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2011年3月 6日 (日)

鉄道写真家 持田昭俊さんの事

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釧網本線 流氷ノロッコ号

昨晩BSジャパンで放送された「写真家たちの日本紀行~未来に残したい情景」、ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?

鉄道写真家、持田昭俊さんが釧網本線を撮影しておりました。昨晩は「SL冬の湿原号」を撮影。この番組で初めて知ったのですが、持田さんは一歳の時の高熱が原因で耳がほとんど聞こえない状態になったそうです。

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しかしそのハンデを乗り越えて鉄道写真家としてデビュー。音を光の輝きで表現する独特の作風で多くの傑作をものにしています。番組の中で持田さんは、「耳が聞こえない自分は音に憧れがある。だから自分が持った音のイメージを写真にしたい」とおっしゃっています。

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SLを撮影している時、SLの事を話す時、持田さんの目は子供のようにキラキラと輝いていました。撮影ポイントでSLが来ている事に気が付かずにレンズ交換をしているシーンがあったのですが、見ているこちらがハラハラしてしまいました。

健常者はSLが見えなくても音が聞こえれば近付いている事が分かります。ところが耳にハンデのある持田さんには音が聞こえないのでSLが近付いていても分からないのです。しかし慌てずにカメラを向ける持田さん。バッチリ撮れた時に嬉しそうな顔を見せる持田さん、見ていて私は目頭が熱くなってしまいました。

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来週はオホーツクの海を前にして釧網本線を撮影。予告編には北浜駅での撮影シーンが紹介されていました。子供みたいにはしゃぎながら撮影している持田さん、久しぶりにテレビを見ていて感動しました。それは持田さん自身が心からSLに感動して写真を撮り、そしてまた心から感動してそのSLの話をしているからなのです。

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釧網本線を撮影している最中、白鳥が上空を飛んで行くシーンを何度も見る機会がありました。北浜駅から程近いところにラムサール条約登録湿地の濤沸(とうふつ)湖が在り、そこへシベリアからオオハクチョウが飛来しているからなのです。

冬のオホーツク海、なんて素晴らしいところなんでしょう・・・。

NIKON D2X + AF-S VR ED 24-120mm/F3.5-5.6G、TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di VC USD 

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コメント

おはようございます。
昨晩の番組、見逃してしまいました!! 来週はちゃんと予約しておくことにします^^ 持田さんのお話、KONDOHさんの記事を拝読しているだけでも感動ですので、番組を見たらさぞやと思います。ハンデを乗り越えたからこその素晴らしい写真なのでしょうね。
4枚めの灯台、素敵ですね~。釧網本線、2両と1両があるのですね^^

koukoさん、おはようございます。
土曜日午後二時から再放送しておりますので、是非タイマー録画してご覧になってみて下さい。
人間、物事に一生懸命になっている姿、美しいですね。
灯台、凄い事になっていますでしょう? 本来はここ海なんですから。望遠レンズで撮影していますが、まるで灯台が陸地にあるみたいです。(笑)

こんにちは!
今は鉄道写真家というジャンルの方もいらっしゃるのですね。耳にハンデがあるために光に対する感性が人一倍研ぎ澄まされるのかもしれませんね。
ところで、昔走っていたSLのことを今は現役蒸気などとも言うそうですが、先日SL写真集の決定版が発売されました。これまでも沢山の写真集が登場し、それぞれ見応えがありましたが、私が購入したのは1冊のみ(廣田尚敬・永遠の蒸気機関車)でした。個人的には今回発売された「大木茂:機罐車1963-1972」はまさにSL写真の王道的な存在になると思います。ご興味があれば下記サイトをご覧ください。直接購入すると特典が付いてます。
http://home.t01.itscom.net/ohki-ph/PhotoKikwansyaPR.htm

冬と鉄道はよく似合いますね。欲を言えばSLが走れば申し分ないのですが。
風景は見ることはいいのですが、ここで住む人は大変ではないかと思ってしまいますが、以前札幌在住の友人と東京で過したのですがこの寒さには耐えられないとも語っていました。暖房が完備し暖かいとのことでした。
ハンディのある鉄道写真家も北国を知りつくした人なのでしょうね。

tamuraさん、こんばんは。
そうですね、おっしゃる通りなのかもしれませんです。光に対する感性が人並み以上なのだと思います。
さてSLの写真集、私は未だ一冊も購入した事がないのですが、「鉄道写真バトル 広田尚敬に7人の若手写真家が挑む!」という本を最近読んだ(見た)のですが、広田さんのSL写真も凄そうですね。
ご紹介頂いた写真集のサイト、じっくり見て考えたいと思います。

TOKIWAIさん、こんばんは。
はい、今回は昨年暮れのリベンジという事でオホーツクの釧網本線を狙いましたが、来年は釧路に行ってSLを狙いたいと思います。
冬の北海道、各家庭の暖房はしっかりしているそうですね。家の中なら半袖でも大丈夫と聞いています。そういう環境の方がこちらに来られれば、寒い! というのも分かる気が致します。

持田さんの番組、私も見ました。
感動がダイレクトに伝わってきましたね。

こんにちは。
写真家の中には、その自然のすばらしさに魅了されて移住する人もいるらしいですが、分かるような気がします。
耳が不自由な人が鉄道写真を撮るのは簡単ではないのですね。簡単ではないからこそ、やりがいもあるということなのでしょうか。

roxanne6さん、こんばんは。
ご覧になられましたですか。
感動しましたねぇ・・・、良かったです。

ビワさん、こんばんは。
富士山に魅せられて富士山の傍に家を建てた人、北海道の大自然に魅せられて北海道に移住した人。おりますよねぇ・・・。
簡単ではないですが、私も北海道に・・・なんて考えたり・・・(^^;
鉄道写真は時刻表がありますが、単線で列車本数の少ない路線は結構時刻通りにならない事も多いので(SLのような記念列車は特に)、耳がご不自由なのはやはりハンデな事なんです。

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