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2013年10月29日 (火)

M型ライカの話し

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誰が言ったのか、「ライカでなければ撮れない写真がある」という言葉。実は私自身の持論は逆で、「ライカだと撮れない写真がある」なのです。もちろんこの場合のライカはM型を指しています。

ライカは速写性に優れている、という事も良く言われます。確かにシャッターのタイムラグは一眼レフなどに比べれば短いですし、焦点距離28mmのレンズを装着し、絞りをF8にして距離リングを3mに合わせておけばパンフォーカスで撮れますからピント合わせの必要などなく、サッと構えて瞬間に撮影を終了出来ます。

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速写性はそういったところから言われているのでしょうか。早い話しが盗み撮りしやすい。あ、違うか。(笑)

しかしまぁ、過去のライカ使いの写真家たちによる人物スナップは大なり小なりそういう部分はあると思います。そういう部分も含めて「ライカでなければ撮れない写真がある」と言わしめているのだと私は思っています。

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私自身はM型ライカもじっくり構えて撮る人間なので、ピントが真ん中一点でしか合わせられないという事に少しイライラしちゃうわけです。なので滅多に持ち出さないのです。機械式カメラなのでたまには使ってやらないと、という義務感が半分くらい生じています。(笑)

だったら手放せば良いだろう・・・と言われそうですが、M2は作りが大変気に入っているので入手以来手元にずっと置いています。一度オーバーホールも済ませています。しかしM3は手放しましたし、M6は十数年の間に出たり入ったり。(^^;

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前日申した通り、日本のライカブームは田中長徳さん抜きにして語れないと思います。まぁ、いろいろと個性的な発言の多い方ですが。(^^;
「ライカとその他のカメラ」という言葉は良く発していましたね。一時はM6の事も随分と小バカにしていましたし。M6はライカではないと。(^^;

M型ライカの人気、日本では少し神格化され過ぎなのでは、と私は感じています。それと日本人のブランド志向の強さも関係していると思います。こういう事を言うとゴリゴリのM型ライカファンから石を投げられそうですね。でも、本当にそう思っていますので。(^^;

今日の写真を撮った日は雨が降りそうな曇天で、フィルムの発色がイマイチですね。

LEICA M2 + Zeiss Planar T* 50mm/F2 ZM、Kodak SUPER GOLD 400

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コメント

おはようございます。
1枚目に写っている方はスケッチをされているのでしょうか。カメラ散歩をしていると、スケッチの方をよく見かけますが、じっくり風景を見つめるというのもよいものでしょうね^^

僕も自分のブログで何度か現代ライカ(デジタル)の話をさせて頂いたことがあります。ユーザーの批判では決してないのです(誤解のないようにお願い致します)、ただ素朴な質問のような話です。

話がちょっとずれるかもしれませんが、現代ライカを使われている方々の中に時々「ライカノ色(撮れた写真)」と仰る方がおられますが、僕にはまだそのライカの色というのが分かりません。フィルムでしたら使うレンズやフィルム等で決まってくると思うのですが、デジタルのセンサー等で作られた写真の色が”ライカの色”というのがまだ掴めません。ただ単に見る目がないのかと自負しておりますが、例えばキャノンやニコンそしてフジの違いなどは分かりますが。^^; それでも最近は各社とても素晴らしい色作りだと感じております。

今回のKONDOHさんのお話、僕も同じように感じます。一応ライカ人類の端くれですけど。(笑)
M2いいですね~いつか欲しいです。^^

おはようございます。

 M4-2を少し使った程度です。その時に借りた、Leicaの35mmのレンズが気に入りました。
 レンジファインダー式のカメラは、余り威圧感がないので、街中でも通行書がもらえるような気がします。

 私の場合は、コンパクトなL・MレンズをNEXやα7・α7Rで使えたら・・・と言うタイプです。

 レンズの距離目盛・絞りに注意すれば、どのボディでも、素早く撮れると思います。

koukoさん、おはようございます。
はい、1枚目の方はそうです。この日、この周辺でスケッチをされていらっしゃる方を数人見ましたので、多分お仲間ではないかと思います。
おっしゃる通り、じっくり風景を見ながら絵筆を取るのは、写真撮影では気が付かなかったところも見ているかもしれませんね。

