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2010年2月28日 (日)

私の愛聴盤 第1回

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ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 : 1977年4月~5月
英EMI盤

ジャンルは問わずとも、音楽がお好きな方ならどなたにも愛聴盤というものがあると思います。ロックが好きな方、ポップスが好きな方、歌謡曲、演歌が好きな方、それぞれにご贔屓の歌手や演奏家のレコード、CDで繰り返し聴いて来たものが必ずあると思います。

私にとって音楽は欠かせないものですから、好きな音楽、今日は特に大好きなクラシック音楽の中からの愛聴盤を紹介させて頂きます。ドヴォルザークのチェロ協奏曲がお気に入りの一曲でして、上記ロストロポーヴィチ盤を知って以来、十年を超える愛聴盤で、もう何度聴いて来たか自分でも分かりません。

ベートーヴェン等の流れを汲む古典的ソナタ形式の第一楽章、オケによる第一主題、第二主題が奏されて行くわけですが(ジュリーニの指揮が素晴らしい!)、この演奏で聴けるホルンによる第二主題のメロディーにはもう涙が出て来そうになってしまいます。録音がまたホールトーンを重視した録り方でして、遥か彼方から聞こえて来るような感じを受けるホルンがなんと形容してよいものか、とにかくもう実に感動的なのです。後に続く木管もこれまた実に情感豊かで、天国的調べとはこういう演奏を言うのではないかと。

オケによる二つの主題提示が終わってから登場するロストロポーヴィチの力強いソロがまた素晴らしい! 力強い中にも実にメロディアスな弓裁き、ここでのロストロポーヴィチの演奏を耳にして以降、他のどんな演奏を聴いてもこれを超える演奏を聴いた事がありません。そしてまたチェロで奏される第二主題には鳥肌が立って来るほどの感動があるのです。

前述したようにジュリーニの指揮がこれまた実に素晴らしく、そう数多く聴いているわけではない指揮者ジュリーニですが、私が聴いて来た中での最高の演奏と思っています。協奏曲の伴奏が最高の演奏だなんて大変失礼かもしれませんが、とにかくここで聴けるドヴォルザークのチェロ協奏曲では最高の指揮ぶりです。ロストロポーヴィチのチェロとの丁々発止の演奏はこの素晴らしい曲を聴く醍醐味と言っても良いでしょう。

お決まり緩除楽章の第二楽章でしばし夢心地的な気分で聴き通した後、オケによる行進曲的なリズムで始まる第三楽章、チェロのリズミカルな旋律に乗ってオケが合奏し始めると、つい聴いているだけのこちらまで体が動いてしまうような歌わせ方。繰り返しますが、素晴らしい! の形容しか思い浮かびません。

ロストロポーヴィチは私が知っているだけでもこの曲を三回録音しておりまして、この盤の前にはカラヤンとドイツグラモフォンに録音しており、この演奏も素晴らしいのですが、私はジュリーニ盤を最高に愛しております。そしてロストロポーヴィチ三回目の録音がこれ・・・

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ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
小澤征爾指揮
ボストン交響楽団
録音 : 1985年、ボストン
仏エラート盤

ジュリーニ盤で最高に素晴らしい演奏を繰り広げたロストロポーヴィチですが、協奏曲は指揮者が変わるとこんなにも演奏が変わってしまうのかという見本みたいなCDです。しかし小澤さんの指揮は何故いつもこんなに素っ気ないというか味気ないというか、実に淡白な指揮ぶりで、以前こちらで少し触れたようにどうしてあれだけ世界的に人気があるのか理解に苦しむのですよねぇ・・・。

ロストロポーヴィチのソロも小澤さんに合わせた如く、ジュリーニ盤の演奏と比べるとやや淡白な解釈で、私としては著しく物足りません。よって私にとって小澤盤はハズレです。

ジュリーニ盤は東芝EMIさんから廉価盤で発売されていると思いますので、音楽がお好きな方には是非お聴き頂きたい名演盤です。ドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いた事がない、という方、有名な「新世界交響曲」だけでなく、この曲も味わい深い名曲ですよ。

2010年2月27日 (土)

オリンピックの事

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今日はオリンピックで感じた事を勝手気ままに。
昨日の女子フィギュアスケート・フリー演技、キム・ヨナさんと浅田真央さんの金メダル争いは見応えがありました。この三年くらいは宿命のライバルと言っても良いくらい、女子フィギュアスケート界を盛り上げて来ました。二人の技術は今回の点差ほどはないと思っています。

フリー演技、キム・ヨナさんはミスのない完璧な演技でした。しかし浅田真央さんはややミスが出てしまいましたね。今回私が感じたのは二人の精神力の違い。SPでは浅田真央さんの後にキム・ヨナさん。フリーではこれが逆転してキム・ヨナさんの後に浅田真央さん。

キム・ヨナさんの素晴らしい演技が終わった直後、カメラは浅田真央さんをアップで写していましたが、その時浅田真央さんはイヤホンで音楽を聴いて一生懸命集中力を高めようとしているように見えました。でも私はこの時、浅田真央さんの精神力の弱さを感じたのです。対するキム・ヨナさんはSPで浅田真央さんが最高の演技をして高得点を取った時、キム・ヨナさんは得点を確認するとニコッと笑ってリンクに入って行きました。「私は私の演技をすれば良いのだから関係ないわ」とでも言ってるような余裕を感じましたねぇ・・・。

でも昨日の浅田真央さんはイヤホンで音楽を聴きながら観衆の大喝采を出来るだけ聞かないようにしようと、無理に音楽を聴いていたように見えました。あそこでキム・ヨナさんのような余裕が浅田真央さんにもあったなら、本番でのミスも出なかったのでは。現在の浅田真央さんはキム・ヨナさんの前に演技していた方が良かったのかもしれません。ですがもう終わった事なので、今一度四年後を見据え、逞しい精神力を身に付けて頑張って欲しいですね。それにしてもキム・ヨナさんの華麗なる演技は賞賛に値します。

しかし、浅田真央さんもハイレベルな戦いをしての銀メダルは立派です。胸を張って帰国して頂きたいですね。

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女子カーリングは残念でしたねぇ・・・。予選第一試合をテレビで見ていたらアナウンサーが選手たちの言葉として、「前半4試合を2勝2敗で行けば良いと言ってました」と、実況の中で話していたのですが、これを聞いた時に「やばいんじゃないの~・・・」と私は思ったものです。

何が何でも前半を全勝で行く、というのと、二つくらい負けてもいいや、というのとではそもそも気持ちの持ち方に違いがあると思います。少し極端な例かもしれませんが、学校のテストでも100点満点狙いで事前に勉強しても90点だったとすると、90点取れればいいや、という気持ちで勉強していたらせいぜい70~80点が良いところ。

二つ負けてもいい、なんて思っていると、試合途中でリードされている場合、本人たちはそんな事ないと言われるかもしれませんが、心のどこかで無意識のうちに「次勝てば良いんだから・・・」なんていうものが潜在的に生まれるものと思っています。

私自身が物凄い負けず嫌いでして、営業時代には同期には「絶対負けたくない!」という思いでやっていましたので、「二つ負けてもいい」という気持ちを事前に持ってしまうのが私には考えられない事なんです。(^^;

勝負は水物、楽勝と言われていたドイツに負けましたよねぇ・・・。やはりどこか隙があったように思うのですが、如何でしょう?
女子カーリングは期待していただけにガックリしました。

今日は自分のブログとしては珍しい内容になってしまいました。かなりな独断と偏見でしたが、ご容赦。写真はオリンピックと全然関係ないです。

Canon EOS 7D + EF 70-200mm/F4L IS USM

2010年2月26日 (金)

花粉症が・・・

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いよいよ毎年恒例(;_;)、花粉症の症状が出て来ました。現在目が猛烈に痒いです。鼻水、くしゃみもそろそろ出始めました。春は待ち遠しいのですが、毎年この時期は一年でも嫌な季節なんですよねぇ・・・。

毎年この季節になると通院していた耳鼻科医院が昨年いっぱいで閉院してしまったのです。先生とも長いお付き合い(笑)で、毎年訪れると、「KONDOHさん、いよいよ(花粉症が)来ましたか」と言って迎えてくれるのですが、ここ数年はこの医院に一、二回行くだけで後は快適に過ごせるようになるので、閉院したのは大変残念です。正月に年賀状代わりの挨拶状が届きましてがっくりです。

