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2009年6月20日 (土)

「007/慰めの報酬」ブルーレイ版

007

「007/慰めの報酬」 ブルーレイ版
2008年 米英合作

原作 : イアン・フレミング
監督 : マーク・フォースター
音楽 : デヴィッド・アーノルド
出演 : ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト 他

1月にロードショー公開された007シリーズ最新作のブルーレイ・ディスクが早くも発売されました。今回はDVD版に先駆けての発売。当然私は発売と同時に入手し、早速昨晩観ちゃいました。(笑)

で、画質なんですが、拙宅のスクリーンで観る方が劇場より高画質に感じたのですよね・・・。今回もソニーさんは相当クオリティには拘ったようですね。劇場で使われているフィルムの世代が「子」なのか「孫」なのか、はたまた「曾孫」くらいか。当然オリジナルフィルムからのコピーですから、コピーの世代で微妙に画質に違いは出ると思いますが、この辺の知識は持ち合わせておりません。

音声の方も実にリアルな音質で、狭い私の部屋が大音響に包まれ、自分がその場にいるような錯覚を覚えます。音声の方はブルーレイが登場してからの新規格、5.1ch DTS HD マスター・オーディオ(ロスレス)での収録。非常に切れの良い音です。

この映画は劇場で二回観ている事は前回のブログで書いております。したがって今回ブルーレイで観た事によって実に三回も観た事になります。(笑)
劇場で観た印象記で私はあまり評価していませんでしたが、改めて自宅で観たら、「案外良いじゃん・・・」と思ってしまいました。オープニングからエンドタイトルまで、まったく弛緩する事なく観る事が出来ました。

ただ、最初から最後までアクションの連続で、少々やり過ぎじゃないの? という気持ちは変わりません。しかしそういう中で私が一番印象に残った場面はオーストリア、ブレゲンツでのオペラのシーン。

クラシック音楽ファンなら誰でもご存知の湖上の舞台で上演される、夏のブレゲンツ音楽祭。映画ではプッチーニの歌劇「トスカ」が上演されており、演目上演中の観客席でイヤホンマイクを使って目指す相手、ドミニク・グリーンが取引をしている最中。そこへボンドがその中に割って入り、取引を中止させてしまうのですが、カメラがボンドのアクションと歌劇の舞台とを同時進行で映し出し、非常に効果があります。

舞台ではトスカがスカルピアを刺し殺すシーン、そこにボンドのアクションをオーバーラップして行くところなどは視覚的効果が大きいです。丁度プッチーニの音楽がこの歌劇の中でも一番ドラマティックな瞬間で、トスカが好きな私としては拍手を送りたい演出でした。素晴らしい!

ところで敵方ドミニク・グリーンが劇中何度も「我々」とか「組織」という言葉を発していますが、その組織の実態は今回の作品でも明らかにされていません。前作から新シリーズとなったダニエル・クレイグ版007シリーズ、もしかして原作で登場していた犯罪組織「スペクター」が再び出てくるのでしょうかねぇ・・・? スペクターというのはショーン・コネリー時代に常に登場していた組織ですが、第7作「ダイヤモンドは永遠に」が最後でした。

そうそう、先日自宅近くのレンタルショップ「TSUTAYA」さんに行ったら、新作コーナーに今回のボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコが主役をとった映画のDVDが置いてありました。しかしその日本語タイトルを見て笑ってしまいましたねぇ・・・。で、そのタイトルとは「慰めと報酬」でした。「の」と「と」の一字違い。(笑)

特典として収録されているメイキングを見ていたら、冒頭のカーチェイスシーンでアストンマーチンを14台壊したとスタッフが言っておりました。驚きますねぇ・・・。長くなりましたが、ご覧になっていらっしゃらない方は是非一度どうぞ。

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コメント

おはようございます。
最近の007は派手なアクションが多すぎるような気がしてあまり見ていないのですが、KONDOHさんの説明を読ませていただいたら、見たくなりました^^
オペラのシーンも見てみたいですね♪
スペクター、懐かしい~~

koukoさん、おはようございます。
おっしゃるとおり、最近は派手なアクションを売り物にしているような感じがあります。時代の流れなんでしょうね。しかし落ち着いたストーリーの面白さで魅せてくれる作品にいっそう魅力を感じます、私は。
オペラのシーン、そう長くはないですが、舞台装置を上手く使った演出で、私は本作品のベストワンのシーンだと思ってます。
スペクター、懐かしいですね〜・・・。白い猫を抱いたブロフェルド率いるスペクター、再登場して欲しい・・・。(笑)

おはようございます。
私も発売日に購入したクチです。
スペクターの復帰は楽しみです。勿論ボスはブロフェルドでいって欲しいものです。しかし、あのインパクトのある容姿を誰が演じてくれるのか?

KONDOHさんの話を聞くとブルーレイプレイヤーが欲しくなりましたね。Mac Proではストレージ用にブルーレイドライブは導入しているのですが、Macがまだブルーレイ対応のソフトを作っていないので(iMovie, iDVDなど)Vistaでの鑑賞となっています。
私ごとで恐縮ですが、最近、flickr始めました。
http://www.flickr.com/photos/woodyfields/
旧ブログは休止中ですが、これからはflickrで作品を発表したいと考えています。ブログは今まで通りmixiで続けていきます。

Kenclipさん、こんばんは。
おお、購入されたのですね。(^^)
前作「カジノロワイヤル」に負けず劣らずの画質、音質であります。
007シリーズが嘗てほどの面白さがなくなったのは、スペクターが出て来なくなったのが大きな原因、と個人的には思ってます。(笑)

Kazuさん、こんばんは。
ブルーレイでの映像作品を見ちゃうと、絶対DVDには戻れなくなります。そのくらいブルーレイとDVDには大きな開きがあります。
Macが未対応というのがとても残念です。アップルはHD-DVD傘下でしたので、ブルーレイに意地を張っているように思えます。(笑)
flickr、拝見しました。こちらを利用する方が少しずつ増えて来ましたね。

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