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JAL B767-300(JA8634)機窓より撮影(2011.12.27)
年末年始の休みに入った初日、朝一番の飛行機で羽田から大阪伊丹空港に向かいました。年も押し迫る前にちょこっと・・・という事で、27日大阪滞在、28日は京都へ移動してから夕方の新幹線で横浜に帰って来ました。クリスマス寒波到来で、もしかして京都で雪に遭えばと思ったものの、空振り。
やや靄が出ていたものの、お目当ての富士山を見る事が出来、満足ではありますが、大阪へのコースが以前より海側に変更になっていたようで、富士山が幾らか遠目になっています。数年前はもう少し火口に近いコースだったのですが。
伊勢湾に浮かぶ中部国際空港です。この空港も未だ訪れた事がないのです。来年は機会を作って行ってみたいものです。ただ羽田からの便がないので、電車を使う他ないようです。
ボーイング B767も久しぶりに乗りました。中型中距離旅客機として日本のエアラインでは数多く導入された機材ですが、将来的には新型機、B787へ置き換えられて行くものと思います。
そのB787ですが来年三月末から、いよいよ日本航空さんが成田〜北京、デリー、モスクワ、ボストン直行便に順次導入致します。
そして全日空さんも来年から羽田〜伊丹、山口宇部、松山便にB787を導入します。B787の受領機数が増える毎に日本全国の空をB787が飛び回りそうですね。となると、未だ行った事のない山口宇部、松山へB787で是非訪れてみたいものです。
Panasonic GF2 + G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
久しぶりに江ノ電に乗って来ました。ビデオ撮影が目的でしたが、フリー切符「のりおりくん」で乗ったり降りたりと、楽しめました。
湘南の海際を走る江ノ電ですが、腰越〜江ノ島間は完全なる路面電車です。
道幅がそう広くないので江ノ電の運転士も車も非常に神経を使うようです。
江ノ島の駅を出た江ノ電が路面に出るところ。直前で大きな警笛音を数回鳴らしながら電車は出て来ます。ご覧のように民家の間から登場!
都電荒川線も惹かれる路線ですが、この江ノ電も何回乗っても飽きない路線ですねぇ・・・。思えば初めて乗ったのは小学三年生くらいの頃、父に連れられて江ノ島へ海水浴に来た時でした。民家の間を走る電車に大変びっくりした記憶が残っています。
明日のブログはお休みさせて頂きます。
Panasonic GF2 + G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
ニコン D3が発売された時、ISO 6400で撮影されたその写真が驚異的高画質(ノイズが大変少ないという面で)だった事で、当時プロアマを問わず皆ビックリしたものです。当時のデジタルカメラは少し感度を上げるとノイズまみれになりましたから、雑誌でも随分記事として採り上げられたものでした。
以来、デジタルカメラの新製品が登場する度、必ず高感度撮影時のノイズ問題が取り沙汰されるようになりました。確かに高感度での撮影時、ノイズが少ないにこした事はないのですが、何か高感度でノイズが多いカメラはダメ出しされているような記事が多くなったような気がします。
プロアマを問わず、皆さんそんなに高感度撮影をしょっちゅうやられるのでしょうかねぇ・・・? 私としては通常感度、ISO 800くらいまでで充分な画質であればまったく問題ないと思っているのですが。
F5、1/25秒 ISO 1600
新製品が出た時に価格comの掲示板をたま〜に読みに行ってみると、必ず高感度での撮影結果が話題になっています。特に他機種と比べて自分が持っているカメラの高感度耐性が勝っている事を自慢したりする発言を大変多く見ますが、私には笑止千万です。そういう方たちって、夜しか写真撮影をしないのでしょうか?(^^;
ちなみに昨日と今日の写真はすべて手持ちでの撮影です。昨日の一枚目のみISO 3200で撮影し、他はすべてISO 1600です。すべてJPEGで撮影し、リサイズしています。
掲示板等ではこのα77は高感度でノイズが出る、と揶揄されておりますが、ISO 1600でこれだけ撮影出来れば私には充分過ぎるほどです。以前、全日空さんのボーイング B787を夜の羽田空港で撮影した時にはISO 6400で撮影しました。確かに撮影した写真に輝度ノイズが浮いていましたが、私にはまったくの許容範囲です。しかし掲示板で騒いでいる方々にとっては多分、α77は「駄目カメラ」なのでしょうね。(^^;
さて、今日が本年最後の業務となりました。明日からしばらく怠け者の生活が出来るなぁ・・・。(笑)しかし一年は、早い!
