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2014年6月17日 (火)

PCオーディオ再び

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現在使用中のAVアンプのパネル

ひと頃、PCオーディオに凝ってハイレゾ音源を購入したりして楽しんでいたものの、それらの音源や写真データすべてを入れていたNASの故障から全データを消失した事はここでご報告しておりますが、それ以来PCオーディオは止めておりました。

同時にネットワークオーディオプレイヤーやUSB-DACも売却してしまったわけです。ところが最近、また熱が出て来まして少しずつ始めました。現在自分が行っているのはCDからNASにリッピング、そのデータをルーター経由で映画鑑賞時に 5.1ch再生用に使っているパイオニアのAVアンプのDACに入れています。

このDACはネットワークオーディオプレイヤーとして販売されている同社N-50と同じDACだそうで、中級程度という事でしょうか。

で、AVアンプのDACでDA変換した音源をプリアウトから出力してアキュフェーズのアンプに繋ぎ、スピーカーを鳴らしています。CDのリッピングには私はMac使いなので、Mac用のXLDというソフトを使っています。

Xld

これがそのXLD(X Lossless Decorder)で、上の写真は先日ご紹介した「フィガロの結婚」をリッピングしようとしているところ。これはアルバムアートワークや曲などもデータベースから引っ張って来てくれますので便利です。

私はリッピング時、フォーマットはすべてロスレス圧縮のFLACにしています。現在、時間を見ながら少しずつCDのリッピングをしておりますが、現在のコレクション(2000枚余り)すべてをリッピングするには気の遠くなるような時間が掛かりますので、全部は無理でしょう。

さて、CDの音源を聴く場合、CDプレイヤーでダイレクトに聴く場合と、パソコンやNASにリッピングして聴いた場合、どちらの方が音(音質)が良いか。巷ではリッピングした方が再生時、CDプレイヤーの回転機構が無いだけリッピングの方が音が良いとされています。

Pioneer

再生時、タブレットのiPad miniを使って選曲しています。上の写真が使っているAVアンプのメーカー、パイオニアさんが提供している無料アプリ iControlAVで、もちろんWi-Fi接続です。ギャップレス再生にも対応しています。唯一の不満はアルバム写真が表示されないところ。

さて、CDプレイヤーダイレクトとリッピングした音源の音の比較は本当にリッピングした方が良いのか?
結論を申しますと、確かに「音」は変わります。元は同一の音源(CD)であるにも関わらず。ただ、リッピングした方が音は良い、とは必ずしも言えないと思います。これはもう、どちらが良いかは聴き手のお好み次第と申しておきましょう。

USBケーブルやLANケーブルを換えるだけでも音が変わる? これも雑誌等の提灯記事に惑わされないようにして下さい。^_^

CDプレイヤー内蔵のDACを使うか、はたまた単体USB-DACやネットワークオーディオプレイヤーを使うか、双方音作りが違うのですから「音」が変わるのは当然の事なわけです。
前述した事は双方同レベルのDACを使った場合の話しという事です。

ところで、PCオーディオは今や「ハイレゾ音源」を抜きにして語れなくなりました。

Onkyo

私が利用する事の多いハイレゾ音源の配信サイトがこちら、e-onkyo musicです。ここでは朝比奈隆さんのハイレゾ音源を随分購入しました。しかし、冒頭でお話しした通り、それらすべてをNASの故障で失いました。ですが、最近また購入し始めました。

Mora

こちらはSONYさんの配信サイトmoraです。

ところでハイレゾ音源って何? と、疑問に思われた方に簡単にご説明しておきます。

簡単に申しますと、皆さんがお聴きの音楽用CDのデータはサンプリング周波数 44.1kHzで、量子化ビット数が 16bitです。このデータを上回る音源をすべてハイレゾ音源と称しているのです。
ハイレゾ音源が出始めた当初は 96kHz/24bitという音源が多かったのですが、最近では 192kHz/24bitが主流になりつつあります。

音楽CDに比較したら格段に情報量が増えています。要するにスタジオでプロのミュージシャンの音楽を録音した生データを、そのまま配信されていたりするわけですから、凄い時代になったものです。お分かりでしょうか?

嘗て、CDを上回るSACD(スーパー・オーディオCD)がSONYさんの先導で規格化され、発売されて来ましたが、一般のユーザーに浸透する事無く現在まで来ております。このSACDはDSD(Direct Stream Digital)音源という、CDとはまた違った規格で、これが言わばハイレゾ音源の元祖とも言えるかもしれません。

1bit 2.8224MHzや5.6448MHzという、CDに比べたら遥かに高いサンプリング周波数で、SONYさん曰く、生の音により近いという事です。(^^;

で、最近気になっているのがこれ↓

Z1es
SONY HAP-Z1ES

HDDオーディオプレイヤーと称している機器で、1TBのハードディスクを内蔵しており、パソコンやNASに溜め込んでいる音源を自動でコピーし、パソコンやNASを起動する事無くこのプレイヤー単体で再生音源を接続したアンプに送り込むというものです。

