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2011年5月19日 (木)

マイルスの「枯葉」

Dsc01098

SOMETHIN' ELSE

マイルス・デイビス(tp)
キャノンボール・アダレイ(as)
ハンク・ジョーンズ(p)
サム・ジョーンズ(bs)
アート・ブレイキー(ds)

1958年録音

米BLUE NOTE 1595 (オリジナル盤)

部屋の片付けをしていたらなんとなんと大分前に入った事のあるジャズ喫茶のマッチ箱が出て来ました。私はタバコを吸わないのですが、記念にとお店で貰った物です。で、久し振りにジャズを聴いてみるか・・・と取り出したレコードがブルーノートレーベルの超人気盤、「SOMETHIN' ELSE」です。

A面1曲目の有名曲「枯葉」、マイルス・デイビスがお得意のミュートプレイで聞かせるのですが、随分前に入手したこのブルーノートのオリジナル盤を聴いて私は初めてマイルスのミュートに大変な驚きと感動を受けたものです。

と申しますのも、マイルスのミュートプレイはいろいろなレコード、CDで聴いて来ましたが、どれも皆「か細い音」で、何でこんなちまちまとした奏法をするのかずっと首を傾げていました。しかしこのブルーノートのオリジナル盤を入手し自宅で聴いた際、乱暴な表現になりますが、私はもうぶっ飛んでしまいました。

とにかくこのオリジナル盤に刻まれたマイルスのミュート音は、「凄い!」のひと言です。この盤は国内盤レコード、国内盤CDでも「音」を確認しましたが、どれもオリジナル盤とは「桁違い」に差が有ります。このオリジナル盤を聴くに及び、「か細い」などと表現した事についてはマイルスに平身低頭しなければなりません。

「荘厳の響き」、そう表現したいほどの素晴らしい「音」が聴けます。もちろん音だけでなく、その演奏も今更私が絶賛する必要はないくらい素晴らしいものですけど。

嘗てブルーノートのオリジナル盤に固執した時期に購入した一枚ですが、そのほとんどがその後カメラやレンズに変わってしまいました。しかしこの「SOMETHIN' ELSE」は数枚残してあるブルーノートオリジナル盤のうちの一枚で、これは絶対手放せません。

Dsc01106

さて、久し振りに「SOMETHIN' ELSE」を聴く切っ掛けを作ってくれたのがこのマッチ箱たち。横浜野毛の「ちぐさ」、「down beat」、川崎西口の「モダン・アート」、吉祥寺の「A&F」、懐かしいですね・・・。

SONY NEX-5 + E 18-55mm/F3.5-5.6

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コメント

おはようございます。
ジャズのレコードにジャズ喫茶のマッチ。何だかとってもよい雰囲気ですね~。美味しい珈琲でも飲みながら聴いたらよいでしょうね。昔は毎日朝から音楽(ロックですが^^;)無しでは暮らせないとレコードを掛けまくっていましたが、いつの間にか聴かなくなってしまいました。また、音楽のある暮らしにいつか戻れるといいのですが^^

おはようございます。
こだわりのオリジナル盤ですね。羨ましいです。

「SOMETHIN' ELSE」はCDしか持っていませんが、ブルーノートとは思えないようなスマートな音ですね。BGMには良い感じですが、ジャズらしさは薄いですね。
でも、名盤のオリジナル盤は高すぎて手が出ません。

アナログ、ですね^^v
子供の頃、針でビニールが削り取られるのが嫌で一回だけ聴いて、二回目はカセットに録音していたのを思い出します。

koukoさん、こんばんは。
おっしゃる通りで、美味しい珈琲はジャズにピッタリですね。
朝からロック、よろしいではないですか。音楽はジャンル関係なく我々の心を癒してくれますから。日々の雑事に追われていると音楽を聴く事を忘れてしまいがちですが、是非またkoukoさんも聴き始めて下さい。

yymoonさん、こんばんは。
ブルーノートのCD、紙ジャケットシリーズを少し購入しましたが、どれもミネラルウォーターを飲んでいるような感じです。綺麗な音なんですが・・・。
ジャズはジャケットの楽しみもありますので、CDサイズは物足りないですねぇ・・・。

スカルピアさん、こんばんは。
はい、MAC FAN誌で音の悪いと言われたアナログ音源です。(笑)
一回聴いてカセットに録音。気持ち分かりますよ。(^^)

オリジナル盤とはうらやましいです・・。偶然にも最近になってこのCDを買い、クルマの中で聴いています。今さらこんな有名な演奏を聴きなおしても・・と思ったのですが、やはりいい演奏ですよね。

うっちーさん、こんばんは。
このCDを購入されたのですか。有名盤ですが、やはり演奏は素晴らしいですね。
たまたま「音」の事を記事にしましたが、やはり「音楽」を聴くのが正しい聴き方ですから、気にせずCDをお聴きになって下さい。

こんにちは!
普通の「定食屋」さんの椅子。おいしいコーヒーとモノラルアンプ二つ。210センチの箱のJBLのスピーカー。その脇や上にもどこのものか分からないスピーカー。そこでぼーっとしているのが、新入社員時代の私。八王子・当時の「放射線通り」にあった「どら猫」という「本屋さん(職業別電話帳・商工会名簿どちらも)」。無口・・・というか風変わりなマスターが曲を流し、リクエストすれば(2時間ぐらい待ちますが)ちゃんとかけてくれて、ジャケットをテーブルに届けてくれるサービスもありました。
中野に住む友達は「ここ有名だよ」と戦前から続くちょっと2Fフロアが傾いている喫茶店に連れて行ってくれました。ここは1Fレジ脇の小さな黒板にリクエストを書くスタイルでした(名前は失念)。
もう20年以上経ちますがいまだにその風景を覚えています。
それにしても、あんなでかいスピーカーって、常に鳴らしておかないと音が変わると友人が言ってましたが、本当ですか?アンプも常に電気ONとか。
楽しいだろうなあ・・・思いっきり鳴らせたら。

ろだごんさん、
懐かしい思い出ですね。今はジャズ喫茶ですら繰り返し通いたくなるお店が少なくなりました。一昨年吉祥寺で入った有名(特に経営者が)なお店なんてCDしか掛けてくれません。経営者は雑誌でレコードの薀蓄をいろいろと書いているのに。
アンプは一年中電源を入れっぱなしにしているオーディオマニアの方がいらっしゃるようです。その方が常に最高のコンディションで聴けるからですが。アンプについては電源投入時はどうしても眠たいですから。

SOMETHIN' ELSE のオリジナル盤とは、また凄いものをお持ちですねm(__)m。
だいぶ前ニューヨークに行った時、中古屋さんで実物を手に取りましたが、予算不足で別のものを買って来てしまいました。
あの頃のプレスのものは、音のリアリティが全然違う感じがします。

kv492さん、こんにちは。
ニューヨークで手にされましたか。この盤の音はとにかく凄いです。
こういう事を申しますと顰蹙を買いますが、例え何百万円もするCDプレイヤーで再生しても、発売されているCDにはこの音が入っておりません。
こういう音を聴いた人がオリジナル盤にハマるわけですねぇ・・・。私も一時・・・(笑)

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