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
都営交通が8月1日、創業100周年を迎え、それを記念した花電車が10月限定で5日間走行しました。バースデーケーキを模した飾りがなかなか華やかですね。
当初は6月から8月にかけて運行する予定だったそうですが、東北大震災の影響を考え中止になっていたのです。
そして今回はその花電車がクリスマスという事で再びのお目見え。メリークリスマスの文字も入って、今の時季にピッタリの姿ではないですか。
※ 「X'mas」という表記は間違いで、「Xmas」が正しいそうです。途中に「アポストロフィ」を入れるのは日本独自の誤りらしいです。花電車にも「X'mas」とい書かれておりました。(^^;
Panasonic GF2 + G 14mm/F2.5
今日は「今年購入したカメラ」の番外編としてビデオカメラを採り上げてみました。拙ブログをご覧頂いている方でビデオカメラにご興味のある方って少ないと思います、多分。
私はというとビデオ映像にも大変興味がありまして、今年はソニー、キヤノン両社の家庭向けビデオカメラを購入しちゃいました。もちろんメインで使っているビデオカメラは先日三脚の記事でご紹介したあの大きなビデオカメラなんですが、いつもあんな大きなモノを担いで撮影には行けませんので、安直に撮影したい時のためにこういったコンパクトなビデオカメラも用意しています。
しかし例えホームビデオと言えども、撮影に三脚は必須ですけど。
どちらも現在ホームビデオの規格としてデファクトスタンダードとなっているAVCHD方式のカメラです。ただソニー製の方は新たに策定されたAVCHD 2.0に対応(キヤノン製は未対応)しており、60pによるフルHD記録再生が出来ます。
搭載している液晶、ソニー製はご覧のようにハイコントラストの優れた液晶ですが、キヤノン製はやや品質が落ちます。しかし記録された映像についてはキヤノン M41の方がハイコントラストで色もたっぷり乗った鮮やかな映像です。個人的感想として総合的な画質に関してはややキヤノン M41の方が上回っていると思います。
ホームビデオはとにかく小さく軽くないとイマイチ人気が出ないようです。俗にこういったビデオカメラを指して「パパママカメラ」と揶揄されていますが、一般家庭の使用目的はと言えば我が子の「成長記録」や「運動会」、「学芸会」に使われるくらいのようで、ママが使うには小さく軽くないといけないわけです。
そういう意味でキヤノン M41は少し大きいと不評だったようですが、こうして並べてみると言われているほど大きくもないのですけどね。M41はバッテリーの収納部分が懐深いので、一番大きなバッテリーを装着してもご覧の通り↑、あまり出っ張りません。対してソニー CX560Vは三種用意されているバッテリーの中サイズを装着してもこれだけ↑出っ張ります。
底をご覧下さい。これがキヤノン M41です。ボディがやや大きいと言われていますが、ご覧のように一番大きなバッテリーにも関わらず半分以上ボディの中に収納されています。
対してソニー CX560Vはバッテリーがほとんど外に出たまま。中サイズでこれだけ出ています。最大サイズは出っ張り過ぎて使いづらいので私は中サイズまでしか使っていません。
私が選んだ色はボルドーブラウンという艶消しの深い茶色。ブラック、シャンパンシルバーとの三色が用意されていたのですが、このボルドーブラウンが一番人気だったようです。
搭載センサーは有効画素614万画素(静止画 1230万画素) 1/2.88型Exmor R CMOSセンサー(16:9)で、レンズは26.3-263mm(35ミリ換算)という広角重視の光学10倍ズーム。64GBのメモリを内蔵。
M41はレッドとシルバーの二色があったのですが、私は無難にシルバーを選びました。ソニー CX560Vはファインダーレスですが、キヤノン M41はファインダーを搭載しています。この差がボディの大きさの違いにもなっていると思います。
搭載センサーは有効画素約207万画素 1/3型 HD CMOS PROセンサー(16:9)で、これは業務用カメラとまったく同じセンサーを採用しています(業務用最上級機は3CMOS)。このセンサーが実に優秀で、最後には実売3万円!を切ったカメラとはとても思えない高画質です。
スチル写真機能を捨てて動画に徹した事が功を奏したわけで。フルHDは1920x1080ですから207万画素あれば良いわけです。ソニー機の高画素化はスチル写真も重視しているわけで、一画素の面積が狭くなる分、S/N比が・・・。
