オオワシ
実は昨年暮れの時点では二月に北海道羅臼を訪れ、流氷に飛び交うオオワシとオジロワシを狙う予定でした。しかしいろいろな事情から今年は断念。
ところがところが、上野動物園の後、不忍池の畔を歩いていたら、とんでもない猛禽類を発見。
「え!? 何故ここにオオワシがいるの?」と、驚き桃の木山椒の木!(^^;
で、慌てて持っていたカメラで数枚撮影しました。しかしこちらを気にする様子はまったくありません。撮影距離数メートル。別に鎖に繋がれているわけではありません。と、手前に看板が。読んでみると・・・、
このオオワシたちは銃で撃たれて傷ついた状態で保護され、上野動物園にやって来たそうです。その傷が原因でもう飛べなくなったそうで、ずっと動物園の猛禽舎に入っていました。で、今は不忍池の小さな島に放し飼いとなったようです。
ここに人工的な池を造り、魚を放して餌とさせる予定だそうで、今は飼育員さんが鶏肉などを与えているらしいです。大空を飛べなくなったオオワシ、可哀想ですねぇ。しかし間近に見るオオワシはなかなかの迫力です。
ちなみにこちらは東園猛禽舎の中。
いつか野生のオオワシを撮影したいものです。
Nikon D7000 + TAMRON SP 70-300mm/F4-5.6 Di USD
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え、、しばらくはいるんですよね。
鷲は、優美ですね。
投稿: swingphoto | 2013年3月17日 (日) 08時00分
swingpfotoさん、おはようございます。
不忍池のオオワシはここで余生を全うさせるのだと思います。
オオワシは鷲類の中でも最高ですね。
投稿: KONDOH | 2013年3月17日 (日) 08時09分
こんな美しい動物を鉄砲で撃つ?大自然の淘汰の結果、生み出されたこんな美しい動物を、理由も無く傷つけるなんて許せないですね\(*`∧´)/
投稿: スカルピア | 2013年3月17日 (日) 11時44分
スカルピアさん、こんばんは。
善くぞおっしゃって頂きました。まったくその通りであります。
銃で撃たれて・・・と読んだ時、「酷い!」と、真っ先に思ったものです。恐らく撃った人間は面白半分だったのでしょうが、許せませんよね。
オオワシは国の天然記念物に指定されています。撃った人間は重罪です。
投稿: KONDOH | 2013年3月17日 (日) 18時57分
こんにちは。
猛禽類の最大の敵は人間でしょうかね。最近はスズメですら数が減っているという話ですし。増えているのはハトとカラスくらいでしょうか。みんな人間の生活がらみですけどね。
投稿: ビワ | 2013年3月17日 (日) 20時48分
ビワさん、
おっしゃる通りですね。人間があらゆる動物たちの敵なのかもしれません、残念ながら。
投稿: KONDOH | 2013年3月17日 (日) 21時34分
おはようございます。
写真はオジロワシではなく、オオワシですね。
オオワシを撃つ人がいるとは知りませんでした。本当に非道いと思います。オジロワシは、風力発電の風車に当たって死ぬことが最近多いようです。これも何とかならないものかと思います。
投稿: yoss70 | 2013年3月18日 (月) 05時07分
yoss70さん、おはようございます。
ご指摘、ありがとうございます。本当ですね、改めて鳥類図鑑を見るとオオワシですね。お恥ずかしい。(^^;
早速、訂正致しました。しかし、ネットで不忍池の鷲を検索するとオジロワシでゾロゾロ出て来るのでてっきり・・・。
不慮の事故、銃で撃たれる、いずれにしても人間が自然を破壊しているという事ですね。
投稿: KONDOH | 2013年3月18日 (月) 07時31分