« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月30日 (日)

ボーイング 787

787

28日付けの新聞に、「787」納入 来年10〜12月という見出しの記事が掲載されていました。飛行機好きなら誰でもご存知、米ボーイング社の最新型旅客機「787」の事ですね。

記事の内容を簡単にご紹介しますと、旅客機最大手の米ボーイング社は、最新鋭中型機「787」の航空会社への納入時期が2010年10〜12月期になると発表しました。2008年5月に全日空に第1号機を納入する予定でいたのですが、当初の計画からの延期は今回がなんと5度目。

これで当初予定から約2年半遅れという事。初飛行のテストがやっと今年末に実施する予定だそうです。昨秋、JALさんの整備工場を見学させて頂いた際、JALさんへの納入も来秋(この秋ですね)に延期されました、とご説明を受けていました。

今秋、第1号機が全日空さんに納入されたら真っ先に乗りに行く計画を立てていたのですが、また1年延期です。ガックリ・・・。雑誌で見た記事では、ボーイング社は第1号機を納入する予定の全日空さんに敬意を表して、テスト機体の塗装をトリトンブルーにまでしていたので、納入はもう直きと思っていたのですが・・・。

記事によると不具合が相次ぎ発見され、試験で使っている3機が商用に適さないと判断。研究開発費用として新たに25億ドル(約2400億円)を計上したとの事です。何百人もの大切な命を預かる旅客機ですから、まったく不安のない状態で納入してもらいたいですね。

JALさんのお話しでは最新鋭ボーイング 787ドリームライナーは炭素繊維が多く使われていて、大変軽量になっているそうです。日米共同開発の機体で、日本は主翼の製造を担当。しかし今秋乗れる事を楽しみにしていたのに、また1年お預けですか・・・。

2009年8月28日 (金)

零式艦上戦闘機五十二型

Img_1772
零式艦上戦闘機五十二型

昨日に続いての零戦、今日は五十二型です。プラモデルを作った事がある方、多分この五十二型が一番多いのではないかと思います。普通にイメージする零戦というと、大概このグリーンの塗色をした零戦ではないかと。

Img_1778

Img_1786

カウリングを外してエンジン剥き出しで展示してありました。外したカウリングは下に置いてあります。

Img_1790

Img_1831

零戦の翼内に搭載されていた20mm機関砲です。この他に機首上部に7.7mm機関砲が搭載されていましたが、私が子供の頃から不思議に思っていたのが回転するプロペラの後ろから撃って、良くプロペラに当たらないものだという事です。(笑)

L1000948

このプロペラの間を弾が通って行くのですねぇ・・・。

Img_1813

プラモデルを作っていて一番難しかったのが後部胴体の塗装。緑と薄い水色が交わるところを上手くボカせないんです。筆で塗っていたからなんでしょうけど。

零戦で命を落とした数万のパイロット、そしてその他の戦闘で尊い命を落とした人たちのお陰で日本の今の平和があるのだと思います。戦没者の方々に合掌するとともに、争いのない、平和な世の中になる事を望んで零戦ブログを終えたいと思います。

LEICA R9 + Elmarit-R 19mm/f2.8 (type II) + DMR, Canon IXY DIGITAL 920 IS

2009年8月27日 (木)

零式艦上戦闘機二十一型

L1000970
零式艦上戦闘機二十一型

夜明けの赤富士を期待して行ってみたものの、曇天で撮影がままならぬ間、忍野でヒマワリを撮影して時間を潰した後、午前10時に近くなった時点で河口湖自動車博物館に向かいました。ここで本物の零戦を見るためです。

Img_1816

飛行機館には二機の零式(れいしき)艦上戦闘機、通称零戦(ゼロ戦)が展示してあるのです。その二機は二十一型と五十二型で、東南アジアの島々より回収して来たオリジナルの機体を元に、20年の歳月を掛けて三機の零戦を復元したそうです。

Img_1859

本ブログをご覧頂いている方々は私が飛行機好きだという事はすでにご存じの通りですが、私の撮影対象は基本的に旅客機のみなんです。軍用機はあまり興味がなく、知識もほとんどありません。

L1000958

ですが零戦には惹かれますね。子供の頃、プラモデル作りに熱中してた時は零戦を何機か作ったくらいですから。スタイルがカッコいいですものね。

Img_1770

ここの飛行館には他に日本海軍の練習機「九十三式中間練習機」、山本五十六元帥が最後に搭乗した「一式陸上攻撃機」と同型機の後部胴体、ライト兄弟の「ライトフライヤー」のレプリカ、更にはロッキード T33A、F86F ブルーインパルス等々が展示されています。