M41の搭載レンズは43.6-436mm(35ミリ換算)の光学10倍ズームで、ソニー機に対し広角域の弱さが指摘されています。その代わり望遠域に強みがあるわけです。内蔵メモリもソニー機の半分、32GBです。
この2台の使い分けですが、広角重視の撮影時にはCX560V、望遠重視の撮影時にはM41というように、使用目的を分けています。
ちなみにどちらもすでに生産を終了しており、現在は流通在庫のみになりますが、量販店ではほとんど品物が無いようです。尚、来年一月には後継機の発表があると思います。
そういえば今年、一度も富士山の撮影に行ってない事に気付きました。
富士山の撮影に熱を入れていた時には月二回も三回も出掛けていた事もありましたが、ここ数年は行っても年一回くらいです。しかし前述したように今年は一度も行ってません。多分、このまま終わってしまいそうです。
カメラ誌も一月号になると大抵どこかの雑誌が富士山の特集をやるように、正月イコール富士山、そういうイメージが出来上がっているようですね。まぁ、私も正月、撮影に行く事が多いのですが。(^^ゞ
という事で、今日は安直に自宅前から撮影した富士山を掲載してみました。
SONY α77 + TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di USD
今年購入したカメラ、スチルカメラの最後はもちろんSONY α77です。本体価格10万円以上のデジタル一眼レフを購入したのは一昨年、キヤノン EOS 7Dを購入した時以来ですから、ホントに久しぶりの大物(自分には)購入です。
購入直後、価格comの掲示板をしばらく見ていたら、動作がとろい、高感度時にノイズが出やすい、バッファが足りないだの、いろいろとネガティヴな書き込みが多かったのですが、私自身は価格を考えると中級機としては良く出来たカメラだと思っています。
新しい技術がいろいろと搭載された中級機。これを踏み台にして更なる性能アップしたカメラを今後期待出来るのでは。
また、この製品に於いてようやくソニーブランドは旧ミノルタ色から脱却したのではないかと実際にカメラを使ってみて感じました。来年以降に発売される「SONY」ブランドのカメラ、レンズにも大いに期待したいと思います。
SONY α77 + TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di USD
GF1が出た時、自分にとって究極のコンパクトデジカメだ、という事で予約して入手。随分前からフォーサーズセンサーはコンパクトカメラに丁度良いサイズと思っていましたので、ようやく自分の念願が叶った! GF1はそういうカメラでした。
キットレンズのG 20mm/F1.7がまた秀逸で、何故GF2やGF3ではキットレンズから外れてしまったのか。まぁ、代わりにG 14mm/F2.5という、これまた良いレンズが登場しましたけど。
ボディデザインはGF1を踏襲していますが、GF3でガラッと変わって私には少々抵抗のあるデザインで、とても食指が湧きません。事実、GF2を購入した時にはもうGF3が現行機でしたから。自分が選んだ色はGF1と同じくホワイトです。変わり映えしないですねぇ・・・(笑)
さて、いざ購入してみたものの、ミラーレスカメラのメインはNEX-5でしたから、GF2を持ち出す機会があまりなく、GF1から買い換えなくても良かったかな・・・と、やや後悔の日々。現在はそのNEX-5が手元にありませんから、ほんの少しGF2の出番が増えましたけど。(^^ゞ
早いもので今年も残すところ後二週間です。そこで今年購入したカメラを振り返ってみようと思います。最初に購入したのは一月、オリンパスさんのペンデジタル、E-P1でした。ところが一回使っただけで売却という、可哀想な事をしたカメラです。
理由はRAWで撮影するとどのフォーマットで撮影してもセンサーの画角、4:3で記録されてしまう事からです。この件についてはすでに触れていますので今日は省略しますが、これではマルチフォーマットの意味を成さないと思います。
現行ミラーレスカメラの中ではもっとも好きなデザインなのですが、残念なカメラです。尚、JPEGで撮影する場合には選んだ画角で記録されます。私には理解に苦しむカメラでした。現行のE-P3もまったく一緒です。と言いながらも最近はカメラを問わずJPEGで撮影する事が多いのですが。(^^ゞ
