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2015年7月 4日 (土)

X-T1の発色を検証する

Dscf0647
RAW

発売以来、ず〜っと気になっていた富士フィルムさんのミラーレスカメラ、X-T1をお借りして鳥取で二日間使ってみたわけですが、発色に関する限り自分が思っていた以上に彩度が高く、正直自分の好みとは大分違いました。

ただ、拙ブログに掲載して来た写真はすべてJPEGからのリサイズでしたので、今日は同時撮影していたRAWと比較してみる事にしました。RAW現像ソフトはCapture One Pro 8を使い、そのままストレート現像しています。JPEGもリサイズのみとしています。

Dscf0647_2
JPEG

ラベンダーです。それほど大きな違いは感じられませんが、それでもJPEGの方がラベンダーの紫色、濃いめの発色をしています。

尚、カメラのフィルムシミュレーションモードは「PROVIA/スタンダード」です。これが富士フィルムさんのデフォルトですから。

Dscf0653
RAW

Dscf0653_2
JPEG

写真はすべて鳥取のフラワーパークでして、これはバラ園での撮影です。

結構違いがありますが、如何でしょう?

Dscf0660
RAW

Dscf0660_2
JPEG

これはもう全く発色に違いがありますよね。JPEGは赤が飽和したような感じになっています。このカットに限らずJPEGの方はマゼンタが強いですね。

Dscf0739
RAW

Dscf0739_2
JPEG

こちらもJPEGはマゼンタが強めです。

お借りしたX-T1ですが、すべての撮影をRAW+JPEGで記録しておりましたので、今にして思えばそれが正解でした。私は通常RAWのみでの撮影が多く、目的に応じてJPEGオンリーを使い分けております。

で、お借りしたX-T1でRAW+JPEG撮影したお陰で富士フィルムさんが考えるJPEGの発色を知る事が出来ました。富士フィルムさん曰く、「弊社は色が綺麗ですから是非プリントをして楽しんでください」とおっしゃってましたが、私はJPEGからのプリントはパスです。(^^;

いえ、RAWもそのままプリントするにはやや彩度が高いです。3枚目4枚目は余りにも実物と違い過ぎていて・・・。その代わり、「富士フィルムさんが作る色」に惚れた方には最高のカメラになると思います。

Dscf0747
RAW

Dscf0747_2
JPEG

このカットは意外にもRAWの方が赤味が強いですね。と言うより、JPEGの方がマゼンタが強いのでこうした違いが出たものと思います。

今回はRAW現像にCapture One Pro 8を使いましたが、当然の事ながら他のソフトを使えばまた微妙に発色は異なると思います。しかし、JPEGの発色は全く私好みでない事に変わりはありません。

それと使っていた際、「え! こんなところでAFが迷うわけ!?」という経験を何回か味わっています。AFに関しては競合他社とは大きな開きを感じましたねぇ。

ただ、富士フィルムさんは先月29日に最新ファームウェア Ver.4.00を公開しています。AFシステムの強化が目的のバージョンアップのようですが・・・。

FUJIFILM X-T1
XF 60mm F2.4 R Macro

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コメント

いつもながら大変参考にさせて頂きました。ありがとうございます!^^
よくあちこちで今の富士はJPEGでそのまま・・と聞きますが、それならRAWは何の為についてくるのか?と素人ながらに思っておりましたし、自分ならRAWで撮ってみたいとも思ってました。
そして今出ているデジタルカメラの中でもし買うなら富士のデジタルと思っているのですが、、まだ一度も最近の富士のカメラは触れた事がないのです。^^;

リクエストがあります。是非ライカのQとパナソニックのカメラと比べて欲しいです(爆)

おはようございます。
私はほとんどRAWを使いません。JPEG撮って出しの状態です(^^;)
こうしてちゃんと検証していただいたのを拝見すると
RAWとJPEGで、かなり違いますね。なるほど~。勉強になります。
ただ、今日拝見した中で、実はJPEGの方が好みというものがあったりします~(๑´◡`๑)

