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2009年8月 7日 (金)

フィルムの行方

R75mm_11
御茶ノ水駅

以前、ちょこっと触れた事があるのですが、警察の鑑識が使っているカメラがデジタルに移行する話し。数日前の日経新聞に「海上保安庁 証拠写真デジカメで」という記事がまたまた掲載されていました。

その記事の内容は、海上保安庁が3日から、裁判所に提出する事件・事故の証拠写真をデジタルカメラで撮影するというもの。警察庁も本年度中に全国導入を決めているようですが、捜査機関での実施は初めてとの事。

デジカメ画像は編集や書き換えが出来るため、一眼レフのフィルムカメラを使っていたわけですが、昨年メーカーが書き込みデータが瞬時にロックされ、改竄や消去が出来ないメモリカードを開発した事により、導入を決定。海保は検察庁と協議し、証拠として公判にも使えるとの結論に達したと記述されています。

R75mm_12

昨年、海保が撮影したフィルムは約4万本、経費は約2800万円に上るそうですが、デジカメ導入で年約800万円のコスト削減が見込めるとの事。海保だけで年約4万本のフィルム消費がなくなる・・・、という事はフィルムメーカーの売り上げが年約4万本減るという事。

さらに年内導入を決めている全国の警察が消費していたフィルムの売り上げも来年からなくなるわけです。フィルムメーカーにしてみれば大打撃ではないでしょうか。この分では来年、さらにフィルム価格が値上がりしそうです。

値上がりは止むを得ませんが、生産さえ続けていてくれれば・・・であります。私の周りでもフィルムを止めてしまう方が増えていますし、危機感がいよいよ増すばかり。私は今年もかなりの本数を消費していますが、いつまでもフィルムに拘る私が今時おかしいのかな・・・と思ってしまう、今日この頃。

MINOLTA  AUTOCORD / Rokkor 75mm/f3.5, Fuji PRO 400

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コメント

こんばんは。橋も撮影されていますが橋脚の大半が明治生まれの由ですね。無論、補強はされているかも知れません。ともかく、ビルは変化していても歴史の街なんですね。私も行きたくなりました。近隣の方々には坂道なども楽しんで頂きたいと思えます。二眼レフはピントグラスも良いですね。ピントも丁寧になるし。MINOLTA、YASHICA(1号機はYASHIMA)などROLLEIに価格で勝負した経緯がありますが機体・レンズ共、素晴らしいですね。

おはようございます。
昨日に引き続き、懐かしい風景です。
お茶の水橋、聖橋、ニコライ堂、湯島聖堂・・・。そして神保町の古書店街。学生時代の思い出がいっぱいです。
真四角写真で見せていただいたお茶の水、私も撮りに行ってみたくなりました。

okaさん、おはようございます。
橋脚は明治生まれですか。風情のある橋は、補強をしながらでも形は残して頂きたいです。
オートコード、良いカメラです。

koukoさん、おはようございます。
聖橋からニコライ堂を見ながら坂を下って、小川町方面へも何度か歩いた事があります。オリンパスさんのギャラリーで写真展を見て、そのまま神保町へ・・・というコース。
お休みの時にハッセルを持って、想い出の地を歩いては如何でしょうか?

KONDOH さん、おはようございます。
お茶の水、神保町界隈は、私にとって明治後期の時空にタイムスリップできる数少ない街なのです。このあたりには清朝を倒した辛亥革命の後方基地がありました。日本と中国がお互いに尊敬の念を抱き、関係がまともに機能していた時代でした。孫文なんかもしょっちゅうやってきて演説していたみたいです。お茶の水には、新宿みたいにアジア化せず、これまで通り街としての知性を維持してほしいと思っています。昨日アップされた1枚目の写真は、私がイメージするこの街の原風景なのです。

お茶の水と申しましたら先日もお話ししました神楽坂もそうですが樋口一葉や赤門の本郷、白山には東大農学部植物園、国の有形重要文化財・根津神社や大正生まれの下谷キリスト教会もテリトリー、神田は初代内閣総理大臣・伊藤博文縁の地、文豪も多数訪問されていますね。この地語らず日本の文教はあり得ないと私的に思えております。JRお茶の水駅から南へ坂を下ります。右手に小さな古文書店があります。神保町古本屋街とはまた異にしたお店ですよ。少なくとも、今年、1月は有りました。
神田には日本で最初の電機専門校・電機学校。
これは、我田引水でした。

