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2009年6月23日 (火)

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

Mutter
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調

2008年3月 ライプティヒ・ゲヴァントハウスでのハイビジョンライヴ収録 NHK-BSハイビジョン放送から

アンネ=ゾフィー・ムター(vn)
クルト・マズア指揮
ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

写真はCDのジャケットを使用していますが、私が視聴したのは先日NHK-BSハイビジョンで放送された映像の方です。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲といえばクラシック音楽がお好きな方にとってみれば「運命」「未完成」と同じくらい耳タコになっている曲だと思います。タイマー録画しておいたこの映像を見る前はメンデルスゾーンかぁ・・・という気持ちが先に立ったのが正直なところです。

ムターのCDは以前カラヤンと共演したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲をご紹介した事がありますが、あれはデビュー間もない頃の録音。今日のメンデルスゾーンはおよそ一年前の収録ですから、モーツァルトとは間にかなりの年数が経っております。したがってこのメンデルスゾーンは円熟した彼女の演奏を聴く事が出来ます。

皆さんは音楽を聴いて感動のあまり泣いたり、鳥肌が立ったりしたというご経験がおありでしょうか? 今日のムターによるメンデルスゾーンを視聴していて久しぶりに、本当に久しぶりに鳥肌が立って来ました。音楽を聴いてこんな感動を受けるのは最近では希有な事です。もう何回となく聴いていて飽きが来ているこの曲で、こんなに感動するとは自分でも驚きました。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲といえば甘美なメロディーを最初から最後まで聴いて、「あぁ、綺麗な曲だなぁ・・・」と平凡に感じるのが精々、が今の自分。メンデルスゾーンには大変失礼ですが。しかしこの演奏にはぶっ飛びました。もの凄くアグレッシヴな演奏です。メンデルスゾーンの協奏曲というより、まるでベートーヴェンの曲でも聴いているような心持ちになります。

映像を見ているとムターの表情は終始ポーカーフェースで、ホントに淡々と弾いているように見えるのですが、彼女のヴァイオリンから聴こえて来る音色は甘美なだけでなく、時には汚い音色も随所に聴こえます。汚いというと誤解を招いてしまいますが、従来のメンデルスゾーンのイメージで聴いていると戸惑いを受けるくらいの「激しい」音色という意味に取って下さい。

「熱情的」と言い換えていいほどの演奏で、こんなメンデルスゾーンは未だ自分は聴いた事がないです。在り来たりの表現になりますが、初めてこの曲を聴いたような、実に新鮮な感動を受けた映像でした。さて、クルト・マズアによるオーケストラ演奏ですが、大変失礼ながらただ伴奏をしているだけ、というような平凡な演奏に聴こえます、私には。マズアの指揮は何度か聴いていますが、何故この人が伝統あるゲヴァントハウスに招かれるのか私には分かりません。

尚、発売中の上記写真のジャケットによるCDには特典としてDVDが添付されていますので、同じ映像を見る事が出来ます。しかしNHK-BSによるフルハイビジョン放送、クラシック音楽の映像としては大変素晴らしい画質でした。ブルーレイに焼いて保存版と致します。

Magazine

昨日買った雑誌です。フィルム愛好者には面白い内容で創刊号からずっと愛読しておりますが、今回は大判が出て来ますよ。

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コメント

おはようございます。
申し訳ないくらいクラシック音楽には疎いのですが、ご説明を読んで、この演奏は聴いてみたい、見てみたいと思いました。KONDOHさんのブログは、ホント勉強になります^^
カメラマガジンは、発売を楽しみにしていて、発売日に即買ってまいりました。読み終わってしまうのが残念なくらいでした。

koukoさん、おはようございます。
お好きな音楽のジャンルは人それぞれです。私も音楽が好きだ、なんていっても疎い音楽は沢山ありますから。
私のブログは自分の感じた事をタイトルのように自由気ままに書いているだけであります。(^^;
ですが参考になる事がひとつでもあれば私としては嬉しいです。
カメラマガジン、まったくフィルム派向けの雑誌ですが、写真が多いですからホントに直ぐ読み終わってしまいますね。

おはようございます。
すぐに読み終わってしまう雑誌、私も創刊号から購入しています。何故か!
パラパラめくるだけなんですが楽しいひとときを楽しんでおります。
ところで詳しいですね。クラッシック。一時夢中になっていた頃を思い出しました。カルミナブラーナ等。

ramble-leicaさん、おはようございます。
この雑誌はアマチュアっぽい編集が良いのではないかと思ってます。発売間隔が不定期というのも良いのかもしれません。不思議とフォクトレンダーのNewレンズが出る頃に発売されていますね。連動雑誌のようです。(笑)
クラシック音楽、以前ほど夢中になっておりませんが、CDショップには月一、二度足を運んでおります。

音楽の話題も豊かですね。私のブログ名は、「写真、パソコン、音楽大好き」ですが、最後の音楽は削除した方が良いぐらい、話題がありません。
 ステレオのスイッチも、随分入れていません。

 昨日、妻が「剣岳」という映画を見てきて、パンフレットとを買ってきました。映画代ほどのパンフレットは、映画でずっと流れていたヴィヴァルディの四季のCDがついていました。
 妻の関心は、映画ですが、最近は邦画の方が魅力的だと思いました。
 ハゲタカ、もう終わったでしょうか。

pyosidaさん、おはようございます。
音楽、映画、写真(カメラ)と、忙しい男であります。すべてストレス発散の場ですね。(笑)
最近、音楽用と映画用機器の配置換えをやりまして、両者のアンプに接続する機器も変えたりしましましたので、音の確認をしたりしております。
映画のパンフレットにCDが付いて来るなんて珍しいですね。昔は劇場で観る時は必ずパンフレットを買っていましたが、今は007シリーズしか買いません。(笑)
ハゲタカですか、まだ上映しているのではないでしょうか。

この演奏は映像で見たかったんです。Bs-hでやったんですか。普段番組表をきちんとチェックしていないので、Bs-hは特に気づかないことがあって。


yymoonさん、おはようございます。
はい、BS-hiで放送されたのです。この協奏曲の他にもアンドレ・プレビン、リン・ハレルとの三重奏曲とか。要するにCDと同じ内容です。
私も時々チェックを忘れてしまう事があります。番組表はWOWOWに目が行ってしまいがちです。昨年はカラヤンのハイビジョン放送をかなり逃しました。

こんにちは。
カメラマガジンの今号にはハッセル使いのpekoさんの写真や村田さんが、出ていますね。
僕も買いに行かなくっちゃ。

KONDOUHさん こんにちわ~ヾ(*^▽^*)ゞ

わぁ~~素敵なCDの紹介 有難うございます。
メンデルスゾーン 好きなんですよ~~!
~(人´∀`).☆.。.:*・
この曲は 定番だけに 鳥肌が立つような 新鮮な演奏には
なかなか会えない気がします。。。
私も聴いてみますね~~(o^―^o)ニコッ

ritomoさん、こんにちは。
この雑誌は毎号買っております。デジタル系の雑誌は幾らでもありますが、フィルムに拘った数少ない雑誌ですからね。

マリアさん、こんにちは。
素晴らしい演奏のメンデルスゾーンです。女性奏者とは思えない激しい演奏で、ブラボー! ものであります。
是非、お聴きになってみて下さい。

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