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2009年10月10日 (土)

アキュフェーズの事

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Accuphase C-200 (1973年8月発売 ¥155,000)

久しぶりにオーディオのお話し。オーディオに少しでもご興味をお持ちなら、高級アンプメーカーの「アキュフェーズ」はよくご存知の事と思います。ステレオメーカー「トリオ(現ケンウッド)」に在籍していた春日二郎さんが高級アンプを作りたくてトリオを離れて設立したアンプメーカー。設立当初アキュフェーズはアンプのブランド名で、社名はケンソニック株式会社(1972年創立)。その後1982年、アキュフェーズ株式会社に社名変更。

そのケンソニックとしての製品第1号がプリアンプ C-200とパワーアンプ P-300のペア。もう7、8年くらい経ったか、会社の同僚からこのアキュフェーズブランドの1号機、C-200とP-300を幸運にも譲り受ける事が出来たのです。その同僚自身も親戚の叔父さんから譲り受けたそうで、私が三人目のユーザーとなったわけです。

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Accuphase P-300(1973年8月発売 ¥195,000)

で、このパワーアンプは4年ほど前にアキュフェーズさんでオーバーホールをして頂きました。1973年に発売した製品を未だにメンテナンスしてくれるなんて、私はとても感激してしまいました。外装もピカピカに磨き上げられていまして、ここまでするかぁ・・・といたく感心したものです。

現在の貨幣価値でプリ 155,000円、パワー 195,000円を考えると必ずしも高級アンプとしては捉えられないかもしれませんが、発売された1973年当時の大卒初任給、いったい幾らだったのでしょう。やはり高級アンプだったのですね。サラリーマンがそう簡単に購入出来ていたとは思えません。

現在私はこのペアの他に自分で購入したアキュフェーズのアンプを持っているのですが、最近このC-200とP-300でCDを聴く事が多く、今聴いても本当に満足の行く音を奏でてくれます。このペアで聴くビートルズは最高です! しかしプリアンプのボリュームから少しガリが出るようになりましたので、こちらもオーバーホールをお願いしようかな、と考えております。

思い起こせば嘗てサンスイのプリメインアンプ、最上位の機種を使った事があるのですが、保証期間の1年が終わった途端、ボリュームからガリが出るようになった事があります。当時、信じられない思いでした。その2、3年後に山水電気は確か会社更生法の適用を受けてましたから、今思えば値段のわりにはあまり良いパーツを使っていなかったのかもしれませんね。

その点、このアキュフェーズのプリアンプ C-200は発売から30数年の時を経て、ようやくボリュームからガリが出たわけですから、「本当の意味」で高級アンプの名に恥じない製品だったわけですね。今後、もし将来、またアンプを購入する機会が来たとしても、私はアキュフェーズ以外購入する事はないと思います。

ちなみにアキュフェーズさんの製品保証、アンプ類が5年、CDプレイヤー類が3年ですから、如何に自社の製品に自信を持っているかが分かります。通常は1年ですものね。

今、アキュフェーズのCDプレイヤーが欲しいです。

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コメント

機会があれば、一度アキュフェーズが奏でる音楽を聴いてみたいですね。

おはようございます。
30年以上使い続けられる製品に、30数年前の製品をきちんとメンテナンスするメーカー。それでこそ、少し無理をしてでも、買おうという気が起きますよね。さて、カメラは・・・。

スカルピアさん、おはようございます。
アキュフェーズのような信頼出来るメーカーが国産カメラメーカーにもあると良いですね。

koukoさん、おはようございます。
ホントですよね・・・、オーディオ製品を出しているところは国内でも沢山ありますが、アキュフェーズのような会社は唯一無二だと思います。
翻ってカメラメーカーを見ると・・・、言わずもがなですね。(笑)

おはようございます。
アキュフェーズは、7年前からセパレートを使い始めましたが、プリ、パワー共にノントラブルでした。今年になって、買い換えましたが、迷わず(?)、同社のものを選択しました。

SACDプレーヤーもそろえたいところですが、値段の折り合いがつかず、諦めています(笑)。
もっとも、SACDはソフトも少ないですから、CD専用機でいいのでしょうから、設置場所さえ確保できれば、考えたいのですが、今のDENON(SACD)も信頼できるので、どうしても後回しになりますね。

録音された当時の装置で聴くべきだという考え方もありますので、70年代の良く整備されたアキュフェーズのアンプでビートルズを聴くのは良い選択ですね。ビートルズがスタジオを聴いた音の再現が、今回のリマスターのねらいですし。
スピーカーはワーフェデールあたりでしょうかね。

おはようございます。
アキュフェーズ、憧れのブランドでした。聴くものはクラシックが多かったので、横目で見つつQUADに逝ってしまいましたが・・。
電気製品で、30年以上のメンテナンスって、すごいことですね。

トリオって昔は春日無線といっていませんでしたか。その春日さんは関係ありかなぁ。
アキュフェーズ、憧れでした。(おもに外観デザインですが、笑)。
恥ずかしながら、外国のメーカーだと思い込んでいました。
妄言多謝です。

