ジャミラ兄弟
左 PENTAX MZ-S、右 LEICA R9 です。デザインが似ていますね。一眼レフカメラと言えば通常ペンタプリズム部分が出っ張っていますが、この2台はそれほど出てはいません。ほとんど平。
で、今日はMZ-Sの話し。
MZ-Sが発売された当時、ユーザーからは「ジャミラ」と呼ばれていたようです。これは「ウルトラマン」に登場する怪獣「ジャミラ」にその姿が似ていたからなのです。確かに頭から両肩に掛けてのデザインが似ていますね。(^^;
私が初めてフキノトウを見たのはほんの数年前、北海道のJR東釧路駅ででした。釧網本線に乗りに行った時、東釧路駅の線路脇に沢山見る事が出来、本当に感動したものでした。
さて、PENTAX MZ-Sですが、ファインダー倍率が小さい(0.75倍)です。典型的AF時代の申し子とも言うべき倍率の小さなカメラです。MF時代のカメラはそのほとんどが0.8倍以上でした。しかしAF時代になってからはどのメーカーも倍率が小さくなってしまいました。AFでピントを合わせるのだから倍率なんて関係ないでしょ? という事でしょうか。
ちなみにニコン製デジ一眼のフラッグシップ機、D4のファインダー倍率をご存知でしょうか?
カタログ値、約0.7倍となっています。「約」と但し書きがあるくらいですから、もしかしたら実際は0.7倍を割っているかもしれません。そのくらい現在のカメラのファインダー倍率は蔑ろにされています。
MZ-Sのファインダー、倍率は確かに小さいのですが、搭載しているスクリーンが大変ピントの山が掴みやすいもので、それが救いです。
このカメラ、元々はフルサイズセンサーを搭載したカメラを試作していた当時、ベースとなったカメラで、もしこのボディサイズで実際に発売されていたら、大変コンパクトなフルサイズデジ一眼となっていましたね。
ところで私がペンタックス製一眼レフを使っていつも思う事は、ブラックアウト時間が他社に比べて長いという事。もう少しなんとかならないものでしょうかねぇ。AFの稚拙さについては諦めがあるのですが、ブラックアウトを他社並みに短くして欲しいものです。
PENTAX MZ-S + SMC TAKUMAR 55mm/F1.8 + SMC TAKUMAR 28mm/F3.5、Fuji PRO 400
このデザインに馴染めなかったので、いままで使わなかったのです。R8・9はレンズもないし(笑)
ファインダーのブラックアウトですが、私はクィックリターンではない機種も結構使いますからあまり気にしたことがなく、そういえば昨日はRFで撮っていたのでシャッターを切った後でも通行人が現れずによかったとか実感できましたが、やはり倍率のほうが気になりますね。
すべてのシーンでAF撮影のみということはなく、マクロですと最後はMFで追い込みますからね。フルタイムMFができてもピントの山が掴めないファインダーやスクリーンとなると本末転倒です。
投稿: cucchi3143 | 2013年3月 1日 (金) 00時31分
cucchi3143さん、おはようございます。
デザインは好き嫌いがハッキリと出るカメラだと思います。どちらも。しかし従来のスタイルから脱却した個性的なデザインとも取れるように思います。(^^;
ブラックアウトの件ですが、以前ハッセルはブラックアウトしたままですよ、と言われた事がありますが、これは機構が全然違うカメラなので・・・。
私の場合は長くニコン使いをした後にヤシコン RXを購入した時にその長さに気付きまして、メーカー間、モデル毎に違うものだと思い、以後凄く気になるようになってしまったのです。
EOSのスクリーンは平均的にピン山が掴みづらいですが、1DXは結構良いように感じました。
投稿: KONDOH | 2013年3月 1日 (金) 07時50分
こんばんは。「ジャミラ兄弟」・・・タイトルを見たときに笑ってしまいました。KONDOHさんもウルトラマン世代なのですね!
KONDOHさんが「初めてフキノトウを見たのはほんの数年前」って言うのが不思議です。関東近県でも春先にはあちこちで出てきます。撮影に行ったときのちょっとしたお土産です。フキノトウだけは採っても地元の方からは文句は言われないほどの山菜です。(ワラビやゼンマイ等は怒られる場合がありますので)
投稿: harasawa | 2013年3月 1日 (金) 17時38分
harasawaさん、こんばんは。
ウルトラマン、再放送が何回かされていますね。昨秋、WOWOWさんでフルハイビジョンへアップコンバートされた映像で全作放送されました。全部録画して見ちゃいました。(^^;
実は子供の頃、こういった特撮モノを父が見せてくれなかったのです、はい。で、今頃フルハイビジョン放送で見たわけです。(笑)
フキノトウの件ですが、本当の話しなんです。私の住んでいる周辺ではまったく見る事が出来ませんでした。なので、北海道では本当に感動しました。最初見た時、「あれ? もしかしてあれがフキノトウ?」という感じだったのです。(^^;
投稿: KONDOH | 2013年3月 1日 (金) 19時52分
こんにちは。
一眼レフをデザインする場合、ペンタプリズム部分をどうするかで随分と印象が変わりますね。出っ張らせるにしても、尖らせたり平らにしたり。なのに、デジタル一眼レフはどれも同じデザインで、あまり面白くないです。
今回も、雰囲気の良い写真ばかりですね。
投稿: ビワ | 2013年3月 1日 (金) 23時07分
ビワさん、こんばんは。
おっしゃる通り、デジ一眼は似たようなデザインで、個性的なものがないですね。
今日のような写真、デジタルよりネガの方が合っているように思うのですが。
投稿: KONDOH | 2013年3月 2日 (土) 00時02分