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2016年6月 2日 (木)

クマゲラに恋して

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クマゲラと出会うまで、約一年を要しました。最初の出会いは昨年六月、エゾフクロウの雛を観察していた時でした。突然目の前の木(10メートルほどの距離)に黒い大きな鳥がバサッと止まったのです。

一瞬「カラスか!」と思ったら、頭のてっぺんが赤い!

「クマゲラだ!」と、慌ててレンズを向けたのですが、クマゲラはあざ笑うかの如くキューン♪キューン♪と鳴きながら飛び去って行ってしまい、撮影は叶わなかったのです。

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以来、私は「何としてでもクマゲラを撮影したい!」という思いが強くなり、北の大地でのクマゲラ探しが始まりました。

今までも北の大地で初めて撮影した鳥さん(今年の例ではオオルリ、キビタキ等々)をこちらで掲載して来ましたが、これらはすべてクマゲラ探しの途中で出遭った鳥さんたちです。したがって目指す相手ではなかったのです。

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しかし、何処でクマゲラを撮影出来るかが分かりません。北の大地で野鳥専門に撮影している人たちに尋ねても絶対教えてくれないでしょう。基本、鳥さん専門の方々は見ず知らずの人間に情報を教えてくれません。

であるならば、自分で探すほかありません。ネットで見るクマゲラの写真を見て、その作者の前後の撮影地などを推測したりと。

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ヒグマが生息している山にも登りました。今回もちょっとした登山をしましたが、人の気配が感じられない登山道を歩く時にはiPhoneのラジオアプリを立ち上げ、ボリュームをMAXにして歩いたものです。

ヒグマも撮影してみたい被写体ですが(^^;、山の中で出会い頭にはお目に掛かりたくありません。ヒグマにこちらの気配を知らせるために、ラジオの音を大きくして歩いたわけです。

その他、以前にクマゲラが現れたという公園も昨年から何回も歩きました。

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そうしてようやく・・・本当にようやく出会う事が出来ました。鳥さんにご興味のない方には笑われるかもしれませんが、本当に嬉しかったです。帰り道、どっと疲労感に見舞われました。

いえ、疲労感だけでなく、「異常な達成感!」も同時に感じました。昨年六月、初めての出会いから約一年。やりましたよ!(^^)v

実は今回クマゲラに出会う前、「クマゲラを撮影するまでは、死んでも死に切れない」という私のジョークに対し、クマゲラの撮影後にこんな事を言われました。

「もう、明日死んでもいいですね。今後の希望はヒグマですね。撮影出来た暁にはヒグマの餌食になって消滅してください。メモリカードだけが残されていれば証拠になりますから。クマはカメラやメモリカードは好物でないと思いますから(笑)」と。

う〜む・・・何という毒舌!(笑)
実はヒグマも撮影したくて仕方ないのです。(^^;

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6/MEGA O.I.S.

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コメント

おはようございます。
クマゲラの撮影、おめでとうございます。
しかも、子育て中で、雛ちゃんも撮影できたのは、幸運でしたね。(^^)
昨日、クマゲラのことを調べていたら、日本では、北海道にしか見られないのですね。
知らない土地で、探すのは、容易ではないと思いますが、よく頑張られましたね。(^^)
この頃は、クマに襲われて、亡くなるニュースをよく耳にします。
クマ避けの鈴を鳴らしていたにもかかわらず、襲われたという事件もありました。
お友達として言わせてもらえれば、ヒグマの撮影は、諦めていただきたいです。m(__)m

こんにちは。
クマゲラさんの赤いベレー帽、小さい白い目。
この何とも言えない表情が大好きです(^o^)
北の大地での[クマゲラ探し]ここに至るまで、とてもご苦労なされたのですねm(__)m
クマゲラさんを撮りたいお気持ちが叶った時
[異常な達成感]そのお言葉から喜びが伝わってきます\(^o^)/
クマゲラ探しを通して北の大地は素晴らしい自然との出会いがあるのですね!
そしてKONDOHさんにはヒグマも撮影したいお気持ちが・・・
毒舌のお話・・・毒舌好きの私は大爆笑してしまいました(((^_^;)
ヒグマですか・・・森の中を歩く時も緊張が走りますよね(^_^;) 生き物の頂点のヒグマ(゜o゜)
KONDOHさん、ヒグマにだけは恋をしてもらいたくありません m(__)m