このカメラは気に入ってました。じゃぁ何故手放した、と問われれば、NEXシリーズのフラッグシップ機、NEX-7を購入するつもりだからです。何よりファインダー内蔵というのが良いですね。そこで少しでも高く売れるうちに、という事でNEX-5を早々手放す事に。
私、基本的に新しいカメラを購入する場合、代わりに何か手放す事にしております。理由は使わないカメラを持たない主義だという事と、新しいカメラの購入資金を作るのが目的です。実際はカメラを買い増しするほどお小遣いが無いという事なんですが。(^^ゞ
しかし昨年くらいから「欲しい!」と思うカメラが全然出て来ないですね。特に今年は春の震災と秋のタイに於ける洪水でメーカーとしても順調に製品供給が出来ませんでしたから、当然新製品の発表も遅れたり中止になったりと、不幸な一年でしたね。
GIULINI IN AMERICA
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
シカゴ交響楽団
CD1 : シューベルト/交響曲第4番、ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
CD2 : シューベルト/交響曲第9番「ザ・グレート」、プロコフィエフ/交響曲第1番「古典」
CD3 : ドヴォルザーク/交響曲第8番、ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」
CD4、5 : マーラー/交響曲第9番、シューベルト/交響曲第8番「未完成」、ブリテン/テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ
独グラモフォン 00289 477 9628(輸入盤)
イタリア出身の指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニがアメリカのオケを指揮した録音がまとまって発売されています。今日ご紹介するCDはシカゴ交響楽団を指揮した録音の集大成。
私とイタリア出身の指揮者って相性があまり良くなく、自分の好みに合う指揮者がなかなかいないのです。リッカルド・ムーティなんてその典型的な指揮者ですね。何を聴いても落ち着きのないテンポで、さっぱり分からないのがムーティなんです。概してイタリア人指揮者って速めのテンポを取る人が多いようです。
しかしジュリーニは比較的遅めのテンポで、且つドイツ人指揮者に多く見られる低弦をどっしりと鳴らした音楽を聴かせる珍しいイタリア人指揮者というイメージを私は持っています。だからと言って必ずしも好きな指揮者というわけではないのですが、今回のCD BOXも実に安価なプライスが付いていたので購入してみたわけです。
ジュリーニは思いの外スラヴ系の音楽に素晴らしい解釈を魅せてくれる人ですね。大分前にここでご紹介した女流ヴァイオリニスト、チョン・キョン・ファとのチャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲のライヴ盤でのジュリーニの素晴らしい伴奏がとても印象に残っています。
今日のCDでもドヴォルザークとムソルグスキーが名演だと思います。ドヴォルザークに関してはスタイリッシュなカラヤンの演奏が好みなんですが、どちらかというとアカデミックで土臭さなどを感じる演奏ではないです。ジュリーニの解釈の方がスラブ的なものを感じるのが不思議です。明るく開放的なイメージのイタリア人指揮者が土臭い音楽を聴かせるのですから不思議です。
シューベルトもオーソドックスで堅実な音楽です。マーラーの9番は確か音楽之友社が主催する「レコードアカデミー賞」の大賞を取った演奏ではなかったかと記憶しています。マーラーの音楽は苦手な方なんですが、それでも第2番「復活」、第5番、第9番は私にも聴きやすい曲で、このジュリーニの演奏もなかなか良いですね。
以前、ジュリーニにとって同郷のオペラ作曲家、ヴェルディの歌劇「リゴレット」全曲盤(独グラモフォン)を購入して聴いた事があるのですが、およそイタリアオペラとは思えないメリハリのない解釈に著しく不満を覚えた事があります。ところが古い録音ですがモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」は結構良かったのです。
そういう意味では私にとってジュリーニはドイツ音楽、スラヴ音楽に素晴らしい演奏を聴かせてくれる珍しいイタリア人指揮者、でしょうか。
クルーズ船「にっぽん丸」の出航を見て来ました。場所はいつもの大さん橋です。乗船客を桟橋から見ていると、何故こんなに若い女性が多いわけ・・・?
