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2013年1月 7日 (月)

大判プリントをしました

I418
EPSON PX-H9000で出力中

以前からニコン D800で撮影した写真(3600万画素)を自宅プリント(最大A3ノビ)より大きなサイズでプリントしてみたいと思っておりました。

そこで昨日、友人と一緒に新宿まで出掛け、初めて大判プリントをして来ました。訪れたショップにはMac Proが2台用意してあります。モニターはEIZO。他にフィルムをスキャニング出来るようにEPSON GT-X970も。プリンタは以下の3機種。

EPSON PX-H9000(B0ノビプリンタ)
EPSON PX-5002(A2プリンタ)
EPSON PX-5V(A3ノビプリンタ)

冒頭の写真は「B1用紙 728x1,030mm」をほんの少し上回る用紙(B1ノビ?)を使って出力中のところをiPhone 5で撮影したものです。プリント用紙のサイズが分かるように下に自宅でA4サイズにプリントしたものを置いてみました。如何ですか、比較して大きさがお分かりだと思います。

プリントした写真は↓これです。

N1413
Nikon D800 + 24-120mm

東京スカイツリーのライトアップを撮影したもので、クリスマスに縦位置のカットを拙ブログで掲載済みです。

プリントしたものを比較したのが下の写真。右下にA4用紙を置いてみました。

I0422

大判プリントに天井の照明が4箇所映り込んでいますが、A4と比較してみて下さい、感動する大きさでした。

D800による写真では↓これもプリントしてみました。

N757
Nikon D800 + TAMRON 70-300

函館の路面電車を撮影したものですが、こちらは昨年五月に掲載しております。

プリントしたものをチェックしてみると、被写界深度が良く分かりますね。手持ちで撮影していたのですが、レンズの手ぶれ補正が効いている事もあり、ピント面はこの大判プリントでも実にシャープに写し込めている事が確認出来ました。

ところでD800で撮影した3600万画素、素の状態では「B1ノビ」サイズ(長辺1,111mm)の用紙に入り切りません。(笑)

一般ユーザーが撮影した写真をプリントで見る事を想定した場合、3600万画素なんて如何にオーバースペックかという事を実感しました。何故なら一般家庭では「A3ノビ」以上でプリントする事なんて普通は有り得ないからです。精々持っていてPX-5002などの「A2」サイズ(420x594mm)まででしょう。

そこで私はAPS-Cセンサー 1600万画素のニコン D7000で撮影した写真もD800と同じサイズでプリントしてみる事にしました。果たして1600万画素の写真がこの大判プリントに耐えられるのかどうかを確認するためです。

I426

プリント中の写真は↓これです。

N7218
Nikon D7000 + 24-120mm

1600万画素の写真をこの大判プリント(長辺1,111mm)にした場合、細部を見たらデジタルの「ギザギザ」が生じるのではないかと危惧していました。

ところが仕上がったプリントを見た瞬間、「アッと驚く為五郎」でした!(爆)

友人と一緒に微に入り細に入り、まさに重箱の隅を突くように見ても、画素数の足りなさから生じる「ギザギザ」がまったく見られません!

心底私は感動してしまいました。こうなるとAPS-Cサイズだろうがフルサイズだろうが、およそ1600万画素もあればこれだけの大判プリントでもまったく問題ないという事ですね。

同行した友人は2000万画素の最新機種EOS 6Dで撮影した写真を持って来ていましたが、2000万画素でもオーバースペックだという事を思い知らされました。

昨日のプリント結果を見て、メーカーさん! もう画素数競争は止めましょうよ! と申したくなりました。

そして改めて思った事、写真はやはり「プリント」して見るもの、という事ですね。撮影結果をパソコンモニターで見るだけでなく、プリントして見るといろいろな発見があります。何より実画像を「等倍表示」出来るパソコンモニターなんて無いのですから。

※ 利用したレンタルラボ、最初は入会金が必要ですが、以後はラボ利用料金とプリント料金のみです。今回私がプリントしたサイズで1枚(エプソン写真用紙)1,350円です。