H.Oさん、おはようございます。
デジタルライカの件ですが、私は初代デジタルライカのM8を購入して散々使い回しました。なので、私の感想を素直に申し上げさせて頂きます。
「ライカの色」ですが、私もデジタルでライカの色はないだろう・・・と思っています。その前にM8はUV/IRフィルターをレンズ前に装着しなければまともな色が出ていなかったのですから。
思うに、本文で私が申したようにライカは日本では異常に神格化されていますので、ようやく手にしたユーザーは他社のカメラとは一段違う(上の)カメラと思い込みたいのではないかと。それは意識するしないに関わらず。
フィルム時代、ライカレンズは独特な渋みを私は感じていました。しかしデジタルになった今、事実上センサーは日本製、心臓部も日本製である以上、デジタルにライカの色はないと思います。(^^;
ライカデジタルユーザーから反論を買うのを承知で以上の事を申し上げました。

pyosidaさん、おはようございます。
これからのデジタル時代、ライカレンズをお使いになる場合は日本製のミラーレスカメラが一番最適なように個人的には思ってます。
ライカ Mはライブビュー機能を内蔵した事によってレンジファインダーとしての役割を一部終えた事になります。それでもやはりライカは根強いファンが大勢居ますので、当然レンジファインダーに拘る方もいらっしゃる事でしょう。でも、いずれはライカのレンジファインダーは消え去る運命のようにも思います。
少し脱線しましたでしょうか。(^^;

こんにちは!フィルム派ライカユーザーです。

ライカの味、という言葉は、主に「ライカ(ライツ)、もしくはシュナイダーOEM」(いわゆる純正)の「機械式(非研磨)非球面(手磨き非球面はOK)」になる前のレンズを、モノクロフィルムで撮影し自家現像・自家バライタプリントで焼き上げたときにできる「他のレンズとの違い」を「ライカの味」と考えてます。フィルムを使うならば、ボディはLでもMでもミノルタでもコシナでもコニカでも構いません。露出もオートだろうがマニュアルだろうが、置きピンパンフォーカスであろうがじっくりピント合わせであろうがピンぼけであろうがOK。
レンズ一本一本が大事に作られていた時代に低感度のフィルム、同じく低感度のバライタ、使い古しに新しいのを継ぎ足しした現像液・・・いわゆる昔の写真家のスタジオで処理した時に出来上がる低コントラスト(階調が豊か)の写真、真逆の硬調のレンズで撮った写真、それぞれに一癖も二癖もある写真に「味があるんだと」信じてます(涙)。
硬軟使い分け、イメージでレンズの硝材が違うものを手元に置き、自分好みの写真を焼き付ける作業までが「ライカの味」かな?ショット社の担当者、設計者、職人すべてが関わる物語。
デジタルでは何でもいいです。サードパーティーの非球面をつけておいて現像ソフトでオッドシフトを消して、ついでに歪みの補正をすれば、誰が撮っても同じ写真。
M2のシンプルなファインダーをしっかり調整すれば、-5EVだってピント合わせが(訓練次第で)できる。

と、ライカデジを買えない私は思い込んでます。

こんにちは。
私もある時期に某T氏に踊らされた、というかホイホイ乗っていった時代があります。あの頃は金があったのですね(^^:) 某T氏は「機材評論家」としてライツ社に貢献されました。いまは「あたし」と表記されるだけでダメです。
で、「ライカだと撮れない写真がある」とは私も思っていませんで、顕微鏡、感性の世界でしたら別ですが、処理の仕方でどうにでもなる世界ですから、別にライツ社製でなくともよいのではないかと・・・多くのMマウントレンズを処分した人間のぼやきです (//∇//)
ただし撮影意欲を喚起させる機材があるかどうかは大事なことですね。M型ライカは持っていて充実感を与えてくれるカメラだとは思います。大事にされる方々を否定するつもりはまったくありません。
昨今のライツ社機材、とくにレンズの高騰はデジタル撮影を前提にしていると思いますが、1本20~30万円もするレンズを買われるのであれば、ぜひM型ボディも入手されてフィルムでも撮っていただきたいです。Rレンズが安価になれば私も手を出したいです (//∇//)