と、多分に嫉妬の眼差しで見ている自分に気がつきました。(笑)
一度くらい自分もこういった船に乗りたいものだと、いつも思っているのですが、お金も時間も自分にはないのです。(^^;
自分の場合は精々鉄道か飛行機まで。BS放送でクルーズ船を特集した番組が結構放送されていますが、やはり一番贅沢な旅行は船を使う事だと実感致します。
あぁ・・・と、溜め息を。(笑)
Panasonic GF2 + G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S
三脚を買い増ししました。と申しましてもスチルカメラ用ではなく、上記写真のハイビジョンビデオカメラ用の三脚です。伊マンフロット製を選びました。
伸長(全高): 167.5cm
最低高 : 44cm
自重 : 6.3kg
耐荷重 : 9kg
ご覧の製品で、雲台が504HD、三脚が546BKというセットです。雲台が橋桁のようなデザインをしており、メーカーの言う「ブリッジテクノロジー」という文句と一致していますね。
ビデオ三脚と言えば「Vinten」、「sachtler」、「MILLER」といったところの海外製品が業務用として使われており、精度の面でも優れたモノが多いのですが、何と言っても価格が・・・私の手の届かないモノばかりです。安い物でも20万、30万ですから。(^^;
雲台周りです。カウンターバランス機構は4種類設けられており、カメラの重量に応じてダイヤルをセットします。
ステップ0:オフ
ステップ1:小(2.5kg)
ステップ2:中(5kg)
ステップ3:大(7.5kg)
私のFX1はステップ2でバランスが取れました。
雲台下部にあるこのダイヤルは、パンする際、雲台が回転する際の滑らかさを調整するもの。トルク調整と申したら良いでしょうか。
マンフロット社がFluid drag systemと呼ぶダイヤル。カウンターバランスダイヤルとダブルでカメラのバランスを取るシステム。カメラを下に向けても上に向けても、ピタッと止まるところにダイヤルを合わせます。FX1は6から7というところでした。
今まで使っていたのはSLIKダイワ製のDST-43という重さ3.2kgほどの三脚でしたが、これにFX1を載せるとややバランスが取れないのです。元々この三脚はホームユースのビデオカメラ、若しくはもう少し大きいカメラにピッタリな製品なので、これからは小型ビデオカメラ、或はα77でのビデオ撮影専用とするつもりです。
ところで今回購入したマンフロット製、実は手持ちの三脚を下取りとしてメーカーに送ると20,000円のキャッシュバックがあるのです。これは大きいですね。(^^)v
しかし重量6kgを超える三脚ですから、(ビデオ)撮影旅行のためにこれを持参するのはしんどいかなぁ・・・。何しろ腰痛持ちですから。(^^;
テープを使うハイビジョンカメラですが、フィルムと同じく「物」として残る事に安心感を感じます。どうでも良い事ですけど、カメラ上部に青く光る「HDV」の文字が好きで・・・(笑)
南禅寺のお隣、永観堂も観光客に人気の場所です。今年も見事な色でしたが、とにかく人の多さに辟易して外から紅葉を眺めただけ。
紅葉といえば散った後の様子も見応えがありますが、その散り紅葉の素晴らしいところに安楽寺があります。しかし今年は例年より色付きが遅いので、私が訪れた日は散り紅葉どころか、まだほとんど青々していました。
ご覧のように一部が色付いているだけ。もっとも訪れる前から今年はこの様子が予想出来ましたが、哲学の道を歩いたのですからと行ってみました。
雨上りの散り紅葉。実はこれ、4年前に撮影したものです。こういう姿も美しいですね。またいつかこういうシーンを見られる時があるでしょう。そういった素敵な風景を見られるのを楽しみに毎年京都へ・・・。
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
昨年三月六日掲載の「弘明寺駅」から始めた京浜急行線、「品川駅」から「三崎口」までの支線を含めた全72駅を撮影するプロジェクトが一昨日で完結致しました。当初、一年は掛からないだろう、なんて考えていたのですが、想像していたより時間が掛かっちゃいました。
休み毎に京急線だけを撮影していたらもっと早く終了していたのでしょうけど、やはり他にも興味を惹かれる被写体がありますから京急線だけに取り掛かっている事は出来ませんですからねぇ。
