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2009年10月27日 (火)

村治佳織/Portraits

Muraji

村治佳織/Portraits ポートレイツ

村治佳織(ギター)
2009年6月 イギリス、ポットン・ホールでの録音
デッカ UCCD-9763(ユニバーサル ミュージック)

以前にもご紹介した事のあるギタリスト、村治佳織さんの新譜です。今回はソロアルバム。録音は今年6月ですから出来立てのホヤホヤ。テープによるアナログ録音時代のクラシック音楽のレコード発売、テープ編集のため録音から1年、2年しないと発売されないものでしたが、デジタルになって・・・特に近年は発売が早くなりました。デジタル録音の恩恵でしょうか。

さて私自身、村治さんのアルバムを購入するのはこれが3枚目。CDのタスキには以下のような宣伝文句が書いてあります。

デッカ・デビューの時、録音場所として使用したイギリス、ポットン・ホールでの収録。考えられるあらゆるテクニックを駆使して挑んだ会心作。英国に敬意を表し、エリック・クラプトンとレノン&マッカートニーの各作品、日本を代表する作曲家、坂本龍一の代表作、武満徹の編曲による作品、ギターで聴きたい名曲など、聞きどころ満載のCDです。

とあります。以上の通り、クラシック音楽の枠に捕らわれない自由な選曲で、必ずしもクラシック音楽ファンだけでなくともギター音楽がお好きな方なら楽しめると思います。最近私の紹介するCDは美形のアーティストが多いようですが、内容が良いのでご容赦。(笑)

全19曲収録されている中で一番楽しめたのが最近ビートルズを集中して聴いていたせいか、最後19曲目のビートルズ作品「イン・マイ・ライフ」です。本家ビートルズの歌と演奏が気に入っていたので、CDショップで本CDを手に取った時、この曲が入っていたので購入意欲が更に増したようなものです。良いですねぇ、味わい深くしっとりとした演奏で繰り返し聴いてしまいました。こういう時CDは便利ですね。

ガーシュウィンの「サマータイム」も大好きな曲なのですが、この曲のやるせない雰囲気が良く出た演奏です。その他映画「戦場のメリー・クリスマス」や「ウエストサイド・ストーリー」からの音楽、エリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」等々、どちらかというと純然たるクラシック音楽の曲の方が少ない選曲です。

その少ないクラシック音楽の中ではショパンの「ノクターン第2番」、シューマンの「トロイメライ」というピアノ曲をギターに編曲したものを弾いていますが、日頃ピアノで聴き知っている有名曲をギターで聴くのもなかなか良いですね。

オーケストラと共演した演奏も良いですが、こうしてソロで村治さんの演奏をじっくり聴くと、美形だけで売っているアーティストではない、という事を感じます。

ギターがお好きな方には是非お聴きになってみて頂きたいです。尚、CDは通常盤と高音質CDとメーカーが申しているSHM-CDとの二種類で発売されていますが、SHM-CDには初回限定盤としてノクターン第2番のビデオ・クリップのDVDがおまけとして付いております。私が購入したのはこのSHM-CDの方です。

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コメント

おはようございます。
お写真が表示されたときに、若くてきれいな方ばかりお聞きになっているなって思ったところへ、ちゃんと弁明コメントが書かれていました(^^)でもこれはわたしのようなクラシック門外漢にも手が出そうな素敵な選曲ですね。
「ティアーズ・イン・ヘヴン」ちょっと聞いてみたくなりました。

おはようございます。
私もソロのCDを何枚か持っています。
正直言って、外見から入りました(笑)。
それも写真集付きだったりして。

クラシックギターの演奏は良くわからないのですが、この人の演奏はわりと地味というかやさしい雰囲気のものが多いような印象です。

koukoさん、おはようございます。
若くてきれいな方ばかり聴いている・・・、否定はしませんが、私が現在持っているCD(数えてませんが多分7〜800枚以上?)の中で美形アーティストは10枚とはないんですよ・・・とまた弁明する。(笑)
今日のCDはクラシック曲が2曲だけという選曲なので、固くならずに聴ける演奏ですよ。

yymoonさん、おはようございます。
美形のアーティストは得ですね、店頭で並べてあると目立ちますから。(笑)
このCDのブックレットにもポートレート写真が何カットか収録されています。明らかに美形を意識した作りです。
でも、演奏はおっしゃるようにわりと地味です。その代わりしっとりとした演奏が多く、繰り返し聴けますね。

おはようございます。
またまた深いところへ!むかしにLPのカルミナブラーナを聞いた事、思い出します。

ramble-leicaさん、こんにちは。
カルミナブラーナですかぁ・・・、ramble-leicaさんこそ深いところへ・・・。私は一度も聴いた事がないのです。

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