おはようございます。
RAWとJPEG、随分色が違いますね。
RAWの色は、現像ソフトに左右されて、JPEGの色は、カメラによるものなのですね?
私は、いつもJPEG+RAWで、撮っています。
JEPGで良ければ、そのまま採用し、そうでなければ、アドビのLightroomで、手を加えます。
RAW現像するのも、センスが必要ですね。
もっと、色彩感覚を磨いていかなければいけないなぁ~と、思います。^^;

H.Oさん、こんばんは(こんにちは)。
富士フィルムさんのカメラ、JPEGが素晴らしいとユーザーさんも言ってますね(ネット)。
そこまで言うなら自分で検証してみようと、X-T1では普段やらないRAW+JPEGで撮影しました。
しかし、絶賛されるそのJPEG、私にはかなり高彩度でした。ところが、ユーザーさんにはこの高彩度が気に入られているという事になります。色の好みは人それぞれという事ですね。
実は今日、ライカの中判カメラで撮影された超大判プリントを見て来たのですが、いや〜・・・素晴らしかったです。しっとりとして、カラーも自然で、これこそ私が好むカラー写真と感嘆しました。
以前、ライカのミラーレスカメラ Tで撮影されたプリントを見た時も感動しました。明らかに日本のメーカーとは色の考え方が違います。私は完全に日本のメーカーよりライカの色の方が好みである事が分かりました。しかし、購入するお金がないです。(笑)
ライカQも手にしてみました。作りはやはりライカらしさが出ていて、申し分ないですね。ひとつだけお教えします。ライカQのバッテリーはパナソニックのG6、G7、FZ1000と同じものです。(^^;
中身が想像出来ますでしょう? (笑)
でも、おそらくQも日本のメーカーとは発色は違うと思います。

koukoさん、こんばんは。
全然構いませんですよ、JPEGオンリーの方だって沢山いらっしゃいますから。プリントが楽ですし。
ただ私は、どうせ使うならそのカメラの性能をとことん出してあげたいだけなのです。ご存知だと思いますが、JPEGは8bit、RAWは12bit若しくは14bitです。ライカは16bit。
細かく申しますと階調の出方が全然違うんです。
ただ、色の好みだけはJPEGもRAWも関係ないですね。(^^)

Maruさん、こんばんは。
RAWは基本的には色の付いていないファイルです。
対してJPEGはその製品を作ったメーカーの「色作り」が如実に反映しています。
ですからJPEG撮影してみれば、そのメーカーの色に対する考え方が分かりますね。H.Oさんのコメントへのレスでも書きましたが、中身はかなり日本のパーツ(センサー含め)が入っているライカデジタル、ところが発色は日本のメーカーとはかなり違います。私にはライカ社の色の方がはるかに「自然」に感じます。
それに対して日本のメーカーの中にはまるで絵の具を塗りたくったような絵作りにしたところもあります。日本人とドイツ人の色に対する考え方の違いですね。日本人とドイツ人の瞳の色が違う事もまったく無縁ではないと思います。

度々失礼いたします。

仰るように色彩感覚が影響してますよね。建物や食生活、まさに文化の違いを感じます。カメラの最終的な色付けもその影響があるんでしょうね。^^
私事で恐縮ですが、北米で子育てをしていて日本育ちの自分は、自分の子供達が自分とは違う形への感覚や色彩感覚があるのを昔感じました。

H.Oさん、こんにちは。
おっしゃる通り、文化の違いが大きいと思います。
それと、大分前に何かで知ったのですが、色彩の感じ方は瞳の色によって微妙に変わるらしいです。
まぁ、年齢も関係すると思いますが・・・f^_^;
日本のデジタルカメラは徐々に鮮やかな発色になりつつあるように感じております。

こんにちは。
RAWだと派手さが和らいで、それでいて少しコッテリした感じです。JPEGも色が飽和しなければ、RAWよりアッサリした感じなので、それはそれで悪くは無いかなと思います。ただ、いずれにしても少し使いづらいですね。

ビワさん、
赤が飽和してしまう事には少々驚かされました。
富士フィルムさん、発色の良さをおっしゃってましたので。
JPEGは各社の個性が出やすいですね。

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