Img_1846

零戦、堀越二郎氏の設計、三菱重工業の製造で初飛行は昭和14年4月、現代の言葉でいうところのマイナーチェンジを繰り返しながら総生産数10,430機。

L1000945

以前、確かNHKだったと思うのですが、零戦を特集した番組の中で戦闘機としては俊敏な動きを充たすため、徹底的な軽量化が図られたとの事。米軍機はパイロットを守るため、操縦席の背もたれの部分に弾丸を貫通させない鉄板を入れていたのですが、零戦にはそれがないためパイロットが被弾しやすいという事でした。

L1000972

パイロットから防御装置についての要求があったにも拘わらず、当時の日本海軍はなかなか改良しなかったようですね。兵隊を人間として捉えていないところが窺えます。あまりの軽量化が過ぎたため、テスト飛行を行っている最中、急降下テストをしたところ機体の剛性が足りずに空中分解し、パイロットが亡くなっているとの事。

Img_1808

第二次世界大戦初期には無敵を誇った零戦も、米軍の最新鋭機グラマン F6FやP-51 マスタング(ムスタング)が登場すると苦戦を強いられたとの事です。

LEICA R9 + Elmarit-R 19mm/f2.8 (type II) + DMR, Canon IXY DIGITAL 920 IS

2009年8月25日 (火)

ベートーヴェン/交響曲全集

Img_1759

ベートーヴェン/交響曲全集

山田一雄指揮、札幌交響楽団(第1番のみ、矢崎彦太郎指揮)
1989年〜1991年 札幌・北海道厚生年金会館大ホールでのライヴ録音
TOWER RECORDS TWCO-1001/5

いつの間にか秋の虫の鳴き声が聞こえるようになりました。暑い暑いと言っている間にも、秋は少しずつ近づいていたのですね。先週の旅行時の写真が続きましたが、ここで写真はちょっと休憩して音楽の話し。

久しぶりにベートーヴェンの交響曲を集中的に聴きました。ベートーヴェンの全九曲、トータルで考えたら何百回と聴いているでしょうから、余程興味を惹かれた演奏、或いは所有しているレコード、CDでお気に入りの演奏くらいしか現在は聴く機会がなくなっております。

最近行きつけのショップで見付けたのが今日のベートーヴェン交響曲全集。故山田一雄さんが生前、札幌交響楽団を指揮してライヴ録音したCDです。ただ第1番だけ未録音のまま亡くなられてしまったので、愛弟子・矢崎彦太郎さんが第1番を代行して録音しています。

最初に聴いたのは第3番エロイカです。この曲は何たってフルトヴェングラー、朝比奈隆さんの超絶的名演が録音で残っていますから、余程の演奏でない限り感動する事はなくなっていたのですが、ヤマカズ(山田一雄さんの愛称)さんの演奏には感動しました。

エロイカの第1楽章は楽曲そのものが大変素晴らしいので、スコア通り演奏するだけでもそれなりに聴き応えはあるのですが、それだけではもう物足りないですね。ヤマカズさんの第1楽章は朝比奈さんを少々思い起こさせてくれるような堂々たる歩みの解釈。演奏開始から数十秒聴いただけでその後の演奏に期待を抱かせてくれました。

このエロイカ第1楽章の演奏がすっかり気に入ってしまい、結局一日1枚のペースで全曲(CD5枚組)を聴き切ってしまったのです。他の曲も極めて正攻法の解釈で、奇を衒うようなところのまったくないベートーヴェンです。実は生前、ヤマカズさんのコンサートには一度も足を運んだ事がなかったのですが、今猛烈に後悔しております。

それと思わぬ拾い物、と言っては大変失礼なんですが、ヤマカズさんが残してしまった第1番を代行した矢崎彦太郎さんの演奏がこれまた名演なんです。黙って聴いたらヤマカズさんの指揮に聴こえるほどで、さすが愛弟子と感じ入りました。

本CDはTOWER RECORDSのプロデュースによるもので、TOWER RECORDSで購入出来ます。5枚組で価格は5,800円です。安いですよね・・・。こんな名演奏が5,800円で買えちゃうのです。最近のCD価格の下落は喜んでいいような悲しくなってしまうような、複雑な心持ちです。(笑)

2009年8月24日 (月)

高山植物

2870_46
ヤマホタルブクロ(上高地)

今回の旅行先、標高の高いところばかりでしたから暑さが苦手の私としては非常に快適な三日間(僅かですが)を過ごす事が出来ました。そして今までほとんど見た事のない植物を見る機会が多かったです。が・・・しかし、知識のない事を痛感する撮影行でもありました。

