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2009年1月15日 (木)

ブルーレイ(Blu-ray)元年

Bluray

写真は現在私が持っているブルーレイ(Blu-ray)ディスクです。ドキュメンタリーの一本を除いてアクション映画ばかりですね。お恥ずかしい・・・。昨年、次世代光ディスクとして派を競っていた東芝が、自社開発によるHDVからの撤退を表明した事によって、昨年後半から一気にブルーレイ・ディスクがシェアを伸ばして来ました。

あまり知識のない方にブルーレイとはどういうものか、説明させて頂きますと・・・、
2011年まで放送が継続されている現在の地上アナログ放送、これの解像度はパソコンでいうところのVGA、640x480(約30万画素)です。映画ソフトですっかりお馴染み DVDは横の解像度が少し上がり、720x480(約35万画素)です。

対するブルーレイ・ディスクはフルスペック・ハイビジョンと言われる 1920x1080(約207万画素)です。本ブログをご覧頂いているほとんどの方がデジタルカメラをお使いでしょうからお分かりのように、DVDの35万画素とBlu-rayの207万画素とを同じ画面サイズで比較した場合、キメの細かさで問題なくBlu-rayの方が勝っている事がご理解頂けると思います。

デジタルカメラに置き換えても35万画素と207万画素の写真をA4にプリントしたら、35万画素の写真は荒くて見られたものではないと思います。画素数で約6倍近い差があるのですから当然ですね。従来のブラウン管でDVDを見ている分にはブラウン管の解像度が640x480ですから、DVDで映画を見てもそれなりに綺麗には見る事が出来ます。何しろDVD自体が前述したように720x480の解像度しかありませんですから。

ところが地上デジタル放送に対応したフルハイビジョン(1920x1080)方式の液晶テレビ、或いはプラズマテレビでDVDを見た場合、テレビ自体が持っている解像度に到底及ばないわけですから、かなり荒い映像になってしまいます。そこで登場したのが次世代テレビと同じ解像度を持つブルーレイというわけです。量販店店頭で液晶テレビを二台並べ、同じ映画ソフトを一方はDVD、もう一方はブルーレイを再生していたりしますから、見比べて頂くと一目瞭然、画質の違いに驚かれると思います。

更には音声の方もブルーレイはHDオーディオと呼ばれる高音質なものになっています。これは通常の音楽CDに対し、SACD(スーパー・オーディオCD)という・・・より高音質の音楽CDがあるように、ブルーレイのHDオーディオ方式はDVDの音質を遥かに上回る、SACDと同等以上のクォリティを持っているのです。私は自宅で大好きな「007シリーズ」をDVDとブルーレイとで比較視聴してみたのですが、映像の違いは当然の事ながら、音声の違いにも愕然としました。もう、DVDには後戻り出来なくなりました。

Casino
007/カジノロワイヤル

Indiana
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

これら二本の映像の美しさには眼を見張るばかりです。「007/カジノロワイヤル」はソニー・ピクチャーズが画像品質に拘り、片面二層 50GB(※注)をほとんどフルに使い切るほどの高ビットレートで映像を刻んでいますので、拙宅のスクリーンで見る映像は下手な映画館より綺麗に見えるほどです。横浜の劇場で見る映画ってピントは甘いし、色は薄いしで不満だらけ。おまけにスクリーンサイズも平均的に小さいし。なので私は映画を見る際、わざわざ東京の一流館まで足を運んでいます。(笑)

ちなみに地上デジタルの解像度、実は 1920x1080ではなく 1440x1080なのです。放送でフルスペック 1920x1080を満たしているのは今のところBSデジタルだけです。ハイビジョンが本放送に入る前、日本の女優さんたちの中には放送に反対する人が多かったそうです。ハイビジョンで見る女優さんたちの顔、シミ、ソバカス、小じわ、こういったものまで鮮明に映ってしまいますので「老い」がハッキリ見て取れてしまうのです。或る意味、女優さんたちにとっては大変怖い解像度だと思います。