アキュフェーズ、懐かしいです。父がオーディオマニアでしたので、よく色々なブランド名を聞かされてましたが、舶来かぶれな時代にあって、アキュフェーズだけは海外製品に負けない通好みのブランドでした。まあ、輸入品と同じぐらい高かったですからねぇ・・(笑)。

こんにちは。
アキュフェーズの名前は知っていましたが、そういう経緯だったんですね。アンプだけで30万以上かけるなんて、デジタルオーディオしか知らない世代では考えられないでしょう。とはいえ、こういうこだわりの製品を作り続けられる環境がまだオーディオの世界には残っているんですね。そういう会社で仕事がしてみたいです(もちろんオーディオは専門外なので無理ですが)。

yymoonさん、こんばんは。
アキュフェーズのアンプはホント信頼出来ますね。自分で購入したアキュフェーズのアンプ、今月でもう14年経ちましたが、全く不具合はないです。素晴らしいですね。
SACD、ソフト自体の発売が少ないですから、私はCD専用プレイヤーでもいいかな・・・なんて思っています。そうなるとアキュフェーズにCD専用がありますので、これなら頑張って何とか・・・と。
今日のセパレートで聴くビートルズ、とてもバランスが良いです。ワーフェデール、有名ですが私にはとてもとても・・・。

kv492さん、こんばんは。
私も自分で購入するまで憧れのブランドでした。カメラで言えばライカ、ハッセルみたいのものです。
30数年前の製品をメンテナンスするなんて、ホント凄いです。機械式カメラと違って、電気製品ですから。

kurakameさん、こんばんは。
はい、その春日さんです。社長の椅子を辞してケンソニックを設立したようです。
アキュフェーズの外観デザイン、いつの時代も模範となっていて、他社が真似していますね。

うっちーさん、こんばんは。
お父上がオーディオマニアでしたか。それでしたら良くご存知ですね。
おっしゃるように海外製品に負けない作りです。その海外でも人気があるそうです。

ビワさん、こんばんは。
多少高くても長く愛用出来る製品を作りたくて春日さんはトリオと訣別したようです。現ケンウッドの製品作りを見ればお分かりのように、如何に安価な製品を提供するか、そういうモノ作りが嫌になったと、随分昔に春日さんの対談で読んだ事があります。
カメラも拘りのある製品を私は好みます。そしてアンプと同じく多少高くても長く愛用出来るカメラが良いです。で、結局ライカ、ハッセルになったわけですが、デジタルライカはもう国産メーカーと一緒になってしまいました。残念ですが・・・。

こんばんは。
アキュフェーズ、私にとっては憧れながらも何故か縁の無い存在。いつかはと思いつつ、どうなることやら。
因に私の山水は13年現役です。(笑)

Kenclipさん、こんばんは。
思いのほかアキュフェーズを憧れとして考えている方が多いのですね。私もずっとそうでしたから。
Kenclipさんのサンスイは健在でしたか。私のはハズレだったのでしょうね。

今日は出遅れちゃいました(笑)
セパレートアンプは憧れでしたが、結局最後までプリメインアンプでした。最後のラインアップは、サンスイのAU-α907i MOS Limited。チューナーはアーキュフェーズのT105、プレーヤーがデンオンのDP-3000+
自作ベース+SME3012+オルトフォンMC20、カセットデッキはナカミチのDRAGON、オープンリールはTEACのA-6300mk2、スピーカーはロジャースのLS3/5Aといった案配でした。ということで、ちょっと異端ではありますが、一応私もアーキュフェーズを所有していました。もう何十年も前に購入したのですが、アーキュフェーズだけは今でも年始に賀状が届きます。これほどの顧客へのアフターケア精神はまさに恐れ入谷の鬼子母神であります。

tamuraさん、こんばんは。
私のサンスイは結局ハズレだったのでしょうね。初めてアキュフェーズのアンプを購入する時に下取りに入れました。ナカミチのDRAGONをお使いでしたか。カセットデッキとしては超弩級のシステムでしたね。
拙宅の押し入れには未だにオープンリールが沢山残っています。デッキがないのでただのゴミになっていますが。
年賀状、拙宅にも毎年届いています。ホントにユーザーを大事にするメーカーですね。他にはないと思います。

最近、アキュフェーズのセパレートアンプに非常に関心があり、とうとうC-200から数えて5代目C-200Vを購入しました。メンテナンス直後の非常にコンディションの良いものです。こうなるとパワーアンプもアキュフェーズで揃えたくなり、中古のやはり5代目のP-300Vにするか、もう少し新しいものにしようか思案中です。古いものには最新型に出せない独特の音色があるのではないでしょうか。村治佳織嬢がご贔屓の様子。私も数十年ぶりにまたギターを手にしているところです。ギターCDもよく聴きクラシック好きでもあります。

イキ・ラクタさん、はじめまして。
往年のアキュフェーズをお使いですか。ホントに良い製品ですよね。最新録音のCDを聴いてもなんら不都合はなく、未だに良い音を奏でてくれます。パワーアンプの良いモノが見つかると良いですね。
ギター、ご自分でも演奏なさるのですね。夜、しっとりと聴くギター音楽はなかなか良いです。

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