2870_47
上高地

名前を知らずに撮影する事の虚しさ・・・。(笑)

Img_1573
霧ヶ峰高原

Img_1750
上高地

この二枚は同じ花だと思います。上高地ではトリカブトも撮影したのですが、柵がある上に、花自体もとても小さいので全然写真になっておりません。トリカブトは毒性の強い花、或る事件がもとですっかり有名になっちゃいましたね。

Img_1732
上高地

立山では散策路で女性の方が私に足元を指さして教えてくれた花を撮影したのですが、残念ながらピンボケでした。狭い散策路で地面に屈まないと撮影出来ない白く小さな可憐な花。他の方の迷惑にならないよう一枚だけサッと撮って歩き始めたのですが、後で撮影結果を見たらピンが来ていなかったのです。残念。

その花とは和名、ウスユキソウです。欧米の名前はエーデルワイス。そうです、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われていた名曲「エーデルワイス」なんです。代表的な高山植物のエーデルワイス(ウスユキソウ)、雷鳥を撮影出来なかった事と同じくらいがっかりしました。もう少し(図々しく)慎重に撮っていれば、という思いです。

私は気が付かずに通り過ぎようとしていたのですが、親切な女性が私に「ほら、ウスユキソウよ!」と教えてくれて初めて気が付いたくらい小さな花です。その時使ったカメラは920 ISで、マクロモードで接写したのですがピントが後ろに行ってました。自分が屈んでいると他の人を止めてしまうほど狭いところだったので、横着な撮り方が失敗の元。

さて今日の花、ご存知の方は是非名前をお教え下さいませ。

Canon EOS 1V + EF 28-70mm/f2.8L USM, Fuji PRO 400, IXY DIGITAL 920 IS

2009年8月23日 (日)

上高地・河童橋

2870_41

前日の大正池の写真はフィルムをスキャニングする時間がなかったので、コンパクトデジカメで撮影した写真を掲載しましたが、webで見る限りデジカメで撮った写真の方が鮮やかに見えますね。ネガカラーのスキャニングは同時プリントの写真よりも劣ってしまいます。

さて、上高地の写真で良く見るのが大体このアングル。私も記念にと押さえておきました。田代池から梓川沿いに歩いて河童橋へと向かったわけですが、河童橋周辺は東京・原宿にでも来たような賑やかさ。自分が想像していた以上の人の多さでした。

Img_1723

梓川の澄み切った清流は見ていて飽きないですね。手を入れてみると冷たくて気持ちがいいです。

2870_29

水の中の藻が鮮やかな緑色で、とても綺麗だったので撮ってみたのですが・・・。残念ながら実際の鮮やかさが表現し切れていないなぁ・・・。日差しが強かったのでかなりテカッた写真になってしまいましたね。PLを使いなさいと言われそうです。(笑)

2870_32

カルガモを何羽か見ましたが、完全に人間に慣れていますね。餌を与えないように、という看板が出ていましたが、やってしまう人が多いのでしょうね。人間から餌をもらえると分かると、自分で餌を探すという野生の本能を失ってしまいますからね。

2870_45

日なたを歩いていても格別暑さは感じないのですが、木陰を歩くとこれはまた涼しくて一段と気持がいいですね。大変清々しい森林浴です。しばしば上を見て木々を撮影していたのですが、その様子を見ていたご婦人から「上に何かありますか?」と、尋ねられてしまいました。(笑)

Img_1743

ちょっと羽が傷んでますね。高地のせいか、セミの鳴き声を聞きませんでした。トンボもあまり飛んでいなかったのですが、河童橋手前で私の横をオニヤンマが飛んで行きました。今年初めて見るオニヤンマです。恐らく今年最初で最後に見るオニヤンマになるのでは・・・と思っています。横浜でオニヤンマなんて見なくなってますので。

Canon EOS 1V + EF 28-70mm/f2.8L USM, Fuji PRO 400, IXY DIGITAL 920 IS

2009年8月22日 (土)

上高地・大正池

Img_1703
大正池

旅行三日目は念願の上高地を訪れました。もうあまりにも有名なところですが、恥ずかしながら私は初めてなんです。高田誠三さんの写真集で見る上高地の風景。自分も行ってみたい、と思ってから何年経った事か。ようやく上高地に来て、最初は大正池。

Img_1704

しかし写真集で見ていた風景と大分違う。池というより単なる川という感じ。それも水が流れているところが少なく、ご覧のような様子。歩いて行けるのです。聞くところによると穂高から流れて来る土砂が年々溜まり、池が少しずつ小さくなっているとの事。あと10年もすれば大正池は埋まってしまうだろうと予測されているそうです。う~ん・・・残念。

