫本を読んでいる事が多いですね。たまにカメラ店帰りだったりするとカタログを貰って見ていたりとか。(笑)
ボケーッと何もせずに電車を待っていると僅か5分、10分でも非常に長く感じる性格なものですから、大抵何かを読んで過ごしています。この時はカメラをぶら下げていたので駅風景をスナップしてみたのですが、普段撮影しないようなところを撮ってみると、意外な事に気が付いたりするものですね。

2008年7月 6日 (日)

EOS 40D

Eos40d

最近入手してしまったキヤノン EOS 40D。思えばデジタル一眼に関してはニコン、キヤノン両社を行ったり来たりで、実に節操がないと自分でも思う。ただキヤノンデジタルに関しては純正EFレンズを使い回すというより、私の場合ヤシコンなどをアダプターを通して使う事が目的と言っても過言でない。ですから、もしこのブログをお読み頂いている純然たるキヤノンファンの方がいらっしゃったとしたら、相当な顰蹙を買うと思っております。ご容赦下さい。

ですが、近い将来EOS 5D後継機が出たらEFレンズ大口径単焦点三本、35/1.4、50/1.2、85/1.2を手に入れたいと思っておりますので、その時こそ晴れてEOSユーザーと名乗れると思います、多分。(笑)もっとも大変な資金を必要としますので、直ぐにとは行きませんでしょうけど。今回も某社の機材を売却しての入手で、最終的には散財している事に。

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この写真は先日の「ふじ丸」を撮影した日ではなく、40Dを入手してからテストの意味で撮影してみたものです。レンズも先代EOS Kiss Digitl Xとのセットで売られていた安価なズームレンズです。安直に手持ちでの撮影。このレンズも如何にもKiss Digital X本体とのキットレンズらしくチープな作りでマウントまでプラスティック。しかしこの手のレンズも見た目より良く写ります。

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これは夕暮れ時の手持ち撮影なのでISO感度を1600に増感して撮影、シャッタースピードは1/20秒なので、やや手ぶれ気味かもしれません。17mmでの撮影。若干画像にノイズが乗って来ますが、充分許容範囲。D3の超高感度と比べてはいけません。高感度に関しては5D後継機に期待しましょう。

さてEOS 40Dですが、コマ速も6.5コマ/秒ありますから充分ですね。今、40Dは信じられないくらい安価になっていますから、極めてコストパフォーマンスの良いデジタル一眼だと思います。よくニコン D300と比較されるようですが、D300と比べては可哀想というものです。そもそも価格帯から言ってもクラスの違うカメラだと思います。多分、キヤノンさんはフルサイズの方に力を入れて来るのではないかと個人的には思っているのですが・・・。

DATA : Canon EOS 40D + EF-S 18-55mm/f3.5-5.6 USM II + EF 17-40mm/f4L USM, RAW, Canon DPP

2008年7月 5日 (土)

キヤノン EF 17-40mm/f4L USM

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キヤノン EF 17-40mm/f4L USMという広角ズームレンズ、GWに友人からお借りしたレンズをそのまま格安で譲ってもらう事になり・・・というか半強制的に譲り受けた(笑)のですが、私にとっては初めて使う広角ズームレンズとなった。何しろズームレンズがあまり好きでないものですから。今まで一眼レフ用の単焦点レンズではライカの19mmを所有していましたが、17mm域を使うのは初めての経験でした。

超広角レンズでの19mmと17mm、焦点距離で僅か2mmの違いですが超広角ではこの2mmの差は画角差に大きな開きが有り、使い方に技術を要求されますね。昨日、一昨日の写真はこのレンズをAPS-Cセンサー搭載のデジタル一眼レフEOS 40Dで撮影したものでしたが、キヤノン製APS-Cセンサー搭載デジタル一眼レフはフルサイズに比して画角が1.6倍になりますので、27-64mm相当の画角になり、広角域に関しては普通の広角となってしまう。

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今日の二枚はお借りした時にフィルム一眼レフEOS 1V HSに装着してGWに撮影した写真で、超広角域を使う難しさを感じた。昨日の二枚目の写真も上の写真も17mm域で撮ったものですが、印象は随分違いますね。昨日は画角1.6倍になるデジタル、上の写真は俗に言うフルサイズ。フィルムですから焦点距離そのままの画角です。