休日、撮影に出たいし花粉は吸いたくないし・・・、憂鬱。(笑)

2010年2月25日 (木)

京浜東北線

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大船行き(E233系1000番台)
EOS 7D + EF 50mm/F1.8 II

女子フィギュアスケート、ご覧になられましたか? 浅田真央さん、完璧な演技でしたね。オリンピックの大舞台で最高の演技。しかし韓国の2010年度ボンドガールはそれを更に上回る脅威の演技でした。007の音楽にピッタリの演技。「サンダーボール作戦」からの挿入曲(海兵隊のパラシュートシーン)に始まり、直ぐに「ロシアより愛をこめて」でのジブシー女の決闘シーンで流れた音楽に変わります。そしてまた「サンダーボール作戦」のラストで流れた音楽に変わり、そこから「ダイ・アナザー・デイ」でのジンクスのテーマへと、上手いメドレーでした。もちろん最後はジェイムズ・ボンドのテーマ。いつの時代もボンドガールが最高なのでしょうか。(笑)

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桜木町行き
R9 + Summicron-R 50mm/F2 + DMR

埼玉県大宮駅から横浜駅までの京浜東北線。とは申しましても現在は大船駅まで走っておりまして、横浜~大船間は根岸線と路線名が変わります。何故大宮~横浜間に「東北線」という名称が付くのか調べてみたら、東海道本線の東京駅~横浜駅間を結ぶ京浜線が延伸する形で東北本線の電車線の役割を果たしているので付いた名称との事。う~ん、分かったような分からないような・・・。

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南浦和行き
R9 + Summicron-R 50mm/F2 + DMR

しかし大宮~東京間は東北本線、東京~横浜間は東海道本線に属するのだそうです。東京から大宮方面を「北行(ほっこう)」、東京から大船方面を「南行(なんこう)」と呼ぶそうで、東京駅を通過する路線は「上り」「下り」とは言わないそうですね。

先月24日で209系と呼ばれる車両の運行が終了し、25日から現在のE233系1000番台に変わっています。日頃目にしたり、或いは自分も利用する事もある路線ですから、「あれ? 車両が変わったなぁ・・・」と気が付いていました。調べたら先月25日から完全に変わっていたという事でした。

2010年2月24日 (水)

500系のぞみ、乗りました!

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新横浜駅(2010.02.23)

今月いっぱいで東海道新幹線の路線から消える500系のぞみ、昨日乗って来ました。現在は一日一往復しか走っておりませんので、時刻表を調べて新横浜から乗車。

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乗ったと申しましても新横浜~東京間の短い距離です。新横浜でもカメラを持った人が結構いましたねぇ・・・。

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終点、東京駅に着いて乗客がほとんど降りたところをパチリと。乗客が降りると直ぐに車内清掃の人たちが入って来るのですね。

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東京駅

走行途中の在来線ホームからカメラ、ビデオで撮影している人を随分見ましたが、東京駅でのぞみから降りたらカメラマンの多い事、多い事、いやビックリでした。

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乗って来た「500系のぞみ」は僅か15分で折り返し、午後12時30分発の博多行きとして東京駅を出発。

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ジェット戦闘機を思わせる精悍な顔つきですね。N700系とは全然違います。

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博多へ向かって東京駅ホームを出発したところです。ホームはニコン、キヤノンのデジタル一眼レフで撮影する人、コンパクトデジカメ、携帯カメラで撮影する人、多くの人でごった返しておりました。女性の鉄道ファンも結構いらっしゃるのですね。

もう、こちらにいる限り500系を撮影する機会はないので、思い入れの深いライカ R9で今回は撮影しました。しかし鉄道をライカで撮影しているのが珍しいのか、ジロジロと見られていましたが、そ知らぬ素振りの自分でした。(笑)

今度は「ドクターイエロー」を撮影したいです。

LAICA R9 + Summilux-R 35mm/F1.4 + DMR

2010年2月23日 (火)

衝撃のキスデジ X4

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羊の皮を被った狼、という言葉がありますが、先日発表されたこのカメラほどその言葉に相応しいものはないと思うのですが、如何でしょう?

カメラの仕様をつぶさに調べれば調べるほど、中身はまるっきりEOS 7Dそのものです。撮像センサー、画像エンジン、測光機能、EOS 7D Liteと言った方が良いのでは、と思っちゃいます。ところが背面の液晶サイズは4:3から3:2に変更され、液晶いっぱいに撮影画像が確認出来、この点はX4の方が上回っているのです。ドット数も100万を超え、高精細ですね。

もう3インチで21万ドットでは粗く見えてしまいます。私の持っているデジカメではIXY 920 ISがそうなんですが、たまに使うと粗いなぁ・・・と感じるのですよね。パナソニック GF1は42万ドットですが、これでも充分高精細な絵を見る事が出来ますから。

7Dとの違いは外装とファインダー、シャッターユニットくらいではないでしょうか。これが入門機? と、誰もが思うのでは。キヤノンさんの戦略モデルとも言うべきカメラで、同クラスの中では一歩も二歩も先を行くデジイチではないでしょうか。

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メーカー側から見ればセンサーその他を共有化すればコストを抑えられるわけで、そういう意味では今回の製品化は価格暴落の激しいデジタルカメラに最適の方法かもしれません。しかし一方に入門機に1800万もの画素数が必要か、というご意見も出て来るでしょうね。

私が今まで使って来たデジ一眼の中では贔屓目も含めて一番画質が良いと思っているのは未だにライカ R9 DMRですが、国産ではキヤノン EOS 5D Mark II の繊細な画像が一番と感じています。しかし1800万画素のEOS 7Dを使ってみて、もうこれ以上の画素数は要らないのでは、と思ったのも事実です。そのセンサーをKiss X4が搭載して来ましたからねぇ・・・。

7Dの連写速度「8コマ/秒」を必要としないユーザーにしてみれば、Kiss X4で充分過ぎる性能だと思います。とは申しましてもKiss X4でも「3.7コマ/秒」ありますから、日常の撮影には何ら支障はない連写速度です。

飛行機撮影も鉄道撮影にも、これで充分でしょうねぇ・・・。

2010年2月22日 (月)

羽田空港大百科 AtoZ

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今日のタイトル、実は一昨日の晩、NHKハイビジョンで放送された番組のタイトルをそのまま使わせて頂きました。

一時間半の番組は百科辞典形式にアルファベットのAからZ、26項目で羽田空港を徹底解剖するというもの。

例えば「A」は、Airport traffic control(空港管制)で、羽田管制官のテキパキとした仕事振りを紹介。番組は実際の無線のやり取りを音声で流し、ゲートからプッシュバックし、テイクオフまで飛行機を導くのはどういうふうにやっているかを見せてくれます。

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「B」はBackstage(舞台裏)で、全日空の客室乗務員さんたちの現場を紹介。羽田空港で活躍する客室乗務員の数は7000人ですって。番組では客室乗務員の休憩室にカメラが入り、寛いでいる姿やお化粧している姿が映っておりました。会社から提供される軽食をパクパクと頬張っている姿も。

それと客室乗務員独特の「お団子ヘアー」の事にも触れ、全日空では「アシアナ巻き」と言うそうで、左右をシンプルに綺麗にまとめるのが今の目標・・・なんて言っておりました。(^^;

一方、日本航空の客室乗務員はフランス語で「束ね髪」を意味する「シニヨン」と呼んでいるそうです。番組ではお団子に束ねる様子も紹介し、日本航空では前髪をガチガチに固め、お辞儀をしても崩れないようにしているのが特徴。いやいや、面白いものを見せてくれました。(笑)

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ブリーフィングの様子も見る事が出来、チーフパーサーが各客室乗務員をどういうふうにそれぞれのポジションを担当させるかも初めて知る事が出来ました。一番重要なポジションは乗客が出入りする左側 L1に客室乗務員を取り仕切るチーフパーサーが立ち、一番楽なポジション、右後方の R2には新人など、経験の浅い客室乗務員が担当。今度飛行機に乗る時には気を付けて見てみよう。(笑)

