私の愛聴盤 第6回
RENDEZVOUS WITH PEGGY LEE
SIDE 1
1. WHY DON'T YOU DO RIGHT
2. THEM THERE EYE'S
3. 'DEED I DO
4. I DON'T KNOW ENOUGH ABOUT YOU
5. IT'S A GOOD DAY
6. GOLDEN EARRINGS
SIDE 2
1. I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE
2. STORMY WEATHER
3. DON'T SMOKE IN BED
4. WHILE WE'RE YOUNG
5. MANANA
6. HOLD ME
PEGGY LEE (Vo)
米Capitol T-151 (オリジナル盤)
私には珍しいジャズ・ヴォーカル盤のご紹介です。随分古い録音のレコードですが、大分前に某廃盤専門店でご主人から、「KONDOHさん、これ良いよ」と言って掛けてくれたレコードがこの盤。一曲目を聴いただけで、「これ、買います」と言って入手しました。(笑)
「ペギー・リーとランデヴー」というタイトルのこのレコード、私の持っているのは12インチ盤のオリジナルですが、元々は10インチ盤が本来の意味での初出盤。そのくらい録音(1950年代の始めくらい?)は古いのですが、白人女性ジャズシンガーとして絶大な人気を誇ったペギー・リーですから人気盤はいろいろとあります。しかし私が持っているのはこのレコードとCDが一枚だけなんですが、このレコードは入手以来何回も繰り返し聴いています。
なんといっても大のお気に入りが一曲目の「WHY DON'T YOU DO RIGHT」です。ペギー・リーがベニー・グッドマン・オーケストラに在籍していた時のヒット曲らしいのですが、この一曲を聴くためだけでレコードを引っ張り出す事が今迄何回も。軽快なテンポで鼻に掛かったような歌い方をするペギー・リー、もう~・・・最高の歌唱です。
そしてビクター・ヤングの名曲、「GOLDEN EARRING」がまた情緒たっぷり、情感豊かで、「WHY DON'T YOU DO RIGHT」とはまた違った名唱です。SIDE 1 の六曲、すべて良いです。
私がジャズに興味を持ったのはバド・パウエル晩年のライヴ盤をたまたまFM放送で聴いたのが切っ掛けだったのですが、最初はジャズと言ってもピアノ・トリオくらいしか聴けず、管楽器が入るのは苦手でした。ましてジャズヴォーカルなんて全然ダメ。
それがいつ頃からかあまり記憶がないのですが、ヴォーカルものも少しずつ聴けるようになり、ぽつりぽつりと買うようになりました。多分、このペギー・リーのレコードはヴォーカルが聴けるようになった最初の頃に購入したレコードではないかと思います。
それが現在は私が所有するジャズヴォーカル盤(そんなに多くはないですけど)の中で一番のお気に入りとなったのが今日ご紹介したこのレコードなのです。
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おはようございます。
ジャズのレコードってジャケットがお洒落ですよね。ヴォーカルなら私も聴けそうな気がしていますので、お勧め覚えておきます♪ 最後のお写真を見て思いました。やはり、レコード盤はいいですね^^
投稿: kouko | 2011年6月 3日 (金) 06時37分
私がジャズに興味を持ったのは、白人のジャズピアニスト、bill evans。高校生の頃でした・・・
投稿: ramble-leica | 2011年6月 3日 (金) 14時27分
koukoさん、こんばんは。
そうなんです、ジャズのレコードジャケットは素晴らしいデザインのものが多く、CDサイズでは味わえない良さがあります。
このレコード、ジャズらしい雰囲気はそれほどありませんから、聴きやすいと思いますよ。なんたってジャズヴォーカルが苦手だった頃の私がすんなり入って行けたのですから。
投稿: KONDOH | 2011年6月 3日 (金) 21時10分
ramble-leicaさん、こんばんは。
ビル・エヴァンス、良いですよね。私も大好きです。今、手元に何枚のCDがあるのか調べてみたら、16枚でした。すべて紙ジャケットによるものです。
投稿: KONDOH | 2011年6月 3日 (金) 21時12分