ズームレンズ特有の歪曲がある事も伴って実写では周辺にかなりの歪みを生じてしまい、あまり褒められた写真にはならない典型を今日はご覧頂きました。フィルムですと当然の事ですが焦点距離そのままの画角、デジタルでもフルサイズですと同じ画角ですから広角域では使いこなしの難しいレンズですね。

DATA : EOS 1V HS + EF 17-40mm/f4L USM, Fuji PN400N

2008年7月 4日 (金)

A NIGHT IN YOKOHAMA(2)

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昨日は横浜・大さん橋に入港した「ふじ丸」をご覧頂きましたが、この写真は帰りがけに大さん橋から見た「みなとみらい 21地区」の風景です。手前の赤レンガ倉庫を入れての写真、お馴染みというか定番というか、恐らく大さん橋に来られる人誰もが撮影しているはずです。ですから今更・・・という風景なんですが。露出は絞りf11、シャッターは15秒のロングタイムで、ISO感度は100です。

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此処も定番の撮影ポイント。撮影時間の違いで空の色が随分と違うものですね。こちらの写真は観覧車の時計でもお分かりのように、撮影した時間は午後7時40分。日の長い今の季節、丁度本格的に暗くなり始めた時間ですね。こちらの露出は絞りf8、シャッターは4秒です。デジタルはExif情報でこういった事が調べられるので便利です。今日は横浜の夜景、定番の二ヶ所をご紹介させて頂きました。

DATA : Canon EOS 40D + EF 17-40mm/f4L USM, RAW, Canon DPP

2008年7月 3日 (木)

A NIGHT IN YOKOHAMA

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横浜・大さん橋にクルーズ船「ふじ丸」が入港したので撮りに行って来ました。このブログは午前零時にアップロードしていますので、つい四時間ほど前に撮影したばかりのホヤホヤで、まだ湯気が立っていると思います。(笑)

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「ふじ丸」について少々調べてみましたら、1988年三菱重工業神戸造船所で進水、翌1989年4月就航ですが、就航時、日本籍で最大の客船であったそうです。展望大浴場が設置されているらしく、入ってみたいですね。総トン数 23,235トン、全長 167m、全幅 24m、乗客定員 600名、巡航速力 18ノット、客室数 163室との事。

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日頃、レンズは単焦点・・・単焦点、と言っておりますが、風景写真的なものを撮る際にはズーム、やはり便利であります。

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昨日は休みだったわけではなく、仕事を終えてから車を飛ばして大さん橋へと出向いたわけです。自宅から近いというメリットと、此処でクルーズ船を撮影する事が好きなので夜に出掛けられるのでしょうね。

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さすがに平日の夜という事もあって、人も少なかったですね。カメラを持って来て撮影している人が数人、それと若干のカップルくらいでした。ところが何故か大さん橋上でジョギングをしているグループが居たのにはビックリ。10人くらいだったでしょうか、下が木で出来ているのでドタドタと音を立てて走っておりました。

この「ふじ丸」は今日(3日)午前中には上海に向けて出航してしまいますので、乗客は横浜の一夜を楽しんでいるのではないかと思います。13日にはホノルルを後にした「ぱしふぃっくびいなす」が入港致します。

DATA : Canon EOS 40D + EF 17-40mm/f4L USM, RAW, Canon DPP

2008年7月 2日 (水)

ニコン D700

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下剋上の世界ですね、ニコン FXフォーマットは。キヤノンさんの場合は「1系」と「その他のカメラ」という線引きをずっとしているのに対し、ニコンさんはフラッグシップ機の後に出たハイアマチュア機(と言って良いかどうか)が機能的に超える部分を搭載して来る事が銀塩時代を通し、今まで何度もありますから。

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今回のD700はファインダー視野率とコマ速以外はD3と同等、或いはそれ以上と言って良いと思います。D3に搭載していない機能、ダストリダクションまで搭載して来たわけですから。カタログによるとローパスフィルターに付着したゴミを4種の共振周波数で振動させてゴミをふるい落とすとの事。やはりないよりあった方が良い機能ですね。

