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2011年10月26日 (水)

SONY α77 の露出チェック

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横浜駅(絞りF8、1/400秒、-0.7EV ISO400)

今日は私にしては珍しく発売日に購入したカメラ、α77について少し。先日、時々コメントを寄せて頂いているpyosidaさんから、少しマイナス補正した写真を見せて頂きたいとのご要望がありましたので、α77の標準露出についてテストしてみました。

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(絞りF7.1、1/320秒、-0.3EV ISO800)

フィルム時代、ニコン、キヤノン両社の標準露出に慣れている自分としては、旧ミノルタ、ペンタックスの標準露出はプラス一段くらい明るく感じておりました。ニコン、キヤノンはポジフィルムに合わせて若干アンダーに。旧ミノルタ、ペンタックスはネガに合わせて若干オーバーに。そういうふうに思っておりました。

これはデジタル時代になってもあまり変化がないようで、旧ミノルタの血を引くソニーさんのカメラはやや明るめと感じております。なので、今春からほとんどメインカメラのように使っているミラーレスカメラ、NEX-5は常時-0.3EVマイナス補正してあり、そこからプラスに振ったり、更にマイナスに振ったりして使っております。

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(絞りF6.3、1/250秒、-0.3EV ISO800)

私にとって初めて購入したαマウントのデジタル一眼レフカメラ、α77を最初に使った時にはカメラの露出傾向を見るため基本的には補正なしで撮影してみました。結果、撮影された写真をすべてチェックしてみると、やはり自分には少し明るく感じます。

以下4枚は0.3EVずつ補正しながら撮影してみましたので、ご参考まで。ピント面は写真中央です。

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補正なし

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-0.3EV

Dsc00171
-0.7EV

Dsc00172
-1.0EV

被写体としてはあまり相応しくないかもしれませんね。順光で建物でも撮影した方が分かりやすいかも。結論としてはα77も常時-0.3EV補正したまま使う事になりそうです。

Dsc03799

世界初の3軸チルト方式液晶モニターのα77ですが、こんな形でも撮影出来ますので、動画を撮影する時に重宝します。

Dsc03801

Dsc03810

以前、私はデジ一眼の背面液晶は固定のままで問題ないのでは、と考えていましたが、α77のチルト式を使うに至って、いや〜・・・これは便利と、考えを改めてしまいました。(笑)

さて、私がα77を購入した目的は半分くらい動画撮影が目的だったのです。1920x1080/60pでの出力に期待しているのです。今や5D Mark IIに端を発するEOS Movieはテレビ業界でも使われるほど有名になりましたが、残念ながら出力は30pです。日米の放送規格、NTSCでは「60コマ/秒」必要なのですが、30コマではやはりスムーズさに欠けます。とは申しても普通の人(ビデオに特に関心を持たない)にはその差は分からないかもしれません。

Dsc03816

現在、ハイビジョン動画を撮影するために私が使っているカメラ3台です。左から3CCDセンサー採用の半業務用カメラ SONY HDR-FX1(1440x1080/60i)、家庭用ホームビデオのCanon HF M41(1920x1080/60i)、EOS 7Dに代わって導入したSONY α77(1920x1080/60p)と、適材適所で使っています。

α77の60p出力の動画、試し撮りしたのは鉄道ですが、予想通り実に滑らかな動きで素晴らしい画質でした。対して30p出力のEOS MovieやNEX-5による動画はやはりスムーズさで少し落ちます。昨年、パナソニックさんがAVCHDの業界規格を破り、独自規格という形で60p出力のホームビデオを発売したら、或る専門誌が60iとは比較出来ないと誌上で絶賛しておりました。

じゃぁ、何故EOS Movieのコマ数の足りない30pを指摘しないの? とも思いましたが、それはやはり商業誌ですから仕方ない事。しかしEOS Movieの転送レートはソニーさんやパナソニックさんが採用しているハイビジョン規格、AVCHD Ver. 2.0より遥かに高いのですから、出力を60pは無理でも60iにする事が出来たら相当スムーズな高画質映像が見られると思います。ですがフルサイズではセンサーサイズが大きいので、現状の技術ではいろいろな意味で難しいのかもしれません。