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コメント

先日「デジカメに1000万画素はいらない」という新書を手に入れました。まさに今回のKONDOHさんのレポート通りのことが書かれていますよ。

最初、型番から「どうしてこんなに大きなプリンターを買われたのか。凄いなあ」と(^^;)
下の方に置かれているのがA4プリントだとは・・・。B1は見当がつく大きさです。それのノビだから相当大きいですね。
D7000でもOKという事実を広めていきたいですね。

おはようございます。
日頃KONDOHさんがおっしゃっていることが証明されましたね。それにしてもA4と比較したお写真、大きいですね~。風景写真は、こうした大きいサイズにしてみると楽しいでしょうね。

スカルピアさん、おはようございます。
おお、そういう書籍が出ているのですか。
日頃、疑問に思っていた事(果たして3600万画素も必要なのか?)を試してみたく、実験をしてみました。
そうしたら自分の予想が正しかった事を確認出来ました。

cucchi3143さん、おはようございます。
実物は本当に大きいですよ。仮にプリンタを購入出来ても、インク代は18万円です。(^^;
今回の実験で、高画素は無闇にHDDを埋めて行くだけと実感しました。

koukoさん、おはようございます。
はい、自分の予想通りの結果で、もう高画素カメラを追う必要がなくなりました。(笑)
今度は美瑛の写真をプリントしたくなりましたですねぇ・・・。

B1ノビ(!)ですか、凄いですね。
仕事関連で、B1のプリントはたまに見ていましたが、自分の写真はグループ展の半切まででした。
おっしゃる通り、大画素競争はメーカーさんに踊らされているのかもです。
もっとも、小生は大型プリントに見合う写真は撮れていませんが。

このところ4ⅹ5の写真を全倍(600x900)でパネル張りにして玄関に飾ってますが、写真はやはりプリントして見るもんですよね。D800の写真は大きく伸ばしてみたことないですが、4ⅹ5よりはシャープなんじゃないか?とは思っています。
某プロラボにはまだRPダイレクトプリントの紙が在庫になっているので、今のうちに全倍のプリントを何枚か焼きたいのですが、いかんせん高くて・・・(T_T)

kurakameさん、こんばんは。
半切でも結構大きいですよね。銀塩時代、自分も半切で写真展に出展した事があります。
自分はD800を使うようになって高画素に疑問を感じるようになりました。今回は自分の想像通りの結果で、ますます高画素デジカメにアレルギーを感じるようになっちゃいました。(笑)

にこらいさん、こんばんは。
4x5の全倍パネルですか。素晴らしいです!
自分も今回プリントしたSLやまぐち号を玄関に貼り出しました。横位置の写真は無理なので、縦位置だとなんとか。(^^;
デジタル時代になって撮影した写真はモニターで見て終わり、という方が増えていると思います。しかし写真はプリントでみたいですね。
ところでRPダイレクトプリントをしてくれるラボがあるのですか! 私も4x5でやってみたいですねぇ・・・。探してみます。
今回の大判プリント、4x5をスキャニングしたデータを持って行くのを忘れてしまいまして、今度改めてプリントするつもりです。

KONDOHさん、こんばんは。
やっぱり写真はプリントですよね!自分もプリントが最終的な形だと思っています。だからハッセルでポジフィルムを使っているわけだし・・・。デジカメは5Dmk2以降の2000万画素級でやっと中版のポジフィルムからのプリントに近づいたかな・・・これは解像度ではなくて色の深みや立体感といった写真からの全体的な情報量の豊富さ等の印象です。ですからきちんと撮られたD800からのラージフォーマットプリントを見てみたいのです。インクジェットも良いのですが、できればフジ系のプロラボでプリントしたクリスタルプリントで見てみたい!

KONDOHさん、こんばんは。

 大変参考になります。
 次回の4×5も楽しみにしております。

 このようなサービスがあるのですね。知りませんでした。

harasawaさん、こんばんは。
もうまったく同感であります。何も今回のような大きなサイズでなくとも、プリントで見たいものです。
ハッセルによるポジも本当に素晴らしいですね。ライカ Rと共に手放せません。
これからのデジタル、画素数争いなどではなく、階調などといった本質的な画質争いをして頂きたいですね。
クリスタルプリントもやってみたいと思います。

pyosidaさん、こんばんは。
今回はちょっとした実験の意味合いも含んでおりました。ご参考になりまして嬉しいです。
4x5の大判プリント、自分も期待しています。

