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2010年4月23日 (金)

斜陽のハリウッド!?

007_20

久々に映画の話題です。4月21日付けのニュースでビックリした事が。

映画「007」シリーズ最新第23作の製作が無期限延期になったそうな。二年に一作のペースから考えると本来なら年末から来年正月に掛けて新作が公開されるはずだったのですが、それがなんと無期限延期。次回作の製作再開時期や公開時期については現状まったく不明との事。

その理由は、製作を手掛けている英イオン・プロの現在の親会社である米MGM映画が大変な負債を抱えて経営に行き詰っているからのようです。ニュースによると先月末現在の負債額は約37億ドル。日本円にして約3400億円というのだから衝撃的です。現在は複数のところから買収の話が来ているそうで、いったいどうなる事やら。

イオン・プロでは現在次回作の脚本に着手しており、撮影監督もすでに決まっていたところへ思いも掛けない無期限延期。ファンとしても非常に残念ですね。過去にも裁判沙汰で数年ブランクがあったりしましたが、今度はどういう経過になるのか。

MGM映画といえば、映画黄金時代にはミュージカル映画の傑作を何本も製作していたメジャー。そういう会社でさえ経営不振に陥るのですから、ハリウッドの映画産業もいよいよ斜陽化して来た、というところでしょうか。

近年のハリウッド映画もひところの精気がなくなり、他国の作品をリメイクしたり、過去に大ヒットしたシリーズを最近になって再映画化したりと、イマイチ新鮮味の薄い映画作りに感じていました。

リチャード・ギアが「忠犬ハチ公」のリメイク版に主演した事にビックリしていたら、今度は山田洋次監督の名作「幸せの黄色いハンカチ」のリメイク版まで作ってしまう最近のハリウッド。優れたプロデューサー、脚本家がいなくなりつつあるのでしょうか?

フランス映画も、イタリア映画も、日本映画も早々衰退してしまった時でさえ、アメリカ映画だけは依然として大ヒット映画を沢山作っていましたが、いよいよアメリカ映画も衰退の時期に来たのでしょうかねぇ・・・?

行き詰っているのはMGM映画だけなのか、それとも他にも・・・?

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コメント

おはようございます。
私もそのニュースを見て驚きました。「007」シリーズの予算がないという話だけではなく、MGMの不振と言うことですから。それにしても、007ファンのKONDOHさんとしては、残念なお話ですね。お写真のカジノ・ロワイヤルのダニエル・クレイグ、なかなかカッコイイですね^^

koukoさん、おはようございます。
映画界の不振はやはり世界的なもので、本場アメリカも例外ではなくなっているという事ですね。
007ファンとしては残念な事ですが、最近のシリーズは普通のアクション映画を観ているという感覚だけで、007を観ているという感じがしません。ですから仮に終焉を迎えても、「あぁ・・・そうなんだ」という思いに捉われるだけです。音楽自体もジョン・バリーが離れてからは全然面白みがないですし。(^^;

期待していただけに残念です!

こんばんは。
無敵のJ.Bも不景気には勝てないのでしょうか?
無念!

ramble-leicaさん、こんばんは。
時代の流れにはボンドも勝てなかったという事でしょうか。

こんばんは。
ハリウッドの配給メジャーも今や名ばかりで、ソフト・ビジネスが7割8割になっています。
ハリウッドの映画興行は、それのプロモーション的色合いが濃厚なので、大作主義一辺倒ですね。宣伝のためでしょう。
大ヒット作がしばらくないと巨額の損失が出る構造なのはどこも同じだろうと思いますし、今度はMGMかいという感じです(例えば、スパイダーマンが大ヒットする前のコロンビアは倒産寸前でしたし)。
ヨーロッパは、ハリウッド流ではまともに映画作りできないからと、いたずらに興業規模を求めない路線に変わっているので、華々しさはないですが、作品の質は良いですし、ビジネスも健全なようです。
007シリーズも、以前のように、イギリス映画に戻ってくれたらなあと思います。

Kenclipさん、こんばんは。
おっしゃる通りのようです。
どこかが(SONYさんとか)買収に成功しないと製作実行は難しいかもしれませんですね。

kv492さん、こんばんは。
なるほど、そういう事なんですね。大作主義も当たらないと屋台骨が傾き始めると・・・。
コロンビア映画はSONYさんが買い取っているわけですよね? どこも映画会社にとっては辛い時代と言えるのかもしれません。
そういえば私の場合、昨年一年間の間に劇場まで足を運んだ事が一度もありませんでした。これは劇場で絶対観たい、という作品が近年はあまりないのも理由ではあるのですが。初めて観るのがブルーレイやWOWOWだった、という作品も結構あります。映画ファンとしてはいけないなぁ・・・とは思っているのですが。
007、作風が全然変わってしまいましたからねぇ・・・。まさにアメリカ映画という感じです。

連投ですみません。
007シリーズは、ヒットが見込めるから、たぶん再開されるだろうと期待していますし、MGMはトップクラスの充実したフィルムライブラリーを持ってますから、大丈夫だろうと思います。
MGMの親会社は、確かSONYと何社かが共同出資したファンドだったはずですので、その中での内輪もめか何かで、支援方策が決まらないというようなことかも知れませんね。

MGMにもSONYさんの資本が入っているのですかぁ・・・。確かにMGMのフィルムライブラリーは名作揃いですから、いずれは再建されるでしょうね。
007シリーズですが、仮にMGMが手放しても必ずどこかがスポンサーになるでしょう。SONY単独スポンサーも有り得るかもしれません。何しろ随分前、「カジノロワイヤル」を再映画化し、それを機会に独自にシリーズ化すると発表し、イオン・プロとの裁判沙汰に発展したくらいですから。

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