Maruさん、こんばんは。
ありがとうございます。
今までブログの記事上では何も申し上げていなかったのですが、ずっとクマゲラを撮影してみたいと思っておりました。
で、ほぼ一年を費やしました。(笑)
お調べになられた通り、事実上北海道でしか見られないのです。
しかし、初撮影が子育ての時だったのは本当に運が良かったです。
このところ、タケノコ採りや山菜採りでクマに出遭って襲われる事故が続いていますね。今の時期は冬眠を終えたクマが餌探しで活動している時期なので、山中ではクマと遭遇する機会が多くなります。危ないですね。
ご忠告、感謝申し上げます。m(_ _)m
ヒグマを撮影したいと言っておりますが、危険を顧みず・・・なんていう事は決して致しません。せいぜい知床の安全な高架木道とか、安全な土手の上から俯瞰する・・・というような事で撮影出来たら、という事であります。(^^;

寅さん(^^)、こんばんは。
クマゲラ、真っ黒い様子とは裏腹に、顔はなかなか愛嬌がありますでしょう?
ブログでは黙っておりましたが、この一年・・・クマゲラを探していました。
しかし、横浜の地からは遠いのと、何より情報が一切無いものですから、時間が掛かりました。
ところがいざ出遭ってみたら、なんと子育ての最中という、実に嬉しい遭遇でした。(^^)
私はいつも毒舌攻撃に遭っております。それでもめげません。(笑)
ヒグマの件ですが、四年前に知床の原生林の中に入った時はかなり緊張しました。中に入ったと申しましても車ですけど。ですが舗装されていないのでデコボコした道でスピードが出せません。そもそも片側はガードレールの無い崖ですから、かなりゆっくり走りました。
幸いと申しますか、ヒグマとは遭遇しなかったのですが、昨年NHKの知床特集番組を見たら、その道を番組スタッフの車がゆっくり走って撮影していたのですが、何と前方に子グマ2頭を連れた母グマがのんびり歩いていたのです。
それを見て、「やはり普通にヒグマがいるのだなぁ・・・」と思いました。当たり前ですね。(^^;
その時の記事は2012年7月8日に掲載してありますので、よろしければ右のバックナンバーをクリックしてご覧になってみてください。
ヒグマに恋はしませんので。(^^;

こんばんは

執念実っての撮影、おめでとうございます!鳥屋もびっくりの行動力・忍耐力、ですね。脱帽です!

ご苦労の甲斐あって鳥屋も羨むいい光景を収められましたね、昨日のも今日のも、どれも見惚れてしまいます。さすが!

私もこれまで鳥撮りの際に森林公園でクマさんと鉢合わせ20mくらいの距離でにらめっこしたり、鳥待ちで籠っていたテントの中に毒蛇やスズメバチに侵入されて肝を冷やしたり、いろいろ経験しております。KONDOHさんもどうぞお気をつけて素晴らしいお写真を引き続きアップいただけますようお願いします。

ななまるさん、こんばんは。
ありがとうございます。一年前の悔しさが何とかして・・・というモチベーションに繋がりました。
自分の場合は鳥さん専門に写真をやっているわけではないですが、それでも綺麗な鳥、珍しい鳥には大変興味を惹かれます。
ななまるさんのブラインドの記事も読んでおりますよ。あの中でじっとチャンスを待つのもまた忍耐力が必要になりますね。ただ、今のところ北の大地でブラインドに籠って撮影している人を見た事がないです。ヒグマと隣り合わせの地ではやはり難しいのかもしれません。
しかし、ななまるさんも危ない目に遭っているのですね。どうぞお気をつけくださいませ。

こんにちは。
普通の人はカラスと間違えるでしょうね。よく見れば、カラスとはだいぶん違うことに気付くとは思いますが。

ビワさん、こんばんは。
そうですね。
私も昨年初めての時、見た瞬間は「カラス?」と思ったくらいです。

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