ちなみにα77ではネイティブでの24p録画(シネマと同じ24コマ/秒)も出来ます。他社のカメラのように60i記録の24p出力(例 : Panasonic GH1)ではコマ落ち感は否めないのです。GH2は60i記録の60i出力なので、専用ハイビジョンカメラと同じです。業務用、家庭用を問わず、映像分野では圧倒的シェアを誇るソニーさんですから、α77の動画処理も期待通りでした。

α77、この後もオートフォーカスの実力チェック(動態追尾能力)と、12コマ/秒の高速連写などを試してみたいと思います。

SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM

※ ご参考迄にホームビデオのキヤノン M41で撮影した都電荒川線の映像をこちらでどうぞ。

フルハイビジョンで撮影しておりますが、アップする際に1280x720pに縮小しています。是非、全画面モードでご覧になってみて下さい。

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コメント

 KONDOHさん、補正しての撮影、ありがとうございます。
 やはり-0.3あたりから落ち着いた感じがします。

 可動式液晶ですが、APS-C並のセンターをつけたSony-R1で効果を実感したことがあります。
 一番は、ウエストレベルでの撮影でした。

 Canon60Dと比較したら、ウエストレベルにするとボディより左側、馴染みのあるビデオカメラと同じ体制になりますが、私にはSonyのα55のように中心がファインダーあたりにくる方が、撮りやすいのです。
 また可動式は、高いバラの花を撮るときなどに重宝します。液晶を下側、背伸びをした体制でやっととれたときには、固定式にはもう戻れないと感じました。(笑)

 動画・・・、都電荒川線・・・拝見しました。
 撮り方など、あまり動画を撮らない私にはとても参考になりました。
 ただ、見ているときにふと・・・京都のRANDENがイメージの中に出てきてしまい、α65が早く発売され、価格も下降する時を思ってしまいました。(笑)

 一眼レフタイプの動画で、ズームの方法がより動画的なのが出てほしいです。
 様々な点で、ありがとうございました。
 タックス、ミッケ。です。

α77を先日触ってきました。機関銃のような連射にびっくり!ファインダーを覗いてがっかり(;_;) F5を覗いた後だったので余計にそう感じたのかも。カメラ自体はとても良い感触ですね。求める性能は動画だけなのでNEX-7を待つか、NEX-5Nに逝くか…

pyosidaさん、こんばんは。
確かに可動式液晶は、中心がファインダーの中心と一緒だと使いやすいでしょうね。
私の場合、こういった液晶はパナソニックさんのGH1でしか経験がないので、あまり感じなかったですが、確かに中心が一緒の方がいろいろと良い面が多いですね。
α77はいろいろな使い方が出来るので、そういう点ではよく考えられていると思います。これから撮影しながらメリットを享受したいです。
嵐電と荒川線は共通点もあり、紅葉の時期に訪れた際、また撮影したいと思っております。
さて、一眼レフでの動画撮影ですが、一番のネックがスムーズなズーミングですね。サードパーティからアタッチメントが種類豊富に出ておりますが、皆高いんです。撮影者が工夫する必要があります。

スカルピアさん、こんばんは。
あ、α77のファインダーは室内で見て評価してはダメです。蛍光灯の周波数と一致してフリッカーが生じてちらついたりしますので。
屋外での撮影ではそう不自由はしません。オリンパスさんの外付けファインダーよりも高精細です。それでもF5の光学ファインダーには太刀打ち出来ませんけど。(^^;
NEX-7のファインダーもα77と一緒だと思います。動画だけならNEX-5Nでも60p出力出来ます。ただNEXは外付けマイクが使えませんけど。

こんにちは。
露出に関してもソニーαはミノルタの伝統を受け継いでいるのですね。
3軸方式は使いやすそうですね。こういうものは他のメーカーもマネして欲しいくらいですが、そうもいかないのでしょうか。
フルサイズの動画というと、今度出るという1DXもフルHDは30pどまりのようですね。となると、ソニーの次期フルサイズ機?に期待、でしょうか。

ビワさん、こんばんは。
露出に関しては未だ明るめの設定でした。コンデジなどを使っている一般の方には明るい露出の方が好まれるようですが、一眼レフともなれば基準を変えて頂きたいですね。
フルサイズの動画ですが、EOS Movieは転送レートが高いのです。ですから膨大な量のデータになりますので、それを60pなり60iで出力するとなるとこれまた大変な処理能力を要求されるのではないかと想像しています。MOVフォーマットですからそのままではテレビで再生出来ませんし。パソコンで編集するにしてもハイスペックマシンが必要になります。

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