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2009年11月13日 (金)

我が愛機、SONY HDR-FX7

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今日はライカ R9同様、もうひとつの私の愛機をご紹介させて頂きます。とは申しましても、多分皆様にはあまりご興味のない分野、ビデオカメラです。業務用ビデオ機器で実績のあるソニー製ハイビジョンビデオカメラ FX7が、私の愛用する映像機器であります。

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搭載するレンズは20倍ズームのCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 3.9〜78mm/f1.6-2.8、35mmカメラ換算 37.4〜748mmという超望遠域までカバーするレンズです。飛行機やカワセミなどの野鳥撮影に最適のビデオカメラだと思います。

Fx7_03

ホームビデオの撮影媒体がフラッシュメモリやHDDにシフトしている現在、このカメラは従来のMiniDVテープでハイビジョン映像を記録します。業務用は未だテープが主流なんです。とは申しましてもこのFX7は完全業務用機ではありません。FX7の業務用機は別の型番で発売されていました。しかし基本的なものは一緒ですけど。

ご覧のようにNDフィルター内蔵、アイリス(絞り)やシャッタースピードも任意で設定出来るように、マニュアル機能が豊富ですから基本的にはホワイトバランスを始め、設定を追い込む事によって撮影映像のクオリティも上がって来るわけです。もちろんホームビデオのように撮影ボタンを押すだけのオート機能も搭載していますけど。

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液晶は3.5インチサイズでなかなか綺麗です。映像は先日「ぱしふぃっく・びいなす号」の出航を撮影した後、「ロイヤルウィング号」がディナークルーズに出て行くところです。

このFX7ですが昨年11月、2年ぶりにモデルチェンジされ、現在はFX1000という機種に変わっています。そのFX1000の売価、ヨドバシさん価格で378,000円もするのです。私のFX7も現役で売られていた時のヨドバシさん価格は、まったく同じ378,000円だったのです、実は。

Fx7_05
テープを挿入するところです。

しかしビデオカメラにまで378,000円は出せませんので、羨望の眼差しで見ているだけでした。ところが或る時、偶々入った都内某所の映像機器ショップに中古扱いで超破格のプライスが付いているのを発見! 家庭用ホームビデオカメラ価格にほんの気持ちお金を足すだけで買えるプライスだったのです。

心臓がバクバクしながら「すいません、これ見せて下さい!」と言ってガラスケースから出してもらってカメラの使用感を確認してみると、これがまったく傷ひとつない新品同様。もちろん元箱他付属品すべて揃いの品。「か、買います」と即答の私。(笑)

Fx7_07

このクラスはバッテリーキットが別売でして、私が同時購入したキットが上の写真。これに入っているバッテリーで連続6時間も撮影出来ます。このクラスのビデオカメラはモデルチェンジをしてもバッテリーが共通なので、新機種を買う度新たにバッテリーを購入する必要がないわけで、デジタルスチルカメラも同じ形を取れば良いのに、と思っちゃいますね。

さて、お店で購入の意思を伝えると奥から元箱を出して来たのですが、この元箱が綺麗で傷みはなし。元箱の中に入っている付属品のコード類も解いたあとはなし。取扱説明書も新刊本並みに綺麗。で、お店の人は保証書を取り出すと店名のゴム印を押すではないですか。そうなんです、新品扱いになりまして、購入した日から一年のメーカー保証が付いて来たのです。

カメラにも、元箱や付属品すべてにも使用感がまったく感じられませんでしたので(日時も未設定でした)、長期在庫(でも2008年製のシール付き)のための特価販売、若しくは展示品等がメーカーから回って来たのか、とにかく欲しくて仕方がなかったモノが超破格値で当時買えたわけで、マメにショップは回ってみるものですね。(^^)

肝心の映像ですが、家庭用ハイビジョンビデオカメラとはひと味違う映像です。一般家庭用がコンデジと同じくパッと見、鮮やかな絵作りなのに比べ、FX7は一見地味に見えますが、肉眼で見たものとほとんど同じコントラスト、発色で、絵作りに懐の深さを感じます。一般家庭用カメラで撮影するとハイライトはビンビン飛んでしまいますが、FX7は飛ばずに持ち堪えちゃったりしますので。

ただ、いつもこの大きさのモノを持って撮影出来ないですから、やはり適材適所で家庭用ビデオも必要性を感じています。FX7はビデオ三脚が必須ですし。三脚を使ってじっくり撮ったモノを再生すると、時にゾクッとするほど生々しい映像を見る事があります。

しかし今思えばホントに運が良かったというか、良い買い物が出来ました。今現在、今年最高の嬉しい買い物です。そう、DMRを購入した時と同じくらい。(^^)

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コメント

おはようございます。
朝から驚きました! ほとんどプロようなわけですね。こんなビデオカメラを大桟橋に据えて撮っていたら、まわりから注目されるのではないですか^^
それにしても、KONDOHさんはラッキーな方ですね。でも、それも日頃の心がけかな^^

koukoさん、おはようございます。
映像撮影が趣味とかでないと、こういった大きなビデオカメラを普通は使いませんので、大変目立ちます。(笑)
大さん橋で三脚に据えて「ぱしふぃっく・びいなす号」を撮影していたら、「何かのテレビ放送ですか?」と声を掛けられちゃいました。(^^;
火曜日に新宿御苑に入ったのですが、現行のFX1000で花を撮影していたご年配の方がいらっしゃいました。御苑ではこういった大型ビデオカメラで撮影している方を時々見掛けるのですよ。春にもご婦人の方が使っているのを見ましたし。

