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2010年10月28日 (木)

サラ・チャンのシベリウス

Sarah

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲

サラ・チャン(Vn)

マリス・ヤンソンス指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1996年11月6~8日、ベルリン・フィルハーモニー・ザールでのライヴ収録

EMIミュージック・ジャパン TOCE-14163

CDコレクションの記事にコメントを寄せて頂いた中で、「rsw250さん」からはサラ・チャンさんのシベリウスをご推薦頂いておりました。それではとサラ・チャンさんのシベリウスのCDも購入してみました。

チョン・キョンファさんのシベリウスを私は絶賛してやまない人間です。今までいろいろなシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いて来ましたが、チョン・キョンファさん以上のものはなかったです。もっともチャイコフスキーもブルッフも、そしてサン=サーンスも、チョン・キョンファさん以上の演奏は未だ聴いた事がないのです。私はヴァイオリニストとして天才なのではと正直思っています。

さて、ご推薦頂いたサラ・チャンさんのシベリウス、録音時彼女は16歳だとか。第一楽章前半はこれを16歳の少女が弾いているわけ? と、少々圧倒されました。フレージングにチョン・キョンファさんを思わせるようなところがあったりしてスピーカーの前に釘付けとなりました。天才少女として騒がれるだけはありますね。

ヴァイオリン界に天才少女は数多く登場するのに、何故天才少年は出て来ないのでしょうかねぇ・・・。もっともジャンルは問わずとも天才少女、天才少年がそのまま長く活躍するのはあまりないですね。結局年齢を考慮した興味深さが優先して、ある程度時間が経つと忘れ去られてしまう事の方が多いようで。

1980年生まれのサラ・チャンさん、今年三十歳という事で円熟を迎えるのはこれからだと思います。YouTubeで彼女が演奏する姿を見ましたが、なかなか熱っぽい弾き方をするのですね。生で演奏を聴いていたらかなり引き込まれるのではないかと思います。

第一楽章前半の凄さから比べると第二、第三楽章はやや物足りなさが残りましたが、今一度録音仕直したら多分チョン・キョンファさんに負けない演奏をするような気がします。ブックレットの解説に「内省的な深みや、さらに豊かな陰影を望みたいが云々」とありますが、16歳の少女にそれを望むのは酷というものでしょう。

しかしこのCDを聴いて、素直に現在のサラ・チャンさんを聴いてみたいと思いました。今度タワレコに行ったらヒラリー・ハーンさんとサラ・チャンさん、ふたりのCDをもう少し購入する事に致しましょう。

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コメント

どうも、こんばんわ。

それにしても、推薦(?)どおり買っていただいているとは・・・。別にレコード会社の回しものではないですが、なんというか研究熱心というか、本当にお好きなんですね。がっかりせずに済んでいただいたようで、ほっとしています。これからは気軽に推薦しないようにしないと・・・(汗)

ヒラリーハーンとサラ・チャン、年齢も同じくらいのアメリカ人同士ということで何かと比較されますね。アメリカでバイオリンを勉強している韓国の子に聞いたら、「ヒラリーハーンはテクニックはすごいけど、サラ・チャンの方が音楽的」と言ってました。多少身びいきが入っているような気がしますが(^^; いずれにせよ、好敵手という感じの二人です。

おはようございます。
若い才能ってすごいなぁって、よく思う今日この頃です。音楽の世界もとくにそうですね。それにしても、このCDジャケットのお写真、大人っぽいこと。それにまたもや美しい奏者ですこと♪

rsw250さん、おはようございます。
いえいえ、ただ単に好奇心が旺盛なだけです。カメラも評判が良かったり、興味を惹かれると自分で使わないと気が済まない性格なものですから散在ばかりして、いつもビンボーです。(笑)+
ふたりのバイオリニスト、お互いが意識しいるかどうかは分かりませんが、どの世界でもライバルがいるといないとでは向上心が全然違いますので、更に素晴らしいアーティストになって頂きたいです。

koukoさん、おはようございます。
私のように何の才もない人間にとっては羨ましい存在の人が多いです。(^^;
ジャケット写真を見る限りとても16歳には見えないですね。クラシック音楽界、特にヴァイオリニストは美貌の持ち主が多いですねぇ・・・。

はじめまして。
小沢征爾の記事を探していて、貴ブログに入ってきました。

サラ・チャーンは、ただ者ではないですね。
7歳でジュリアード音楽院の入学試験を受け、ブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏して入学許可を得る。
ヴァイオリン界の名伯楽、ドロシー・ディレイ女史に師事。したがって、パールマンや五嶋みどり、諏訪内晶子らの妹弟子にあたる。

以前NHKで放送された、ブルッフのヴァイオリン協奏曲の演奏で良いなと思って、拙ブログで記事にしました。
http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-300.html
よかったら、のぞいてみてください。

これから、よろしくお願いします。

四季歩さん、はじめまして。
ブログ、拝見しました。NHKの放送は見ておりませんでした。何よりサラ・チャンさんの演奏を聴くのはこのCDが初めてでしたから。
しかし16歳で天才の片鱗を見た(聴いた)思いですし、最近の演奏を聴くのが楽しみです。
こちらこそよろしくお願いします。

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