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これがD700のカタログです。今月の25日には発売ですから、相当前から準備していたという事ですね。しかし型番がD700とは意外でした。APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラがD100からスタートして現在D300まで来ています。残る三桁型番は単純に考えるとD400からD600まで。下種の勘繰りではありますが、もしかして三桁型番APS-Cセンサー機はこの辺り迄で、最終的には入門機、或いは家庭用として考えられている機種以外はフルサイズのFXフォーマットに統一するのかな? という考えを抱きました。

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しかしまぁ、D700の実売が30万円を切るわけですから、この後に予定されているキヤノン 5D Mark II、ソニー α-900への価格設定の影響は大きいですね。デジ一眼のフルサイズが一般庶民にも随分と身近な価格帯に落ちて来ましたから、今までフルサイズ不要論を唱えていた方も見直される時期が来たのかもしれません。

発売後三年近くが経過したとはいえ、EOS 5Dなんてフルサイズでありながら実売20万円を切っているわけですから、後数年でフルサイズが主流になるような気がしているのは私だけ? 特にキヤノンさんはAPS-Cセンサー専用レンズにあまり積極的ではないように感じていますので。

しかしD700、相当な台数売れるでしょうねぇ・・・。

2008年7月 1日 (火)

日本の工業製品

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写真は私愛用の腕時計で、つい最近オーバーホールをしたばかり。シチズン製で15年くらい前、時計雑誌のメーカー広告写真を見て気に入り、購入したもの。購入金額はハッキリ覚えておりませんが4万円前後くらいの特に高級と言えるほどの時計ではない。チタン製のクロノグラフという自分好みのデザインだったので、一目惚れで購入しました。

この春、時計左下のリセットボタンが押したまま戻らなくなり、修理するかどうか迷っていた。何しろ15年も使っていたので修理するくらいならその費用で新しい時計が買えるのではないかと思い、保留にしていた。時計はもうひとつある事だし。しかし考えた末、オーバーホールをお願いする事にし、量販店に持ち込んだ。

数日後、見積り料金の電話連絡が入ったのですが、耳を疑う知らせが・・・。防水用のパッキンがすでに部品払い底となっているため、防水パッキンの交換は無しでのオーバーホールとの事。発売後15年くらいしか経っていないのに、もう修理部品をメーカーは在庫していないのですね。電気製品の修理部品は製造終了後、8年くらいで払い底になる事は知っていましたが、時計も同じだとは知りませんでした。いや、私が単に無知だったのかもしれませんが。

もっともカメラもちょっと古くなると部品交換を伴わない修理しか出来なくなりますので、どうやら日本製の工業製品は皆同じという事なんですね。日本のメーカーに言わせれば、修理するくらいなら新しい製品を買って下さい、という事なのかもしれない。これだから日本の工業製品になかなか愛着が湧かないのですね。

私がカメラではライカやハッセルブラッドといった、日本製に比較したら高額な製品を無理してでも購入、愛用するのは、作りの良さはもちろんですが、何より「永く使えるという信頼」が大きい。例えば中古購入とはいえ、私が愛用しているライカ M2は1960年製、M3が1961年製ですが、未だに修理、オーバーホールが出来るのである。これらは機械式カメラで電気部品を伴わないから、というのであれば、電気部品を使っているR型などは多少古くてもまだまだ修理を受け付けているはず。

購入時、多少高くても寿命の長い製品の方を私は愛用する。日本製はあまりにも寿命が短過ぎないだろうか? 修理部品を在庫しておくのにも税金が掛かるので年数を切っている、と聞いていますが、何とかならないものでしょうかねぇ。極端な言い方をすれば、現在の日本製高級カメラなんて「高級撮り切りカメラ」と言わざるを得ないですね。(笑)

さて私のこの時計、電池交換を年明けにしたばかりなのに、オーバーホール完了して手元に来た伝票を見たら、なんと電池まで交換されていた。翌日、預けた量販店にこの事を告げたら、オーバーホールは電池交換込みの料金です、と答えられました。う〜ん・・・。おまけに水に気を付けてお使い下さいと言われてしまった。(笑)

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