ちなみに日本最初の客室乗務員は「エアガール」と呼ばれていたのですね。エアガールからスチュワーデス、現在はCA(客室乗務員)ですかぁ・・・。

「C」はCaptain's must-haves(パイロットの必需品)で、パイロットの大きなバッグには何が入っているかを紹介。・・・とまぁ、このように最後の「Z」まで順に番組が進行。

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空港内に保育園も在るのですねぇ・・・。小さいお子さんがいる客室乗務員の方々が乗務の前に保育園に子供を預けるわけです。園児にとっては空港全体が遊び場。展望デッキで保母さんたちと遊んでいる様子が映されていましたが、なかなか微笑ましかったです。

そうそう、安全を祈願するためにターミナル内に神社も在るのですよ。その他にも「へぇ~・・・知らなかった・・・」という事もいろいろありまして、なかなか面白い番組でした。BS放送は鉄道や飛行機など、乗り物関係の番組が多いですねぇ。

今日の写真は羽田空港と対岸の城南島で撮影したものです。以前使っていたニコン D2H(400万画素)で写した少々古い写真ですが、今改めてみると階調の乏しい写真です。デジタルの進歩を感じました。

2010年2月21日 (日)

音楽CD四方山話

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フルトヴェングラー・メモリアル・エディション(TAHRA)

上のCD BOX、TAHRAというレーベルから発売(オーソライズ盤)された、ドイツ往年の名指揮者、ウィルヘルム・フルトヴェングラー(1954年没)の戦中、戦後のライブ、放送録音を集めたCD 40枚組みという大物BOXです。40枚組みでお幾らだと思いますか?

某外資系CDショップで31,840円(税込み)でした。一枚あたり796円ですよ! 昔、正規ルートを経ていない海賊盤(主にイタリア系)が沢山横行していた録音が、正規ルートで基本的には放送局等のオリジナルテープからのCDが一枚796円。CDも安くなりましたねぇ・・・。まぁ、クラシックに限りですが。

そのイタリア系の海賊盤をソースにしたCD(それでも日本のキングレコードからの発売!)と上記正規盤とで鳴き合わせをしてみたのですが、その音質の違いに愕然! もちろん正規盤の方が圧倒的に音が良いです。

しかし自分が生まれる前の演奏家の音源を聴く事が出来るなんて、ホント有難い事です。

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これもドイツ往年の名指揮者、カール・シューリヒトがシュツットガルト放送交響楽団を指揮した放送用の録音テープからのCD 20枚組みで、DVDが一枚特典として入っております。こちらはもっと激安で、4,990円です。一枚あたり約250円ですよぉ~・・・。こんな価格で販売して利益が上がるのかなぁ・・・と、心配してしまいます。(笑)

音の方も録音は古いながら、放送局のオリジナルテープからのCDですから、聴き難いという事はなく、しっかりとした音質です。ここ数年のクラシック、BOXものはとにかく安くなりました。ヨーロッパメジャーも例外ではなく、独グラモフォン、蘭フィリップス、英デッカ、英EMIも狂喜するような価格で輸入されています。良き時代ですねぇ・・・(^^)

以上二組のBOXは今年に入ってから購入したものですが、CDが安くなったお陰で枚数だけは増えるばかり。置き場所に困ります。(笑)

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もっとビックリしたのがこの↑CD BOX。ワーグナーの大作「楽劇/ニーベルンクの指輪 全曲」のCD 14枚組み。これはオペラですから歌手、合唱団も加わる大変経費の掛かる録音ですが、CD 14枚組みでなんとなんと・・・1,670円!

16,700円ではなくて、たったの1,670円です。一枚あたり119円。これが売られていた時のショップのキャッチコピーは確か「世界最安の指輪、1,670円!」だったと思います。ドイツの歌劇場での録音で、音も最新録音だけにきちんとしたものです。指揮者、歌手とも日本ではほとんど無名の人たちばかりですが、それでも1,670円ですからねぇ・・・(笑)

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MARANTZ CD880J(1988年発売)

一昨日、長年使って来たCDプレイヤーが故障したとこちらに書きましたが、そのCDプレイヤーが上の写真です。調べてみたら1988年の発売でした。私は発売直後に購入しましたから、およそ22年も使っていたのですねぇ・・・、自分でも驚きました。確か定価90,000円だったと思います。

自分にとって通算2台目のプレイヤーで、これの前はソニー製を使っていましたが、私のは見事「ソニータイマー」が働きまして、一年経ったら故障しました。(笑)
で、買い換えたのが上記マランツ。ベルギー生産のもので、22年故障もなく良く動いていたものです。国産マランツは良く故障しますが、ベルギー製だったからこれだけ持ったのでしょうか?(笑)

実はCD880Jを数年使った後、オーディオ専業メーカー L社の定価35万円もする高級CDプレイヤーを購入した事があります。オーディオ雑誌で某評論家が絶賛していたので、自分でも高級機を使いたくなって思い切って購入してみたのですが、これが35万円の音? という大変な期待ハズレ。エージングに時間を掛けたら変わるかもしれないとCDを回しっ放しで一ヶ月、音は全然変わらず・・・。結局9万円のCD880Jを残して35万円の方は売却した経緯があります。

ちなみにその評論家、現在も雑誌でテストリポートなどを書いておりますが、どの製品でもすべて絶賛しておりますから、まったく当てに出来ない評論家です。(-_-;)

このCD880Jは一頃良く言われたデジタル臭さがなく、アナログレコードを聴くような安心感があります。しかし22年も使っていたとは・・・。ところで昨日、もう一度CDを入れてみたら、まったく正常に音は鳴っていました。う~む・・・?

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↑昨日WOWOWさんから届いた三月のプログラムです。表紙中央に『史上初!「007」シリーズ全22作品一挙放送』 とあります。すべてフルハイビジョン放送です。ブルーレイで未だ発売されていない作品がありますので、楽しみにしたいと思います。特に「女王陛下の007」かな。

2010年2月20日 (土)

京浜急行再び

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京浜急行、黄金町駅ホームより

先日、鉄道写真を撮るために線路敷地内に入って電車を止めてしまった輩の事がニュースになっていましたが、とんでもない事ですねぇ・・・。神社仏閣でも禁止されたところに入って写真を撮る人間、こういった非常識な人間がいるから三脚禁止、撮影禁止になったりするわけで、ルールを守って撮影している人たちにとっては大きな迷惑を被っているのですから、困ったものです。

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黄金町駅ホーム

修理から戻って来たハッセルブラッド 503CWを早速使ってみました。今にも雨か雪が降って来そうな寒い日で、手袋が欲しかったです。(笑)

黄金町駅とお隣南太田駅は線路がほぼ直線という事もあって、お互いの駅がホームから見えるのですよ。

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日ノ出町駅ホーム

鉄道写真に少しずつ興味を惹かれて来ましたが、先ずは地元の京浜急行を、順に各駅で撮影、さらには駅沿線を撮影してみようかと思ってます。

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井土ヶ谷駅

単なる記録の意味での撮影ですが、今まであまり真剣に撮影していませんでしたので、良い機会かな・・・と。

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井土ヶ谷駅ホーム

久しぶりにプラナーのCFEでモノクロを使ってみたのですが、どんよりとした曇天の天候でも、ややハイコントラストですね。レタッチで少し調整してみたのですが。昨日、スカルピアさんからブロニカのニッコールがハイコントラストとコメントがありましたが、このCFEは間違いなくハイコントラスト。カラー向きだと思います。

1955年製のSWAでモノクロ撮影した後だけに、コントラストの違いに唖然としました。まぁ、CFEは現行品ですから当然と言えば当然なのですが。やはりモノクロはノンTのCタイプの方が柔らかくて好みです。でも、フィルムの使い分けで楽しめるのだから、いずれも手放せません。

関係ない話しですが、長年使って来たマランツのCDプレイヤーが故障してしまった・・・。ステレオ盤がモノラル盤のように聴こえるし、ピックアップが外周に行く(CDは内周から外周に向かって再生)にしたがってノイズが乗って来るし・・・。交換次期なのですね。しかし予算はなし。(;_;)

HASSELBLAD 503CW + Planar T* CFE 80mm/F2.8, Kodak 400TX

2010年2月19日 (金)

和製ハッセル?