Img_1706

大正池から散策路を歩いて今度は田代池へ。この写真は田代池方向と梓川方向へ分岐するところで撮影したもの。三枚の写真をご覧頂くと人の気配を感じないと思いますが、実は私が撮影している左右や後ろは人・・・人・・・また人でした。(笑)

Img_1707
田代池

田代池に来てみると「あれ? こんな小さな池だったの・・・?」と疑問に思っていると、立て看板に昭和50年の大雨で大量の土砂が流れ込み、半分以上が埋まってしまったと書かれていました。自然災害ですから仕方ないですが、残念な事ですね。

Img_1709

自分のイメージしていた大正池と田代池ではなかったですが、それでもようやく訪れた上高地、大自然と触れ合ったひと時の感動は忘れません。

この後は梓川沿いに歩いて河童橋へと向かいました。

Canon IXY DIGITAL 920 IS

2009年8月21日 (金)

立山黒部アルペンルート(3)

2870_11

アルペンルートで一番の標高、2,450mの「室堂」に来ました。大観峰から室堂までの立山トロリーバスは立山(3,015m)の主峰、雄山(3,003m)を貫通するトンネルを走って来ます。ちなみに立山は日本三名山(富士山、立山、白山)のひとつだそうで、旅行をして自分なりにいろいろ調べると、勉強になりますね。あ、知らないのは私だけかな。(笑)

2870_14

室堂ターミナルを出てから散策路を左回りに歩いて最初に行き当たるのが「ミクリガ池」です。ここは温泉が湧き出ていて、温泉に入る事が出来るのです。写真左上の建物が「みくりが池温泉」です。結構賑わっていました。温泉手前の道を下りて行くと「地獄谷」で、火山ガスが出ているので、やや危険な地域です。

一枚目の下が地獄谷ですが、ミクリガ池まで硫黄の匂いが漂っていました。しかし八月も中旬だというのに、未だ雪が残っているのが凄い!

2870_19

散策路を歩きながら足下を見ると小さな高山植物が咲き誇っています。さて、私が一番撮影したかった国の特別天然記念物 雷鳥、散策しながら左右を見て探しているのですが、一向に見つかりません。実をいうと簡単に見つけられるものと思っていました。しかし、いない・・・。

2870_21

肝心の雷鳥は・・・?

延々歩いて小さな「ミドリガ池」まで来たのですが、依然見つからず。ここで少し先を歩いていたご年配のご夫婦、奥様が「らいちょうさ~ん・・・」「らいちょうさ~ん・・・」と呼びかけながら歩いているのです。(笑)

微笑ましく思った私は「雷鳥、ご覧になりましたか?」とお声を掛けてみると、「いえ、全然いないんですよ・・・」とのお返事。私も「ホント、全然いないですね・・・」とお答えし、しばしお話しをした後、お先に歩いて行ったのですが、そうしたら・・・ようやく見つけました!

岩陰からこちらを見ているのは探していた雷鳥です! 私は後方のご夫婦を手招きして呼んだ後、アップで撮りたいと思ったのでレンズを望遠ズームに交換する事にしました。ところが交換している最中に雷鳥は隠れてしまったのです。場所は柵があるのと雷鳥がいた後ろは直ぐ崖になっています。

散策路の柵を越えて中に入る事は許されませんので、千載一遇のチャンスを私は逃してしまったわけです。呼んであげたご夫婦、ご主人は持っていたデジカメで撮影が出来ました。ご夫婦から「有難う御座いました」と丁寧にお礼を言われたのですが、見つけた私は撮影出来ず! 何とも間抜けな事をしたものだと、猛烈な後悔をしちゃいました。チャンチャン♪ (;_;)

ちなみに現在雷鳥は絶滅危惧種になっているそうです。私たち人間が環境を変えちゃったのでしょうね。ゴメンナサイ、雷鳥君。

2870_20

雄山頂上に見えるのが雄山神社。登山客がここでお参りをするそうです。この日もかなりの登山客を見ました。ザックにはクマ除けの鈴を付けた方が多かったです。立山ロープウェイからクマを見る事もあるそうですよ。私が行った時には見ませんでしたが。

Img_1673

この写真に登山客が見えますが、お分かりになりますか?

