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2012年7月 8日 (日)

キタキツネとエゾジカ

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7月3日、北海道・知床「カムイワッカ湯の滝」付近で撮影

昨晩のBSジャパン「写真家たちの日本紀行」を見たら、竹田津実さんが北海道・小清水町でキタキツネを撮影している内容でした。小清水町は今回屈斜路湖からオホーツク海に向かって車を走らせている時に通過した町で、昨日ご紹介した原生花園駅もその小清水町の一角に位置しているのです。

番組で見たキタキツネは非常に警戒心が強く、これが本当の野生なんだなぁ・・・と思った次第。と申しますのも、知床で見つけるキタキツネは警戒心が強いどころか、向こうから寄って来ます。おそらく観光客が車から餌を与えているからでしょう。

私がキタキツネを見つけて車を止めると、必ず向こうからドアの前まで来ます。「車が止まると餌をくれる」と学習しちゃっているのでしょうね。困ったものです。私はもちろん何もあげません。

↑このキタキツネはまだ子供です。この子も私が車を止めたらひょこひょこと寄って来て、私の目をじっとみていました。近くに母キタキツネがいて、様子を窺っています。

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↑こちらが母親です。もしかしたら父親かもしれませんが。私の車へ寄って来て、やはりたたずんで餌をねだっておりました。

数年前、道路にたたずんでいた母子のヒグマに観光客が車の窓から餌を投げ与えた事があり、車から餌を貰えると学習した母子ヒグマは毎日道路にたたずむようになってしまったそうです。気楽に餌を与える観光客が一番悪いですね。キタキツネの写真は上の母子を撮影した以外、見つけても写真に撮る気持ちが失せてしまいました。

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その点、エゾジカはまだまだ人間に対して警戒心を持っているようで、こちらの気配に気が付くとじっと様子を窺い、近付くとサッと森の中に逃げて行きます。

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やはりそれが野生ですよね。

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ところでキタキツネやエゾジカを撮影した「カムイワッカ湯の滝」方面の道路はまったく舗装されていませんし、道幅も狭く、左側は崖と来ているのでスピードは出せません。周りはまさに原生林。ヒグマが生息しているわけですから、運転中は結構緊張しました。(^^;

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何しろ朝の7時前の時間帯で、他に車は走っていませんでしたから。昼過ぎ、知床五湖を散策したく、入り口の駐車場に車を入れて注意書きの掲示板を読んだら、「早朝に入るのは大変危険なので絶対にしない事」と書いてありました。ぎゃふん! まぁ、知床五湖へと散策に入るのは、という事なんですが。

ちなみに知床五湖の散策は7月いっぱいまではプロのアドバイザー(契約料5千円)と一緒でなければ歩けません。それもヒグマに遭遇した時の対処法をレッスンして合格しないとダメ。今のヒグマは子育ての為に活動が活発なんだそうです。しかし8月以降はアドバイザーを雇わなくても歩けるようになりますよ。

Nikon D800 + TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di VC USD

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コメント

おはようございます。
昨晩のBSジャパンの番組、「北の国から」を見ていて見逃してしまいました(>_<) 次回は忘れないようにしないと。エゾシカのお写真、とってもクリアできれいに撮れていますね~。さすがD800。野生動物が身近に生きる知床の自然、いつまでもこのままであって欲しいです。

koukoさん、おはようございます。
昨日の「北の国から」は2度見ていたのでパスし、BSジャパンを見ていました。今度の土曜日に再放送されますので、ご覧になってみて下さい。
野生動物が自由に生きている世界遺産知床、このまま生態系を守って欲しいものです。

私もBSを見ました。エキノコックスは退治されたようで良かったなぁと思いました

roxanne6さん、こんばんは。
5年前、ツアーで観光旅行した際、キタキツネを飼育しているところにも見物に入ったのですが、バスガイドさんからバスの中で事前に「絶対キツネには触らないで下さい」と言われました。
その時初めてキタキツネだけが持っている病原菌の事を知り、へぇ・・・と思ったものです

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