くどくなりますが。お茶の水・神田・秋葉原、各駅は明治時代に既に、三角形に結ばれていることも大切な歴史の1駒と感じます。山手線・総武線・中央線。その三角形の中をカメラしたくなりました。

「御茶の水」の地名は、やはりお茶と関係があるのでしようか。東京でも谷間の風景がありいつも疑問に思って通り過ぎながら眺めていました。
フィルムはレントゲンやMRI等の医療機器にも使用され医師の診断の際に写されてます。レントゲンは一部デジタル化されているようですが・・・これも時代の流れでしようか。
トライXやプラスX等で現像し全紙に引延ばしたこともありますが古くからあったカメラ店も閉店しています。
本当にこれからフィルムでの撮影はどうなるのでしょうか。

ともかく、学園都市・日本一は無論のこと、ギター楽器店の数も日本一とのこと。調べてみて、初めて知りました。私自身はギターも出来ませんがプロのみなさんのギターアンプは修理改良します。FENDERなどだらしないと思える電子回路を改良します。宣伝になりました。

一葉さん、こんばんは。
>このあたりには清朝を倒した辛亥革命の後方基地がありました。

そんな歴史がある事を恥ずかしながら知りませんでした。
ほぼ一年ぶりに行ったお茶の水ですが、いつ行ってもここの様子はあまり変わりがないですね。学生の街、というところが企業の盲点になっているのかもしれません。
しかし私も今のまま変わらないでいて欲しいですね。

okaさん、こんばんは。
いろいろなお話し、有り難う御座います。歴史の深い街という事を、皆様のコメントで知りました。
大学が幾つか存在している意味が分かるような気が致します。
楽器店が多いのも学生街という事が関係しているのでしょう。

TOKIWAIさん、こんばんは。
この地にあるお寺の湧き水を将軍のお茶用に使う水として献上していた事から、お茶の水と言われるようになったそうです。
レントゲンも最近はデジタル化されているようです。医療の現場もどんどんデジタル化されているのでしょうね。いずれ近い将来、フィルムはアマチュアの趣味の領域でしか使われなくなるでしょう。
レコードが限定盤の形で未だにプレスされているように、フィルムも何らかの形でずっと生産して欲しいものです。

 海上保安庁、警察関係がフィルムを使わないとすれば、この流れは波及しますね。
 「書き込みデータが瞬時にロックされ、改竄や消去が出来ないメモリカードを開発した事」は初めて知りましたが、フィルムの流通がこれから少なくなると思います。
 ホームセンターに行ったら、通常のフィルムはなくて使い捨てカメラだけが販売されていました。

 レコードのカートリッジや針も販売されているので、フィルムも継続されると思いますが、新たな開発とかは難しいようですね。

pyosidaさん、こんばんは。
現在のフィルム需要を考えると、一番のお得意さんをなくすようなものですね。この先の価格にもかなり影響が大きいと思います。
使い捨てカメラはまだ結構見掛けますが、これもどうなる事やら、ですね。

フィルムがなくなる日・・・怖いです。
今は近所の市役所も、建設業者も「デジタル写真で」公文書(申請書関係)OKのようです。市役所斜め向かいの老舗のカメラ屋さんが閉店してからもう2年近くになります。
医療機器製作の現場でも、ロットごとの行程写真はフィルムからデジタルに移行になったらしく、行きつけのミニラボも困ってました。
デジタルはデジタルの良さがあります(今日もISO1600/3200という設定でアベイラブル・ライトで撮ってました)し、フィルムにはフィルムの個性があります。うまく同居させられるのは「趣味として」写真を撮っている私たちだけかもしれませんね。
プロ写真家・森谷修さんのブログを読んでも「電子納品」「RAW納品」「アーティストさんにはjpegで」とか頻繁に出ています。本人はフィルム派。でも仕事はデジ。難しいですね。

ろだごんさん、おはようございます。
業務で使われる写真はデジタルのシェアが年々増加している現状だと思います。ですからフィルムは近い将来、完全に趣味の領域でしか使われないメディアになっちゃうのでしょうね・・・。
問題はラボです。モノクロなど、自家現像しやすいものはともかく(これも薬品の問題がありますが)、カラー現像は嘗てのコダクロームのように現像出来るところが限られて来る可能性もありますね。
そうすると現像する側(メーカーとか)は或る程度本数がまとまってから処理するとなると、時間も掛かってしまうかもしれません。
でも、そういう事になっても続けて欲しいと思っています。

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