シャッター音の事
先月、ニコンさんからデジタル一眼レフカメラ D810が発表された当日、私は待ち兼ねたようにカメラ店に予約を入れました。発売当日に欲しかったからです。
それまで使っていたD800は噂が出始めた時にさっさと売却しちゃいました。新機種が発表、若しくは発売されたら買い取り価格がガクンと下がるからです。D800を使っている時から完全ローパスレスの新機種が出たら買い替える気でおりましたから。
で、発表があった二日後、私はD810のデモ機を弄りに行ったのですが、そこでショッキングな事が。その事が原因で、結局購入をキャンセルしたのです。ずっと逡巡しておりまして、発売日の三日前にお店より電話が有り、発売日前日の夕方からお渡し出来ますとの事。
考えに考えて、発売日の翌日、勝手ながらキャンセルの連絡をさせて頂きました。私、予約したものをキャンセルするという事は過去に経験無く、多分今回が初めてだと思います。
それではそのショッキングな出来事って何?
と思われるでしょう。それはD810のシャッター音の「か弱さ」にめげてしまったのです。
「バカじゃないの! シャッター音と画質とは因果関係など無いじゃないか!」と思われる方がほとんどだと思います。
ところが私の場合、一眼レフを使っている時のシャッター音は撮影のモチベーションが上がるか下がるかの大問題なのです。D800/Eの硬い歯切れの良い音色に比べると、シャッターユニットが新規設計でD810は静かになっているのですが、ハイカットフィルターとローカットフィルターを通したようなこもった音に私は「何これ〜・・・」と。
先日「腐ってもEOS-1系」という記事で、私の場合EOS中級機を使っても直ぐ飽きてしまうという事を申していますが、原因は自分でも分かっているのです。要するにEOS中級機のシャッター音が自分にはモチベーションの上がらない音だからなのです。
EOS-1系以外のユーザーさんには大変失礼な事を申しましたが、どうかご容赦下さいませ。私の個人的な好き嫌いで申していること故。
私の好みは何より「キレの良い音」が必要でして、その点EOSでも1系はさすがに素晴らしい出来具合です。シャッター音については静かな音を好まれる方が多いですが、私が使う場は騒音の多い雑踏や公園、ローカルな風景を見ながらの撮影なので、多少音は大きくても歯切れの良さを重視しているのです。
恐らくこんなアホは私ひとりくらいなものでしょう。(^^;
D810、将来は分かりませんが、今のところ購入意欲はありません。D800を手放していますので、今手元にニコンデジタルのフルサイズ機が無くなりました。いっその事中古でD700、或は以前一度使っていた事があるD3を再入手しようか、な〜んて・・・またくだらない事を考えたりしております。(笑)
しかし本音を申せば、一番使いたいのはPENTAX 645Zです。(^^;
Canon EOS-1D Mark II
EF 40mm F2.8 STM
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