すべての撮影を愛用のハッセルブラッドだけで行いましたので、下世話な話しですがフィルム代、現像費用、更には電車の乗車運賃と、それなりにお金も掛かりました。しかし使った貨幣以上のものを得たと思います。
物心付いた時から身近な電鉄として愛着のあった京浜急行線。その全駅を下車した人なんてそうはいないでしょうね。京急の社員さんだって何人もいないと思います。周辺地域を歩いていろいろな景色を見る事も出来ました。撮影した沢山のフィルム、10年後に改めて見直すのもまた楽しいかもしれません。
今回の撮影に使ったハッセルブラッドのボディです。左から500C、503CW、203FEです。この他に503CXも使っていたのですが、どうしても1セット譲って欲しいという人がいて、(503CX、CF80mm、A12)の新同品セットを手放しました。
500系ボディはご存じのように電池要らずの機械式で、レンズはシャッター内蔵です。対して203FEはクイックリターンミラー式ですからシャッターを切ってもブラックアウトがありません。しかし電池を必要とします。
今回の撮影で最後の「品川駅」を撮影し終わった直後、実にタイミングよく電池容量が無くなりました。正直自分でも驚きました。予備電池を持っていませんでしたから、撮影中に切れたらどこかの量販店に買いに行かなければならないところでした。運が良いというか・・・(笑)
京急線撮影に使ったレンズたちです。左からCFi 100mm、CFE 80mm、C 80mmです。この他にCF 80mmも使っていたのですが、前述したように手放してしまいましたので現在は手元にありません。
100mmレンズは光学的には80mmより優れたレンズですが、駅の撮影には少々画角が狭く使い辛かったので、試し程度に使ったくらいです。ですから事実上80mmだけですべての撮影を終えたと申して良いと思います。
京急線シリーズを撮影していて思った事は、「ハッセルって標準80mmレンズ一本だけで充分じゃん」という事でした。(じゃんは横浜弁です)
今、フィルムカメラは信じられないくらい中古市場では安く売られています。ハッセルブラッドも例外ではありません。是非一人でも多くの人にこの素晴らしいカメラを使って頂きたいです。
ハッセルブラッドで京急線全駅を撮影した沢山のフィルム、私の財産になりそうです。
昨日の夜は皆既月食が見られましたね。私も撮影しようと自宅から出て三脚をセットしたものの、月が真上過ぎて私の三脚ではまともに月を捉えられません。仕方ないので、すべて手持ちで撮影しました。
日本で見られる皆既月食は11年ぶりだそうです。
以上、すべて手持ち、ノートリミングです。シャッタースピードは1/4秒、1/6秒と大変厳しい撮影でした。ISO感度を3200や6400にしています。試しに12800でも撮影してみましたが、さすがに12800はノイズが多かったです。
SONY α77 + TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di USD
京急品川駅のご紹介は事実上、昨日で済んではいるのですが、大きな駅ですから京急線側とは反対の「港南口」方面も合わせてご紹介し、京急線シリーズを終えたいと思います。
JR線改札口からは京急線には乗れません。京急線に乗るためには高輪口の京急地上改札から入る事になります。もちろんJR線から京急、京急からJR線への乗り換えは構内の改札が使えるのはもちろんですが。
駅構内から「港南口(言わば東口)」へはこのトンネルのような通路を通って行きます。
途中には新幹線への改札口が。余談ですが、リニアモーターカーによる新幹線(?)は品川駅が都内の起点となるそうですね。
「港南口」を出て振り返るとこういう風景となります。高輪口と違ってこちらはオフィス街と言って良いでしょう。
直ぐ下の広場ですが、前方では何かの撮影をやっていました。大きなレフ板が目立ちます。
港南口を出ると何と言ってもこのビルが目に付きます。まるで原子力潜水艦の艦橋みたいなビルですよね。
という事で、これで京急線シリーズは終了です。昨年三月から始め、ようやく今日最終回ですから随分時間が掛かりましたねぇ・・・。
HASSELBLAD 203FE + Planar T* CFE 80mm/F2.8、Kodak 400TX
京急線の駅紹介シリーズ、最後は京急線の起点駅である「品川駅」です。駅番号は起点を指す「KK01」です。
昨日ご紹介した「北品川駅」は「品川駅」の南に位置しているのに何故「北」が付くのでしょうか?