おはようございます。
昨日も同じようなのをみました。プロですね!
かなり重たそうでしたよ・・・

KONDOH さん、こんばんは☆
HDR動画、心を動かされます。
私は意識的に動画には近寄らないように心がけているのです。はまり込んだら、きっと抜けることができそうもないからです。
旅先でSANYO Xacti DMX-CG6を使って撮った遊びの動画は、仕事用に撮影したスティルの写真よりもはるかに楽しいです。CG6でこれですから、高級機に手を出したら、きっと時間を度外視して編輯に夢中になってしまうでしょう。

こんばんは。
スタートレックのエンタープライズの様で、カッコいいですね。(笑)
新しいもの、メカ好きの私でありながら、何故かビデオカメラには縁がありません。いまだかって所有した事が無いのです。
私にとっての私の七不思議の一つです。

こんにちは。
これだけ大きいのですから、家庭用のコンパクトなカメラとは画質も違うでしょう。メディアはMiniDVですか。DVDと比べてどうなんでしょうか。BDとは?

ramble-leicaさん、こんばんは。
結構街中で使っている人を見掛けると思います。
スチル写真をやっている人が趣味でニコン D3系やキヤノン 1D系を使うのと同じなんですね。ビデオもクオリティを求めるとこういうタイプになってしまうようです。

一葉さん、こんばんは。
やはりスチル写真と一緒で、映像も奥が深いので嵌ると切りがないです。(笑)
私はSD画質のカメラ時代にも飛行機撮影をしておりましたので、ハイビジョンが我々一般にも手に入るようになったのは動画好きには嬉しい事です。
是非、お薦め致します。

Kenclipさん、こんばんは。
ビデオカメラも随分買いやすい価格にまで降りて来ました。最近はデジ一眼にもハイビジョン動画機能が搭載されていますから、動画の面白さに目覚める方が増えると思います。
Kenclipさんも一度試してみては如何でしょうか?

ビワさん、こんばんは。
テープのハイビジョン記録はSD画質以降、最初に策定されたハイビジョン規格でHDVと言われ、地デジと同じ1440x1080i でテープに記録されます。現在のフルスペックと言われる規格は1920x1080i ですから、横の画素が少ないのです。
カメラ内部では1920x1080i で処理しながらも、テープには1440x1080i で記録されるという面白い方式です。HDVが策定された頃は一般家庭にフルスペックハイビジョンテレビが普及していませんでしたから、その影響もあるかもしれません。
現在家庭用に普及しているAVCHD方式のハイビジョンビデオカメラは1920x1080i で記録されていますが、1440x1080i 記録のFX7には画質的に敵いません。画質は必ずしも高画素が優れているとは言えない良い例だと思います。
デジタルのスチルカメラも画質の要素は画素数だけではないという事ですね。1200万画素のコンデジが1000万画素のデジイチより画質が良い、なんて誰も思いませんでしょうけど。
DVDの画質ではまったく太刀打ち出来ません。DVDの画素は720x480i ですから、SD画質と呼ばれます。高画素イコール高画質、ではないみたいな事を言いながら画素数が足りないDVDは太刀打ち出来ないと申しましたが、さすがに画素数が3倍、4倍違うとこれはもう決定的違いです。BDは1920x1080i ですから、HDV動画が画質を損なう事なく記録出来ますよ。
問題はMacがBDをサポートしていない事なんです。

ふふふっ、例の秘密兵器ですね。
しばらく前のブログにもチラッと出てはいましたが、門外漢のため???状態でした。
こういう本格的なのがいまだにテープっていうのはちょっと不思議...いや、過去の資産との互換性を考えればこうなっちゃうのかな?
編集とかだとディスクのようにパッパッて頭出し出来る方が楽そうに見えるのですが...

ボン村上さん、こんばんは。
家庭用ハイビジョンビデオカメラはAVCHD方式という圧縮率の高い記録方式が定着しましたが、業務用では未だテープが主力なのです。ソニー製、キヤノン製、いずれも業務用機はテープ機です。
編集機、編集ソフトが揃っている事と、写真用フィルムと一緒でテープを使う事でオリジナルマスターが「物」として残る安心感もバカに出来ないのだと思います。ロケに行って撮影したはいいけど、メモリやHDDでは一瞬のうちに記録が消えてしまう事もあるわけで。
ただパナソニックさんが家庭用と同じAVCHD方式の業務用機(メディアはSDカード)を発売し始めているので、プロがどの程度この方式を採用するかですね。それによってソニー、キヤノン両横綱がどう出るか・・・です。
テープの欠点はパソコンなどに取り込むにあたって、撮影時間と同じ時間が掛かるという事でしょうか。フラッシュメモリやHDDからですと転送時間が大幅に短縮されますから。
おっしゃるように頭出しなんかもディスクの方が圧倒的に有利です。いずれは業務用もメモリやHDDが採用されると思います。事実ソニーさんからは撮影中、カメラからスルーしたデータ(iLink接続)をコンパクトフラッシュに並行して記録するバックアップ機が発売されました。テープに記録した内容と同じものがCFにも同時記録されるので、編集機への転送時間が大幅に短縮されますし、編集もやりやすくなっていると思います。
でもこの機械、10万近いものなので、アマチュアがおいそれと手を出すのは躊躇われると思います。(笑)

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