ジャズ喫茶「ちぐさ」
ジャズ喫茶最古と言われている「ちぐさ」に行ってみました。
「おやじさん」と呼ばれ、親しまれていたマスターの故吉田衛さんが亡くなられた後に閉鎖されてしまったものの、嘗ての常連客さんたち有志によって法人化され、再び「ちぐさ」が開店したのです。
ただ、以前所在していた場所ではなく、少し離れた同じ野毛の町で現在営業されています。
再生装置は以前営業していた時と同じ機器をお使いのようです。もちろんメンテナンスは施しているらしいですが。
ちなみに渡辺貞夫さん、日野皓正さん、秋吉敏子さんといった日本を代表するジャズプレイヤーのお三方は皆、吉田衛さんのお世話になっていたのは有名なお話し。
現在は定期的にライヴも行われているようで、ピアノが設置されてありました。
音源はCDではなく、レコードです!
おやじさんが残した遺産を大事に再生しているのには感嘆しました。
私がお店に入った時に流れていたのはバリトンサックス、ジェリー・マリガンの有名なリーダー作でした。その後にジョン・コルトレーンのアトランティック盤「夜は千の眼を持つ(写真右)」、続いてマイルス・デイヴィスのこれまた超有名盤「マイルストーンズ(写真左)」でした。
で、「ちぐさ」お馴染みのリクエストノート(と言っても実際は分厚く二冊もあるのですが)が私のところに持って来られたので、私は↓これをリクエスト。
"right now!" BLUE NOTE(BLP4215)
アルトサックス奏者、ジャッキー・マクリーンのブルーノート盤。マクリーン全盛期(と思う)の頃の録音で、もう・・・バリバリと吹きまくるマクリーンをたっぷりと聴いて来ました。
もし横浜に来られ、ジャズを聴いてみようと思われる方がいらっしゃいましたら、是非「ちぐさ」に寄ってみてください。JR桜木町駅からも直ぐのところですから。一応、ホームページをリンクしておきます。
http://noge-chigusa.com/about/menu.html
尚、今日掲載した写真は、お店ご了承のもとに撮影しております。
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凄いですねぇ^^
大きな箱で鳴らすと、音楽の立体感というか存在感というか、小さなスピーカーでは味わえない感覚がありますよね。それもアナログですもんね。
いいな〜^^v
投稿: スカルピア | 2015年1月10日 (土) 00時43分
おはようございます。
有名なお店ですよね。
すごいレコードの数。ジャズの好きな方にはたまらないでしょうね~。
店内の雰囲気も素敵ですね。落ち着きます♪
「夜は千の眼を持つ」というのは、印象的なタイトルですよね。
もっとも私は曲名ではなく、ミステリ小説のタイトルとして記憶しているのですが。
投稿: kouko | 2015年1月10日 (土) 07時15分
おはようございます。
「ちぐさ」さん、有名ですよね。また、再営業されていたのですね。
当時の機材のままなのですね。是非、行ってみたいな~。
渡辺貞夫さん、日野皓正さん、秋吉敏子さんの聴いていた音源で聴けるのですからね。(^^)
ジョン・コルトレーンの「夜は千の眼を持つ」、マイルス・デイヴィスの「マイルストーンズ」、大好きなスタンダードばかりです。
KONDOHさんは、ジャッキー・マクリーンですか~?ジャズ喫茶で聴くと、体に響いてきそうですね。^^;
私は、ビル・エバンスか、コルトレーンのバラードあたりかしら・・・(=^・^=)
今度、行ってみます。情報をありがとうございます~(^^)
投稿: Maru | 2015年1月10日 (土) 08時54分
スカルピアさん、こんばんは。
自宅でこうした大きなスピーカーを鳴らせる環境だったら・・・と、つい思ってしまいます。(笑)
CD時代にアナログディスク、良いですよねぇ・・・。
投稿: KONDOH | 2015年1月10日 (土) 19時37分
koukoさん、こんばんは。
はい、koukoさんも当然ご存知ですよね。
嘗て横浜のジャズ喫茶といったら「ちぐさ」が真っ先に思い浮かびます。そのくらいの存在でしたから。
店内は以前のお店もそうでしたが、あまり暗くしないのが私には好感が持てます。
「夜は千の眼を持つ」からミステリ小説、koukoさんらしいです。(^^)
投稿: KONDOH | 2015年1月10日 (土) 19時40分
Maruさん、こんばんは。
何か以前のお店がそのまま残っているような感じがあります。
Maruさんもご存知だったのですね。(^^)
是非、桜木町周辺に来られた時にでもお寄りになってみてください。
ビル・エバンスがお好きですか?
実は私も以前、エバンスが好きになりまして、CDをせっせと買い込んで聴いていた時期があります。
今、その時に購入した枚数が何枚だったか数えてみたら、16枚(リーダー作のみ)有りました。
マニアから見たらまだまだ少ないですが。(^^;
投稿: KONDOH | 2015年1月10日 (土) 19時44分
こんにちは。
最近、アナログレコードに興味を持つ人が増えているそうですね。ジャズの名曲にはCD化されていないものもあるでしょうし、レコード自体の雰囲気も魅力のひとつなのかなと思います。
投稿: ビワ | 2015年1月10日 (土) 23時08分
こんばんは。
すごいお店が残っているんですね。
ジャズ喫茶で聴く習慣がなかったものですから、全然知りませんでした。
どんな音がするんでしょうか。
right now! のアナログ盤は私も愛聴しています。
投稿: yymoon | 2015年1月10日 (土) 23時34分
ビワさん、こんばんは。
最近発刊されたレコードの再生に関する初心者向けの雑誌が、一時出版社品切れになったような事を聞きました。
やはり人気なのですね。
投稿: KONDOH | 2015年1月11日 (日) 00時07分
yymoonさん、こんばんは。
ご存知なかったですか。
ジャズ喫茶の草分け的存在のお店なんですが、経営者が代わって再開されました。
音は見た目と違い、柔らかいです。
投稿: KONDOH | 2015年1月11日 (日) 00時11分
ちぐさ
再開してたんですね。
私が一度だけ行ったのは
上京して来た十代の頃です。
30数年前です。
いつまでも残ってほしいですね。
投稿: swingphoto | 2015年1月11日 (日) 09時18分
swingphotoさん、こんばんは。
え! 30数年前ですかぁ〜・・・・。
そういう時代からご存知では、私など恥ずかしくなります。(^^;
投稿: KONDOH | 2015年1月11日 (日) 18時30分
懐かしいジャズ喫茶の風景ですね。
ジャズ発祥地である神戸にも凄い店があり聞き惚れたことを思い出しました。古き良き昭和の時代ですが・・・・・
三ノ宮駅界隈にはジャズ喫茶として数軒残っていますが、神戸ではファンが多いですからね。
デジタルとはまったく異なる音色は贅沢な時間になってしのいましたね。
投稿: tokiwai | 2015年1月11日 (日) 18時44分
tokiwaiさん、こんばんは。
実は札幌に向かう飛行機の機内誌を読んでいたら、神戸のジャズ喫茶が何軒か紹介されていたのです。
私はいつか行ってみたいと思いまして、CAさんにお断りしてその機内誌を頂いて来ました。
今も残っているなんて港町らしいですね。
投稿: KONDOH | 2015年1月12日 (月) 00時30分