「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地へ
山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地へ、ようやく行く事が出来ました。ヤクザ映画専門の俳優さんというイメージだった故高倉健さんにとって、その後の俳優人生の転機となった記念すべき映画でもあります。
映画で使われた車です。勇作(高倉健さん)、朱美(桃井かおりさん)、欽也(武田鉄矢さん)の三人が、この車に乗って網走から北海道の大地を旅し、最後この夕張に来ています。
壁、天井と、至るところにここを訪れた人たちのコメントが貼ってあります。
炭鉱で働く勇作が、妻の光枝(倍賞千恵子さん)と共に住んでいた家です。映画を思い出します。
中にはこういうセットが組まれていました。
映画の感動的ラストシーンの場所です。映画と同じ様なアングルで撮影してみました。
ここを勇作が黄色いハンカチのツリーの下で洗濯物を干していた光枝の元へ歩いて行きます。我々は歩いて行く勇作の背中を見守るわけです。
映画のラスト、黄色いハンカチが風にたなびくシーンは良かったですねぇ・・・。
この映画で初めて俳優業を経験した武田鉄矢さん。山田洋次監督の厳しい演技指導を受けた事が良い経験となり、この映画以降は売れない歌手から一躍俳優として成功したわけです。
車を運転中、この場所に近づくにしたがって映画の劇中で流れていた音楽が自分の頭の中で流れて来てしまいました。まるで欽也になったつもりでハンドルを握っていたわけです。(笑)
今も映画のセットを保存している夕張市、是非このまま続けて行って欲しいものです。
Nikon D600
TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD
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懐かしいです!まだロケ地がこのように存在しているのですね。
ご紹介ありがとうございます。^^
僕は当時この映画を映画館で見ました。そしてその後もTVで何度か拝見しておりましてとても懐かしいです。
子供の頃、高倉健さんと言えば怖いイメージでしたし、映画館にも怖い方々沢山でしたからこの映画はとても印象深いです。桃井かおりさんは勿論ですが、武田鉄矢さんがその後どんどん売れ出し今日に至りますね。^^
投稿: H.O | 2015年6月16日 (火) 03時09分
おはようございます。
映画そのままに保存されているのですね!
最後のお写真でも黄色いハンカチが風にたなびいていますね^^
拝見していると、清々しい気持ちになります。
つい先日もTVで放映されていましたが、いい映画ですよね。
投稿: kouko | 2015年6月16日 (火) 06時54分
おはようございます。
KONDOHさんに紹介していただいて、この映画を観ました。(^^)
とっても心温まる素敵なストーリーで、素晴らしい映画でした。
映画のセットも北海道の夕張市にまだ残っているのですね。
映画と同じアングルで撮られているので、あの感動のシーンが思い出されます。(;_:)泣きました~。^^;
よい映画を紹介してくださって、ありがとうございました。m(__)m
投稿: Maru | 2015年6月16日 (火) 06時56分
H.Oさん、こんばんは(こんにちは)。
観光客誘致の為だと思います。今もこうしてメンテをしながら残しているのは。
このロケ地が無くなったら、夕張に来る観光客の数は激減すると思います。
私も残されている間に・・・・と思っての訪問です。
この映画をご覧になられたのですね。山田監督ファンとしては嬉しいです。(^^)
武田鉄矢さんはこの映画のお陰でブレイクしましたからねぇ・・・。
そうそう、アメリカでもこの映画がリメイクされましたね。
投稿: KONDOH | 2015年6月16日 (火) 20時19分
koukoさん、こんばんは。
はい、映画そのままに残されております。
黄色いハンカチがたなびく姿を見ていたら、映画のシーンを思い出しました。
何回見ても良い作品ですね。
投稿: KONDOH | 2015年6月16日 (火) 20時20分
Maruさん、こんばんは。
おお、ご覧頂きましたか!
嬉しいですねぇ・・・ありがとうございます。(^^)
今日の写真をご覧頂いて、映画で使われたまま残っているのがお分かりになりますでしょう?
あの感動的シーンを、思い浮かべながら撮影しました。(^^;
山田洋次監督作品、まだまだ沢山名作がありますので、是非他の作品もご覧くださいませ。
投稿: KONDOH | 2015年6月16日 (火) 20時23分
こんにちは。
真っ赤なファミリア、一時期、若者のデートカーとして人気がありました。
それにしても、壁や天井の凄いこと。何かの飾り付けかと思いましたよ。
投稿: ビワ | 2015年6月16日 (火) 23時20分
ビワさん、こんばんは。
撮影に使われた車までこうして保存しているのには驚きます。
映画の中で「協力:マツダ自動車」というようなクレジットがありましたので、メーカーから提供された車だと思います。
しかし、無償提供とはいえ、映画のお陰でかなりの宣伝になったでしょうね。
投稿: KONDOH | 2015年6月17日 (水) 19時41分