« レンズ、ファームアップ | トップページ | 映画「スーパーマン」 1978年米 »

2009年5月30日 (土)

鑑識(警察)のカメラ

Dsc_4530
ANA B747-400D(伊丹空港)

先日、或るテレビ番組で一般常識を問うクイズをやっていたので見るとはなしに見ていたら、「警察の鑑識が使うカメラはフィルムカメラのみで、デジタルカメラは使っていません。さて、それは一体どういった理由からでしょうか?」という質問がありました。

私はデジタル写真は一瞬のうちにデータを消失してしまう恐れがあるから、フィルムカメラを使っているのだろう、と考えました。大事な犯行現場や証拠などの写真が消失しては捜査に影響がありますからね。しかし答えは違っていました。

デジタルデータは改竄出来るからデジタルカメラを使わないのだそうです。答えを聞いて、なるほど・・・と思いました。デジタルは合成も簡単に出来てしまいますから、捏造も可能なわけですね。ところがその改竄を出来ないようにする技術が可能になったそうで、今年中にデジタルカメラを採用するらしいです。

これでまたフィルムの需要が減りますね。(笑)

Img_1660
ANA B747-400D(羽田空港)

さて、タイトルの「鑑識のカメラ」と全然関係ない全日空のジャンボ機の写真。昨晩、映画「ハッピーフライト」の特典盤を見ていたら、ジャンボ機のミニチュアとCGを使っての映像製作はどのようにされていたかが紹介されておりました。

映画を見ていて「このシーンはどう撮影したのかなぁ・・・?」なんて思っていたところがあったのですが、「なるほど・・・へぇ・・・!」と、現在の映像技術に感嘆しちゃいました。何の疑問も感じる事なく見ていたシーンも、実は合成だったとは。

これらを見ていて警察の鑑識が使うカメラは現在フィルムだけ、というのも納得した次第です。事件が起きる度、その警察を追い駆けている新聞記者、カメラマンはデジタルカメラオンリーになっているのがおかしいですね。

余談ですが、映画撮影のためにジャンボ機を貸し出してしまう全日空さんもなかなか太っ腹ですね。もっとも宣伝効果はとても大きいでしょうから、充分元は取れるでしょうけど。「ハッピーフライト」、機内のシーンはスタジオセットではなく、すべて本物のジャンボ機の中で撮影されておりますよ。

« レンズ、ファームアップ | トップページ | 映画「スーパーマン」 1978年米 »

コメント

kondoさん、お久しぶりです。kondoさんが観ているのならと「ハッピーフライト」レンタルしてきました。
収録内容にFLY FLY FLYなるDVD紹介がありましたがこちらも観てみたいなと。本編は面白かったです。顔にオイルがついた時点で○○の効用に触れるかなと思ってましたがやはり・・。GS田畑智子が荷物の件で機内に足を踏み入れる瞬間になぜ、吹石が「あ~!」というのかがわかりません^^;
P.S 金融関係の仕事で店舗確認(店確)で写真必要だったのですがねつ造防止でフィルムのみでした・・・。

おはようございます。
鑑識の話、なるほどなぁ~と思いました。
全国の鑑識ですから、そうとうな量ですよね。ここでもフィルムが無くなっていくのですね。
どうか趣味で使うくらいは、気楽に買える状態であってほしいものです。
お天気が今ひとつですが、よい週末を♪

roukさん、おはようございます。
「ハッピーフライト」、ご覧になって頂けましたか。面白かったでしょう? 飛行機を題材にした映画はいろいろありますが、今までの映画とは全く違った視点で捉えた映画だと思います。
ご質問の件、自信持って回答出来ないのですが、恐らく各自の仕事の領域がハッキリ別れているのだと思います。GSはあくまでグランド内が仕事。機内はパイロットとCAの領域。
特典盤の中で矢口監督のインタビューがあるのですが、その中で監督は、「取材をしている中で感じた事が、全スタッフがひとつの事(安全に飛行機を飛ばす)に向かって仕事しているのですが、それぞれの持ち場同士での軋轢が結構あるものだなぁ・・・という事を感じました」というような事を話していました。
ですからGSが仕事で機内に入る事は禁止されているのだと思います。代わりにCAもグランド内の事には一切口出し出来ないのではないかと思います。
金融関係の店舗写真、フィルムだけですかぁ。やはり鑑識と同じような理由でフィルムを使っているところがまだまだあるのですね。

 フィルムに関しては、証拠などでよく使われますが、デジタルは駄目。確かにそうかと思います。
 妻と話していたのですが、病院のレントゲンなどはフィルムですよね。それも、FUJI。これがなくなると、影響は大きいと思います。

koukoさん、おはようございます。
まさになるほど・・・という理由でした。おっしゃるように全国の警察鑑識がフィルムを使っていたわけですから、一年を通すとかなりの量だと思います。それが近い将来、消費ゼロになってしまう・・・。痛いですね。(笑)
ホントに我々、趣味で使う者としては多少の値上げは仕方ないですが、一本買うのに考え込んでしまうような価格にはなって欲しくないですね。

pyosidaさん、おはようございます。
テレビのクイズを見るまでは特に気にもしていなかった鑑識のカメラ。やはりフィルムは偉大です。
病院のレントゲン、これもデジタルになる事は充分考えられますね。先生が患者に写真を説明する際、パソコンモニターで写真を見せる、という事も。