実は今日ご紹介する「品川駅」、実際の所在地は東京都港区高輪に位置しているのです。港区に品川駅? 理由を調べてみたらその昔、駅開設計画の時点ではこの周辺は「品川県」であった事によるそうです。
東側に単式ホーム、西側に島式2線のホームが設けられていますが、品川駅構内(JR線との共同駅)の西側高架部分が京急品川駅です。
JR線を俯瞰している事から京急品川駅が高架部分にあるのがお分かり頂けると思います。
品川駅から北は都営地下鉄線との相互乗り入れになり、ここから先は地下に潜ります。右側の線路の先、地下から地上に出て来る電車がお分かりになりますでしょうか?
左側引き込み線に待機している車両は「品川駅始発」の電車です。
駅改札は地上に在りますが、上の駅構内にはJR線への改札口も当然の事ながら在ります。
第一京浜道路、八ツ山橋方向を見たカットです。
対してこちらは上り方向、「泉岳寺」「田町」方面のカットです。左側には品川プリンスホテル、エプソンの水族館などが在り、駅乗降客は当然の事ながら多いです。
JR線の高輪口です。右手が京急線。ローカル線チックな雰囲気を残す駅も存在していた京急線ですが、品川駅周辺ともなるとさすがに都心を感じさせる風景になります。
明日に続く。
HASSELBLAD 203FE + Planar T* CFE 80mm/F2.8、Kodak 400TX
今日は京急線シリーズのご紹介で、「北品川駅」です。
東京都品川区北品川に位置しており、相対式2面2線式のホーム形式。普通電車のみの停車駅です。
改札口は上り線ホーム側一箇所で、下り線ホームへは跨線橋を利用します。
ここも駅東寄りには旧東海道の通りが面しておりますが、数多くの商店街が軒を連ねておりました。
その旧東海道を突っ切って進むと海も近く、ご覧のように屋形船や釣り船を営んでいる様子が窺えます。今にも「釣りバカ」の浜ちゃんが元気に登場して来そうです。(笑)
駅から北(品川駅方面)に少し歩くと「八ツ山橋」の踏切にぶつかります。正月の「箱根駅伝」では京急線の西側を選手たちが走って行きます。毎年、TVアナウンサーがこの「八ツ山橋」を選手が通過する際、必ずと言って良いほど「今、先頭の○○が八ツ山橋を通過して行きます!」と声を張り上げておりますね。
橋上からJR線を俯瞰撮影しています。旧東海道品川宿周辺、歴史のある地域をご紹介して参りましたが、この京急線シリーズもいよいよ大詰め、明日は全72駅の最後、「品川駅」のご紹介をさせて頂きます。
HASSELBLAD 203FE + Planar T* CFE 80mm/F2.8、Kodak 400TX
渉成園(しょうせいえん)は東本願寺の別邸。東本願寺から東へ150m程しか離れていません。初めて入ったところですが、今回の撮影オフのリーダー、tamuraさんに案内して頂きました。
写真は回遊庭園「印月池(いんげつち)」に架けられている「侵雪橋(しんせつきょう)」。
京都駅がすぐそこ、という距離にこういう落ち着いたところがあるとは、京都は実に奥深いですね。
回遊庭園をぐるりと写真を撮りながら歩きました。
南禅寺とは雰囲気が大分違います。
今回の京都訪問で「善峰寺」と「渉成園」を知りました。しかしまだまだ行っていない神社仏閣が沢山在りますので、楽しみはずっと続きます。
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
南禅寺は私にとって京都紅葉撮影の原点なのです。初めて撮影に出掛けたのは僅か5年前の事。最初に訪れたのが南禅寺でして、大分散っていたのですが散り紅葉がまた素晴らしく、東京、横浜と違うその色に絶句。
以来、京都に嵌っているわけですが、翌年から桜の時期と紅葉時期は毎年訪れています。今年の春は震災があったために自粛しましたが。
今年は例年より紅葉が遅れているようで、私が行った日はイマイチの状況。それでもところどころ南禅寺らしさが垣間見られました。
京都の紅葉も出来不出来(?)のサイクルがあるようですが、当たり年は本当に凄いですよ!