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BRONICA S2

ハッセルブラッドを模したカメラで有名な国産カメラと言えばブロニカですね。新品時の売価、例えばこのS2が販売されていた当時、定価が幾らだったのか知りませんが、かなり高価なカメラだったのではないかと思います。

私がこのカメラを入手(もちろん中古)してから3、4年経ちますが、故障もなく動いてくれています。入手価格はコンパクトデジカメより安いのですから有難いです。私が某ショップで見つけた時、店員さんがメンテしたばかりだから安心してお買い求め頂けますよ、と言ってプライス表に付いていた修理伝票を見せてくれたのですが、その某修理業者の伝票には「モルト張替え、シャッター調整、ピント調整」とあり、ファインダーはピカピカ、レンズは傷もなく綺麗、もう即買いでした。(笑)

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オーバーホールしたのと同じような状態でコンパクトデジカメより安いのですから、往年の名機も可哀想なものです。標準レンズはニッコールの75mmレンズ、これがまた良く写るのですよね・・・。ハッセルのプラナー 80mmにも負けません、と言ったら言い過ぎでしょうか。

で、このカメラはご存知のようにレンズシャッター機ではなくフォーカルプレーン機で、シャッター音の大きい事で有名。ミラーショックもそれなりに大きいですが、想像されるほどブレないのです。大きな音はミラーが戻る時の音で、その時にはもうシャッターが閉じていますから。

ただハッセルブラッドより重いですねぇ。まさに金属の塊という感じです。しかしそれだけしっかりと作ってあるという事なのでしょう。物量投入の時代の良き産物としてこれからも愛用して行きたいと思ってます。

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ZENZA BRONICA S2 + NIKKOR-P 75mm/F2.8, FUJI RVP 100

2010年2月18日 (木)

東京・新宿駅南口

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新宿駅南口駅前

マンモス都市東京の中でも一日の乗降客が最も多い駅が新宿駅。私が新宿へ出る際に利用している電車がJRの「湘南新宿ライン」で、快速を利用すると横浜~新宿間は僅か27分なのです。

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お気に入りの場所、新宿御苑に行く時はいつもこの南口から歩いて行きます。ここにはタワーレコード新宿店が在りまして、クラシックの品揃えが横浜店より豊富なので時々利用しています。

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新宿でも一番賑やかなのは歌舞伎町方面ですが、私が乗り降りするのはこの南口ばかり。近くにはヨドバシカメラ本店も在りますし。(笑)

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そういえばN'EXが新宿駅にも来ているんです。乗降客数日本一の駅ですから、来て当たり前ですね。

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朝夕は大変な喧騒と思われる新宿駅ホームですが、平日の日中だとホームによってはこんな感じで結構スッキリしていたりします。しかし通勤ではあまり利用したいとは思わない駅ですね・・・。

HASSELBLAD SWA / Biogon 38mm/F4.5, Kodak 400TX

2010年2月17日 (水)

ハッセル熱、再燃!

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500C + Planar C 80mm/F2.8, Kodak PORTRA 160VC

近頃、ハッセル熱がまた急上昇しております。ハッセル熱と申しましても、またハッセルの機材を購入したくなったわけではありません。ボディも揃っているし、レンズも一応50mmから250mmまで有りますので、撮影に困る事はありません。80mmなんか3本も有るし。要するにただ単にハッセルで撮影する事が楽しくて仕方がない、それだけなんです。

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左 500C、右 503CW

修理に出していた503CWが三週間振りに帰って来ました。500系ボディ初代の500Cと並べてみましたが、ミラーの大きさの違いが分かります。503CW以前のボディで150mm以上の望遠レンズを使うとミラー切れが起きてファインダーの上部がケラレますが、503CWではそれがないので、150mm以上を使う時には503CWを使っています。

こうして並べてみるとボディ上部左右のR(アール)に違いが見て取れますね。503CWの方がより四角に近いです。それとマウント部分の作りにも若干の違いが見られます。しかし中身(ギアの質とか)の方は多分、500Cの方が良いのではないかと思ってます。

私の500Cは数年前、ニューヨークのショップで非常に安く購入出来たのですが、そのまま角田さん(VH-PICTURES)のところでオーバーホールをお願いし、現在も非常に滑らかに作動しております。で、その500Cを使う時に装着するレンズはいつもこれ・・・、

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Planar C 80mmレンズです。ツァイスご自慢のT*(ティースター)コーティングが登場する前のモノコートレンズ。しかしカラーで使ってもまったく不満はありません。それよりこの総金属製、クロームの輝きに惚れております。このレンズも以前、角田さんにシャッター調整をして頂きました。

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このレンズが登場する前、一部ハッセルユーザーに人気の高い、俗に6枚玉と言われるレンズ構成の違うPlanarが存在するのですが、私は購入した事はもちろん、使った事もありません。本数が少ない事から中古市場ではプレミア価格になっているようです。

しかし今使っているPlanarにまったく不満はありませんので、このレンズを使い続けます。前述したようにカラーポジでも良い発色をするのですが、モノクロがまた良いんですよねぇ・・・。フィルム撮影、しばらくはまたハッセルで楽しみたいと思います。

2010年2月16日 (火)

松竹映画「おとうと」/山田洋次監督作品

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松竹映画「おとうと」 山田洋次監督作品

出演 : 吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、加藤治子、笹野高史、森本レオ、小林稔侍、石田ゆり子 他
脚本 : 山田洋次、平松恵美子
音楽 : 冨田勲
監督 : 山田洋次

現在、劇場公開中の山田洋次監督の最新作品、「おとうと」を観て来ました。そして今回も大変な感動を受けて劇場を後にしました。山田さんにとって「十五才、学校 IV」以来、10年振りの現代劇で、山田作品四本目となる吉永小百合さんの主演。吉永さんの弟役が笑福亭鶴瓶さんで、山田作品に欠かせない名脇役の笹野高史さん、その他にも個性豊かな役者さんが脇を固めています。

早くに夫を亡くし、薬局を営みながら最愛の我が子、小春(蒼井優さん)を女手ひとつで育てて来た吟子(吉永小百合さん)には行き方知れずの弟がいる。ところがその弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶さん)が小春の結婚披露宴に突如として訪れて来る。酒癖の悪い鉄郎に酒は飲まないように釘を刺すものの、吟子が目を放した隙に吟子のシャンパンを飲んでしまい、とうとう自分で制御が利かなくなるほど酒を飲み続け、せっかくの披露宴を台無しにしてしまうところから物語りは始まる。

或る夏の暑い日、鉄郎にお金を貸していたという女が吟子のところへやって来て、幾らかでも返済してくれないかと吟子に迫り、ショックを受けた吟子は店舗改装資金として貯めておいた金で返済する。その後、数ヶ月振りにやって来た鉄郎は姪っ子の小春から罵声を浴びせられ、さらに吟子からもキツく叱られた事からふて腐れて出て行ってしまい、またまた行き方知れずとなってしまうのである。

しかし・・・その後大変な事になっている鉄郎の行方を大阪の警察からの電話で知った吟子は・・・。

今回も山田さんは「家族」をテーマにしていますが、今回は或る意味壮絶な家族愛を描いており、特に家族の「絆」について考えさせられます。また山田さんは世間一般から外れた(一般人の中に入れない)男を主役に据える事が多いですが、「おとうと」では鉄郎がそういった人物にあたるわけです。

姉、吟子の下へ来ては騒動を引き起こすところは寅さんが妹、さくらさんのところへ帰って来て騒動を引き起こすのと同じような設定ですが、吉永小百合さんの演技は素晴らしいですね。人に迷惑を掛けるどうしようもない弟を、時には優しく、時にはキツく叱ったり、愛情のこもった姉を見事に演じています。感情表現が実に上手いです。

私は格別吉永小百合さんのファンというわけではないのですが、映画を観終わってから、「あぁ・・・、この役は吉永小百合さん以外考えられないなぁ・・・」という感想を持ちました。多分、山田さんも最初から吉永さんを想定して書いた脚本なのでしょうね。

姉と弟の深い兄弟愛と絆、山田さんらしいタッチで全編を描いているのですが、今回もラストシーンが最高に良かったですぅ・・・。山田さんらしい演出で、いつものように「あぁ、観て良かった・・・」という深い感銘を受けて映画を観終わりました。