Img_1687

この湧水が冷たくて美味しいのです。私は往きと帰りに飲みました。水筒でも持っていれば入れたいくらいでした。黒部の湧水も同じく美味しかったです。

しかし雷鳥を撮れなかったのは今でも悔しい思いでいっぱいです。付けていたレンズ(28-70mm)で一枚押さえてからレンズ交換しておけば・・・と、反省仕切りです。あぁ・・・と、溜め息。

Canon EOS 1V + EF 28-70mm/f2.8L USM + EF 70-200mm/f4L IS USM, Fuji PRO 400, IXI DIGITAL 920 IS

2009年8月20日 (木)

立山黒部アルペンルート(2)

Img_1596

黒部ダムを散策した後、写真右、放水している真上をぶらぶら歩いて正面にあるケーブルカーの黒部湖駅へと向かいました。このケーブルカーも山の中を通って行くので、窓からの景色は何も見えません。

Img_1611
黒部峡谷

写真左の山は標高2,048mの丸山、後方真ん中の山が黒部別山(南峰2,300m)、その手前右側が白馬岳です。

2870_16

黒部平(標高1,828m)から望む大観峰(標高2,316m)。黒部平には高山植物のお庭もあり、ロープウェイの時間まで少々散策。で、この後黒部平から大観峰まで立山ロープウェイに乗って行きます。所要時間はおよそ7分。

Img_1637

この説明看板をご覧下さい。一番右の山、野口五郎岳。歌手の野口五郎さんの芸名はこの山の名前を使ったそうです。私は逆に、野口五郎さんと何かの縁があって付けられた名前だと思っちゃいました。(笑) 標高2,924mですから、かなり高いですね。

2870_18
黒部湖

大観峰の展望台から見下ろした黒部湖。この展望台の正面には上の看板のような峰々が見えるのです。素晴らしい景観でした。

Img_1629
ロープウェイ車中から撮影

このロープウェイは途中に支柱が一本もないのですよ。黒部平と大観峰までロープで繋がっているだけ! 支柱のないロープだけで高低差488mも上がって行くのです。ちょっと心配になりました。(笑)

大観峰からは立山トロリーバスに乗車して立山黒部一番の目玉、室堂(標高2,450m)へと向かいます。室堂では国の特別天然記念物、雷鳥を撮影したかったのです。ワクワク・・・(^^)

Canon IXY DIGITAL 920 IS, EOS 1V + EF 28-70mm/f2.8L USM, Fuji PRO 400

2009年8月19日 (水)

立山黒部アルペンルート

2870_04
黒部ダム

昨日も暑かったですねぇ・・・。三日間涼しい思いをして来ただけに、余計応えます。昨日の霧ヶ峰高原は今回の旅行の通過点みたいなもので、二日目は本来の目的である立山黒部アルペンルート。ホントは雪の大谷が見られる季節が良いのですが、贅沢は言ってられません。

2870_03

世紀の大事業として語り継がれている黒部ダム。工事の着工は1956年、竣工が1963年ですから、およそ7年掛かりの大変な工事だったんですね。そのスケールの大きさは、自分の目で見て初めて分かります。毎秒10トンもの水が放水される様は感動的です。

2870_05

しかし忘れてならないのはこの難事業であった工事で殉職した方たち。この写真はその殉職者の慰霊碑です。工事作業に当たった方の数は延べ人数で990万人。資材を輸送したルートが現在の観光ルートになり、名称も「立山黒部アルペンルート」と呼ばれ、多くの観光客が訪れるようになったのですね。

2870_02

太陽は燦々と輝いているのですが、乾燥した風が爽やかで、カメラバッグを肩から提げて歩いていても、ハンカチを出して汗を拭うことがないのです。真夏なのに・・・。

2870_06
関電トンネルトロリーバス

黒部ダムまでは扇沢(標高1,433m)という駅からこのトロリーバスに乗って行くわけですが、現在トロリーバスが運行されているのは全国でもこの立山黒部アルペンルートだけになってしまったそうです。トロリーバス、私は初めて乗りました。

ちなみにトロリーバスとは、電車と同じく架線から動力である電気を取って運行するバスの事であり、日本の法令では鉄道として扱われています。

赤沢岳の中腹に掘られたトンネルの中を走って行くのですが、結構速く走るんですよね・・・。単線の電車と同じく、途中で黒部ダムから来るトロリーバスと行き違うところがありまして、そこだけ道幅が太くなっています。

2870_07

これが扇沢の駅です。ここから約16分で黒部ダムに到着です。黒部ダムで散策後、今度は黒部湖からケーブルカーに乗って黒部平へと向かいました。周りの山の景観は素晴らしいです。肉眼で見ているだけで感動しちゃいました。

今回の旅行で消費したフィルムは4本と2/3ですが、結構慎重に撮影したつもりでもデジタルの癖がやや残っていて、同じようなカットを撮っていますね。同時プリントをお願いしたら7千円弱でした。フィルム代を加算すると軽く1万円オーバー。こういう撮影を5、6回やっただけで初級デジ一眼レンズキットが買えちゃいますね。(笑)

