« 築地場外市場 | トップページ | 水のある風景 »

2010年11月20日 (土)

愛聴盤を 96kHz/24bit で!

Scott

煙が目にしみる/エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン

1. Melancholy Rhapsody
2. It's A Lonesome Old Town
3. You Don't Know What Love Is
4. By Myself
5. Smoke Gets In Yours Eyes
6. Lullaby Of The Leaves
7. When The Sun Comes Out
8. Love Letters
9. When You Wish Upon A Star
10. All This And Haven Too
11. You're My Everything

エディ・ヒギンズ(p)
スコット・ハミルトン(ts)
スティーヴ・ギルモア(b)
ビル・グッドウィン(ds)

2001年10月2、3日 ニューヨーク、ザ・スタジオで録音

ヴィーナスレコードより 96kHz/24bit ネット配信をダウンロード購入

市販CD番号 TKCV-35100(44.1kHz/16bit)

PCオーディオネタが続きますが、新譜発売時(2002年3月)に購入以後、愛聴盤の一枚として、白人テナー奏者スコット・ハミルトンとベテランのジャズピアニスト、エディ・ヒギンズとによる有名なスタンダードを演奏した上記CDがあります。

全11曲、すべてが大変素晴らしい演奏、録音で、特に私は一曲目"Melancholy Rhapsody"と二曲目"It's A Lonesome Old Town"をもう繰り返し聴いて来ました。スローバラード中心の選曲ですが、一曲目からスコット・ハミルトンらしい演奏で、朗々と響く深い音色のテナーには泣かされます。そしてミディアム・テンポの二曲目がまた軽快で、つい体がスイングしちゃいます。ディズニーの「星に願いを」も良いですよ。あ、ラヴレターも・・・。要するに全部良いです。(笑)

一昨日の晩、この大愛聴盤がなんとネットを通じてCDを上回るハイレゾリューション(高音質)音源(96kHz/24bit)として販売されているのを知り、狂喜してネット購入しました。そのサイトは音響メーカーの老舗、ONKYOさんが運営しているサイトで、URLは下記のところ。

http://music.e-onkyo.com/

ヴィーナスレコードは日本の新興ジャズレーベルで、独創性のある洒落たジャケット写真と録音の良さでジャズファンからも人気があり、私も今まで何枚か購入しています。中でも一番気に入っているのが今日ご紹介のCDです。

それがなんとなんとハイレゾ音源で入手出来るとは。一昨日の深夜にダウンロードし、昨晩全曲を一気に聴いてしまったのですが、いや~・・・演奏の素晴らしさは充分分かっているから今更なんですが、96kHz/24bit の音は凄い! CD自体もそれだけ聴いている分には素晴らしい録音なんですが、ハイレゾ音源を聴いちゃうともうCDは聴けなくなります。

ちなみにダウンロードした全11曲のファイル数は約 1.5GBでした。フォーマットはFLACという圧縮ファイルですが、再生時劣化なしで完全に元に戻せるPCオーディオ用フォーマット。ダウンロード時、NASに直接入れております。持っていたCDもNASにリッピングし、両者を聴き比べてみたわけです。

聴き比べに選んだのは数十回と聴いている"It's A Lonesome Old Town"にしました。最初に聴いたのはCD音源、その後に 96kHz/24bit を聴いたのですが、全然違いますね。冒頭からシンバルのコツーン、コツーンという金属音からしてもう違います。ピアノが鳴ると更に違いが。高音域の音が天井の方に突き抜けるような感じで、左右前後上下にと響きが広がって行くのですが、CD音源ではここまでの響きを感じません。

仮に耳には自信が無いから、という方でもベースソロをお聴きになれば誰でも違いがお分かりになると思います。ハイレゾ音源の方はまさに目の前でスティーヴ・ギルモアがベースをブルンブルン弾いているような錯覚を覚えます。バスドラムの一撃一撃も腹に響くよう。もうCDには戻れないですね。