そうそう、加藤治子さんが認知症の症状が出て来た吉永さんの義母役をベテランらしく実に上手く演じているのですが、ラストの言葉が・・・う~ん・・・、

是非、ご覧になって下さい。

※ 名作「幸せの黄色いハンカチ」がデジタルリマスター版となって四月にリバイバル公開されます。さらにハリウッドでそのリメイク版が製作され、六月に「イエロー・ハンカチーフ」として公開されるそうです。最近のハリウッド、日本映画のリメイク版を良く作りますが、ハリウッドもネタ不足なんですね。

2010年2月15日 (月)

成田・さくらの丘公園

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ルフトハンザ・ドイツ航空 A340-600(D-AIHD)

今日はまた飛行機写真です。成田空港に面した「さくらの丘公園」で撮影しています。このルフトハンザ航空のエアバス A340-600は全長75.3mという世界最長の旅客機。総二階建てのA380-800より長いのです。実物が目の前を飛んで行く様は、実に美しいです。

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ヴァージン・アトランティック航空 A340-600(G-VWKD)

同じくA340-600を使っている英国のヴァージン・アトランティック航空です。良く見るとウィングレット(両翼端)にユニオンジャックが描かれていますよ。しかし僅かな時間にルフトハンザとヴァージン・アトランティックの世界最長旅客機を見られたのはラッキーでした。

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スカンジナビア航空 A340-300(LN-RKG)

エンジン部分の赤がアクセントになっているスカンジナビア航空。A340型では多分この-300型が一番多く世界を飛んでいるのではないかと思います。上二枚の-600型とは大分印象が変わりますよね。

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フィンランド航空 A340-300(OH-LQE)

フィンランド航空の「ワンワールド」特別塗装機を撮影出来ました。羽田では撮影出来ませんので嬉しかったです。もっとも今日のエアラインはすべて羽田では撮影出来ませんけど。(笑)

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スリランカ航空 A340-300(4R-ADE)

このスリランカ航空は初めて撮影出来たエアラインです。今まで撮影した事のない飛行機を撮影出来るのはまた飛行機好きにとっては嬉しい事なんです。それと羽田で撮影していると圧倒的にボーイング社の飛行機ばかりですが、成田に来るとエアバス社の飛行機を沢山見る事が出来るようになります。

という事で、今日はスポッター的な写真を集めてみました。

さて、これらを撮影した場所、「さくらの丘公園」は成田空港の滑走路34Lのエンド付近に面したところで、テレビドラマのロケなどにも時々登場します。以前ご紹介しました木村拓哉さんが全日空のパイロットを演じたドラマ、「Good Luck!」にも使われていましたので、ご覧あれ。

Canon EOS 7D + EF 70-200mm/F4L IS USM

2010年2月14日 (日)

ハッセルブラッドの事

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新宿御苑にて(以下同)

いよいよ冬季オリンピックが開催されました。しかし前回の冬季オリンピックでフィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルを取ってから、もう四年も経ったのですねぇ・・・。私はまだ二年くらいしか経っていないような錯覚をしていました。四年分、歳を取ったのですねぇ・・・(笑)

さて、ハッセルブラッドボディ 503CWの調子が悪くなってから、他のボディを使い回して集中的にハッセルブラッドで写真を撮っています。これだけ集中して使うのは随分久しぶりの事で、いざ使ってみれば「やはりハッセルはいいなぁ・・・」という思いを再認識しました。

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ハッセルブラッドの名前は写真やカメラに少しでもご興味のある方なら、ライカと同じくらい良く知られたカメラメーカーだと思います。嘗ては大変高級高価な寫真機で、私もずっと憧れの対象でした。

いつかはハッセルを・・・、という思いをずっと持ち続けていたわけで、私が最初に手にする事が出来たハッセルはボディ 503CXi、レンズ CF 80mmに現行のフィルムバックという組み合わせの中古でした。その後、変遷がありながらも現在まで、ライカ R システムと共に、私にとって一番愛着のある寫真機となっています。

私は現在までカメラをコレクションの対象にはしておりませんで(資金的にも無理ですが)、すべて実用に使う目的で購入して来ました。よって、半年使わなかったカメラ、レンズは売却する事にしております。要するに半年も使わなかった機材はその後もほとんど使わないに決まっているからで、それなら売却して、その機材を必要としている人に使って頂いた方が良いからです。

その方針は銀塩時代からずっと続けておりますが、デジタル時代になってからは半年が三ヶ月になっています。ですから本ブログで、「最近、あのカメラが使われていないなぁ・・・」とお感じになったら、そのカメラはすでに売却されている可能性が大です。(笑)

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↑こんな写真を撮るのは私くらいでしょうね、きっと。(^^;

しかし半年使わなくても売却はしない例外的システムがハッセルとライカ R なんです。このふたつのシステム以外は私の場合、機材がしょっちゅう入れ替わっています。新し物好きですから、興味を惹かれると自分で試してみないと気が済まないので、これまで随分散財しています。デジタルなんてニコン、キヤノンを行ったり来たりですから。(笑)

でも、ハッセルはフィルムが供給されている限り、ずっと使い続けます。仮にフィルムの供給が無くなっても、置物として見てもハッセルのデザインは見飽きる事がありません。無駄の無い、シンプルでコンパクトなスタイルは中判としては自分にとって最高の寫真機なのですから。

昔は大変高価で手の出しにくい寫真機でしたが、現在の中古市場は信じられないくらいの価格に値崩れしております。EOS 7Dなんか購入するお金があったらハッセルを購入しましょう。その方があなたに幸福をもたらしますし、標準80mmレンズが付いた基本システムが買えて、尚且つお釣りが来ますよ。(^^)

HASSELBLAD 203FE + Planar T* FE 110mm/F2, Kodak PORTRA 160VC

2010年2月13日 (土)

朝比奈の「エロイカ」

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ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」

朝比奈隆 指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団

1989年9月24日 ベルリン芸術週間
ベルリン・フィルハーモニーザールでのライヴ録音

WEITBLICK SSS0104-2(輸入盤)

朝比奈さんの未発表録音が発売された。それも嬉しい事に朝比奈さんがまだまだお元気だった頃、ベルリン・ドイツ交響楽団に招聘され、ベルリンの有名な音楽祭「ベルリン芸術週間」で指揮したベートーヴェンのエロイカなのである。

レパートリーが比較的狭い朝比奈さんですから、同曲異演盤がとにかく多く、発売されるものすべてを購入している私としても、エロイカだけでも一体何種類のレコード、CDがあるか自分でもわけが分からなくなっている始末です。

前述のように発売されるものすべてを購入して来ましたので、たまに新譜と思って購入してみたらそれは再発モノだったという事もあります。(^^;
しかし朝比奈さんの音源だけはレコードで持っていてもCDで発売されれば基本的に購入していますし、そういったダブって購入しちゃったものも売却する事無く持っていますので、朝比奈さんのレコード、CDだけは大変な枚数になっています。(笑)

さて今回のエロイカ、如何にも朝比奈さんらしいゆったりとしたテンポで、いつもながらの朝比奈節、安心して音楽に浸れます。朝比奈さんのエロイカはコンサートホールでも何度も聴いていましたし、FM放送や残されたレコード、CDで何回聴いているか自分でも分かりません。

自分の中では数ある朝比奈さんのエロイカ最高傑作はフォンテックレーベルから発売された「朝比奈:N響 ベートーヴェン/交響曲選集(FOCD9200/2)」中の一枚です。1967年10月17日、東京文化会館でNHK交響楽団を指揮した時のライヴ録音です。このCDを初めて聴いた時の感動は忘れられません。第一楽章冒頭、フォルティッシモで二回鳴らされる変ホ長調の和音。フルトヴェングラーを思わせるその壮絶な音には圧倒されましたねぇ・・・。第一楽章は超絶的名演です。

レコード、CDに限るとモノラル盤ではフルトヴェングラーの「ウラニアのエロイカ」と言われる1944年、ウィーン・フィルを振った放送録音、ステレオ盤ではこの朝比奈さんのN響盤がベストと自分では思っています。いずれにしてもエロイカに関する限り、フルトヴェングラーと朝比奈さん以外の指揮者ではいつも食い足りなさを感じてしまいます。それだけこの二人の指揮者が別格という事なのですが。神がかり的名演がレコード、CDとして残されているのはレコードを発明したエジソンに感謝しなければいけませんですね。何たって歴史的名演奏を今の時代に聴く事が出来るのですから。

