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2011年6月18日 (土)

佐渡裕とベルリン・フィル

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NHK BSプレミアムの放送から

6月11日夜、NHK BSプレミアムで放送されたベルリン・フィル定期演奏会をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか? なんと日本の指揮者、佐渡裕(1961年5月13日生)さんがベルリン・フィルの定期演奏会(5月20、21日)に招聘されて指揮棒を執りました。

曲目は武満徹さんの現代作品とショスタコーヴィチ(1906-1975)の交響曲第5番という組み合わせ。私は現代曲が苦手で全くといって良いくらい聴いておりませんので、今回の武満さんの作品もまったく理解出来ませんでした。

指揮者であれば誰でもベルリン・フィルやウィーン・フィルを指揮してみたいと思うのでしょうね。佐渡さんもそうだったようで、演奏会の後に男泣きをしたそうです。地元ベルリンでの評価もなかなか良かったようです。

私は放送をタイマー録画しておき、日曜日にレコーダーから再生して視聴しました。同時にDATにダビングしてそのテープを保存して置く事に致しました。

実は佐渡裕さんが指揮した演奏を聴くのは今回が初めてだったのですが、メインプログラムのショスタコーヴィチ、なかなか良かったです。ショスタコーヴィチの交響曲作品の中でも古典的要素が感じられる作品で、比較的聴きやすいからか人気のある作品ですね。

佐渡裕さんの指揮ぶりは実に派手なアクションで、汗びっしょりになりながらの熱演(指揮ぶり)です。第四楽章は中庸のテンポを執りながらも壮大なクライマックスを作り上げて行く上手さに感心してしまいました。これから少し佐渡裕さんを聴いてみようと思います。

さてベルリン・フィルですが、映像を観ていると女性奏者が随分増えております。カラヤンが終身音楽監督の時代、男性奏者のみだったベルリン・フィルに女性クラリネット奏者のザビーネ・マイヤーを団員の反対を押し切ってメンバーに入れた結果、以後団員としっくりいかなくなり、数年後にカラヤン自ら終身音楽監督の職を辞した歴史があります。

それを考えると現代のベルリン・フィルの変貌には少々驚きを禁じ得ないです。カラヤンの後、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルが音楽監督を歴任するようになってオケも変わりつつあるという事なんでしょうね。

日本人奏者も顔が見えました。何よりコンサート・マスターが弱冠32歳の日本人です。ベルリン・フィルの日本人コンマスとしてもう二人目ですから、ベルリン・フィルの奏者も世界各国から集まっているのかもしれません。ドイツ、オーストリア系の男性奏者で占められていたフルトヴェングラー時代とはオケの響き自体も変化しているような気もするのですが、当時のベルリン・フィルを生で聴いていない(当然ですが)のですから実際のところは分かりません。

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コメント

おはようございます。
日本人音楽家の海外での活躍がそれほど驚きではないくらいに、近年の活躍はめざましいものがありますね。佐渡裕さんはTVでよくお顔を拝見しますが、ベルリン・フィルの指揮をされると言うことは凄い方なのですね^^

koukoさん、おはようございます。
テレビ番組「題名のない音楽会」などでお馴染みの方ですが、今迄まともに聴いた事のない指揮者でした。
おっしゃるように日本人音楽家の海外でのご活躍は近年めざましいものがありますね。逆に本場ドイツ、オーストリアに優れた方が出て来ないと近年言われているので、現地の音楽離れが進んでいるのかも。

鮨屋で隣の席になったことあります。
面白い人でした。

「バーンスタインの最後の弟子」というのも素敵ですね。(ミーハー的に。笑)
マジメに聞くことがほとんど無いのですが、「題名・・」などのTVは佐渡さんの「実力を内に秘めた気さくさ」みたいなものは素晴らしいなと、いつも思っています。
今回のベルリンでの成功はとても嬉しいです。

swingphotoさん、おはようございます。
えぇ・・・、お隣になった事があるのですか。それは奇遇でしたね。
テレビで見ても明るい性格の方のようで。

kurakameさん、おはようございます。
そうですね、晩年のバーンスタインのお弟子さんですものね。そのせいかどうか、指揮する姿もアクションが派手で、バーンスタインに似ています。
ベルリン・フィルへの客演がもとで、これからブレイクするかもしれませんね。

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