夜間飛行
JAL B777-200 (JA8977) 東京・城南島にて
飛行機で羽田に帰って来る時、考えてみれば明るい日中に帰って来た事が一度もありません。いつも夜です。しかし房総半島上空を通過して来る時の眼下に見る夜景が綺麗なんですよねぇ・・・。まさに宝石を散りばめたような景色を見る事が出来ます。
房総半島、木更津上空を通過すると風向き次第でそのまま羽田に直進してランウェイ 34Lにランディングする時と、今回のように南向きの風ですと木更津上空から右旋回し、今度は東京湾上をぐるりと回りながら16Lにランディングする事になります。
機内の灯りが窓から漏れているのがお分かりだと思います。こんなに暗くなっているのに撮影する事ないじゃないの? なんて言われるかもしれませんね。(笑)
このコースが海側Cコース、16Lに進入するアプローチコースになります。写真右に少し写っているのが横風用のBコース、海に設けられた進入灯です。今建設中のDコースはこのBコースに平行する形になりますね。
突然Bコースの進入灯が点滅し始めたので、「お、こちらにコースが変わったか?」と喜んだのも束の間、降りて来たのは国交省所有の小型ジェット機でした。
実はこんなに暗くなるまで粘ったのは或る飛行機を待っていたのですが、予定時間より遅れたため辺りは真っ暗になり、さすがに撮影は難しくなったため諦めて終了したのでした。カメラをバッグに片付けたら「ゴ~・・・」という爆音とともに降りて来ました。チャンチャン♪
ご苦労様でした。(^^;
ところで以下は真面目なコメントです。
26年前の今日、羽田発伊丹行きの日航ジャンボ機が御巣鷹山山中に墜落した日です。この飛行機には亡き父が生前お世話になった方の御二男が乗っており、尊い命を落とされました。今、日航は企業再生に躍起になっている最中ですが、このような事故が二度と起こらない事を祈願し、尊い命を落とされた多くの方々に合掌したいと思います。
Canon EOS 7D + EF-S 15-85mm/F3.5-5.6 IS USM
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飛行機は夜間飛行に限る、と個人的に思ってます。今年は満月の夜に月を眺めながら飛んでみたい…これが難しいです^^ゞ
投稿: スカルピア | 2010年8月12日 (木) 00時46分
おはようございます。
26年前の事故、KONDOHさんにとっては、特別なものでもあったのですね。日本中が驚き、悲しんだ事故でしたね。私は、ちょうど2、3日後に北海道へ日航機で向かう予定で、なんとなく不安な気分になったのを覚えています。本当に二度と繰り返されないことを祈りますね。
投稿: kouko | 2010年8月12日 (木) 06時40分
スカルピアさん、おはようございます。
満月を見ながら夜間飛行。これは最高です。問題は満月の日がいつになるか。その日にタイミング良く乗れるか、ですね。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 06時56分
koukoさん、おはようございます。
飛行機事故って車の事故に比べたら圧倒的に少ない確率になりますが、いざ起きると大惨事になりますからねぇ・・・。
しかし事故の2、3日後での北海道行きでは不安になった事と思います。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 06時59分
KONDOH さん、おはようございます☆
機内の灯りが窓から漏れている航空機というものは、なかなかシュールで良いものですね。金属のかたまりの乗物なのに、なんとなく温かみが感じられ、逆に非日常を感じます。
投稿: 一葉 | 2010年8月12日 (木) 08時02分
デジカメの進歩恐るべし(!)と、このような美しい写真を拝見すると、改めての思いです。
撮影者さんの腕前は云うに及ばずとはいうもののです。
投稿: kurakame | 2010年8月12日 (木) 08時37分
「夜間飛行」・・・、
「ジェットストリーム」深夜のFM放送を思い出します。
提供は、JALだったでしょうか。
投稿: pyosida | 2010年8月12日 (木) 09時03分
一葉さん、こんにちは。
そうなんです、私も金属のかたまりがとても温かみを感じる乗り物なんだなぁ・・・と思いました。
機内からは眼下の灯りを見ているのだと思います。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 10時40分
kurakameさん、こんにちは。
ISO感度を上げられるデジカメのメリットを最大限生かしての撮影です。しかしそれでもシャッター速度が上がらない暗さですが、何とか・・・。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 10時41分
pyosidaさん、こんにちは。
ジェットストリームは長寿番組ですねぇ・・・。私はあまり聴いた事がないのですが、城達也さんでしたっけ? 素敵なナレーションだったですねぇ・・・。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 10時43分
KONDOH さ、ふたたびこんにちは☆
黄昏どきのフライトには地上から航空機の窓の灯りや信号灯に空を飛ぶ憧れを託し、機内の人は高空から地上の灯りに「もうすぐ着陸だ」という安堵や期待を感じているのでしょうか。ともに光で感情の往還をおこなっているのですね。
1枚目の写真は水中を泳ぐ魚のようにも見え、とても美しく感じます。
投稿: 一葉 | 2010年8月12日 (木) 11時39分
一葉さん、
おっしゃる通りだと私も思います。
特に機内の乗客は安全な乗り物とは分かっていても心のどこかには「万が一・・・」という気持ちがあると思います。ですから地上の灯りを間近に見た時に安堵感が湧いて来るものと思います。
年間何度も利用している私でさえ、滑走路にギアが着地した時の振動を感じるとややホッとしていますから。(^^;
でも、眼下に見る夜景の素晴らしさにまた乗りたい、と思うのです。
投稿: KONDOH | 2010年8月12日 (木) 12時39分
こんにちは。
この時間帯の空の色は、ちょっと淋しげな感じで好きです。こういう写真が比較的手軽に撮れるのもデジタルの良いところですね。
投稿: ビワ | 2010年8月13日 (金) 21時11分
ビワさん、こんばんは。
感度を上げても大きなノイズに埋もれる事無く撮影出来るのが最近のデジ一のメリットと感じます。
フィルムでは出来ない事が出来る、デジタル最大の長所ですね。
投稿: KONDOH | 2010年8月13日 (金) 22時02分