寒冷地でのカメラ動作
今回の厳寒地、網走~知床での撮影に関し、カメラの動作について複数の方から質問がありました。
日中でも氷点下の中での撮影。実は私も出掛ける前はバッテリーの持ちを一番心配しておりました。撮影に入る前まではバッテリーだけポケットに入れていた方が良いのかなぁ・・・とか。
走行中、車を止めて撮影。凍った海を避けるためでしょうか、漁船が陸に上げられて固定されていました。
水の無いところに鉄橋が造られたりしませんよね。もちろんこの鉄橋の下は川です。しかし川も全面結氷し、その上に雪が積もっているのです。鉄橋の直ぐ向こうはオホーツクの海。秋には鮭が上がってくるらしいです。
そういう厳寒地での撮影。しかしいざ撮影に入ったらバッテリーの保温の事などすっかり忘れてしまいました。(笑)
以前、D2Hを使っていた時のスペアバッテリーが残っているので、当然それを自宅でフル充電して持参していたのですが、ついにこのバッテリーを使う機会はありませんでした。氷点下で二日間使い続けて、一度もバッテリーダウンする事はなかったです。まぁ、ニコンフラッグシップ機ならこのくらいの気温は何でもないという事ですね。
ところでデジカメというと一般的にはHX5Vのようなコンパクトデジカメの事をいうのだと思いますが、このカメラもずっと不具合無く動作していました。ただ、念のためHX5Vは常にダウンのポケットの中に入れておりましたので、それが良かったのかもしれません。
この写真は帰りの飛行機に乗る前、展望デッキに出て撮影したものです。で、寒い中なのにしばらく展望デッキで撮影していたのですが、突然HX5Vのバッテリーマークが点滅し始めました。
その時はバッテリー切れだと思ったのですが、そうではなく、その時こそ寒さによるバッテリーダウンだったのです。飛行機の出発時間直前にポケットからHX5Vを出して電源を入れたら、バッテリーマークはフルのマークに戻りましたので。結局、一般的なコンパクトタイプのデジカメを厳寒地で使うなら、事前にポケットなどに入れておけば少しの撮影時間なら問題ないという事だと思います。
釧網本線、止別(やむべつ)駅の駅舎内に在る「ラーメン喫茶 えきばしゃ」で食したツーラーメンです。シンプルな塩味ベースのスープに、細切りにしたチャーシューと千切りにしたネギとで「ツー」だそうです。ラーメンを食べるのは久しぶりでしたが、なかなか美味しかったです。
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