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この指揮棒、実は生前、何のコンサートだったかは忘れましたが演奏終了後、楽屋で朝比奈さんから直接頂いたもので、当日のコンサートで実際に朝比奈さんが使われた指揮棒です。私にとっては大変貴重であり、大切にしている指揮棒です。指揮棒の下のレコードはディスク ジアンジアンのブルックナー/交響曲第8番(JJ101/2AB)のこれまた貴重な初出盤。

ジャケットに朝比奈さんからサインを頂いていますが、朝比奈さんのレコード、CDにはほとんどサインを頂いております。もちろん生前に発売されたものに限りますが。多分にミーハー的なところがあります。(笑)

しかし朝比奈さんのように「燃える熱い演奏」を聴かせてくれる指揮者が最近はいなくなりましたねぇ・・・。音楽を愛好する者としてはとても寂しい限りです。

2010年2月12日 (金)

ハッセルで新宿御苑

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福寿草

今年に入って初めて、お気に入りの新宿御苑をハッセルを持って歩いて来ました。可憐な黄色い花、福寿草が咲いていました。そういえば昨年も同じ時期にハッセルを持って歩き、福寿草他を250mmレンズを手持ちで撮るという暴挙をしたのでした。(^^;

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カンザクラ

カンザクラが七~八分咲きというところでしょうか。春のソメイヨシノより可愛い花です。今の時期、一番の人気でカメラを持った人たちがパチパチ撮影していますが、カワヅザクラも開き始めてます。

日本庭園に向かう途中、楽羽亭真向かいの白梅、すでに八分から九分咲きのがありまして、驚きました。

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これは何だかお分かりでしょうか? ヒント、新宿御苑に行くと私は必ずこの前を通り、大抵写真を撮ります。過去にも本ブログにその写真を掲載していますよ・・・って、そんなヒントでは分かりませんよねぇ・・・(^^;

答えは後日。

HASSELBLAD 203FE + Planar T* FE 110mm/F2, Kodak PORTRA 160VC

2010年2月11日 (木)

成田の国際線

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タイ国際航空 B777-200(HS-TJG)

今日は先日の成田空港で撮影した写真の一部を。成田エクスプレスに乗る事が目的だったわけですが、空港から路線バスを使い、その後は徒歩で34Lエンド付近へ。

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直後にご覧のタイ国際航空が降りて来、次いでスリランカ航空と、やはり国際線はいいなぁ・・・と思っていたら、一昨日ご報告したようにランウェイチェンジ。仕方ない・・・と真反対の16Rまで歩いて行く事に。

しかし1.5kmくらい歩いてから考え直し、途中の「さくらの丘公園」まで戻る事に。こういうのを虫の知らせ、と言うのでしょうか、戻った事が正解でした。何故なら・・・

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シンガポール航空 A380-800(9V-SKE)

さくらの丘公園に上がって少し経ったら世界最大の旅客機、シンガポール航空のA380がエアボーンして来たではないですか。さくらの丘公園からですと、16Rでの離発着はまったく見えないのです。しかし昨年暮れ、撮影しに行った時は午後1時過ぎのテイクオフでした。

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今回も同じ時間と勝手に思い込んでいたので(事前の下調べなし)16Rに向かったのですが、引き返して来て良かったです。無事撮影出来たので。あのまま歩いていたら16Rに到着した時にはA380は影も形もなかったわけですから。(笑)

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日本航空 B777-300ER(JA733J)

日本航空の再生支援エアラインはデルタ航空とほぼ決まりかけていたのですが、急転直下同じワンワールドチームのアメリカン航空に決定しました。びっくりしましたねぇ・・・。デルタ航空の支援を受けると日米路線のシェアが両社で「50%」を超えてしまい、独占禁止法に抵触してしまうからだそうで・・・。いずれにしても、再生の成功を期待してます。

最後にまたまた今日の記事とは関係ない話題を。クリント・イーストウッドの俳優業最後の作品、「グラン・トリノ 2008年作品」をBlu-rayで観ました。思いもよらないラストが衝撃的でした。報復を、あぁいう形で終わらせるとは・・・。

ラストシーン、イーストウッドのセリフに「Go ahead.」という台詞があります。これを聞いて私はダーティハリーでの有名な「Go ahead. Make my day.」という決め台詞を思い出してしまいました。もしかしたら脚本時に意識していたのかも。イーストウッドさん、長い俳優業、お疲れ様でした。これからも監督としての作品を楽しみにしています。

Canon EOS 7D + EF 70-200mm/F4L IS USM

2010年2月10日 (水)

Biogonが見た丸の内

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少々大袈裟なタイトルを付けてしまいましたが、先週東京丸の内に出掛る際、帰りにちょこっとビル街でも撮影してみようとハッセルの広角専用ボディを持参して行きましたので、今日はその時の写真を。

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広角専用ボディと申しましたが、このシステムはボディと言うべきかレンズと言うべきか、いつも迷います。ボディはほとんど無いに等しいですね、実際は。レンズを固定させるためにマウントを設けて、そこにフィルムバックを直接装着しているようなものですから。

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丁度お昼時でしたから、高層ビルの谷間の通りには黒塗りの高級車が沢山並んでおりました。お偉いさん方が多分昼食を摂っている間、運転手さんは車で待っているのだと思います。そういえば前回丸の内に行った時もお昼時でした。

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広角レンズで見上げる写真を撮るとこういう写真になってしまいますが、いつ使ってもこのレンズには驚嘆するばかり。本当に素晴らしいレンズです。歪曲がまったく無いので、今日のような写真撮影には安心して使えます。

私のは1955年製ですから、製造からすでに55年も経っているのですが、そんな時代のレンズとは思えないですね。これを使う度に思うのは、レンズに進歩なんてあるのか・・・という事。

ところで昨日、キヤノンさんからEOS Kiss X4、ニコンさんからAF-S 24mm/F1.4G、AF-S 16-35mm/F4G VRの新製品発表がありましたが、Kiss X4は7Dと同じセンサーなのか、1800万画素になってしまいましたね。入門機が1800万画素。凄いなぁ・・・。私、Kissシリーズは第二世代からずっと買い換えて来ましたが、どうしよう・・・?

ニコンさんの二本のレンズも使ってみたいですね。以前、ニッコールに使いたいレンズがないので・・・なんて申しましたが、70-200 VR II もそうですが、ようやく食指の動くレンズが出て来るようになりました。ただ最近のニッコール、品質が悪くなっているので・・・それだけが不安。どうしちゃったのでしょうねぇ・・・最近のニコン製品の品質の悪さは。

HASSELBLAD SWA / Biogon 38mm/F4.5, Kodak 400TX

2010年2月 9日 (火)

N'EX vs 京成スカイライナー

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横浜駅(2010.02.08)

昨日、新型成田エクスプレス(N'EX)に乗りました。行き先はもちろん成田空港。横浜駅を午前8時28分発の成田空港行きです。

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グリーン車を前から見る

少し奮発してグリーン車に乗ったのですが、ご覧のように誰も乗っていません。(^^;

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グリーン車を後ろから

東京駅でようやく一人乗って来たのですが、まさか横浜~東京間を貸切とは思ってもいませんでした。(笑)

ちなみに横浜を出ると品川~東京~成田空港第2ビル~成田空港で、横浜からは1時間半です。自宅から車で行くと1時間5分くらいなので、車の方が速いです。

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旅客機のように車両とシートの利用案内が背もたれに置いてあります。

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これが乗車切符です。事前に「えきねっと」で予約しておきましたので、新幹線・特急用の発券機に予約時のクレジットカードを入れれば良いだけと、実に簡単。航空機の予約とまったく一緒です。

切符は「成田空港」までですが、ひとつ手前の「成田空港第2ビル駅」で下車。空港から路線バスを使って「航空科学博物館入り口」まで行き、後は現地まで徒歩ですが、それなりに距離はあります。

