« 東京湾クルーズ(2) | トップページ | ハッセルで開港記念会館 »

2013年2月 7日 (木)

ワルツの夢〜幸田浩子・イン・ウィーン

Kohda

ワルツの夢〜幸田浩子・イン・ウィーン

レハール : オペレッタ「メリー・ウィドウ」より
J.シュトラウス : オペレッタ「こうもり」より
J.シュトラウス : ワルツ「春の声」
スッペ : オペレッタ「ボッカチオ」より
J.シュトラウス : ワルツ「美しく青きドナウ」
ジーツィンスキー : ウィーン、わが夢の街
他 全11曲

幸田浩子(ソプラノ)
グィド・マンクージ 指揮
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団

2012年7月2日〜4日 ウィーン、カジノ・バウムガルテンで録音

DENON COCQ-84986

いや〜・・・もう〜あまりの美しさに打ちのめされました!

美しさとは容姿の事ではなく(もちろん容姿も美しいですけど)、その歌声を形容して言っているのです。よく美しい声を称して「天使の声」と言う場合がありますが、幸田浩子さんの声は正に「天使の声」に聞こえました。

ヨーロッパの歌劇場、特に専属契約を結んでいたウィーン・フォルクスオーパーで活躍して来た幸田浩子さんが、ウィーンゆかりの歌を集めたのがこのCDです。

2曲目、レハールの有名なオペレッタ「メリー・ウィドウ」からの「ヴィリアの歌」を聴いてみて下さい。「天使の声」が聞けますから。何もこの曲を挙げなくてもCDの1曲目、オスカー・シュトラウスのオペレッタ「ワルツの夢」からの「扉を開けて」をお聴きになってみて下さい。本当に素晴らしい声と情感ですから。

3曲目、J.シュトラウスのオペレッタ「こうもり」から、アデーレが歌う超有名な「侯爵様、あなたのようなお方は」も実に素敵です。小間使いのアデーレが主人であるアイゼンシュタインを煙に巻くかの如く歌う幸田浩子さん、実際に舞台を見たくなりますねぇ。今月、東京文化会館で上演される二期会の「こうもり」で幸田浩子さんがアデーレを歌うそうです。ただダブルキャストなので実際に聴ける確率は50パーセントですねぇ。(^^;

5曲目に私の大好きなワルツ、J.シュトラウスの「春の声」が収録されているのですが、魅了されるという表現がピッタリです。購入以来、もう何回聴いている事か・・・。

カラヤンが嘗て一度だけウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで指揮をした事がありますが、その時にこの曲を採り上げていまして、黒人ソプラノ歌手キャスリーン・バトルが実にチャーミングな歌声を聞かせてくれました。幸田浩子さんはそのキャスリーン・バトルに負けずとも劣らずの全く以て素晴らしい表現であり、声であります。

どなたもご存知の有名なワルツ「美しく青きドナウ」ですが、今回私は初めてヴォーカル版を聴きました。そもそもこの曲に歌詞が付けられていた事を私は知りませんでした。しかしヴォーカル版がこんなに楽しめるとは思わぬ拾い物、という感じです。幸田浩子さんの声が実に美しい!

CD最後に収められている「ウィーン、わが夢の街」もウィーン情緒たっぷりに聴けます。とは言うものの、私は未だウィーンに行った事がないので、私がウィーンに対し持っているイメージという事で。(笑)

その他、指揮者でもあったロベルト・シュトルツのオペレッタ作品「お気に入り」からの「私の心の皇帝」も素晴らしいですし、スッペの有名なオペレッタ「ボッカチオ」からの「恋はやさし、野辺の花よ」も幸田浩子さんの伸びやかな高音域を楽しめますよ。

あれこれ私が能書きを言うより、とにかく聴いて下さい! 全11曲すべてが素晴らしいですから!