その際、CDからリッピングした音源も自動でDSDにアップサンプリングして再生しますので、元のCDの音とは変わって来ます。発売後のファームアップでアップサンプリングをOFFにも出来るようになったとか。発売当初はすべてアップサンプリングして再生されてたそうですが。

これだけハイレゾ音源が容易く手に入るようになりましたので、SACDプレイヤーの存在価値も徐々に問われるような気がするのですが、如何なものでしょうか?
そもそも英国LINN社などは大分前にCDプレイヤーの生産を中止し、CDのリッピング音源やハイレゾ音源を再生する為のネットワークオーディオプレイヤーだけを発売するようになりました。

CDが売れなくなって久しいですが、音楽の享受の仕方がCD購入から徐々に配信サイトが重視される時代になりました。Apple社が始めたiTunesストアの影響大ですね。

ハイレゾ音源は素晴らしいのですが、ただひとつ・・・ジャケット写真を楽しむ事が出来ないのですよねぇ・・・。(笑)

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コメント

おはようございます。

最近、ようやく「ハイレゾ音源」に触れる機会があり(量販店で)、その音の豊かさにびっくりしました。
しかもそれが、CDなど「形あるもの」から出てくるのではなく「通信(光や衛星)」で伝えられ、手元の
機械で高音質に戻され(これがリッピング?)スピーカーから聴くことができる。
音源の配信も数多くなってきたと聞き、すごいなあと思っています。

ネットと音楽で、一番身近なのは「ネットワークラジオ」。NHKも全国のFMも、ネットで聴いてます。
また高音質の「ネットラジオ局」がたくさんあると(店員さんから)聞きました。
是非自宅でも聴きたいなと思ってます。

おはようございます。
レコードからCDに変わり、CDからハイレゾ音源へ。これからも変わっていくのでしょうね~。
映像の時代でもあるので、ここはひとつジャケット写真の楽しみも蘇らせてくれるといいですね。写真もフィルムからデジタルへ大きく変わってしまいましたものね。こうした時代の流れをすべて体感してしまっていることに改めて驚きます^^;

ろだごんさん、こんばんは。
時代はどんどん変化して行きますね。
ハイレゾ音源が手軽に入手出来るようになり、CD離れもいっそう進みそうです。
将来的にはCDプレイヤーの存在価値もなくなるかもしれません。
ジャケット写真に拘らなければCD以上の音質で音楽を享受出来るのですから、有り難いものです。
ネットラジオも嘗てのFM放送同等か、若しくはそれ以上の音質で楽しめるようになりました。
FMアンテナも要らなければ、専用チューナーも要らないのですからねぇ・・・。

koukoさん、こんばんは。
古くはSPレコード、そしてLPレコード、CD、SACDと進化して来て、今度はハイレゾ音源。
本当に時代時代で進化して来ているわけですが、この先はいったいどうなるのか・・・?
仰るように写真もアナログ写真からデジタル写真に。音楽もアナログレコードからデジタル音楽に。
私は好奇心旺盛なので、新しいものについ興味が湧いてしまいます。(笑)

こんにちは。
僕は枚数も少ないので、CDは全てWAVでリッピングしています。
途中のデータ形式が何であれ最後はアナログに変換するわけで、そこで音が変わってくるということですよね。

ビワさん、こんばんは。
WAVの方がFLACより微妙に音は良いと言われておりますね。
私の場合はファイル数が少しでも小さい方が・・・という事と、タグの整理がしやすいのでFLACオンリーにしております。
仰るように最後はアナログになるわけで、音が違うのは当然ですね。

こんばんは。
私は、ネットワークプレーヤーがLINNですので、LINN推薦のソフト(有料)でリッピングし、NASはQNAP(自動的に別のHDDにバックアップ)、Ipod minにSONGBOOKというソフトを購入して、これをリモコンにして再生しています。今のところこれで安定していますので、このままで行くつもりです。
しかし、SONYはご紹介のプレーヤーに合わせてプリメインアンプも良いのを出してて気になります。

KONDOHさんの記事を拝見して久しぶりにLINN RECORDSからハイレゾ音源を購入してみました。イングリット・フリッター(P)準・メルケル(指揮)スコットランド室内管弦楽団のモーツァルトピアノ協奏曲第1番&第2番(24bit192kmz)ですが、ちょっと聴いた感じでは、ハイレゾという感じがイマイチしませんでした。

yymoonさん、こんばんは。
はい、yymoonさんがLINNをお使いという事は存じております。ネットワークプレイヤーの先駆者ですからね、LINNは。
ただ、現状LINNはDSDに未対応のようですので、自分的には対象外なのです。もっともライカと同じで、価格的にまったく手が出ませんけど。こちらの方が本音かもしれません。(笑)
ハイレゾ音源の購入も難しいですね。アナログ録音からのハイレゾ化などもありますし、正直購入してダウンロード後に自分のシステムで聴いてみるまで音は分かりませんものね。

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