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2015年11月29日 (日)

映画「007/スペクター」

Spectre

007/スペクター(IMAX版)

2015年、シリーズ第24作

イオン・プロダクション製作

原作 : イアン・フレミング
音楽 : トーマス・ニューマン
主題歌 : サム・スミス
監督 : サム・メンデス

出演 : ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、モニカ・ベルッチ、デイヴ・バウティスタ 他

007シリーズ最新作「007/スペクター」を観て来ました。正式公開は12月4日ですが、少し早く。(^^)

今回の作品、本来なら昨年秋に英国でプレミアが行なわれているはずでしたが、イオン・プロが前作に引き続き監督を依頼したサム・メンデスが他の作品に撮り掛かるため、製作を一年遅らせたそうです。余程イオン・プロはサム・メンデス監督がお気に入りなのでしょうね。

さて今回の最新作は「007/ダイヤモンドは永遠に」以来、久々に登場する謎の組織「スペクター」をボンドが追い詰めるストーリーです。

ただし、007シリーズはダニエル・クレイグのボンドから新シリーズとして映像化されており、第20作までとは完全に訣別しておりますので、今回登場する「スペクター」もショーン・コネリー時代とは繋がりはまったくありません。

ところで、今回の最新作のオープニング、私は感涙ものでした!
何故なら、007シリーズのオープニングと言えば何と言いましてもあの「ガンバレル・シークエンス」から始まってもらわなくては困ります。

Sp007
オープニングシーン

先日の「サンダーボール作戦」でご紹介したこのシーンです。叩きつけるような「ジェイムズ・ボンドのテーマ」と共にボンドがスクリーン右から登場し、こちらに向かって拳銃を撃つ、007ファンならどなたもご存じのオープニングですよね。

ダニエル・クレイグ版ボンドになった最初の作品「カジノロワイヤル」からこのオープニングがカットされていて、実に不満の残る007シリーズでした。

それが今回、このオープニングが復活したのです!(^^)

いや〜・・・実に嬉しかったです。やはり007シリーズはここから始まらないと007を観た気になりません。おそらく、007シリーズファンは拍手喝采だと思います。(笑)

で、今回のお話しは、前作で死を迎えた元上司、Mの遺言(スキアラという男を殺害せよ)に応えるためボンドはメキシコでそのスキアラを追うところから始まります。これがまぁ・・・凄いというか派手というか、手に汗握るとはこういうシーンだと思います。

その男から奪った指輪が・・・。
ボンドはメキシコからイタリア・ローマへ。そしてアルプス、タンジール、アフリカと、謎の組織を追うため東奔西走。

その途中で謎の組織と首領の鍵を握る男を追い掛ける。その男とは「007/慰めの報酬」で逃してしまったMr.ホワイトだった。そこからアルプスへ。

とまぁ、ストーリーの切っ掛けはこういう感じですが、あまり詳しく書き記すとこれから楽しみにご覧になられる方々から石を投げられるのでストーリーに触れるのはこのくらいにしておきます。ただ、結末はまったく考えもしない終わり方でした。えっ!・・・と。σ^_^;

それと、本作のヒロイン役の女優さん、どこかで見た女優さんだなぁと思いながらも、最後まで思い出せませんでした。帰宅後、分かりました。「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」で殺し屋の役を演じていた女優さんでした。個性的な目に記憶がありました。^_^;

ところでこの作品、過去の作品のオマージュと思われるシーンが幾つかあります。私が気が付いたところでは「ロシアより愛をこめて」でのオリエント急行のシーン。「ゴールドフィンガー」からゴールドフィンガーの冶金工場に於ける狭い場所でのカーチェイス。「女王陛下の007」でのスイス・アルプス山頂に在ったブロフェルドのアレルギー療養所「ピズ・グロリア」など。これらが最新作のどのシーンに使われているかはご覧になってからのお楽しみという事で。(^^;

最新作を観終わって、私はボンドとスペクターの首領との関係に少し無理があるように感じました。これはまぁ、ご覧になる方によって感じ方に違いはあると思いますが。ボンドが少年時代に過ごした「スカイフォール」の焼け跡から出て来た一枚の写真が大きな伏線となっています。