このCDはクラシック音楽が苦手の方でもきっと楽しめると思います。是非、ひとりでも多くの方にこの素晴らしいCDをお聴きになって頂きたいです。

« 東京湾クルーズ(2) | トップページ | ハッセルで開港記念会館 »

コメント

気ままにクラッシック、というNHKの番組でDJを担当されていましたね〜

スカルピアさん、おはようございます。
FM放送ですよね。FMはずっと聴いていないので、幸田さんが出ていらっしゃる時もまったく知りませんでした。(^^;
今は据え置きのFMチューナーも実は持っていないのです。以前はエアチェックに励んでいた時もあったのですが。

こんばんは。
楽しそうなオペレッタアリア集ですね。
オペレッタやウインナワルツはまさにクラシックに親しむのに最も適したジャンルですね。私も、小、中学生の頃は、ウィーン少年合唱団やオペレッタの序曲集から入っていきました。

とりわけ、「メリー・ウィドウ」は大好きで、カラヤンの全曲盤LPは愛聴盤です。
「ヴィリアの歌」は身も心もとろけてしまいそうな魅力がありますね。森の妖精に魅入られていく青年の気持ちになります。
メルビッシュ湖上音楽祭での「メリー・ウィドウ」のBSで観たときは感動しました。これはDVDになっています。
今年のNHKのニュー・イヤー・オペラコンサートでもメリー・ウィドウをハイライトでやっていました。

カラヤンのニュー・イヤー・コンサートも良いですね。メトロを首になったバトルは今どうしているのでしょう。惜しい人です。

yymoonさん、こんばんは。
このCDは本当に楽しく聴けますよ。そして幸田浩子さんの美声に酔いしれる事が出来ます。
オペレッタはオペラと違って気軽に聴けるところが良いですね。yymoonさんはオペレッタの序曲集から入りましたか。
カラヤンの「メリー・ウィドウ」は名盤ですね。「こうもり」も良いですし、カラヤンにこういう曲を振らせると上手いですから。ニューイヤーコンサートは歴代の演奏としてもクライバーと並び最高でした。

KONDOHさん
以前Joe staffordの件で投稿したmtanakaです。
今回は”ワルツの夢”早速取り寄せて聞いてみましたが、とても気に入りました。またこの前ご紹介されていたBruno walterのMozart の38,40もすぐ買って聞きましたがこれも気に入ってます。また良い音楽をご紹介ください。
 

mtanakaさん、おはようございます。
おお、ご紹介したCDをご購入頂きましたですか。おまけにワルターのモーツァルトまで。
ブログに掲載したCDをご購入されるという事は私にとって大変嬉しい事なのです。もちろんレコード会社とは何ら関係しておりませんですが、同じ音楽で共鳴して頂けるのは個人的に嬉しいです。
私もご紹介頂きましたジョー・スタッフォードのグレイテスト・ヒッツ、時折取り出しては聴いております。

こんばんは。
幸田さんは、とても良い声ですね(^.^)。二期会のオペラやニューイヤー、それとリサイタルで聴きました。
いかにもレッジェーロな声なので、オペラの主役よりは、こういうレパートリーの方がはまりますね。きっとすばらしいのだろうと・・・、レコード屋に物色しにいこうかと思ってます(^.^)。

kv492さん、こんばんは。
幸田さん、本当に素敵な声です。生で何回もお聴きになっているのですね。
おっしゃる通り、声質から今回のCDのような役柄はピッタリですね。是非、お求めになって下さいませ。気に入って下さると思います。

こんにちは。

わたしも、幸田さんが大好きで、発売されたCDは全部買っています。
アメリング、キャスリーン・バトル、バーバラ・ボニー以来の好きな歌手です。
4月に幸田さんのコンサートを聴きに行きます。
中ホールでいい席が取れたので、とても楽しみにしています。
プログラムに「春の声」も入っているようです♪
容姿もチャーミングだし、とにかく声が大好きです。
プライもそうですが、私はどうしても声で聴いてしまいます(もちろん、彼らは美声なだけではありませんが)。

真子さん、こんばんは。
凄いです・・・、幸田さんのCDはすべてご購入されていらっしゃるのですか。
でも、ファンというのはそういうものですよね。
私も指揮者の朝比奈隆さんとヴァイオリニストのチョン・キョンファさんは、発売されるものすべて購入しておりますから。
来月、幸田さんのコンサートに行かれるのですね。
最近、BS放送に出演されているのを見ましたが、本当に美しい声です。
そうそう、つい最近メトの「こうもり」全曲(WOWOW放送)を見たのですが、アデーレ役の歌手をついつい幸田さんと比べてしまいました。
メトの舞台は実に素晴らしかったです。アデーレ役の歌手、演技も歌も上手かったのですが、幸田さんの声には一歩及ばないなぁ〜・・・と、思ってしまいました。(^^)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 東京湾クルーズ(2) | トップページ | ハッセルで開港記念会館 »