« 遠野カッパ淵 | トップページ | 忘れない・・・ »

2011年10月 2日 (日)

ハッセルが見た被災地

S150_02
岩手県陸前高田市(2011.09.26)

津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市。名勝「高田松原」も当然の事ながら被害を受け、およそ7万本あったという松林もほとんど流されたのですが、なんと1本だけ残っていました。その一本の松の事を「希望の松」と呼んでいるらしいのですが、この松の事はどなたもご存知の事と思います。

S150_01

家は流されても、風呂場だけが残っているお宅を何軒も見ています。風呂桶周りは丈夫に出来ているという事ですね。

今回の岩手県入り、7月の宮城県に続いて被災地を自分の目で見る事でした。北上駅からレンタカーを駆って先ずは陸前高田市へ。そこから前回も訪れた宮城県気仙沼市、折り返して岩手県に戻って大船渡市、釜石、大槌町を見て来ました。

S150_05

生活の糧を稼ぐ漁船もこのような状態に。

S150_08
宮城県気仙沼市

前回も気仙沼市は訪れておりますが、今回は岩手県の県境寄りを。

S150_10

ここは大きな火災が広範囲に起こったところで、燃えた車は皆赤錆で見るも無惨な姿に。

S150_07

今回ここでも家を流された方とお話しをする機会が幸運にもありました。家はなくともその土地には雑草が生えており、その雑草を健気にむしっている奥様がいらっしゃいました。残っている基礎部分のコンクリートに腰掛けて、津波当時の生々しいお話しを伺いました。

幸い、その奥様は大分元気を取り戻している様子で、お話しの合間に冗談も交えて来るくらいでした。しばらくするとご近所の方らしい二人のご婦人も来られ、いろいろなお話しをして下さいました。その中で、驚いたエピソードを。

津波が引いた後の海岸から札束がごろごろと出て来たそうです。最高額は1600万円も入った金庫が見つかったそうです。「ここの人たちはみんな金持ちだからねぇ・・・」と笑いながら話されておりました。ご自宅の真向かいにある土手に上がって津波から逃れたそうですが、津波が引いたその土手にはなんと本マグロが6、7本へばりついていたそうです。悲劇と喜劇は背中合わせと昔の人が申していましたが、う〜む・・・まさに。

HASSELBLAD 500C + Sonnar T* CF 150mm/F4、Kodak 400TX

« 遠野カッパ淵 | トップページ | 忘れない・・・ »

コメント

KONDOHさん流の暖かいレポートにほっとするやらぎょっとするやら、です。

スカルピアさん、おはようございます。
札束ごろごろにはビックリさせられましたが、お話を伺った方たちが半年経って大分元気を取り戻しているのだなぁ・・・という印象でした。
今回お話しを伺ったお宅の方は地震保険で家を建て直す目処がついたようで、そういう点でも先が見えてホッとしていた様子。それでもご親戚で亡くなられた方もいらっしゃるので、そのお話しをされる時はやはり沈痛な面持ちでした。

こんにちは。
車の塊は、テレビでもあまり目にしませんでしたが、火災も酷いものだったのですね。

ビワさん、こんばんは。
車の塊、あちこちに有りまして、まるで何かのモニュメントみたいに見えるほどです。
ここはテレビでも放送されたらしく、今回の震災で一番火災が酷かったところのようです。

こんにちは。
私の友人は石巻の女川出身。生家が津波に流されるのをTVで見たと。震災数日後に無理やり車で東京から郷里へ。その時撮ってきた写真を見せてもらいました。凄まじかった。コンクリートのビルが横転したもの墓石が180度向きをかえたもの・・・言葉になりません。

ダンさん、こんばんは。
女川は七月に訪れましたが、想像を絶する姿になっておりました。
墓石の被害は石巻、そして今回は大槌町でも見ました。ご家族はショックだったと思います。
ホントに今回の津波被害は凄いです。まさに人間の予想を遥かに超えていたと思います。
p.s. ダンさんのページにコメントを寄せると何故かスパムコメントとして跳ねられてしまいます。これで何回目かなのです・・・。

私宛のコメント、拒否された由。本当にすみませんでした。多分httpを含むコメントは拒否する設定が拡大解釈されたのではと想像します。外しましたので大丈夫かと・・・恐れ入ります。

ダンさん、
お手数掛けました。ありがとうございます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 遠野カッパ淵 | トップページ | 忘れない・・・ »