Canon EOS 1V + EF 28-70mm/f2.8L USM, Fuji PRO 400

2009年8月11日 (火)

SPレコードの楽しみ

Img_1466

ターンテーブル上で78回転で回るSPレコード。SPレコード、ご存知ですよね? LPレコードが登場する前の戦前戦後、蓄音機などで大先輩たちが音楽を楽しんでいた落とすと割れてしまう分厚くて重いレコード盤です。そのSPレコードを集める事に没頭していた時期がありました。

Img_1471
美しきロスマリン/フリッツ・クライスラー(Vn)
1927年3月25日録音 英HMV DA1044

1枚目で回転していたレコードです。往年のヴァイオリンの大家、クライスラーの自作自演盤。「美しきロスマリン」も素敵な曲ですし、クライスラーの音色も素晴らしいです。

CDの時代にSPレコード・・・!なんて言われてしまうかもしれませんね。蒐集する切っ掛けは勤務先の大先輩が或る日、私のところに来て「クラシックが好きなんだって?」と尋ねられて雑談。で、話しを聞いたらその大先輩が大変なレコードコレクターでした。誘われるままにご自宅を訪問したら大変なレコードの数。私もそれなりの枚数を所有していましたが、足元にも及びません。

何より驚いたのがSPレコードのコレクション。三千枚くらいはあるとの事。で、聴かせて頂いたのが運の尽き。想像以上に良いその音に魅了され、私も手を出した次第。(笑)

Img_1478
ヘンデル/アルキーナ組曲
メンゲルベルク指揮 ニューヨーク・フィル
1929年1月16日録音 英HMV E548-9 2枚組み

このレコードの録音、80年前ですよ。そんな歴史的音源が自分の再生装置で聴けるなんて、レコードって素晴らしいですよね! エジソンは偉大です。

Img_1523
ハイドン/交響曲第100番「軍隊」
ワルター指揮 ウィーン・フィル
1937年録音 英HMV DB3421-3 3枚組み

SP復刻のLPレコードで長らく愛聴していたのですが、オリジナルのSPレコードで欲しい・・・と思っていた矢先、ようやく手に出来た時は嬉しかったですね・・・。この演奏、ワルターの個性が出た大変素晴らしい演奏なんです。

Img_1487
メンデルスゾーン/「真夏の夜の夢」序曲
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィル
1929年録音 独ポリドール 66925-6 2枚組み

一部ジャズのSPレコードも買いましたが、蒐集の対象はほとんどクラシック音楽です。それもフルトヴェングラー、ワルター、メンゲルベルク、トスカニーニといった往年の大指揮者を中心に、ヴァイオリニストのクライスラーなどを買っていました。

Img_1495
J.シュトラウス/皇帝円舞曲
ワルター指揮 ウィーン・フィル
1937年録音 英HMV DB3397

蒐集当初は単価の安い国内盤を買っていたのですが、前述した大先輩宅でオリジナル盤と国内盤を聴き比べさせて頂いたら、「あれまぁ~・・・」というくらいの音の違いを知ってからは、極力オリジナル盤を買うようになってしまったのです。しかし国内盤でもSP復刻したLPレコードやCDより音は良いですよ。

Img_1503
ショパン/軍隊ポロネーズ
パデレフスキー(P)
米ビクター 74530

昨日、久しぶりにSPレコードを集中して聴いたのですが、コレクションを調べていたら「あれ、こんなのも買っていたんだ・・・」と、結構コレクションの内容を忘れておりました。(笑)

Img_1507
ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
シューリヒト指揮 ロンドン・フィル
英デッカ K2079

シューリヒトの緊張した解釈が聴ける演奏です。ご存知だと思いますが、SPレコード片面の演奏時間は4分前後ですから、クラシック音楽を聴く場合は大抵演奏の途中で盤を裏返しにしなければいけません。交響曲など聴こうものなら数回根気良く裏返さなければなりません。マーラーやブルックナーといった大曲もCDなら全曲通しで聴けたりしますが、SPレコードは大変ですよぉ~・・・。(笑)

Img_1474
サマータイム/チャーリー・パーカーwithストリングス
米マーキュリー 11038

「チャーリー・パーカーwithストリングス」というジャズのLP名盤がありますが、このSPレコードが元になっています。ガーシュウィンの名曲「サマータイム」、SPレコードで聴くパーカーのアルトサックスは体が震えるくらい素晴らしい音と演奏です。これを聴いてから復刻盤のLPレコードが聴けなくなりました。

