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2009年11月19日 (木)

大判で豪華客船を、

F150mm_01
ぱしふぃっく・びいなす号

何を血迷ったか2年前、大判に手を出してしまいました。自分にとっては究極の銀塩かもしれません。しかし当初は一枚撮影するのに20分も30分も掛かる始末。大判だから全面にピントを合わせなければいけない、建物はアオリを使って垂直に描写しなければいけない、とにかく何々しなければいけない・・・という思い込みが強かったわけです。

F150mm_02

アオリを使い、更にパンフォーカス、この事に固執した為に経験のない私は一枚撮影するのに大変な労力を費やしたわけです。(笑)
そのうち徐々に面倒臭くなり、大判を持ち出す事が滅多にない状況に。しかしようやくコツみたいなものを理解し、一枚に要する撮影時間が大幅に縮まってテンポ良く撮影出来るようになりました。

F150mm_06

で、今回の撮影はアッという間に10枚。以前は一回の撮影だとせいぜい3枚がいいところ。如何に時間を要していたかが分かりますね。撮影を終えてから、「あ、また現像代にお金が掛かるなぁ・・・」と。1枚辺りのコスト(フィルム代と現像代)を計算したら800円ほどでした。

F150mm_05

このアングルですと以前は背景の「みなとみらい」にもきちんとピントが来るように・・・という撮影でしたが、今回は「パンフォーカスに拘らず、背景を少しボカしたっていいじゃないか、主役はぱしふぃっく・びいなす号なんだから」と考え、絞りもF11にして撮影しています。基本は踏まえながらも、或る程度自分流でいいではないか、と思ったら大判での撮影も気が楽になりました。写真撮影はやはり楽しんでやりたいですね。(^^)

ここに至るまで、ボン村上さんにアドバイスを頂いたりしてお世話になってます。ところで船をわざわざ大判で撮らなくても・・・という声が聞こえて来そうな・・・。(笑)

今日はいつもより大きなサイズ(横900ピクセル)で写真を掲載しました。でも、大判は大きく引き延ばして見なければ意味ないですね。そうそう、拙宅のスキャナー、カラーネガフィルムでもシノゴだとそこそこ綺麗にスキャンしてくれるようです。

Tachihara_02

これが私の使っているカメラです。

TACHIHARA Fiel Stand 4x5 + FUJINON W150mm/f5.6, Fuji PN160NC

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コメント

こんばんは。
私も年平均10枚足らずのスローペースですが、大判8×10を地味にやっております。アオリを使った大判の精緻な描写に魅了されると病み付きになります。文字通り下手の横好きなのですが・・・。(゚ー゚;
先日、アメリカの写真店に特注のRDP3(11×14)を5箱注文しました。また、8×10の後ろに取り付る11×14inch拡張アダプターも長岡製作所に注文しました。R10が出ない腹いせに来年はこれを使ってじっくりと対話をするように好きな被写体に向かいたいと思います。
kONDOHさんにとって、それが横浜なのでしょうか?

大判、私もやってみたいですね。でも車でないと無理かな。

おはようございます。
美しいカメラですね~。
これがアンティークなだけでなく、実用品というところが素晴らしいですね。こんなカメラを据えてじっくり撮る横浜風景写真、すてきです。お写真、拡大しました。これが大判か~と、しばし眺めました^^
でも、大桟橋ですと人が多いから、まわりにいる人にじろじろ見られてしまいそうですね^^

鯖猫さん、おはようございます。
おお、バイテンですかぁ・・・。更に、より大きなフォーマットで撮られる。素直に尊敬致します。
私は4x5ですら自在に使っているとは申せませんので、これ以上のフォーマットはもう無理だと思います。
でも、大きなフォーマットは見ていて最高に良いですね。おっしゃるように今の横浜を4x5で残したいと考えております。

Kazuさん、こんばんは。
デジタル時代なのにフィルムに執着しております。(笑)
大きなフォーマットは気持ちが良いですよ。

koukoさん、こんばんは。
見た目はアンティークでしょう?
でも、これは現行品なのですよ。2年前、ヨドバシさんで買いました。見ても楽しめるカメラです。
今の横浜を記録として残そうと思いやっていますが、自由に使いこなしているとまでは現在言えない状況です。(笑)
でも、頑張ります!
まわりにいる人にじろじろだけなら良いのですが、毎回話し掛けられます。今回も大さん橋では現役を引退された人と学生らしき人に話し掛けられました。撮影風景をそばで見られていると恥ずかしいです。(^^;

4×5の写真、現役時代に建築写真のプロたちの何人かとお付合いがあり、ずいぶんとポジやプリントを見せていただいていました。
改めて拝見すると、KONDOHさんの腕前ももちろんですが、やはり大判の迫力、羨ましいです。
客船、大判向きの被写体のように感じますが。

KONDOHさん もぉぉぉ~~~

自称クルーズ写真家の私は、大判は全く考えていませんが(機動性に欠けるので)「シフトレンズ」の必要性を感じていたところなんです。

そこへこの記事!!随分罪作りではありませんか!!

船の中は狭いし、屋外の船は大きいし、シフト・シフトと魔の囁きを消すのに一生懸命なのに・・・

大判ですか。
何か小さい頃にどこかのおじさんが黒い布の中をのぞいていたのを思い出しました。
一度覗いてみたいですね・・・

究極の写真撮影ですね。
このような写真撮影もコストを考えると不可能ですね。最近は4×5のカメラで撮影する風景を見ることはすっかりなくなっていますね。
かって35ミリポジを4×5のインターネガに焼き付けて引き伸ばしたことを思い出しました。

kurakameさん、こんばんは。
建築写真は大判撮影がメインですものね。プロの撮られた写真はさぞかし素晴らしいでしょうね。
客船は自分の思い入れのある被写体ですから、大判で撮りたかったのです。それと横浜の風景のひとつでもあるので。

藤原雄一郎さん、こんばんは。
クルーズ船に乗られる藤原さんとしては船内の様子を歪みなく撮りたい事と思います。
5D2をお持ちですからEFのシフトレンズをご入手されるのもひとつの手ではないかと思います。三脚は必要だと思いますが。

ramble-leicaさん、こんばんは。
小学生の頃、遠足に行った先で記念撮影というと大判でした。「は〜い・・・、このレンズの方を見て・・・」と言ってレリーズでパチリと。懐かしいです。

TOKIWAIさん、こんばんは。
大判は手間も掛かるし、コストもバカにならないですし、自分でも良くやっているな・・・と思ってます。(笑)
でも、折角だから横浜の風景を大きなフォーマットで残したいという思いだけなんです。

こんにちは。
大判は今風に言えばスローフォト。大判が楽しめるくらい時間的にも気持ちにも余裕が出れば、生活も楽しいかもしれませんね。大判を楽しむ人が増えれば、世の中のぎすぎすした感じが減るかもしれません。僕もそういう生活がしてみたいです。

ビワさん、こんばんは。
そうですねぇ・・・、まさに大判はスローフォトですね。
しかし大判に限らずフィルムを使う方がどんどん減って来ているのが残念です。
もっとゆっくり写真撮影を楽しんで頂きたいです。

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