こうした音を聴いてしまうと、ソニー、フィリップス両社で策定したCDフォーマットは随分小さな器に収めてしまったのだなぁ・・・という思いが強くなりました。しかしこれもPCオーディオに手を出さなければ知る事もなかったのですね。CDプレイヤーの不調が幸いしました。

上記サイトには晩年の朝比奈隆さんのライヴ録音を積極的に行っていたオクタヴィアレコードもハイレゾ音源を配信しており、当然朝比奈隆さんのベートーヴェン、ブルックナーを購入出来るのです。自分の場合はすべてCDで購入済みのものですが、これは購入しないといけないですねぇ・・・。しばらく嵌りそう・・・。(笑)

ちなみに 1.5GB のダウンロード時間ですが、一曲30秒前後でした。拙宅は光によるネット接続です。料金は全曲ダウンロードで2400円。一曲単位でも購入出来ます。しかし市販CDは2800円ですからハイレゾ音源の方が安いです。まぁ、ケース、ブックレットがないですからね。

昨晩はついつい音量を上げて聴いてしまいました。音だけ聴いていても気持ちが良いのに、演奏がまた素晴らしいですからね。先日不機嫌になった愛用のアキュフェーズのアンプ、昨晩は機嫌を損ねる事無く鳴ってくれましたし。

ところでまったく音楽とは関係ない事ですが、BS朝日さんが毎週放送している「鉄道・絶景の旅」という番組、18日の晩は「松浦鉄道の旅」というものだったのですが、松浦鉄道? どこ・・・? と思ったら長崎県と佐賀県を結んでいる鉄道で、日本最西端に位置する「たびら平戸口」という駅が在るのですね。日本最東端が根室本線の「東根室駅」ですから、これは両方行って記念乗車証を貰って来ないといけないなぁ・・・と、放送を見て思ってしまった脳天気な管理者であります。(笑)

« 築地場外市場 | トップページ | 水のある風景 »

コメント

これで、SPレコードから続いたパッケージソフトが亡くなる日が近づいているのを実感しますね。
嬉しくはありますが、
寂しいです。
私の音楽人生の半分は、ソフトとのお付き合いなので。

swingphotoさん、おはようございます。
iTunesストア以降、日本でもCDが売れなくなっているそうですが、ハイレゾ音源の配信サイトはこれから増えるのではないでしょうか。メジャーレーベルもいずれは参入するかもしれませんし。
そうするといよいよパッケージソフトは事実上終焉を迎えるのかもしれません。

こんにちは。
これもブロードバンドのおかげですね。ネット配信も、低ビットレートで手軽なものと、高ビットレートで高品質なものとの二極化するのでしょうか。

ビワさん、こんばんは。
おっしゃるように高速ネットワークが整備されたから大容量のファイルもストレスなくダウンロード出来るわけですね。
これから高ビットレートのサイトが増えるかもしれません。

ハイレゾの音源はまずThe BEATLES Stereo
USB(並行輸入版)を購入しました。次にポールマッカートニーのBand on the RunをHD tracksからFlac ファイル24Bit 96Khzでダウンロードしました。DSD音源はototoyからダウンロードしました。Audio Gateで問題なく再生できます。もちろん最近でた3雑誌の付録の音源も聞いてみました。
 あ「とiPodで始める快感オーディオ術」という体験版についている24BIt 192Khzの音源にはいっているDVDーRの内容も聞いてみました。
 推薦されているOnkyoのサイトからは石川さゆりの好みの曲とSAYAKAというアーティストのバイオリンの曲もダウンロードしました。私は近藤さんと違ってクラッシクはあまり聞かないので(モーツアルト全曲集のCDボックスはもっていますが)まだその程度しか音源を持って言いません。

moonlightgeckoさん、
ハイレゾ音源、聴き込んでいた愛聴盤のハイレゾは素晴らしいものでした。PCオーディオをやっていなければ聴く機会がなかったかもしれません。
ハイレゾ音源はクラシックのようなダイナミックレンジの広い音楽ほどCDフォーマットとの差が出るような気がします。
これからの展開が楽しみです。 

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 築地場外市場 | トップページ | 水のある風景 »