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2010年1月29日 (金)

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲

Chung

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

チョン・キョンファ(Vn)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1973年5月11日、ベルリン・フィルハーモニーザールでのライヴ録音
TESTAMENT JSBT2 8439

最近は以前ほど「歴史的録音」なるCDを購入する機会が少なくなっていたのですが、今日のCDは行きつけのCDショップで発見するなり即購入しました。現役のヴァイオリニストで私がもっとも敬愛するチョン・キョンファの若かりし頃のライヴ録音だったからです。

彼女のレコードデビューは確かチャイコフスキーだったはずで、今回のCDは同じ曲をベルリン・フィルとの初競演で演奏しているという、ファンにとっては実に貴重な音源が発売されたわけですから、こんな嬉しい事はないですね。

オケの前奏の後に聴き慣れたヴァイオリンソロが登場した途端、背筋がゾクゾクッとしちゃいました。彼女のチャイコフスキーは英デッカに新旧二つの録音があり、どちらも名演ですが、やはり彼女もスタジオ録音より生演奏の方がより素晴らしいアーティストの一人だと思います。

もう随分前の事になりますが、東京での来日公演を二回聴いた事があるのですが、それはもう大変な感動を受けました。最近は以前ほど新録音のCDが発売されなくなっていてやや欲求不満気味でしたが、今回のライヴ録音はその不満を解消してくれる素晴らしい音源です。

私がここでいろいろな賛辞を述べても彼女の演奏の素晴らしさはなかなか伝わらないと思いますので、クラシックに幾らかでもご興味のある方には是非彼女の演奏に触れてみて下さい。

レコードやCDも名演ばかりですが、私が特に好きなのは協奏曲ではサンサーンス、ブルッフ(これも新旧二種)、その他フランクのヴァイオリン・ソナタやヴァイオリン独奏曲等々、早い話が彼女の録音全部名演です。(笑)

今日ご紹介のCDは二枚組みでして、当日のコンサートの全演目が収録されており、チャイコフスキー以外にムソルグスキーの歌劇「ホヴァーンシチナ」前奏曲、ドヴォルザークの交響曲第7番をジュリーニの指揮で聴けます。

イタリア出身のジュリーニは必ずしも自分の好みの指揮者ではないのですが、チャイコフスキーの伴奏は堂々たる解釈で、センチメンタルなチャイコフスキーのメロディをまるでベートーヴェンやブラームスといったドイツ音楽のように聴かせてくれます。メインプログラムのドヴォルザークは曲自体にあまり魅力がないので・・・。

そうそう、同じチャイコフスキーでこれまた大変な名演のCDを購入しました。そちらはまた・・・

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コメント

おはようございます。
KONDOHさんのご趣味は幅広いだけでなく、深いので、いつも感心させられます。それと、勧め上手なことも^^ 1973年の演奏のライヴ録音なのですね。その時間の隔たりを思いながら聴くのもよいでしょうね。

おはようございます。
チョン・キョンファのファンでしたか。
私は普通に接していますが(笑)、それなりにCDは持っています。
デビューはチャイコフスキーで、指揮はムターの夫となるプレヴィンですね。
改めてCDラックを見てみたらこのデビューCDが2枚ありました。持っていないと思って、どっかで買ったのだと思います。

なお、ジュリーニのはどうなんでしょうね。

koukoさん、おはようございます。
音楽は写真より長い趣味なので、自分の好みの範疇で聴いております。
1973年、録音はステレオで音も良いです。ここ数年、CDは信じられないくらい安くなったのでついつい購入枚数が増えてしまいます。

yymoonさん、おはようございます。
チョン・キョンファのヴァイオリンには痺れています。(^^;
チャイコフスキーとシベリウスのカップリングがデビューレコードですね。今回のライヴ、ジュリーニもサポートに徹しているようで、キョンファのヴァイオリンに集中出来ます。(笑)

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