Img_1519
ナウズ・ザ・タイム/チャーリー・パーカー
米サヴォイ 918

これもジャズファンなら誰でも知っているパーカーがサヴォイに録音した名盤。サイドメンとして、マイルス・デイビスの若き日の演奏も聴けます。

Img_1514
レッツ・ダンス/ベニー・グッドマン
米コロンビア 35301

クラリネットの名手、ベニー・グッドマン・オーケストラによる名曲、レッツ・ダンス。楽しい演奏です。グッドマンはなんといってもカーネギーホールでのライヴ録音が有名ですね。

今日はコレクションの一部を紹介させて頂きましたが、小曲をSPレコードで楽しむのもなかなか良いですよ。

しかし今日のブログ製作は少々時間が掛かりましたですねぇ・・・。(笑)

2009年8月10日 (月)

関空で・・・

P1010080
関西国際空港

関空で撮影した飛行機はすでに紹介させて頂きました。その関空、国内の空港の中でも洒落た作りだと思います。今回久しぶりに訪れた際、ターミナルの中もぐるっとお散歩してみました。

P1010114

国際線フロアで見つけたのがこれ。如何にも外国人観光客目当てのお土産用観光案内ブックといったあんばいですね。「キョート」「ゲイシャ」なんていう言葉が今でも外国人観光客に受けるのでしょうかねぇ・・・?

しかし最近あちこちの観光地に居て一番耳にする外国語は、なんと言っても中国語ですね。カメラを持った数人の一行は大概中国の方ですね。北海道ではあちこちで中国語を聞きました。中国は今、高度経済成長の真っ只中。昔、眼鏡を掛けてカメラを持っている観光客は日本人、と欧米で言われていた事と同じ事が今の中国の人たちに当てはまるのかもしれません。

P1010117

関空で食したのがこの親子丼。以前、関空に来たら浪華の親子丼を食べてみて下さいと、時々こちらにコメントを寄せてくれる苦楽園さんにお薦め頂きましたので、夕食として食べてみました。味は良いのですが、ご飯に汁が掛かり過ぎのように思うのですが・・・。関西の丼モノは何処も丼半分くらい汁が入っているのでしょうか?

P1010075

関空まではこの特急電車に乗って行きました。南海電鉄の「特急ラピートβ」で、難波駅から関空までの路線です。難波駅まで出て、この特急電車を使ったわけです。

P1010077

これが車内。オール指定席です。とてもいい気分で関空までの路線を楽しみました。ところで関空一つ前に「りんくうタウン」という駅がありますが、観覧車があるのにビックリ。調べてみたら副都心計画があったそうですが、バブル崩壊後、いろいろな計画が中止になっているようですね。

Panasonic Lumix GH1 + G VARIO HD 14-140mm/f4-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.

2009年8月 5日 (水)

関空飛来機

Air_1296
ノースウェスト航空 B757-200(N542US)

大阪ネタが続いていますが、今日も関空での写真です。ノースウェスト航空はデルタ航空に吸収されましたので、この塗装もいずれデルタ航空の塗装に変わるはずです。後々貴重な写真になるかも? でもないですね。(笑)

ちなみにこのボーイング B757は日本のエアラインには採用されておりません。細長い機体が印象的です。

Air_1223
タイ国際航空 B777-200(HS-TJG)

バンコク~関空直行便。機体後部のデザイン、紫色が印象的です。

Air_1228
エールフランス B777-200(F-GZND)

もう、どなたもご存知、ヨーロッパ No.1の航空会社、エールフランスです。なんと言っても超音速旅客機コンコルドを運航していた事で有名でした。

Air_1277
ANA DHC-8-Q400(JA847A)

一時、トラブルが多い事で有名になってしまったカナダ・ボンバルディア社生産のターボプロップ機。羽田では見られませんので、たまに見ると爆音が心地良いです。

Air_1321
チェジュ航空 B737-800(HL7780)

B737の最新型(-800)ですが、ウィングレットがないのが珍しいですね。オプション装備とはいえ、他社のB737-800にはほとんど大きなウィングレットが装備されておりますので。後方のスターフライヤーと同時にタキシングコースに入るところを撮影。

Air_1355
上海航空 B737-800(B-5330)

上海航空の新塗装。波がうねるような新塗装はなかなか印象に残る素晴らしいデザインだと思います。チェジュ航空と同じB737-800ですが、大きなウィングレットがあると違う飛行機のように見えます。

Air_1446
FedEx MD-11F(N575FE)

今年3月、成田空港で着陸に失敗し、炎上した機体と同型機です。当時テレビでその模様が何度も放送されておりましたので、ご覧になった方も多いと思います。大変痛ましい事故でしたが、二度と起きない事を願っています。

Air_1509
深圳(しんせん)航空 A320-200(B-6315)