鑑識ですが、うちのご近所の警察署はすでにデジタル/フィルムの二本立てです。第一発見者の私もパシャパシャされましたが、ペンタのデジとフィルムを交互に使ってました。
フライングだったのかなあ?>デジ使用。
でも「改ざんできないソフト」を改ざんする方法が、すでにネットで動き回ってますが・・・。

病院のレントゲンですが、フィルム使わない開業医さんが増えてますね。友人が某市立病院の医局にいますが、「予算が下りれば電子化なんだけど」とぼやいてました。

KONDOHさん、こんにちは。「HAPPY FLIGHT」は完全にオタク向けの映画ですね。飛行中の画像はハリウッドなどと比べるとお粗末ですが、そんな事はどうでも良く、飛行機を定時に飛ばすためのそれぞれのセクションの奮闘が良く描かれていると思います。
ところで警察の鑑識の写真は銀塩です。理由は画像処理が出来ないからです。デジタル化についてはニコンでは画像真性機能がついたデジタルカメラ(D3など)なら使用が出来るようになったようです。ただし警察は予算が少なく、完全にデジタルにかわるにはまだ時間がかかるでしょう。
ところで医療用のX線写真はCR(Computed Ragiography)といって大病院はほとんどすべてがフィルムレスになっていると思います。開業医でも景気の良いところとX線を沢山撮影する整形外科などはCRを使っていいますね。僕は未だに銀塩です。
京浜島で写真撮りたくなりました。

追加です。
近所の警察署の刑事科では現場のメモ等にはデジタルを使っていますが、本当の現場写真はペンタックスの銀塩モデルを未だに使っています。
今後、デジタル化されるでしょうから、その時は報告しましょう。

ろだごんさん、こんばんは。
ご近所の警察はすでにデジタルを使っておりましたですか。案外もう使っている警察もあるのかもしれませんね。
レントゲン、フィルムレスがある事を知りませんでした。出来れば病院には行きたくないですからねぇ・・・。(笑)

こんにちは。
僕の通っている歯医者さんはデジタルカメラでした。業務で使っているところは、みんなデジタルになるでしょうね。ただし、物理的な媒体と違って簡単に大量に漏洩してしまうのが心配です。

ritomoさん、こんばんは。
「ハッピーフライト」はアメリカの航空映画のように特撮やアクションがメインではないですからね。人間ドラマだと思ってます。
警察の鑑識がペンタックスを使っているのは有名ですね。他のメーカーは使っているのでしょうかねぇ・・・? テレビの刑事ドラマなどでニコンやキヤノンを見る事がありますが、あれはあまり知識のない小道具さんが用意しているのかもしれませんね。
銀塩カメラがペンタックスですから、デジタルもペンタックスになるのでしょうか?
さてレントゲン、すでにフィルムレスの機械があるとは知りませんでした。お医者さんを友に持っていると心強いです。しかしこういった機械は相当な価格なのでしょうね。
警察の鑑識がデジタル化されたらお教え下さいませ。

ビワさん、こんばんは。
通院されている歯医者さんはデジカメですか。結果を見るのに早くて便利でしょうね。
漏洩、今はいろいろな意味で心配です。

はじめまして。以前から拝見しておりましたが、あまりの「偶然」に、初めて書き込みさせていただきます。
実はまさに30日、脳神経科なるところに初めて行きまして、レントゲン(とMRI)による検査を受けました。撮影後、診察室で見せられたのは全部デジタル。以前心臓の検査を受けたときは、自分の胸部を撮影した、バイテンサイズほどのモノクロネガを一枚もらえたので、今回もそれを期待したのですが、あてが外れました。
そういえば、久方ぶりに行った歯科医も全部デジタルでした。診察が早くできるのは嬉しいですが、フィルム使用領域の縮小につながるのは、やはり悲しいですね。
これからもよろしくお願いします。

yoss70さん、はじめまして。
拙ブログをご覧頂きまして、有り難う御座います。
レントゲンを撮られたらデジタルだったのですか。やはり病院もデジタル化の波は刻々と進んでいるのですね。
子供の頃、レントゲンを撮ると結果が出るのは二、三日経ってからだった事を思い出しました。時間が緩やかだったのですね。
しかし警察、病院と、フィルム撮影は後退しているのですね。時代の流れとはいえ、寂しいです。
こちらこそ、これからもよろしくお願い致します。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« レンズ、ファームアップ | トップページ | 映画「スーパーマン」 1978年米 »