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予定していた撮影場所には11時45分頃に到着。ご覧のように先客が。ここはRWY 34Lエンド付近になります。ところが、ところがですねぇ・・・、私が到着したら暖かくて良いなぁ・・・と感じたのが裏目に。

タイ航空とスリランカ航空が頭上を降りて来た後、なんとランウェイチェンジになってしまったのです。北風から南風に変わってしまったため、離発着は真反対の16Rに変更。もう、がっくりです。(;_;)

この滑走路は4000m、16Rまで歩いて行くと曲がりくねった道を歩きますから実質4500mくらいは歩かなければいけません。1500mくらい歩いたのですが、「1時間掛けて歩いて行ったら、また1時間掛けて帰って来なければならない・・・実に無駄だ」と思い直し、「さくらの丘公園」まで戻って昨日はここだけで撮影となりました。

やはり成田は車で来るところだと痛感しました。ランウェイチェンジがあっても車なら直ぐ移動出来ますから。

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成田空港第2ビル駅

で、帰りは午後4時42分発の京成スカイライナーに乗って終点、京成上野駅まで戻り、JR上野駅から山手線で品川駅まで、そこから京浜急行で帰宅しました。上の写真が京成スカイライナーです。

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青と赤のラインが目立ちますね。

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京成スカイライナー

車両内はN'EXの方が綺麗ですし、シートもゆったりしてました。スカイライナーのシートはやや窮屈だったです。まぁ、N'EXはグリーン車でしたから直接の比較は少々無理があるかもしれませんね。

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これが京成スカイライナーの切符。これもネットで予約しております。そうそう、N'EXは車内で無線LANを使ってネットが使えますので、退屈はしなかったです。

という事で、ちょっとした小旅行を楽しんだような一日でした。

余談ですが、昨晩NHK-BS2で「ローマの休日」を放送していましたが、私の持っているDVDより画質は全然良かったなぁ。録画しなかったのが悔やまれます。この映画のラストシーン、ホントに良いですね。グレゴリー・ペックがひとり靴音を鳴らしながら歩き、後ろ髪引かれる思いで振り返るところ、最高の名シーンですね。

その後23時からはNHKハイビジョンで「ダーティハリー」が放送されました。イーストウッド、若い! でも、こちらはBlu-rayを持っているので。

Canon IXY DIGITAL 920 IS

2010年2月 8日 (月)

京浜急行電鉄

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800系

自分が一番利用している地元の京浜急行電鉄、通称「京急」です。電車に乗る事はあっても、写真を撮る事は今まであまりなかったです。もっとも電車や列車そのものを意識して撮るようになったのが最近ですからね・・・。

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1500系

京急といえば「赤い電車」と思い浮かぶほど「赤」がトレードマークの電鉄です。お年寄りの中には「湘南電車」と未だにおっしゃる人がいるようです。戦後間もない頃の鉄道名らしいのですが。

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新1000系

一枚目は「普通」でしたが、こちらは「快速特急」です。静止しているように見えますが、猛スピードで迫り来るところをカメラの動態予測モードによるオートフォーカスがきっちりピントを合わせ続けてくれます。カメラの性能には驚かされますね。

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2100系

「京急ブルースカイトレイン」と呼ばれる車両で、たまに見るとブルーが鮮やかです。

京急は東京「品川」から神奈川県・三浦半島「三崎口」までの路線ですが、都営線、京成線、北総線との相互乗り入れをしていますので、京急で成田空港まで行く事が出来るのです。便利になったものです。

という事で、私にとっては子供の頃から一番身近な鉄道が京急なのです。

Canon EOS 7D + EF 50mm/F1.8 II

2010年2月 7日 (日)

ムービーデジカメ

Hx5v
SONY DSC-HX5V

先月ソニーさんからコンパクトデジカメの新製品発表がありました。今更コンパクトデジカメの新製品発表があったからといって特に興味など惹かれないのですが、今回ばかりは製品仕様を知って少々驚きました。

なんとなんとAVCHDによるフルHD動画(1920x1080、60i)が撮影出来るのです。このAVCHDという規格は今更私が申すまでもなく、民生用フルハイビジョンビデオカメラのデファクトスタンダードになっています。現在ソニー、キヤノン、パナソニック、ビクター四社から半年、一年サイクルでモデルチェンジされ、今や家庭用ビデオカメラの標準規格となっているわけです。

コンパクトデジカメによる動画ですと1280x720Pでの記録が出来る機種はありましたが、ソニーさんはフルHDでの記録を採用したのですから、やりましたねぇ・・・という思いです。現在ハイビジョンビデオカメラの分野では放送用、民生用ともソニーさんが圧倒的シェアを誇り、フルHD動画記録については言わばお家芸という事になります。

上記HX5Vに搭載されているセンサーは1/2.4型、1060万画素で、スチル写真の有効画素は1020万画素。ちなみに今月19日に発売が予定されている同社ハイビジョンビデオカメラの新製品、HDR-XR550V、HDR-CX550Vに搭載されているセンサーサイズは1/2.88型ですから、コンパクトデジカメHX5Vのセンサーの方が大きいのです。

もっとも画質に関してはセンサーサイズだけで断言出来ません。問題は搭載している動画記録エンジン、搭載レンズにも大きく左右されるわけですが、売価4万円台のコンパクトデジカメでフルHD動画が撮影出来るわけですから、ようやく他社と違う「ソニーらしさ・・・」が幾分か垣間見られたような気がします。少なくともコンパクトデジカメでの動画記録に関しては他社を大きくリードしましたね。

で、本題。フラッグシップ機α900の後継機がいろいろと噂されているようで、次期モデルは3000万画素のセンサー搭載・・・なんて話しも出ていますが、私が興味を持っているのはそんな事ではなく、次期デジタル一眼には当然フルHD動画記録を搭載して来るだろうという事です。それも後出しジャンケンの有利さ、キヤノン製と違って動画記録時もスムーズにAFが使えるとか。

現在デジ一眼のフルHD動画記録に関してはキヤノンさんが他社をリードしている状況ですが、ソニーさんが本気を出したら動画記録に関しては面白くなるのではないかと。多分、ソニーさんはAVCHD記録になると思いますので、SONY vs CANONという対決に興味津々というところです、私は。

でも、一般の方にとっては動画記録にはあまり関心がないかもしれませんね。尚、テレビCMはこのコンパクトデジカメ HX5Vで実際に撮影した映像が使われるそうです。テレビ放送で動画の画質チェックが出来ますね。

2010年2月 6日 (土)

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

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チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調

アリス=紗良・オット(ピアノ)
トーマス・ヘンゲルブロック指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
2009年11月、ミュンヘンで録音

グラモフォン UCCG-1488 (ユニバーサル ミュージック)

以前、ショパン/ワルツ集のCDをご紹介したアリス=紗良・オットの新譜が発売されました。ワルツ集からそれほど時間が経っていないのですが、今回は誰でも・・・クラシックに興味がない方も・・・耳にした事のある通俗名曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲です。

今回もCDショップで試聴してみたのですが、オケの後、ピアノを数小節聴いただけで購入を決定しました。遅めに取ったテンポ、間の取り方、更にはピアニッシモを多用したその解釈は大家の風格を思わせる演奏で、とても21歳の女性が弾いているようには思えないです。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲ではアルゼンチン出身のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの録音(ドイツグラモフォン/デュトワ指揮)を聴いた時に大変鮮烈な印象を受け、以来アルゲリッチのファンになってしまった経緯があるのですが、今回の紗良・オットの演奏も同じくらいの感銘を受けましたですね。

冒頭から聴き進めて行くうち、果たしてこのテンポは指揮者のリードによるものなのか、それとも紗良・オットのテンポなのか判然としません。第一楽章後半、オーケストラがクライマックスを作って行くところ、指揮者ヘンゲルブロックはアッチェレランドをかけて一気呵成に畳み込むようなテンポを取ります。ところがピアノが入って来ると、また徐々にテンポが落ちて来ますので、どうやら主導権は紗良・オットが握っているように感じます。

恐るべき新人ピアニストですね。デビュー盤、リストの超絶技巧練習曲集、二枚目がショパン/ワルツ集、そして今回のチャイコフスキーと、私は彼女のCDを三枚とも購入する羽目になりましたが、今後の活躍が大変楽しみなピアニストです。次はいったい、何を録音してくれるのでしょうねぇ・・・。