ご丁寧なお返事をありがとうございます。
フィルムのライカの時代から使われている方々は、皆さん色々な思いがあると思います。^^

現代ライカは、レンズを含めブランドなのかなんなのか必要以上に付加価値をつけられてしまっているのは残念に思ってしまってます。楽しみと言う部分を少々失っているような・・
でも現代ライカユーザーの方々ともブログ上でお話もさせて頂いていますからこれ以上は申し上げられません。喋っておいてなんですが・・すみません。^^;

Rレンズの方が良いと昔聞いておりましたが使ったことはありません。赤城さんが何処かのお店で格安のR機を救出したと仰ってましたね。^^

ろだごん(時々JIQ) さん、こんばんは。
フィルム派ライカユーザーさん、大歓迎です。(^^)
レンズの選択から現像、焼き付けと、実際にご経験されている方のコメントだけに真実味があって尊敬するばかりです。
やはり私もデジタルで「ライカの味」は出ない、分からないと思います。もっともこの「ライカの味」というのは感じ方が人それぞれなので、難しい問題ではあります。デジタルで感じる方がいらっしゃるなら、それもその方にとっての「ライカの味」でしょうから否定するつもりはありません。
今のデジタル写真、正直申しましてどこのメーカーのカメラを使っても一緒、と考えています。やれA社の○○はライバルB社の○○より高感度撮影に優れている、なんていうのは私からしたら実に些細な取るに足らない事です。持った感触やデザインで決めても何ら問題ない、そういう域に現在のデジカメは到達していると思います。
もちろんそれがフィルムを超えている、なんて事も私は思っていませんけど。(笑)

cucchi3143さん、こんばんは。
チョートクさんの文章でライカ沼にズボズボという人は多いと思います。私はライカ菌に蝕まれている時もチョートクさんの影響は受けていないのですが。しかし私も最近の「あたし」という言い方には首を傾げております。(笑)どちらかと言えば不快感を感じているという方が・・・。
M型ライカが充実感を与えてくれるカメラという事については私も否定しません。事実M2の作りには感嘆しておりますので。そういった充実感で撮影のモチベーションが上がる事は大変良い事だとも思います。ただ、ライカは他のカメラとは違う、と思い込んでいらっしゃるユーザーさんは敬遠したいです、私の場合は。(^^;
M9使いの写友が申していた、「(デジタル)ライカは高い事に意義があるんであって、写りはどうでも良いの。写りを云々するなら国産のデジカメを使うから」と言われたのにはビックリしました。(笑)
でもねぇ、cucchi3143さんがおっしゃるように20〜30万円もするレンズを購入出来るなら、銀塩M型ボディを購入してフィルムでライカを味わって欲しいです。

H.Oさん、こんばんは。
いえいえ、私が常日頃感じていた、思っていた事を正直に申し上げたまでです。
今でこそ冷静な目で現在のライカ社のカメラを見る事が出来ていますが、嘗ては完全にライカ菌に蝕まれていましたので、どんな事も「ライカだから」という鷹揚な気持ちで許せていました。(笑)
しかし初代デジタルM型ライカのM8を使った事で、ようやく正気に戻る事が出来ました。高い授業料を払ったわけですが、今はあの常軌を逸した(と私は思っています)カメラ、レンズの価格に一銭たりとも出す気はありません。もっともそういうお金もありませんが。(笑)
H.Oさんがおっしゃる付加価値について、日本では田中長徳氏や雑誌の影響力がそうしたと感じています。
ただ趣味の世界、他人様がご自分のお金でデジタルライカを楽しんでいる事まで否定したりはしません。
ブログ本文はあくまで私自身の現在のライカへの心境を吐露しているだけであります。
私が言うライカ Rレンズの方が良い、という事も多分に思い入れがあるからで、M型ライカファンの方々もそれぞれ思い入れがあるのだと思っております。

フィルムライカは防湿庫の奥の方に隠れています!
ここは子安ですね、風情がいいですよね

こんにちは。
曇天だからか渋い感じになりましたね。こういうのもアリでしょう。デジタルだったら、もっと発色は良くなるでしょうが、雰囲気が変わってしまいますね。

roxanne6さん、こんばんは。
奥の方に置かれているフィルムライカ、是非使ってあげて下さい。可哀想です。
おっしゃる通り、子安です。ここは良いです。

ビワさん、こんばんは。
そうですね、デジタルだと全然違う雰囲気で撮れていたでしょうね。
フィルムは正直だと思います。

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