スカイフォールとは前作「007/スカイフォール」で最後のクライマックスに登場したボンドの実家とも言うべきところです。

そうそう、久々にあの「白い猫」も出て来ますよ。(^^)v

最後に音楽の事を。嘗て、007シリーズと言えばジョン・バリーの音楽は切っても切れない縁で繋がっていました。しかし、そのジョン・バリーもすでに故人となっておりますから、あの音楽は戻って来ません。

「スペクター」も音だけはブンチャカブンチャカ鳴るのですが、耳にまったく残りません。ジョン・バリーが担当していた時は美しいメロディーも、アクションシーンでの派手な音楽も映像に寄り添い、ずっと耳に残ったものですが、クレイグ版007シリーズはいつも音楽に不満が残ります。

音楽が良ければ新007シリーズももっと良くなると思うのですが・・・。

今回も私は「IMAX方式」による上映で観ましたが、大きなスクリーンと鮮明な映像。そして音響も実に素晴らしかったです。それだけに肝心の音楽そのものがもっと良ければ・・・という気持ちが強く残った最新作鑑賞でした。

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コメント

おはようございます。
ひと足早く、007シリーズ最新作「007/スペクター」を観て来られたのですね。
私も迫力を感じたい映画は、「IMAX方式」で、観ますよ。(^^)
お話しから、映像、音響とともに、充分に楽しまれたのが伝わってきました。
ダニエル・クレイグは、全然好みのタイプではありませんが、
なぜか、素敵だなぁ~って、思います。^^;
彼が、ボンド役としてのかっこ良さを発揮しているということですよね。(^^)
新作映画の公開が、楽しみになってきました。(^^)

こんにちは。
やはりKONDOHさん、正式公開前に観に行かれましたかd=(^o^)=b【007を語る】KONDOHさんの右に出る者はいないと思っておりますm(__)m 専門家です(^-^)v
007シリーズ、中学生の息子もハマって観ています!何代にも渡り観ていける映画ですね(^.^) 息子はオープニングのジェイムズ・ボンドのテーマを口ずさみながら、ボンドが登場し拳銃を打つ真似をするくらいこのオープニングのシーンは印象的です(^o^)v それが今回から復活したのですね\(^o^)/ KONDOHさんが喜んでらっしゃるのが凄く伝わってきます~(≧▽≦)♪
このジェイムズ・ボンドのテーマを聴くと、出だしからスッキリした気分・爽快な気分になって、息子じゃないですが私も口ずさんでしまいます!!(笑)
映画の中で流れる音楽は、映画と同じくらい重要ですよね!そのシーンを思い出させてくれる位に耳に残りますもの(*´∇`*)それは映像と音楽が相乗効果を生み出しているからですよね。それがイマイチだと物足りなさを感じます。映画音楽に限らず昔の音楽や曲の方が、自然に身体に入ってきます(*^.^*)息子も70・80年代の曲は良い曲が沢山あるねと言いますからね(^o^;)
公開が楽しみです【IMAX方式】で観に行きますよ\(^o^)/久々の【白猫ちゃん】にも会えるのですね♪

Maruさん、こんばんは。
私、映画は少しでも大きなスクリーン、良い音響に拘ります。残念ながら自宅周辺には自分が満足出来る劇場がありません。
なので、映画を観る時は少し遠出します。(笑)
ダニエル・クレイグ、てっきり私はMaruさんお好みのボンドだと思っておりました。
当初、私も戸惑いがありましたが、最近は慣れました。σ^_^;
原作のボンドは英国紳士らしいスマートさがあるのですが、クレイグはそのスマートさに欠けているように感じます。
でも、ひとつのキャラクターを作りましたね。

寅さん(^^)、こんばんは。
専門家と言うより、単なるバカです。(≧∇≦)
あのオープニングがないと、それだけで私は面白さが半減します。大袈裟かもしれませんが。(笑)
息子さんもお好きなんですね。そういえば私も中学生の時からハマりました。同級生に誘われて行ったのが運の尽き。(*^_^*)
ジェイムズ・ボンドのテーマを聞くと私は気持ちのテンションが上がります。これは中学生の頃から変わりません。あのメロディは何度聞いても飽きません。
ジョン・バリーの音楽は良かったです。私は車の中でサウンドトラック盤を良く聴いているのですが、音楽だけ聴いても素晴らしいです。
新作、是非IMAXでご覧くださいませ。

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