尚、このCDにはリストのピアノ協奏曲第1番も収録されており、これも良い演奏です。チャイコフスキーにリストの協奏曲。嘗てアルゲリッチを売り出していた頃と同じような曲目で勝負させているようにも感じます。考え過ぎかな。まぁしかし、同じドイツグラモフォンですからね。

2010年2月 5日 (金)

新型N'EX

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JR東日本 E259系

鉄道写真が続きます。新型N'EXを撮影しました。昨年10月1日から「成田エクスプレス」で運行が開始された新型車両です。調べてみたら「E259系」という型だそうですね。6両編成で営業最高速度は130km/hと、結構速いです。

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昨年夏頃、本屋さんでパラパラ見た鉄道雑誌か何かでこの車両の記事を読み、写真を見た時に「お、カッコいいじゃん(横浜弁)」と思ったほど、このスタイルが気に入ったのです。運行開始が10月からという事だったのですが、そのうち忘れてしまっておりました。

それが10月の或る日、横浜駅の横須賀線ホームで偶然この新型N'EXと出会い、「あっ! 以前雑誌で見たN'EXだぁ・・・」と妙に感動してしまったのです。その辺りから潜在的な鉄っちゃんの血が騒ぎ始めていたのかもしれません。(笑)

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カッコいいですねぇ・・・。縦長のマスクが如何にも特急列車という雰囲気を醸し出していると思いませんか?

このE259系が投入するまでに使用されていた車両はE253系というのだそうですが、いずれはすべてこの新型車両に入れ替わるようです。となるとE253系もきちんと撮影しておいた方が良いですね。

今回撮影を楽しみましたので、次は実際に乗車したいと思っています。ワクワク・・・。(笑)

Canon EOS 7D + EF 50mm/F1.8 II

2010年2月 4日 (木)

JR鶴見線「国道駅」

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安善駅

今日は昨日の続きです。「浜川崎駅」から鶴見方向へぶらぶらと歩きながら途中スナップ写真を撮りつつ「安善駅」まで来ました。

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この「鶴見行き」に乗車し、今度は「国道駅」まで行く事に。しかし車内は空いていますねぇ・・・。

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国道駅ホームより

車窓からの流れる風景(会社、工場ばかりですが)を見ながら「国道駅」へ来ました。自分の乗って来た電車を撮影しながら見送り、今度は下り電車が来るのを待ち構えて撮影です。動きモノ撮影ですからEOS 7Dでも持って来れば良いのですが、今回は中判ハッセルなのでこういうカットは置きピンで撮影しています。

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これは「国道駅」を発車していくところを撮影。鶴見線もここまで来ると高架になっておりまして、改札は階段で降りて行ったところにあり、改札を出るとそこは国道15号線となっているわけです。

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これが国道駅構内。あ、このカットは露出を間違えたわけではなく、ホントにこのように暗いのです。ヤマカンで絞り開放、1/30秒でシャッターを切ったのですが、ほぼ行けてました。

国道駅裏の鶴見川周辺は昭和を思い起こすような景色だったのですが、護岸工事でそういった味わい深い景色はなくなってしまいましたので、そちらへは行かずに国道駅から京浜急行電鉄「花月園前駅」まで歩いて行き(近いです)、京急に乗車して帰宅しました。

のんびりとした電車と撮影を楽しんで来たひと時でした。しかし久しぶりに使った500Cのスクリーンは503CXや503CWのアキュートマットを見慣れた目には暗いですね。でも、巻き上げクランクの感触などは500Cの方が良いです。使われているギアの質が違うのかも。

HASSELBLAD 500C + Planar C 80mm/F2.8, Kodak PORTRA 160VC

2010年2月 3日 (水)

JR鶴見線

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JR鶴見線、浜川崎駅

昨日の雪、横浜は思ったほどではなく、雪景色とまでは行きませんでした。もっともそんな事になったら交通は大混乱でしたけど。天気予報では日中は晴れるとの事で、それに期待してJR鶴見線の撮影に行って来ました。

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しかしどんよりと厚い雲に覆われたままで、時折パラパラと雨が降って来たりで、寒かったです。鶴見線に使われている車両、205系1100番とかいうのだそうですが、全然意味が分かりません。(^^;

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JR鶴見駅から鶴見線に乗り、乗った電車が「浜川崎行き」でしたので、先ずは「浜川崎駅」へ。そこから「武蔵白石駅」、「安善駅」へと来た方向へ徒歩で戻る事に。

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「武蔵白石駅」より

どうして鶴見、川崎周辺で駅名に「武蔵」と付くのでしょうねぇ・・・?

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「安善駅」前の踏切にて

フィルムがカマボコ状にカールしているので、写真の真ん中にピントが来ていません。スキャニングでストレスが溜まるとは・・・(^^;

自宅近く、30分仕上げのミニラボで現像処理をお願いしているのですが、そこの処理のせいではないですよねぇ・・・?

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「安善駅」

しかし鶴見線はローカル線を思わせるほどのんびりした路線です。利用する乗客のほとんどが周辺の会社、工場へ通勤する人のようで、日中は本数も少ないですし、乗客も少ないです。多分、朝夕の出勤、帰宅時間帯はそれなりに混んでいるのだと思います。

前の晩に降った雪が少し残っていますね。この後、安善駅からまた乗車し、「国道駅」で下車。 車窓から見た鶴見川、護岸工事が完成したら風情がなくなりましたねぇ・・・。周辺住民の安全を守る為だから仕方のない事ですが。

HASSELBLAD 500C + Planar C 80mm/F2.8, Kodak PORTRA 160VC

2010年2月 2日 (火)

美瑛の雪景色

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北海道・旭川空港

陸地に近い太平洋を南岸低気圧が通過する影響で、横浜も雪になりました。東京、横浜辺りはこの南岸低気圧が接近しないとほとんど雪が降る事はありません。久しぶりの雪です。

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美瑛にて

久しぶりに横浜で雪を見たら、2008年暮れに北海道・美瑛に撮影旅行に出掛けた事を思い出してしまいました。で、今日はその時の写真を引っ張り出して来てしまいました。当時掲載した写真とはダブらないようにしましたが、やや古い写真で恐縮です。

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美瑛町、拓真館近くにて

2008年暮れは美瑛、2009年暮れは釧路と、二年連続で北海道の雪景色を体験して来ましたが、今年も行きたいです。(^^;

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旭川

この写真だけ再掲載ですが、美瑛では二回も虹が発生しました。ラッキーです。これは二日目の写真ですが、写真右に旭川空港があります。この日は朝からピーカンで、空港周辺の雪が一気に解け始めてしまい、夕方には雪はところどころ残っている程度でした。積雪は美瑛の方が深かったです。

Nikon D90 + AF-S DX 18-55mm/F3.5-5.6G II + AF-S VR ED 70-300mm/F4.5-5.6G

2010年2月 1日 (月)

春よ来い!

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ミツマタ

昨晩、山田洋次監督の「母べえ(2007年度作品)」が地上波初放送されていました。思わずまた観てしまいましたが、悲しい映画ですね・・・。また涙が出てしまいました。当時、誰があんな日本にしてしまったのでしょうか。いつの時代もトップに間違った考えの人を持つと、不幸になるのはいつも末端の人間。これは現代の会社組織も一緒。困ったものです。

さて、今日午後くらいから天候が崩れてまた横浜も寒さ(雪かも?)が戻るようですが、ここ数日は春近しを思わせるような陽気でした。春が待ち遠しいですねぇ・・・。

新年を迎えたと思ったら早一月も終わり、もう二月に入りました。ご近所の紅梅が花開き始めています。先月、小石川後楽園でも白梅が開き始めていましたし、もしかしたら今年は梅の開花が早いのかもしれません。東京、横浜は暖冬なのでしょうね。

これからの季節、三寒四温を繰り返しながら春を迎えるわけですが、やはり暖かい春が来ると精神的にも楽になるような気がします。寒さももう少しの辛抱ですね。とは言うものの、日本海側や北海道にお住まいの方はまだまだ厳しい寒さが続くと思います。どうぞご自愛下さい。

LEICA R9 + Macro-Elmar-R 100mm/F4 + DMR

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