RPのダイレクトはフジでもまだ受けているはずなんですが、私が頼んだのは写真弘社です。全倍の大きさで周囲にマットを使った枠が付くタイプですね。
個展などが入って紙が終わったらそれまでです・・・と言われたので、昔何度か焼いた上高地の写真(みんな手元にはありません(笑))をもう一回焼いておきたい気もするんですよね。

こんばんは。

これだけ大きなプリントで自分の写真を楽しめたらいいですね。もっとも、私の写真には、それに値するだけのものがなさそうですが(笑)。でも、一度試してみたくなりました。

画素数とプリント写真の画質に相関関係があるとすると、アマチュアが個人で楽しむ範囲では今の画素数は過剰になりつつあると言うことなのでしょうね。

写真展を開くようなプロの場合は、どうなのでしょうね。画素数は大事な要素なのでしょうか。

また、被写体の質感を重んじる場合、デジタルでは不足で、まだフィルムにこだわっている写真家は多いのではないかと思います。

こんばんは。
デジタル・プリントは、仕組み上、元データの質の差が現れにくい
ですね。シャープさをメインの基準にするのでしたら、いろいろな
方法(アルゴリズム)が考案されていますから、コンデジでも全紙
プリントいけてしまうでしょうね。撮影機種を伏せてプリントを
見せられたら、見分けはなかなかつかないと思います。
銀塩の焼き付けでは、キャビネくらいでも、中判と135判の差は
歴然としていたように思います。

こんにちは。
最初、ハガキサイズのが置いてあるのかと思ったら、あれがA4サイズとは。
液晶画面は画素が矩形ですが、インクジェットプリンタは円形ですから、よほど画素が足りなくならないかぎり、目立たないのでは。しかも、本来ならモニタで観賞する場合はプリント出力より画素数は少なくてよいはず。ピクセル等倍で見る習慣がいけないのでしょう。

にこらいさん、
最近はヨドバシさんオンリーでして、アナログプリントは終了しましたという表示が大分以前ありまして、もう出来ないと思ってました。横浜のフジ系プロラボも大分前に閉鎖していますし。写真弘社って昔から有名ですね。一度訊いてみるかな。ありがとうございます。

yymoonさん、おはようございます。
今回の大きさは早々出来るものではないですが、実験の意味もあって行いましたが、やはり大きなプリントは迫力がありますねぇ・・・。
画素数に関しては3600万画素なんてプロでも充分過ぎると思います。ビル一面サイズにプリントするならともかく。
フィルムに拘る方はおっしゃるようにまだまだ沢山いらっしゃると思います。

kv492さん、おはようございます。
今回大判プリントしてみて思った事、それはおっしゃるように機種名を伏せて見せられたらなかなか見分けはつかないなぁ・・・と。自分も含めてレンズの味がどうだのこうだの・・・なんて小さいサイズだから言える事かもしれません。(笑)
いろいろな事を考えさせてくれました、今回の大判プリントは。

ビワさん、おはようございます。
写真だけではサイズが分かりませんよね。(^^;
画素の相関関係、そういうものですか。矩形と円形の違いで見た目も随分変わるという事なのですね。
モニター鑑賞はそれこそフルサイズの207万画素でも綺麗に見えるわけですからねぇ。最近は特にフルサイズ1920x1080のモニターが増えていますし。問題は銀塩時代に無かった等倍鑑賞ですねぇ・・・。

 KONDOHさん、九州や大阪でも可能でしょうか。

 全国チェーンだと良いのですが・・・
 或いは、データーを送って印刷、宅配などは可能なのでしょうか。

 お手数ですが、ご存じならば教えてください。

pyosidaさん、こんばんは。
案内書をみると出力サービスもやっているようです。サイトは下記になります。
http://tokyolightroom.com
出力サービスは3日納期となっているようです。

 KONDOHさん、こんばんは。

 早速教えてくださり、ありがとうございます。
 遠方の方ですが、関心がある人がいて聞きました。

 でも、これだと私も頼めそうです。
 ・・・が・・・、大きくする価値のある写真がありませんでした・・・(自爆)

pyosidaさん、
今回私がプリントしたのは実験の意味もあったのですが、A2サイズくらいでも結構大きいですから、充分楽しめると思います。
これなら・・・という作品が出来たらやってみて下さい。

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