今年は恐らくかなりのペースでブルーレイが普及すると思い、「ブルーレイ元年」と敢えてタイトルを付けさせて頂きました。

とは申しましても、映像・・・特に映画などにご興味のない方々にとってはあまり関係ない話だと思います。

尚、現在NHKでは現フルスペック・ハイビジョンを数段上回る、スーパーハイビジョンを開発中です。解像度はなんと7680x4320(3300万画素)というもの凄いもので、2015年に試験放送を開始する予定だそうですが、本放送は2025年ですからまだまだです。

※注・・・現在普及しているDVDはご存知の通り片面一層 4.7GBですが、Blu-rayは片面一層で 25GBもあります。25GBで通常フルスペックBSデジタル・ハイビジョンは2時間10分ほど録画出来ます。

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コメント

こんにちは。
僕はまだ見たことがないですが、評判はいいようですね。
アクションものが多いのは意外でした。(笑)

ビワさん、こんばんは。
お恥ずかしいコレクションです。(笑)
ただ現状はアクション映画中心のリリースになっているようです。この方が売りやすいのだと思います。しかし黒澤作品も近々第一弾がリリースされるようですし、今年は各社からいろいろ発売されると思います。

こんばんは。
私は昨年からブルーレイを導入しました。HDVとの勝負が思った以上に早くについてホッとしたと同時に残念でもありました。競争相手がいないとなんでも停滞しちゃいますしね。
『カジノロワイヤル』確かに力入ってますね。
只、ご指摘の通り鮮明すぎるのも…。特にCGバリバリのはなんか嘘っぽく見えちゃいました。
黒澤作品もブルーレイ化ですか、DVDコンプリートがっ!
やはりカラー作品は買い増しか…。

Kenclipさん、こんばんは。
ブルーレイ、導入されていらっしゃいましたですか。おっしゃるように競争相手がいないと進歩が止まる可能性もありますが、どちらにするか悩まないだけ良いかもしれません。もっとも私はHDVが発売された時からブルーレイを待っていた口なので、リニューアルされたブルーレイレコーダーを発売と同時に購入しちゃいました。パナソニックのBW200です。
最近の映画はCGが多用されるようになってリアル感に欠けるところもありますね。ダイハード4なんて典型的な映画でしたから。
これからいろいろなジャンルがリリースされるのを楽しみにしております。

ブルーレイって、そんなに良いんですか?
試したくなって、色々と調べてみたのですが、
高価!・・
で、安いのがPS3で評価も良さそうでね。

そう言えば、先日、借りてきたDVDをハイビジョンテレビで見てみたのですが、あまり画像が良いと思わなかったのは、そのせいですか?・・

ところで、ブルーレイのソフトってもう、貸し出ししています?

konekoさん、こんばんは。
はい、とても良いです♪
一番手っ取り早い再生システムはPS3です。私はテレビゲームをまったくやらないのですが、一昨年暮れにブルーレイの再生専用プレイヤーとして導入した事があります。ソニーさんはファームウェアのアップグレードを頻繁にしてくれるので、どんどん性能アップしているのがPS3なんです。オーディオ評論家ですら導入している方がおられるくらいで、お奨め致します。私のPS3は会社の同僚に安く譲ってしまいましたが・・・。

DVDをハイビジョンテレビで見ると画質が悪い、ブログで説明した通りで、高画素のハイビジョンテレビでは画素を間引きして再生するので、どうしても荒い画質になってしまいます。
しかしPS3やブルーレイレコーダー(プレイヤー)にはアップコンバート(720x480を1920x1080へと擬似補完)という機能がありまして、DVDの足りない画素を補完して再生する事が出来ます。ですから素のDVDで見るより画質はアップしますよ。
そうそう、ブルーレイの再生、テレビとは「HDMIケーブル」で繋いで下さいね。HDMIケーブルで繋ぎませんとフルハイビジョンで映像を見る事が出来ませんので。HDMIケーブルは音声の伝送も出来ますので、このケーブル一本でHD映像とHD音声を同時に送れます。ですから機器の背面をスッキリ出来ます。

ブルーレイソフト、すでにTSUTAYAさんがレンタルを開始しています。私も一回見るだけでいいや、という映画はレンタルのお世話になっています。(笑)
是非、導入をお奨め致します。

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