紅葉と言えば地元神奈川の鎌倉も有名ですが、自宅から比較的近いのに私は滅多に行ってないです。地元ですからたまには行かないといけませんね。
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
今日は京都の紅葉をお休みしまして、昨日の新宿御苑での写真を。雨上りで空気も澄んでおり、真っ青な空の様子を見て新宿御苑でお散歩する事にしました。家を出る時、前方に見える富士山も大分雪を被って美しい姿になっていました。
銀杏は見事な黄色に、モミジは赤く、御苑もすっかり秋色に変わっています。植物分類学上、カエデとモミジは区別していないようです。
太陽をまともに入れたのですが、このレンズはあまり破綻しないですね。さすがです。!(^^)!
ほとんどが赤く色付いているというのに、未だ青々しているところもありました。
昨日はスチル写真よりビデオ撮影の方が中心でしたが、電車や飛行機といった動きモノ以外でのビデオ撮影は自分では珍しいのです。帰宅してからテレビで再生してみたらなかなか良いじゃないかと自己満足に浸ってしまいました。(^^ゞ
風が強かったですが、久しぶりに仰ぎ見る青空が気持ち良く、晩秋の新宿御苑でのお散歩、楽しめました。
LEICA R9 + Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/F2.8 + DMR
天龍寺を後にし、再び嵐電に乗って今秋の京都最終訪問地は「龍安寺」です。嵐山に行きながら渡月橋に行かなかったのは新幹線の時間が迫っている事と、東京原宿並みの人の多さに辟易したからです。
柿が良い感じで垂れ下がっているので、紅葉とバランスを取りながら数カット撮影しました。
本堂にはそれなりに観光客がおりますが、回遊式庭園の鏡容池(きょうようち)はゆったりと廻れるので良いですね。
龍安寺と言えば枯山水の方丈庭園(石庭)です。桜のシーズンの方がより人気があるようで、観光客でごった返したりする事も。
以前、晴天の日に龍安寺を訪れた際、鏡容池方向へ歩いて行く時の逆光に透けるモミジのトンネル下、あまりの素晴らしさに大きな感動を覚えた事を今も忘れません。
そういった感動が忘れられなくて毎年京都を訪れる事になったわけですが、なかなか毎年毎年味わう事は出来ません。しかし逆にそれがまた「今年は・・・」と、期待を持ちながら京都へ向かう事が出来るわけです。
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
二日目は京都市営地下鉄の一日フリーパス券(600円)を購入し、地下鉄で廻れるところを選んでいます。
天授庵は夏休み、神戸の帰りにも寄っていますから今年二回目の訪問。私にとって南禅寺と天授庵は京都紅葉撮影の原点でもあります。初めて紅葉撮影で京都を訪れたところが南禅寺と天授庵なのです。そこで絶句するほどの素晴らしい紅葉を見、以来京都に嵌りました。(笑)
ここは何と言っても枯山水の東庭が一番の見どころです。今年も期待に違わぬ素晴らしさでした。
池泉回遊式庭園もなかなかの雰囲気を醸し出していました。
今年は南禅寺よりこちらの天授庵(南禅寺の塔頭)の方が楽しめました。
今春は桜撮影を諦めてしまいましたが、紅葉で京都の秋を堪能する事が出来ましたので、良しとしないと。
SONY α77 + DT 16-50mm/F2.8 SSM
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