このエアラインも初めて撮影出来ました。まだまだ歴史の新しいエアラインで、国際空港に行きませんと見る事が出来ませんので、飛行機ファンとしては収穫です。(笑)

Air_1528
キャセイパシフィック航空 B747-400(B-HOS)

香港を拠点とする英国系のエアラインで、成田でも良く見る事が出来ます。なかなか洒落たデザインの機体です。もっとも正面から撮影したこの写真では分かりませんですね。(笑)

今日は枚数だけは大サービスですが、Bコースが出来た事によって着陸シーンを以前のように撮れなくなったのは非常に残念です。写真撮影者のために空港が動いているわけではないので仕方ないですね。

今回キスデジの他にGH1を持参した最大目的は、関空で飛行機の動画を撮るのが目的でした。しかし以前のように連絡橋をバックにアプローチして来る機体を撮影出来ず、何か消化不良のような気持ちで帰りの飛行機に搭乗しました。(笑)

Canon EOS Kiss X3 + TAMRON AF 28-300mm/f3.5-6.3 XR Di VC

2009年8月 3日 (月)

行ったぜ、関空!

Air_1147
ANA B737-700(JA02AN)

今回の関西行き、最終目的は関西国際空港です。およそ四年振りの訪問。展望ホールに上がって最初に見た光景がこれ。なんと全日空のゴールドジェットがテイクオフするところでした。レジナンバーを確認するとこの機材は昨年暮れ、旭川空港で初めて撮影したゴールドジェットでした。感激~・・・(^^)v

Air_1204

四年間ご無沙汰をしていた関空、前回訪問した時には工事中であったB滑走路(4000m)が一昨年8月1日に供用開始され、現在はターミナルを挟んで二本の滑走路で24時間運航されています。

Air_1250

六甲の山並みと神戸をバックにB滑走路へアプローチして来るエバー航空のジャンボ機。久しぶりに行ってみて知ったのですが、新しいB滑走路は基本的には着陸専用として使われていたのです。したがって以前のように連絡橋をバックに、展望ホール横をアプローチして来る飛行機を見る事が出来なくなっていました。これは残念。

Air_1226

今年三月から参入したばかりの韓国チェジュ航空。初めて撮影出来ました。B滑走路には展望ホールが作られませんでしたので、結局今までの展望ホールで飛行機ウォッチングをする事に変わりはありません。

Air_1290

Bコースはターミナルもありませんので、南側に作られた連絡誘導路を使ってA滑走路に入り、ご覧のエバー航空機のように指定されたターミナルゲートに入るわけです。正直言いまして楽しみは半減しました。Bコースにアプローチして来る機体を撮るには超望遠レンズが必要です。

Air_1383

この日は地元の飛行機ファンがエバー航空を撮影するために数人来ておりまして、離発着を撮影したらさっさと引き上げておりました。

Air_1421
チャイナエアライン A330-300

いつ見てもこのカラーリングは華やかですね・・・。海上空港のせいでしょうか、この日は日差しが強くて堪らなく暑いなぁ・・・と思っていたら急に雲が出て来て雨が降って来るという天候。ところが少し経つとまたまた一気に晴れ上がって来たり、変な天候でした。まぁ、前日の琵琶湖もそうでしたが。

Air_1440

チャイナエアラインのテイクオフ時はこんな天候でした。お陰で両翼端からベイパーを引きながら上昇して行くところを撮影出来ました。

帰りは関空からゴールドジェットと同型機、ボーイング B737-700に乗って羽田まで帰って来ました。久しぶりの全日空機搭乗ですが、B737-700にはまだ乗った事がなかったので、わざわざ選んでの搭乗。お馴染みトリトンブルーのB737です。

そうそう、初めて上空でエアポケットを経験しました。羽田が混雑していたため、関空を15分遅れでテイクオフ。しかし羽田管制から空港混雑のため静岡上空で待機を命ぜられまして、陸上のトラックコースもどきに右回りで上空を旋回。

やがて羽田管制から着陸許可が出たとの事で、これより羽田に向かいますとキャプテンからアナウンス。ところが大島上空で激しい気流に遭遇し、機体は大揺れの連続。そのうち私の体が見事宙に浮いたのです。機体がスト~ンと落ちるような感触を味わいました。(笑)

その時「あぁ・・・、これがエアポケットに落ちるというやつだ・・・」と思ったわけです。しかし飛行機が苦手の人にとっては生きた心地がしなかったのではないかと思います。でも、面白い経験をしました。(笑)

Canon EOS Kiss X3 + TAMRON AF 28-300mm/f3.5-6.3 XR Di VC

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »